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2004.01.12

いくらでも後追いチェックができる番組

なのだよな。大河ドラマって。再放送もちゃんとあるし、BSが入るなら週に三回くらい見る機会がある。
 ので、慌てて見なくてもよさそうなもんだけど、私って一回目を見逃したりすると、後ずるずると見なくなっちゃうので。ヘバって寝ている間に相方が録画してくれたビデオを真夜中(というか、すでに丑三つ時に突入)にチェック。
 もっと三谷色が強い作りになるかと思ってたけど、案外大河っぽいじゃないですか。大河マニーが見たら眉をひそめる作りになってるのかもしれませんが。画面中若い役者だらけというのも新鮮でいいですなー。これも時代劇マニーから見たら、危なっかしくて見ちゃおれないのかもしれませんが。そういう大安パイの長年のファン層を捨てるような企画をあえて通して、新しい視聴者層をつかむ方を取った、そういうドラマなんで、そういうものとして見ればいいのではないかと。<マニーでも歴史に詳しいわけでもないので、お気楽に見ている。
 実際、ネットをふらついていると「大河、初めてです!」「歴史、さっぱりわかりません!」と明るく言い放つ人たちの感想に行き会いました。NHK的には大成功ですね。

 しかし、香取慎吾演じる近藤勇はまっすぐマジメな青年という造形で(だから香取慎吾が演っていい具合に隙ができる)、この人に思い入れて見ていくと、後半以降の新撰組の明るい展望なしっぷりがしんどくてしんどくて耐え難いかもしれません。ドラマとはいえ大河なんで、歴史上はっきりわかってることは概ねそのとおりの流れになっていくし、登場人物は歴史にあるとおりに死ぬ運命は逃れられないわけで。
 新撰組って歴史的には負け組ということになるんだろうけど、この人たちが特別視野が狭かったというわけじゃなく(近藤も後年、攘夷→今すぐ外国勢を追い散らせという考え方ではなくなっていたようだし)、この人たちに許された場所から見えるものを見て、自分の心情に合うものを選択していったらああなったってことなんだろうなあ。
 誰だって知らないものは見えないし、見聞きしたことがないものを忖度することはできないからなあ。

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