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2004.02.29

ホームベーカリー奮闘記(2)

 くどいようですが、語感だけでタイトルつけてるもので、奮闘するようなことは何一つ起きてません。ホームベーカリーさんは私の何十倍も(パン作りに関しては)賢いのです。
 実は昨日の日記を書いた時点では、とっくの昔に「クオカ」への注文は済んでいて、今日の夜、早くもちょっといい目の材料が届きました。ふふふ。粉はイーグルとゴールデンヨット、イーストはサフと、身のほど知らずにもパン屋でも使われてるものをチョイス。これで作るのは、メロン食パン。卵と牛乳入りの食パンにメロンパンっぽいクッキー生地をかぶせて焼いたもの。うまくいったら、もうメロンパンは<いいかげんにしなさい。プロのパンにはプロのおいしさがあるんだから。
 食パンの材料をセットして、二時間ばかり経ったころからクッキー生地の製作開始。焼きに入るちょっと前に膨らんだ食パンダネの上にクッキーを乗せて、後は普通に焼き上がり待ち。四時間経過すると、問題なく巨大な四角いメロンパンができてました。
 すばらしい!こんなにも失敗なくあれこれできてしまうと、わたくし、自分の力では全くないのに増長してしまいそう。
 ちなみに今朝はタイマーを使って普通の食パンを焼いてまして、焼き立てを食するという贅沢もやりました。うちにホームベーカリーが来てから、毎日何かしら作ってるってことに。
 せっかく家で焼くんだから焼きたてのうちに食べないともったいないし、でも、二人暮しだととても一度に一斤は食べられないわと心配する方もいるかもしれませんが、実は翌日でもちゃんとおいしいです。皮がパリパリの焼きたてより、しっとりしてる翌日のほうが切りやすかったりするし。

 お調子ものの私は、いったいいつまでホームベーカリーと遊び続けるのでしょう。

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不純な動機

 日曜日の夕食はなんとなく九時ごろに食べてるんですが、この時間帯って食べながら見るのにちょうどいいTV番組って少ないです。「行列のできる法律相談所」は、見てると「そりゃねえだろう!」「そんなの、訴えるほうがどうかしてるよ」などと余計なテンションが上がってくるし、NHK特集は重厚すぎて食事の味がしなくなったりする。(余談ですが、浪費癖の強い専業主婦の奥さんとは、法律的に認められるかはさておき、夫が享楽的な性格でないのなら早めに離婚したほうがいいと思う。経済の価値観が違う二人が夫婦でやっていくには、奥さんも収入があって自分で経済をまかなっているのでない限り無理なカンジ<「行列のできる法律相談所」ネタ)
 そういうわけで、消去法的に教育TVをつけることがよくあるのです。少なくとも、このチャンネルでテンション上がりまくることは、クラシック無知の私にはありえないので。
 しかも、今日はドニゼッティの「愛の妙薬」です。ぜひ元ネタを一回見てみたかったんでいいチャンスだわ。
 と言うと、相方はぽかんとしてる。
 ええい、「人知れぬ涙」を知らんのか。「ジャイアント・ロボ」でヘビーローテーションしてただろうが。
 とG・ロボに情熱のない相方に言ってもしょうがねえか。
 G・ロボで幻夜が演説ぶちかましたりするシーンでよく使われていた曲が「愛の妙薬」の劇中歌「人知れぬ涙」なんですが、元話があまりにベタな行き違い恋愛ものなもんだから、歌詞の訳を読むと「こんな歌をバックに、幻夜は何をマジメくさって父の無念を訴えているのであろうか」と呆れてしまいます。(OVA発売当時から、クラシックに詳しい人が「よりにもよってなんでこんな選曲?」と言ってましたが)今川さんがお好きで使いたかったらしいんですが。
 ごく一部の日本のアニメファンには、この曲は幻夜や大怪球フォーグラーのテーマ曲にしか聞こえなくなってるだろうなあ<それは私です。

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2004.02.28

ホームベーカリー奮闘記(1)

 いや、全然奮闘してませんが。
 この日記を読んでいる知人の皆さんは、私がいつ転落するか、足を踏み外すかと期待に満ちて見守って下さっていたかと思いますが、ついにご期待に添えるときがやってまいりました。
 買っちゃいましたよ。ホームベーカリーを。
 考えるまでもなく、ホームベーカリー系のサイトでは有名どころの「ホームベーカリー まりの部屋」を何度も何度も読んでる時点ですでに転落へのカウントダウンは始まっていたのだけど、たまたまネット通販での価格動向をチェックしていたら月イチのYahoo!のバーゲンに買いたいメーカー候補のMKのベーカリーが出てて。縦型1.5斤用だけど、税・送料込みで9,000円くらいだし。
 これは買えと。神様が買えと私の背中を押している。
 バーゲンまでの数日は、「ほんとにいいのか。買っていいのか」とココロの声に耳を傾けてみたんですよ、一応。ホームベーカリーと言えば、早々に飽きてお蔵入りになる家電品TOP10(推測)ですからねえ。でも、結局当日あっさりぽちっとしてしまいました。ってゆーか、出品数が10個しかなかったんで、「こんなもん、欲しがる人がそんなにいるわけないだろう。はっはっはっ」と余裕こいていたのが一気に崩れ去りまして。だって、全国で10個ですよ、だんな。
 売ってたのが地元企業だったんで、翌日には届いてしまいました。
 そして、メカなら何でもさっさと試してみたいわたくしは、早速当日のうちに一斤目を焼いてしまいました。
 わたくし、これでも昔、手ごねでパンを焼いてた時期があるのです。これがなかなかうまくいかなくて。パンらしく焼けてもどこかイースト臭がきつくて、苦労の割に出来がイマイチだなーと焼くのをやめた過去があり。そういう私なもので、材料入れる→スイッチ押す→四時間待つ、で焼き上がるパンの質の良さにびっくり。今時のホームベーカリーってめっちゃ優秀。粉はスーパーの特売の強力粉、イーストもカメリアのドライイースト、唯一スキムミルクだけがよつ葉でわずかに贅沢品だけど、しかしこの材料でちゃんとふっわふわの食パンができちゃうんですね。もう食パン買わないわ。
 MKはこねの運転音が大きい分こねる力がしっかりしてると評判で、うわさどおりもちもちの中身にかりっとしたミミという仕上がり。パンのミミは嫌いと言う人もいるけど、このパンのミミは香ばしくておいしいよ。相方はミミの多いほうをくれと言う。生地作りコースを使えばピザ生地も作れるんで、昨日の晩は自家製ピザにしました。これも材料入れて一時間くらいで生地ができ、トッピングして焼いてで一時間。ご飯を仕込んで浸水時間を設けて炊き上げる時間を思えば、かかる時間あまり変わりません。しかも、おかず数品作るより楽だしおいしい。もうめずらしいトッピングのピザ以外は買わないわ。

 難点を言えば、生地にコクが足りないような気がするんだけど、これはベーカリーのせいじゃなくて粉のせいじゃないかと。ドライイーストも国産ものはやや匂いが残るらしいので、ちょっといい目の強力粉とドライイーストをネットの菓子材料通販「クオカ」に頼んじゃいました。ついでに、無塩バターやレーズンやドライクランベリーなんかも頼んじゃいました。今度は混ぜ物入りの食パンを焼くんだい。<もうハマってる?

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穴があったら

 入りたい。
 というか、入れよ!>自分。という気分です。
 人のことをどうこう言うヒマがあったら、あやふやな記憶でもの書くの、やめろよ>自分。(こんな私でも反省している模様)

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2004.02.27

わかっ

 …くもないか>イライジャ・ウッド。今もそんなに雰囲気変わらないなあ。童顔系?
 などと、「ディープ・インパクト」を見ながら思う。この話って、1960年代くらいのアメリカSFっぽくて結構好きだったりする。ちゃんとたくさん人が生き残って、復興に向けて前向きに立ち上がるなんてあたり、もーいかにもアメリカSF。

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わはははー(笑)。ごもっとも

 相次ぐ顧客情報流出で、戦々恐々なのは被害にあった企業だけじゃないだろう。正社員数を減らして派遣やアルバイトを大量に職場に流し込んでる会社も多い今、どこで何がどうなってるかを全て把握するのは無理と言っていい。職場のモチベーションを均等に上げるのは不可能だし、雇用先の機密を漏洩しないと誓約書を書かされてはいるけど、具体的にどこからどこまでが「機密」に相当するのかがよくわかっていると言える人は少ないんじゃないか。友達と会社帰りにお茶をして、職場の話題を一つも出さないままに終わることなんて滅多にない。自分にとってはたわいない、なにげなく知ったことを深く考えずに話してみたら、外の人間から見れば「ええぇー?」と思う内容だった、ってなことは日常茶飯事起きてる気がする。
 世の中、大から小までヒミツだらけ。それに気を使いまくって生きていくのもしんどい。
 そういうわけなので、企業の皆様の方で細々配慮していただくしかないのです。正社員を減らしてんだから、そのぐらいの苦労はしてください。
 私が定期的に読んでいるインプレス系の情報サイトでもプレゼント当選者の個人名を出さないようにした、と編集後記にあって、Web関係はたいへんだなあと(今となっては印刷物は、媒体のコンパクトさだけでなく検索しにくさでデジタルデータに及ばない)思ったけど、その理由が情報漏洩だけじゃないっぽく書いてあるのがわはは。
 『「○○部長って萌えの人だったんだなー」とか陰で言われたりするのふっつーイヤですもんね。』
 そうですねー、そうですねー。googleなんかで思いがけないものを引っ掛けてくることってありえますもんね。インターネットがいつまで続くシステムかわかりませんが。

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なんでかね?

 最年少芥川賞受賞者のおかげで文芸春秋が異例の第三版らしい。確かに月刊誌を増刷するなんて、最近なかなかない話。週間ベストセラーを見ても、若い娘さんたちの著作が上位に名を連ねてる。その中に、さりげに江國香織さんの「号泣する準備はできていた」も入っている。
 なのにー。なのにー。
 「後巷説百物語」がランクインしてるのをなかなか見ない!なぜだ、なぜなんだ。
 いや。まあ。わかる気はするけどね。現代もの、恋愛ものに比べたら、妖怪ものはとっつきにくいさ。こういうおもしろさは一般的じゃないのかな。
 といいつつ、まだハードカヴァーなんで、私も読めてないのだが。ちっ、受賞作として大量に出れば、「BookOff」への流出数も増えるだろうと読んでおったのに。<をいをい。

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2004.02.26

やっぱり、見る

 ↓ではやる気なさげに「見ようかなー」と言っていた新作「ウルトラQ」ですが、監督ラインナップを見て態度急変。金子さんが撮るのかー。意外と好きもの監督が登板しそうなので、要チェック番組に大昇格です。

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2004.02.25

ウルトラ野郎ですまん

 仮面ライダーかウルトラマンかといえば、私はウルトラマン派なんです。石森マンガが好きだと言っといてすまんす。等身大ヒーローものの設定って、子ども心に半端にリアルなんです。幼いころはそれなりに怖かったんです。ライダーの初期のころの怪人って、色も地味で不気味だし。(子どもには)
 ウルトラマンの怪獣も怖かったですが。(幼いころは、まじで恐ろしがって泣いていたらしい。自分のこととは思えない)それでも、あんな巨大な生き物が毎週出現するなんてありえないかなー?と小さい脳みそで考えたらしく、いつのころからかウルトラマンを見るのは平気になりました。その後、「ウルトラセブン」(TV版に限る)に激ハマりし、血中ウルトラ濃度が過多な人になりました。
 そんな私でも、「ウルトラQ」は大人になって見た再放送でようやく全話を押さえたし(押さえるのが義務ってわけじゃないのに)、「怪奇大作戦」は友達に数話見せてもらったくらいなのです。特撮に明るいとは死んでも言えません。(そうなんですよっ!>一部の友人たち)
 だから、「ウルトラQ」の新作を作りますよ、と言われても、「わー!」というほどの期待も喜びもないんですが。それでも一応チェックしなくては!と思ったりするんですよね。TV東京深夜枠、というのがどうにも判断に悩むところです。(それでも一回目はすでに見る気満々ですが(爆)

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店頭の、赤い人たち

 三洋信販で顧客情報が漏れたと騒がれたばっかだというのに、今度はYahoo!BBですか。せっかく初期のころの不評っぷりの記憶が薄れつつあったのに。(Yahoo!BBのサービス当初の混乱振りはすごかったもんなあ。ネットに告発の書き込みやサイトがあふれんばかりだった)
 こうも顧客情報流出が続くと、ネット通販とか手を出しにくいなあと思う人が増えるのでは。今回はどちらもシステムを覗かれたのではなく関係者が情報を持ち出したそうだから、問題の質は異なるけど、「自分の情報を開示する相手を増やしたくない」という気持ちにはなりそう。(と言いながら、私自身はもうネット通販を再開してたりするのだが)
 それにしても、あちこちの街頭に立つ、あの赤いジャンパーの人々は今日以降どうするんでしょうか。以前、里のある私鉄線の駅でまで赤い箱を掲げて道行く人に声をかけていたあの人たち。あんな年寄りばかりのド田舎で、いったい誰に箱を押し付ける気かと不可解な気持ちにさせられたもんでした。
 相手にされてるんだか邪険にされてるんだかわからない姿は、今までもかなり物悲しいものでしたが、この事件で世間の風当たりは相当厳しくなりそうな気配。今日の帰りに早速チェックしなくては。<結局無責任な野次馬に過ぎない。

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2004.02.24

男だからサマになること

 学生のころ、男友達がビンボーだったのは笑い話にできたけど、女友達がびんぼーだと聞くと、結構マジメに心配したものだった。それを思えば「銭型金太郎」に女性が出てくる今は相当進んだんだろう。
 びんぼーは克服途中にあるみたいだけど、世の中まだまだ女がやると様にならないとか、男だと許されないということが結構ある。
 ってな話になったのは、相方と話の流れで昔流行ったひどい歌という話題に行き着き、そう言えば女の子が相手の男に顔が嫌いだと言い切るすごい歌があったよね、とうなづきあったからです。(サビのとこだけ歌える。「コンセントピックス」というバンドの「顔」という歌で、今なら「80´s ALIVE JAPAN VOL.3」というCDで聞ける)
 もし男が「君の顔がきらいだから別れたい」って言ったら、人としてさいてー!の烙印を押されそうなのに、女の子が言う分にはなんとなく許されてる雰囲気があるのはどうしてなんだ!と相方は不満げだ。でも、男が胸の大小をあげつらうのは見逃されてる気がするが、女が男性のそういう系の場所に物申すのはまだはばかられてる感じもある。
 それに、男のほうが顔の価値をうんぬんされると言うなら、子どもが将来仕事に就けないほどの後遺症の残る怪我をしたときは男の子の方が保険料が高く設定されるのに、顔を怪我したときは女の子の方が高くなるのはなぜなんでしょうねえ?<わかっててツっこむ。

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ブランド物、ほしい?

 と聞かれれば、私もミーハーな女の端くれ、「ほしいですともさ!」と答えます。何でもいいわけじゃないけど。ジャガード織りはあんま好きじゃないんで、流行っててもいらないです、とか。
 でも、時々「ブランド物はいらねえなあ」と思うときもなくはなく、それは全身ブランドきめきめな女性ががさつで自己中な態度を取り捲るのを見たときなどです。そういう人はいくらもいるのかもしれないけど、過剰なブランド満艦飾状態で人目を引いておいての暴虐な振る舞いだから目立つんだろうなあ。ああいうのを見た瞬間は、「ブランド物=中身のない、品性の劣る人が外見を飾るためだけに身に付けるもの」という印象が高まってしまいます。で、「ああいう人とおんなじだと思われたらいやーん」って気分になる。
 後は「君のこづかいや真っ当なバイト代じゃ、絶対そんなもんたくさん買えんやろ!」みたいな年頃の娘がカバンから出す財布から定期から何からブランド物で、でも着てるのは制服、みたいなのを見たとき。うまく言葉にできないけど、そういうときのブランド物ってものすごく貧しく見えるというか。
 ということを、会社の休憩室で雑談しながら思い出しました。週末に韓国旅行に行った人がツアーで一緒になった人が、まさに「外見はブランド物で着飾ってるけど、ワガママ放題、配慮なしの自己中さん」だったそうなんです。韓国のガイドさんに無理難題吹っかけるのは国の恥じだからやめてよぅ。

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2004.02.23

なるほど>「はいからさんが通る」

 今週は寝不足必死の「BSマンガ夜話」放送週です。今日のテーマは「はいからさんが通る」。
 こういう基本の基本をきっちり押さえた少女マンガって、スれてるぶりを発揮してたお年頃だったら読めなかったかもしれず。ものは王道あってこそ枝葉が繁るって、あのころはわかってなかったのねー。
 「はいからさんが通る」はみなもと太郎なんだよ、といういしかわじゅん氏の指摘に二人して「ああー、なるほどー!」と納得してしまったのはどうしたことか。いや、うまく説明できないけど、私的にはものすごい「なるほど」だったんですよ。

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人に言いにくい住所

 春が来る。と、ダイエット。
 というネタはこないだやったからいいとして。
 駅に向かう道沿いに新築マンションがぼちぼち完成し始めました。春からの新生活者狙いなんでしょう。表に出ているビルの名前を見ると。う。うーん。この住所を書いたり人に教えたりするのはちょっと恥ずかしいかも。
 学生さんや単身者に人気の地区になると、すでに周囲にやたらとマンションが建ってるわけで、めぼしいビル名はすでに使用済みなんだろうと思います。それはわかるけど、あんまり奇抜すぎたり、メルヒェンな名前だったりすると、入居者としてはめっちゃ困るんです。
 それと、駅から歩いて相当ある、自転車で行かないとつらいのでは?という距離に建ってるビルに駅の名を冠した名前を付けるのもどうかと思う。詐欺やんか。「南」とかつけたらええっちゅーもんやないで。
 かつてバブリーな時期に福岡では百道浜なる地区に高級マンションがどんどこ建ちましたが、この手のビルの名前もゴーヂャスが過ぎて気恥ずかしいです。最近、売りマンションの広告で見ますが(安くなったと言っても、庶民感覚とは程遠い値段がついてますが)、年賀状にこの名を書いて出したら、明らかに住所負けするなと思う。私の場合。

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2004.02.22

才能と覚悟

 「亡国のイージス」をやっとこ読了。上巻はたらたら読めたけど、下巻は勢いついて。すぐ週末でよかったよ。
 作品に関する感想は、巷で言われてるのと大差ないので書かないのだ。おもしろくなかったからでは、絶対にないとだけ言明しておきます。この時期にこの作品を読むと、別の感慨もあったりするけど、何よりエンターティメント作だと思うから。そっちに流れたことを言うのもなんだし。
 で、代わりに読みながら作品そのものとは全然関係ないことを考えてしまったので、そっちのほうの話。
 誰もがそう思うかはわからないけど、福井さんはきっと同じもんをおもしろがって過ごした同世代だなあと読みながらすぐわかったのです。何がどう、とは言えないけど、男の子向きのマンガやらアニメやら、私が「好きー」と思ったあれやこれを、この作家は「おもしれー」と熱狂して過ごした過去がある、それが行間からぐわぐわ伝わってきたのです、なぜか。
 作品の肌触りというか、においに同族のものを嗅ぎ取ってしまう。(勝手に思い込んですいません)
 少なくとも、この人はトミノが好き。「ターンAガンダム」のノヴェライゼイーションだって、絶対好きでやっている。アニメとは違う展開になっていくけど、尖がってたころの富野さんならこういう話にしたかもなあと思わされたし。(ご本人は高村薫氏の影響も大きいとおっしゃってるらしい。それもなるほど)
 この、第一ヲタ世代って(もう決め付けたよ)、その後アマ活動世界が広がったこともあって、セミプロやアマのままにとどまった人も多いし、それでも才能のある人ならかなりの数の受け手をつかめました。むしろ、商業的な事情で自由な作品作りができないのはいやだと、あえてアマの道を選んだ人もいるかもしんない。(ガイナックスみたいな強引なプロ(一応)の成り方もあったかもしらんが、あれは例外だよなあ)
 でも、福井さんは違った。ちゃんと腕を磨いて商業作家の道を選び、成功してる。それは才能のなせる技でもあるし、覚悟がなしたことのようにも思う。
 アマのままでも受け手が期待できる構造になっちゃってから、無理して「わからない人」がいる世界に行かなくてよくなった。商品として成立するかをマーケットに値踏みされなくてよくなった。そういう状況下で生み出された作品は、それはそれでおもしろいんだけど、符丁の合う者同士で「あれですよ」「あれですか」と言い合ってるような、ひりひりするような緊迫感が少ないような気がする。少なくとも私が同人誌を買うときの判断ハードルは、書店で本を買うときより相当低いのです。同人誌は、作品そのものだけじゃなくて対象にしてるマンガやアニメや小説を好きだと思う同志感、気持ちのお祭りに参加する参加費を含めて買ってる感じ。それを思うと、商業ベースで売られている本を書く or 描くというのは、やはりたいへんだし一目置かれる行為だなあ、と。
 誰もが才能に恵まれるわけじゃなく、覚悟を強いられるわけでもなく、だから同人活動はそれはそれでいいのです。ただ、誰もがそこにいてしまうのは、もったいない気がしてくるのです。
 明らかに同族の匂いがする福井さんの作品が、符丁を持たない人を含めた受け手に向かって書かれ、作品単体対して読者に身銭を切らせるほどの評価をされているというのが「すごい」と思ったし、なんでだかうれしかった。ヲターな趣味嗜好は内向きスパイラルに向かうだけじゃないと心強く思ったせいかなあ。

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庵野さん、太ったなあ

 「情熱大陸」で安野モヨコさんを特集してたのを見る。失礼ながらお作を読んだことはなくて、どうも庵野監督がちょい出るらしいと番組案内で知ったのでそっち目当てだったり。
 庵野監督の結婚相手が快走する少女漫画家だと聞いたときは「わー、どういう縁で。何が決め手で」と思ったけど(極めて余計なお世話)、番組での安野モヨコさんの仕事ぶりを見てて、なんとなく腑に落ちるものがあった。しかし、こういう姿勢の二人が同じ屋根の下で暮らすというのは、時としてしんどそうだ。年や活動フィールドが離れてるから、それでバランスをとるのかな。
 余計なお世話ついでだけど、庵野さん太ったなあ。しあわせ太り?でもなさそうな。食生活を管理してくれる人ができて三食きちんと食べるようになったからかなあ。

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さよなら、岩田屋

 特撮まにーの間では、「ラドン」に襲われる福岡の町のミニチュアに登場したことで知られている(と思われる)地元の老舗デパート岩田屋の本館営業が本日で終了
 昨今は経営不振のデパートが多いけど、岩田屋も例外ではなく、地元では慣れ親しまれた本館ビルを売却した上伊勢丹の傘下に入ってしまった。私が子どものころにデパートに行くと言えば岩田屋だったし、それは今回閉館した本館ビルだったから、なんとも感慨深いと言うか、さみしいなあ、という気分になる。古くて天井低くて圧迫感が強かったけど、でも岩田屋はあのビルって気がしてたから。
 デパート自身は少し離れた場所の新ビルでリニューアルオープンされるけど、もうあの「岩田屋」じゃないからなあ。
 思えば「ラドン」に移った町並みの最後の一棟だったなあ。今時の町並みの移り変わりの早さを思えば、それでもよく持ったほうかも。

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2004.02.21

本気で怒んなよー

 悪魔のゲーム「ZooKeeper」は、相変わらず猛威を振るっています。ネット版をいくらでもできる身の上なのに、人がやってるのを見ると「私もー」と言ってしまうのはなぜなのでしょうか。
 そして、一日の長があるわたくしは、相方のランキング表をどんどこ塗り替えてしまったりします。「俺のゲームなのに」とボヤく相方の目が笑っていないように見えるのは私の目が疲れているせいでしょうか。

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もう驚かれないすごい技術

 福岡はロボット特区に指定されてるとかで、産業用ロボットの開発会社として注目されつつある地元企業テムザックなどが注目を浴びてたりします。(援竜クラスになるとパワーローダーって感じでぎゅーです)三年前にロボカップをやったせいか、地元のTV局が未だにロボットものの特番をやってくれたりします。(しかも、番組の監督が吉村文庫さんだったりする)ロボットスキーにはほんとにおいしい町になりました。
 そういうわけで、先日放送分を録画してたロボ系の番組を見てたんですが。
 ものすごいんです。産業用とか企業用とか、そういうロボットがどんどん性能を上げてるのもすごいですが、アマチュア製作の二足ロボが格闘戦をやる「ROBO-ONE」の出場ロボットの高性能化が著しくて、最初はやっとこ立ってるだけみたいなのばっかりだったのに、今回はちゃんと闘ってるロボットがだくさん!
 もう歩くだけじゃ誰も驚かない。走ったり、起き上がったり、倒立したりしないと。そして、そのレベルをクリアするロボットが次々に出てくるのがすごい。
 とは思うけど、世間的にはP-2やAIBOが初めて出てきたときの熱気はすでにないんですよね。AIBOも今後は店頭売りはしないでネット通販だけにルートを絞ると言うし。
 もしも関心が薄れたという理由で、これだけ盛り上がったロボットへの熱意が失われ、忘れられた技術になったら悲しいなあ。仮にそうなっても、本当にやりたい人たちは現場レベルで取り組みつづけていくんだろうけど。

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2004.02.20

どうかと思うよ

 と言うような理由で(今週はこういう、やっつけな始め方が多くてすまんす)、本来の仕事以外の、忙しい他の人のお手伝い仕事でお茶を濁しているわたくしなのですが、今日はついにやりたくない系最大級・精神的にへなーなお仕事をやらざるを得なくなりました。
 それは、男性向きのアングラなサイトのチェックです。えーと、ヘンな仕事ですが、一年に一回あるかないかの頻度でそういうのが発生することがまれにあるのです。公官庁では職場でえっちサイトを見ると免職(?)という規定を導入するところもある中(とゆーか、最低限、社内ネット環境にフィルタ入れたら?)、堂々と会社でえろいサイトを見られる(残念ながら、男性向きのアングラサイトというものは、概ねアダルトか出会い系になっちゃうのである)なんてパラダイスだ!とうらやましく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちとら女なのです。はっきり言って、好奇心で覗けるのは最初のいくつかで後はやればやるほどゲンナリしてくるだけでして。
 こういうえろいサイトを見ているとしみじみ思うのは、男女の性の好みは明らかにかけ離れとりますな、ということです。男性がうはうは(死語)見るらしい無修正とか限りなく修正レベル低の実写画像や過激なだけのあおり文句って、女性から見ればえろでもコーフンでもなんでもなく、むしろグロとしか感じられない。ソノ気は果てしなく低下していき、どっちかというと精神的疲弊を紛らわすために「男ってばっかじゃないの?」と憤ってばかりいます。
 なんてーんですか?私からみると(見たくもないが)、モロい画像ってスプラッタ映画でリアルな臓物ぶちまけるシーンを見てるような不快感があるのですわ。
 以前読んだ田辺聖子さんのエッセイで、男の人は女に比べると浮気に抵抗がない様で、男友達に尋ねたら「そんなもん、洗ろたらしまいや」と言う。男性にとって、自分のそういうところは外に出てる分、手足とおんなじ感覚だそうで。それに対して女は構造上、見たこともないって人も多いし、感覚的に内臓っぽいものとして捉えてる。人様に内臓見せたり触らせたりするなんて滅多にできるもんじゃないわけで、だから女は男ほどあっさり深い仲になる気にはなれんよ、と。そういう内容だったですが、当時の私は「なるほどー!」とひざを打ったものでした。(これに限らず、田辺さんのエッセイはあの時代にめっちゃ先進的だったなあ)

 こういう仕事は、私もいやんだけど、二十代のまだスレきってない娘さんにさせるのはどうかと思うんですけど。ちゅーか、セクハラでないの?と、上司には散々言ったんですが、(派遣就労のではなく)会社が依頼元との間で「やる」と契約結んでるらしく、断れないし、でも人手は女しかいないしでどうにもならんらしいのです。とほほ。
 男と女はわかんないところがあるからおもしろくもあるんだけど、冗談にもしきれない状況が仕事の場で出てくるとなるとおもしろがってもいられない。(男性は「まあ、仕事だから淡々とやってください」とか言うんだよな。こっちの精神的苦痛が本気だってことが今ひとつ伝わりきれないみたいで)
 こういうアホなもんは、生理的欲求とか言われると仕方ないんで、女性の目につかないところで深く静かに潜行して楽しんでください。くれぐれも犯罪にならない範囲で。
 と、声を大にして言いたい(怒)。

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たったひとつの冴えた結末

 某所の日記を読んで、確かにねえと思いました。(意味不明ですみません)
 何かというと、「マルチエンディングって本当にいいの?」という話です。主に恋愛物のアドベンチャーゲームなんかだと、ヒロインごとに複数のエンディングが用意してあったりして、これが派生して他のタイプのゲームでもマルチエンディングシステムを取り入れているものが出てきてます。
 物語がロングのRPGなんかだと、話のつじつまを合わせるのがたいへんだから、それほど大幅な違いは出せないみたいだけど。
 恋愛疑似体験(?)を目的にしたゲームの場合、好みのタイプの子を相手にできないんじゃあやる醍醐味が半減なんで、選んだヒロインごとに話が分岐するのはしかたないかなあと思います。好みの子とらぶらぶする、「それが目的」の娯楽だから。だけど、骨太の物語を味わうタイプの娯楽であれば、その物語にとっての最良のエンディングはやはり一つなんじゃないかなー?たとえお気に入りのキャラクターが不遇になったとしても、不幸のうちに死んでも、その向こう側にあるすとんと胸に落ちるエンディングは不動の一つだけであるような気がします。
 逆に「これが気に入らないようでしたら、こちらをどうぞ」みたいな、終わり方選び放題のお尻の座らない物語は、私はいやだなあ。この話はどこに行きたいんや?話を作る側の気持ちはどこにあるんや?と問い詰めてみたくなるのどす。私のひいきキャラが目一杯クローズアップされたものが用意されていてもいや。
 ゲームというプレイヤーが介在するタイプの娯楽は例外としても、少なくともマンガや小説のような作家性の強い娯楽であれば、唯一無二の終わり方を提示する強さがほしいし、私はそういう話をこそ読みたいなあと思うのです。ぼろぼろに打ちのめされることになったとしても。

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2004.02.19

やろうよ!ながらフィットネス

 とNHKの「おしゃれ工房」が呼びかけている。
 夕食を食べながら見るTVがなくて、これをつけてしまったんである。
 もうだいぶ暖かくなった。春は近い。そして、秋に一時期減った体重は順調にじりじり増えている。アレを始めるべき季節に入りつつあるということだ。
 ダイエット~。もはや季節の風物詩か?
 世間でもそう感じる人が多いんだろう。グッドタイミングですよ>「ながら」フィットネス。電話をかけながら、歩きながら、洗濯物をたたみながら、ちょっとした動作に負荷を加えて身体を引き締めてみませんか?という提案はとても魅力的だし、何よりやるべきだとキツくなりだした制服のウエストが言っています。
 早速試してみました。
 へとへとですよ!奥さん。
 身体をひねりながら部屋を数回往復し、ひじとひざをクロスしてタッチする運動をするだけでかなりキますよ。ってことは、きっと効果があるに違いない。
 しかし、わかっていても人はだらけてめんどくさくなって、だんだんやらなくなっていくのよね。
 いかんいかん、去年ハンパに放置した「エアロビクスレボリューション」もまだやる気「は」あるのだ。三月からは気持ちを変えて、健康にダイエットに時間を割いていく方針で。<だから、なぜ「今日から」って言えないの?

 ところで、「計るだけダイエット」ってのはどうなの?<だから、お手軽に済ませようと考えるのはやめなさいって。

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派遣の立場ってもんがある

 昨日上げたような事情で、仕事ができず宙ぶらりんな日々の私です。そのようなお呑気な勤務態度が目にとまったのかしりませんが、かちょーから「まー、茶でも飲みながらちょっと話を」とお誘いが。業務の進行とか、同僚の状況とか聞かれたりする。(私のお仕事についても)
 そう。なんでかしらん、うちのメンバーの全状況把握はいつの間にか私の仕事になってるんである。正社員割り当てがないから、そういう仕事を請け負う人間が一人はいないといかんのはわかるし、かちょーがその役割を私に期待してるのは前々から承知してますがな。
 だけど、うちの課の場合、下っ端はみんな派遣ですから。キャリアやスキルの差をカバーする、という意味でのサポートはするけど、会社の側に立った調整やまとめを誰かが特出して請け負うのは、いろいろとよろしくないではないか。基本的には、雇用先に対しては派遣雇用者はみな同じ立場でないといかんのだ。それ以上のことを期待されても困る。(始めから現場管理のスキルを買われて、その業務のために入ってきた派遣ならまた別だけど)
 同じ立場と言うことになってる派遣同士で、特定の誰かが管理職じみたことをやりすぎるのは筋が違うのではないか。
 というようなことを、ちょっとマジメにかちょーに訴えたら、「能力がありそうなのになんでもっと積極的にやってくれないんだろうとじれったく思っていたが、そういう事情だったのか」とのこと。そうなのよ。女の園にはいろいろと気をつけて歩かないといけないことがたくさんあるのよ。うちはその辺相当ユルめの職場だけど、だからといって気を抜ききってがさつに振舞うのはまずいのよ。
 こんなに女性だらけの職場なんだから、そういう女性の社会の築き方にも配慮してもらわんと。
 このところの懸念事項を一通り吐き出したので、ちょっとすっきりした。去年からのぼちーっと不調、がこれで少し改善されるといいんだけど。

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2004.02.18

王子ってのもなあ

 ↓で無責任に芸能界の話をしましたが。
 という流れでスポーツ界を語るのもかなりどうか?なんですが。
 最近、来日したスポーツ選手を女の子たちが取り巻いてきゃーきゃー言ってるシーンをよく見ます。スター選手なんだから、きゃーきゃー自体はどうでもいいです。彼らはそう言われるに足る能力の持ち主なんだろうから。
 私が「かゆーい」と思うのは、レポーターやらアナウンサーやら(アナウンサーまで!)が「王子」とか言いくさることですね。王子!
 誰だよ、王子って。

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かわいそうかも

 今期の連ドラでひじょーにびみょーな評価を受けているキムタクドラマ。去年同期の「グッドラック」の安定した視聴率と評価を思えば、きっつい感じです。わたくし、クイーンの挿入歌以外には全く興味がないので、熱を帯びた意見など吐けもしないのですが、これはキムタク人気に翳りがというよりも脚本がこう。イマイチなような印象が。月9のキムタクドラマはシナリオの当たり外れが大きい。
 かく言うわたくし、別にキムタクにはなんの思いいれもありません。けども、今回のドラマの主人公がキムタク主演もののキャラ造形としてあまりにパターンの「かっこいい主人公」タイプなのはどうか?というコラムを読みまして。ドラマの制作サイドは「キムタクは石原裕次郎みたいなもんだから、新味なんか出すより王道のヒーロー型主人公像を演じさせていきたい」と言うておりました。
 裕次郎か。そうか。企画側の意図がものすごくよくわかる表現や。
 しかし、それではタレントとしての木村拓也はかわいそうな気がするなあ。本人が「自分はそれでよし」と思ってるなら別ですが。
 そう言えば、職場の女の子でキムタクきらーいという人がいて、それはそれで全然かまわないんだけど、理由が「だって好きだって人が多いから。自分ひとりのぉって感じがいいんですよね」というのもなあ。あまりに本人のせいでなさ過ぎる嫌われる理由でかわいそうだ。まだしも生理的にどうしてもいやって言われるほうが納得できるわ。
 それで、ちやほや人気が過ぎて地味な存在になったら、もしかしたら彼女たちはキムタクを好きになったりするのだろうか。まあ、芸能人なんてそのくらいのゆるい存在ではあろうけど。

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これで納品レベルかよ

 二月も折り返し、どころが下旬が間近なのに、私の仕事は停滞しています。
 雑用としてはいろいろあって、むしろ忙しかったりもするのですが、私が雇用された本来の仕事が、全く・さっぱりできずにいます。これが全部「なかったこと」になってくれるならそれもよし、なんですが、多分そんなことはなく。きっと、コトが片付いたら、今積ん仕事になってるものが雪崩のように押し寄せてくるのは見えている。
 その、私の本来の仕事が停滞している理由は、普段使っているさるシステムがバージョンアップされたはいいが、その際にバグが出まくってて実用に耐えるレベルになかなかならない、ってことなんです。正直、私には信じられん。
 だって、このシステム、2月1日カットオーバーってことになってたんですよ。それが半月以上経って未だに真っ当に動いてない。触れば触るほどバグが出る。それもものすごーい深部にあるまれな利用例ってわけじゃなく、ちゃんと結合テスト、どころか単体テストをやってたらあっさり洗い出せるレベルのものが次々と。
 よくもまあ、こんな精度のものを納品物として持って来れたもんだな、と開いた口がふさがりません。
 私が現役でSEやってたころにこんなモンを客に出そうもんなら、しばき倒されたことでしょう。それ以前に先輩や上司に「これでテスト完了だと!ふざけんな!!」とド突き倒されたはずです。その上、本来のカットオーバー日をこんなに過ぎてもなお通常業務に入れないなんて、賠償もんですよ。(実際問題、私たち派遣の人件費が無駄になってるわけで)
 派遣先は大きい会社だからとて、様々なオトナの事情を抱えてて、請け負い会社はその辺の事情で決まったようなんだけど(現場はスキルの低さを知っていたから嫌がってたし、こういう事態もうすうす予測していた)、それにしたってひどすぎる。何よりひどいのは、当の請負会社が事態の深刻さを理解してないみたいだってこと。己ら、大人の事情がなかったら、支払い拒否を食らった上にとっくに出入り禁止やぞ。
 自分が現役だったころの過酷さ・しんどさを思い出すと、この会社のお呑気っぷりには怒り心頭です。よくもまあ、これでプロだって言えるもんだなあ。しれっと客に代金を請求できたもんだなあ。ってーか、すでに尻拭いでいろいろ迷惑こうむってるんですけど。私たち。

 現役だったころ、貴重な真っ当だった上司に言われたのは、「事務に関連するシステムを開発するってことは、現場の業務改善に入るのと同じこと。だから、現行業務の意味や手順を理解した上でエンドユーザーの視点で機能の洗い出しをする」といったことでした。それで、該当業務の事務書類を書いてみたりさせられたもんでしたが。今回開発を担当した某社はエンドユーザーの聞き取りなんかろくにしなかったもんな。おかげで、「これで何をさせるつもりですか?」みたいなインターフェースがあちこちに。これがプロの仕事ってどうよ。

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2004.02.17

急募!「パソコンできる人」

 会社への通勤路は意外と地味な道でして(てゆーか、駅から遠すぎなんだよ)、人通りも少ないあたりに来ますと電柱にいろんな張り紙があったりします。華やかな地域ではないので、そんなにアヤシげなものではないんですが。よく見る090金融とか、パチンコ屋や飲み屋のバイト募集みたいなのが多いかなあ。
 そういういつもの求人張り紙(マジックで手書き多し)の中に、「?」なものが。いや、これに限らず、私は前々からこの募集要項には首を傾げ続けてきたのです>「パソコンできる人」
 これは、新聞に入ってくるパート・アルバイトの募集チラシでもよく見かける表現です。だけど、今時「パソコンできる人」では、どういうレベルを指してるんだかさっぱりわかんないんですが。「ワープロできる人」とか「EXCELできる人」はわかるんだけど(EXCELは「使える」のレベルが広いんで、これでも表記不足な感じはするけど)、こんな大雑把な書き方では、フリーセルができる人がくるかもしれないぞ。
 派遣で働き出して初めて知って驚いたことに、Webは見られるしメールも出せるけど、事務系のソフトはまるっきり使えないという方がけっこういるんです。この辺の知識は直結で、あっちを知ってればこっちもわかってると思っていたんで本当に意外でした。EXCELを使ってるのに計算は電卓でやってる、という笑えない指摘がビジネス系のパソコン誌に載ってますが、冗談でない場合もけっこうあります。EXCELは罫線を引くためのワープロみたいな使い方をしてるってことなんです。
 というような現状を知ってると、フリーセルは冗談としても、「パソコンできる人」じゃあ欲しい人材のスキルの表現になってないんじゃないかと。
 問題なのは、こういう求人をかけてる人事のおじさんが、パソコンで何ができるのかをわかってないケースが少なからずあるってことなんですよね。ってーか、会社の「女の子」にさせて、自分ではパソコン扱ってなかったり。

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オトナ語ですか?

 私の今の仕事では外線電話を取ることはほとんどない。あれってしばらくやらないと、どんどん取る勇気がなくなっていくんですよね。「自分の」会社じゃないから、社名を言い間違いそうになるし。それが今年に入って、フロアが手狭になった関係で、部署の一部が別ビルに引っ越してから、、外線&内線を取る機会が増えてしまいました。引っ越した部署宛に業者さんから電話がかかってきたり、別れた部署からの連絡電話が入ったり、久々に電話のやり取りが増えて動転中。
 それで、不在だったかちょーに「すいません、○○から電話が入っていたんで、折電お願いします」と言ったら怪訝な顔をされました。「おいでください?」。違いますー、違いますー。折り返し電話してくださいってことです。
 今までの職場ではあっさり通じてたからオフィスでは普通に使う表現だと思ってました>「折電」。違ったのか。

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2004.02.16

なんでひっかるかなあ

 と、報道を見ながら怒っている私はおばさん。ついエラそうなオバサンになってしまったのは、「商品を紹介するチラシの配布をして、購入申し込みがあったらそれに応じたお金を支払いますよ」という甘言をばら撒いて、四億円ばかりを詐欺で儲けたヤツがいた、という事件を見たからです。
 そりゃあもちろん、だますやつが悪い。未だに減らないどころか、手口を巧妙にしつつ生き残ってる「オレオレ詐欺」とか、困っている身内を助けたいという良心につけこむような犯罪は許し難いと思う。
 ただ、こう。今回みたいな犯罪だと、だますほうも悪いけどだまされるほうもどうだかなー?って気持ちになってしまうんです。だって、働いてたら労働力が時間でいくらになるかを毎日のように思い知らされて暮らすわけだから。九州だと、バイトの最低時給は六百円台です。特に何の技能も評価されず、普通に労働した場合、一日八時間働いて、得られる収入は五千円にもなりません。それが数時間で配布しきれるチラシをばらまいて、(申し込みの電話がないといけないとはいえ)数万円の稼ぎができると考えること自体に「働くってことについて、考えが甘くない?」と思わざるを得ないわけで。
 しかも、会員登録時だかに五十万も払うんですよ。データ入力とか、ホームページ作成とか、技能習得後に高収入を約束するタイプのおいしい約束をする詐欺が今までごまんとあったのに。新聞でも注意を促す報道が何度もされてるのに。どうして「うまい話には裏がある」と疑わないのかなあ。簡単に大金が手に入るなんて話は、詐欺か犯罪すれすれの仕事かどっちかでしょう。
 実は以前、昔の職場の同僚に、もしかしてマルチでは?と勘ぐれるような仕事に誘われてるけどやっていいものかと相談されたことがあります。その会社の扱っている商品は、社会的によさそうなうたい文句を掲げていたし、システムもぱっと見「マルチ!」と言い切れるようなものではなかったから、「私はうさんくさいなあと思うけど、自分で『やろう』と判断するのなら、無理に止めることはできないかなあ」とあいまいに答えることしかできませんでした。
 結局その子は仕事をする、と決めたみたいなんだけど。子どもが小さくて外に出て仕事するわけにはいかないから、と言われたら、どうしてもやめろと止めきれなかったです。
 今でもその子から年賀状はくるけど、その仕事をどうしたか、確かめることはできません。年賀状、来るってことは最悪の事態にはなってないはずなんだけど。
 そういう、自分の歯切れの悪い対応に忸怩たるものがあるから、こういう事件があるたびに怒ってしまうのかもしれない。欺瞞ですな。

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やっぱり行けなかったわ

 はっと気がつくと月曜で、それは16日で。
 がーん。半月前に「行きたい」と思っていたイベントはどれもこれも終わってるじゃないですか(泣)。確かにあの時点でも「いくつ行けるかなあ」と言ってはいたものの、1/3ってのは確率低すぎです。何のための「ほぼ日手帳2004」なんだよ>自分。
 プラネタリウムには行くチャンスはあったんだけど、仕事の帰りでゆっくり時間が取れないから、駆け足で見るのももったいないしーと思ってやめたんだよなー。あの時見とけばよかったよ。くうー。
 これは自分の言い訳だけど、休日に改めて街中に出る時間と気力がないっていうか。雑用を片付けてるうちにめんどくさくなって、今日はぼーっと過ごすかあ、と敗北宣言してしまうのね。このところ、毎週末ごとに眼精疲労が出るのも問題だしなあ。家の中でやれる趣味すらも満足にできてない感じー。(ビーズとか編物とか、もちろん、書き物も…)
 むなしい。一気にむなしくなってきたり。もっと毎日を計画的に、というか、建設的にやっていきたいなあ、いけたらいいなあ、と思いつつ、でも、春が近づくと無条件で慢性的に眠くなるのよね、とあきらめも入っていたり。

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2004.02.15

吉野朔実さんチの犬

 「本の雑誌」に吉野朔実さんが読書エッセイを連載されていて、それで知ったのだが、吉野さんも数年前からコーギーを飼っておられるのだった。ただ、残念なことに犬親バカな方ではないらしく、マンガの中の飼い犬の出番は意外に少なく、時折コマの端っこにさりげなく出てくるくらい。名前すらもマンガに出さない奥ゆかしさで、実は登場を待ってる読者は結構がっかり。
 それが今月珍しく、犬が主役のネタで、たった二ページの見開きをにまにま笑いながら毎日読んでるバカはこの私です。どうも噛み癖のある子らしくて、枕でも服でもバッグでも、なんでも噛んじゃうらしい。風呂に入ってる隙にバッグを引き摺り下ろして、中の財布もティッシュペーパーも本もがじがじに噛んじゃったらしい。
 犬ってさ。やっちゃだめ、って言ったことをしたとき、ゴキゲンになるんだよね。その後、すぐに怒られることを思い出してしょぼくれるのにさ。
 エッセイは、そうやって犬に噛まれてもう一度買うハメになった本があります、という話。(ネタ割してすみませんが、絵で描かれたものはやはり絵で読まないと、読んだ感がわかんないものです)
 読んでわはーと笑い、「この件だけはアインのほうが賢いかもなー。買い物に行く間、留守番させてても安心だしね」と相方にふったら、「今はね。二歳くらいまではけっこうやらかしてたと思うんだが」と、べろべろにはげたふすまを指差すのだった。

 コーギーと言えばいつもだらしなくえへえへ笑ってるというイメージがあるのだけど、吉野さんのマンガに出てくる子は眉間にちょっとしわが寄ってて、不機嫌そうなのだな。ほんとにそうなのか、会ってみたくて仕方がない。

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地雷を踏む

 家のアインはドッグフード以外の食べ物はほとんどやらない。人のご飯はいっさい食べさせないんで、私が食事してるときはかまってもらえないものとふてくされて寝ている。
 そういうアインのドッグフード以外に口にできる唯一のおやつが牛のひづめ。歯垢を取る効果もあると言われる犬用のスナック。妹のなっとさんに教えてもらったこれが濡れるととんでもないにおいを発するもんで、当犬はご満悦で味わっているが近くにはけして来て欲しくない、困ったおやつなのだった。
 ひづめにはにおい以外にちょっとした問題があって、犬ががじがじかじりながら食べるんで、表面が毛羽立っていたりぎざぎざに尖っていたりする。それをアインは好きな場所でかじってそのまま放置する。私もいちいちアインがどこでひづめをかじっていたかなんか確認しない。しないで寝る。そしてたまに夜中に水を飲みに行こうと寝ぼけて居間を横切っていて、これを踏む。一瞬で目が覚める。
 ほんとにまぢで痛い地雷なんである。
 暗くなくても、家の中で足元を確認しながら歩く人なんかいるでしょうか?だいたいカンで歩くでしょ?だから踏む。今日なんか、アインが「水くれよん」とうるさいので、焦って汲んで定位置まで水容器を戻しに歩いていて踏んだ。しかも、普段は室内用のニットの靴下を履いてるのに、今日に限って素足だったから、トゲトゲが足の裏に食い込みました。
 泣いてもいいですか。
 良くぞコケなかったなあと、自分の我慢強さに感動しました。危うく水を部屋中にぶちまけるところ。
 こういう事故を防ぐためには、アインに定位置でしかひづめをかじらせないようにすればいいんだけど、そんなの今さら言うこときかせるのは無理無理。と、しつけをあきらめてる以上、注意深く家の中を歩くしかないのよねー(泣)。

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2004.02.14

悪魔のゲームがやってきた

 一時期鬼のようにはまっていたshockwaveのゲーム、「ZooKeeper」。やってる間の時間は全て無駄でしかないとわかっているのに、何かに取り付かれたようにすぅっと吸い寄せられて、気がつくと一時間くらい経っているというどうにもこうにも中毒症なゲームでした。(と過去形で語っているが、今でもときどきやってしまう。あぁああぁぁ--。だめやっちゅーねん)
 その「ZooKeeper」、最近ケータイのゲームサイトに進出し、GBAで発売され、単純なゲームなのについにPS2版も出ました。ネットでなら無料で(常時接続なら感覚的にタダ)やれるのに、わざわざソフト買ってまでやる人、いるのかいな?と疑問に思ってたら、いた。それも同じ屋根の下にいた。帰宅した相方がにやにや笑いながら、ゲームのパッケージを私に見せたのでした。はー?
 私はネット野郎なんでやりたいときに好きなだけゲームし倒してたんですが、相方は普段ネット接続をしない暮らしなんで、どうやら「やりたいよう」と言い出せなかったみたいなんですな。これで心置きなくやれるとヨロコンでいるのをふーんと眺めていた私。だって、元々マウスで操作するように作られたゲームをコントローラーでやるって違和感あるじゃん。
 冷たく放置してたら、相方、いつまでもやってる。本当に無限にやるのでは、と思えてくる。サル。まさに「ZooKeeper」ザル。過去の自分を忘れて呆れていたら、「やってみる?」と聞かれた。えー、おんなじもんをわざわざー?と思ったものの、「Webにはないタイムアタックやクエストモードもあるよ」と言われ、じゃあ試してみるかー、とコントローラーを握る。
 サル。「ZooKeeper」ザルがもう一匹。むいてもむいてもむき足りないラッキョウでもあるかのようにやり続けてしまう、まさに悪魔のゲームがここに降臨したのだった。
 こうして果てしないコントローラーの争奪戦がここに始まったわけだが、私がちょいといい成績をセーブするとつまらなそうに見えるのは、私の目の誤りかね?>相方。

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怖いもの見たさ、は猫をも殺すか

 同じような時期に公開だから、同じような時期に予告編が露出するのも「そうか」ではあるけど。何ってGW公開の「キャシャーン」と六月公開の「デビルマン」でございます。「デビルマン」の六月というハンパな時期は、これは穴埋めプログラムであると端から言ってるんでしょうか。夏休みにやるほどの内容ではないとか、マーケットが絞れてないとか。(バクチ度は「キャシャーン」も変わらないと思うんだが)
 原作のマンガやアニメをリアルタイムで体験した世代としては、この二つの企画はかなり「うーむ」だし、できたものを見たいか?と問われれば「怖いもの見たさ」という感覚以上のものは出てこないんです。正直言って。だって「デビルマン」ですよ!子どものころにあれを読んで、「うーわー」と思わなかった同世代の人がいたら会いたいくらいのもので。「キャシャーン」にしても、話としての完成度は今見たらアレかもしれませんが、タツノコプロ屈指の美しいデザインのヒーロー(&ヒロイン)、加えて、当時のタツノコ悲劇路線の極めつけ。(生身を捨てて人のために戦ってるのに、機械であることを知られると人に疎まれる運命なんて、子ども向きとしては悲惨すぎるヒーロー像じゃないですか)あれをわざわざ実写でやって、イメージ壊すことないじゃんって思うわけですよ。
 しかし、やはり「怖いもの見たさ」でどんな映像になってるかくらいは見たかったりもするのです。ありがたいことに予告編は劇場まで行かなくても、ネットで見られるそうなのでぷちっとな。
 うーん、うーん、うーん。
 うーんが激増。
 「デビルマン」は原作がああで、上映時間が二時間くらいで、なぜかシレーヌがクローズアップされてるようだから、これは物語としてはかなり破綻の可能性が大だろうなあという予感がありました。(確かにシレーヌはデザイン的に優れたキャラだけど、本筋からすれば不動明が出会う悪魔の一人でしかないわけで、そこに比重を置いたらサタンとの確執話を丸く治めるまで時間が足りんだろう)脚本次第ってとこもあるんだけど。永井御大は「この脚本ならとOKした」そうですが。那須真知子って監督の奥さんですかー?
 だから、こちらもさして期待もせず、模様眺めって感じでごさいます。ブロバン用とはいえ荒れ荒れの予告編で判断しちゃあなんですが、CGの出来はどうなんですかねー?テクスチャのてらてら感がきつい気がしました。というか、予告編CGだらけで、人間の出番がよくわかんないっす。
 「キャシャーン」は、パラレルワールドものにしましたか!(近未来物じゃなくて、あえてパラレル日本物にしたのはなぜなんだろう)主役級の若い人はともかく、脇に渋めの配役を置いてるのは「よくこんな人がきわーな作品に出演承諾したな」と驚き。元ネタの「たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の体」をそのままフィーチャーしたのはある種冒険だし、元ネタへの敬意も感じるのですが。片手チョップでアンドロロボットを倒してるあたりも、原作に忠実ではあるんですが。なんか、こー。コスチュームがブ(以下略)…。ってのは、キャシャーンの場合、最大のネックと言えるのではないでしょうか!!
 とか、つい熱く語ってしまうのは、やっぱりリアルタイム世代の性ですか。そうですか。
 これでうっかり劇場に見に行ったら笑いものだよなあ<レディースデイに行ったりして。きっと空いてるぞ。

 珍しく(?)キャシャーンの全話をレビューしているサイトを見つけました。わーなつかしー。見たくなりそー。

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速度が落ちたのかも。

 年末に機を逃した床屋というか美容院というか、とにかく髪の毛をどうにかしてくれる店に行く。どうしてこんなに行くのが嫌いなのか<長時間拘束されるのがひたすらにいや。
 始めっから四時間コースは見えているので、毎回ぶ厚めの積ん読を持っていくようにしてるんですが、今回は200ページも読めなくて我ながらがっくり。読書スピードが落ちたのかも。こんなに字がでかい講談社文庫なのに。
 縮毛矯正をしてもらうと、薬剤が垂れたり、アイロンがけで髪を引っ張られ続けたりするんで、本を開いてられない時間が意外とあるという弱点のせいだと思いたい。

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2004.02.12

ここまで知られてないのか

 なんでかしらん、職場で侍とかの話になった。(「ラスト・サムライ」も流行ってるしね)
 それでガクゼンとしたのは、今時の若い人なんだか、一般的「女の子」なんだかは、もしかして歴史というか時代認識がほとんどないのでは???ということ。「侍って江戸時代って感じですかね?」「戦国時代なんじゃない?まあ、そのころは侍っていうより武士かもしらんけど」「戦国時代って、江戸より前?」「…関が原より前ですなー。江戸も侍といえばいえるかもしれんよ。『水戸黄門』も『暴れん坊将軍』も江戸時代が舞台にはなってるから」「暴れん坊将軍って侍なんですか?」「徳川幕府の八代将軍で」「それって、侍の一番えらい人?」
 すいません。もう説明役は降ろさせてください(泣)。私に江戸の幕府開闢から説明するほどの知識はありません。もちろん、水戸黄門のモデルになった人の正体も、なぜあんなことをした話になってるかも、彼女たちには知られてませんでした。
 一般的な知識としてはそんなものなんでしょうか。高校の日本史の授業がおざなりになるのは幕末あたりからだと思ってたんだけどな。書店では、これも「ラスト・サムライ」効果で「武士道」by新渡戸稲造が売れてるそうですが、わかってる or 知りたい層とどうでもいい層が二極分化されていってるのでしょうか。(しかし、新渡戸稲造。五百円札、じゃなくて五千円札だったか(汗)が現役のころだったらよかったのう)
 えーと。時代劇好きのみなさん。「新選組!」を目の敵にしてると、本当に新規のお客さんの来ない衰退ジャンルになって滅びていきますよ。多少本格から離れた軽い線でも、キャストがあざとくても、新しく「見てみよっかなー」って人が出るのはまだまだいいことだと思いますよ。↑のような認識の人が多いとしたら、そこから始めないとお客さんは増えません。

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2004.02.11

ああ、休みだったんだ

 昨日からの風邪の気配が改善されない。そうなるだろうという予感はあったんだけど。特に喉と鼻に兆候が出るとしんどい。花粉症の人は何ヶ月もこんな症状と付き合うんだから、尋常なつらさじゃないと思う。私は普段、頭痛系から風邪に入るんで、鼻づまる風邪にはめっぽう弱い。ほんの一日のことなのに、頭がぼーっとしてきます。祝日とはいえ週の中日だし、治ってなかったら無理せず寝ていようと早くから決めていたんで、朝から布団の中に丸まって過ごすことに。
 途中、宅配便屋に起こされたりしましたが(予備のハラマキが届きました。ばんざい。これで心置きなく洗濯できるー<いや、いままでもしてましたが)、その後は遊べと迫るアイン以外に邪魔も入ることなく、うとうとしてるうちに夕方。休みははかない。
 相方には頼めない買い物もあるんで、日が暮れる前にのそのそ起き上がる。関節が痛いとか熱でぼんやりするとかの風邪のいやーな症状は治まってたんで、えいやとお出かけ。どこに行っても親子連れが多い。えらいスカートの短いハイティーンの娘も多い。(素肌にミニは見てて寒いばかりだからなんとかしてほしいと余計なことを思う)なんでこの世代がこんなにいるの、学校じゃなかったっけ?と考えてて、ようやく今日が祝日だってことを思い出した。
 朝から不調だったから、有給取って休んでる気分になってたんだなー。祝日の過ごし方としては悲しいものが。

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青春の食べ物なのか

 新聞によると、今日から吉野家から牛丼が消えたそうで、昨日は名残を惜しむ方々が店に殺到して行列ができたとか。私の職場に近い博多駅にも二店舗があって、どちらも盛況だったそうです。
 と言っても、九州に吉野家が出店してきたのはそんなに昔のことではなく、店もあちこちにあるわけじゃないしむしろこちらでは「ほっかほっか亭」の系列会社がやってるらしい「めしや丼」の方が店の数は多い気がする。ので、関東周辺に住む、特に男性の吉野家の牛丼に懸ける熱意はようわからんのです。元々九州は関東より食の物価が安いから、ファストフードやどんぶりチェーン店が利を発揮しにくいと判断したのか、出店ペースが鈍いんです。「つゆだく」なる言葉で女子高生も気軽に食べるものになったころには、どんぶりご飯をばばんと食べる年でもなくなってたし。(というか、どんぶりものって野菜が取れないんで、別のものを食べることが多くて)
 一杯280円であのボリュームだから、びんぼーでお腹を空かせていた関東圏の男子学生の皆さんにとっては救世主のような食べ物だったんでしょうね。学生時代の男友達は概ね、いかにお金をかけずにたくさん食べるかに頭を悩ませてた記憶があります。女でよかったな、そんなに食べなくても満足できるもんな、とその点はありがたかったなあ>学生時代。
 アメリカの人ってば、自分チに入ってくるもんにはうるさいけど、よそに押し付けるもんには大雑把なんで、輸入再開までは時間がかかりそうですなあ。全頭調査が無理なのはうすうす承知してますけど、そのかわりの安全対策はやってますよん、というポーズくらい取らないと。商売人だったら。「うちの連中は平気だって言ってる」って、そういう売り方で日本進出に失敗した企業が今まで山ほどあるでしょうが。

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2004.02.10

大人げないのう

 大方の予想通り、というか、時代劇スキーや昔からの新撰組マニーには絶不評の「新選組!」ですが(オトナのはずの年代のおじ様方があちこちで「あんなものは見ない」「茶番だ」と嘆いておられるのを散見します)、朝日新聞のTV欄でもさりげなく(あからさまに?)批判しておられました。それも、「剣客商売」という別の番組の内容紹介欄で(苦笑)。よほど一言物申したかったんでしょう。
 いわく、最近は民放のほうが時代劇らしい時代劇を作る。軽い感じのする「新選組!」より『個人的には』「剣客商売」のほうが好きだ。
 この、『個人的には』というあたりに書き手の屈折を感じます。一般論でも朝日新聞の見解でもありませんよ、と断りつつ、でも言わずにおれなかったのね。
 確かに「剣客商売」をやっているフジの枠は安定して地味でも良質の時代劇を作り続けてますし、年末に民放がスペシャル枠で製作する長時間時代劇は王道を行くような作りのものが多いです。数年前の忠臣蔵なんか、新解釈なし・昔ながらの筋立てで、あまりにきっぱり吉良が悪役になってて(しかもすけべじじい)「わかりやすー」とつぶやいてしまいました。時代劇の基本型に沿う作りになってる民放の作に比べると、最近のNHKの時代劇は(大河以外でも)題材といい切り口といい、ファンには奇をてらいすぎに見えるのかもしれません。
 でもねえ。NHKは一応、年間通じて大河の他に時代劇の枠を固定して一つ持ってるわけで、それはスペシャルと違ってある程度コンスタントに視聴率を稼がないといかんのでしょう?いくらNHKでも。だから、なんとか新しいお客さんに来てもらおうと、あの手この手を使うのもわからんではないんですが。民法の時代劇だって、帯としてみればフジ以外は固定枠を取りづらくなってる感じで、「子連れ狼」とか「八丁堀の七人」とか「三匹が斬る」とか、新たなシリーズものをどう根付かせようかと、こちらも四苦八苦してるように見えます。
 時代劇って、見た目からもう、初心者には入りづらい世界なんだし、どの作品も番組経過40分ごろに葵のご紋が出るもんだと思い込んでる人も多いし、そういう人たちを新しいお客さんとして迎えるのはかなり敷居の高い話です。お客さんがいなければ、新作も作られなくなるわけですから、これもいいチャンスだと割り切ってもう少しおおらかな気持ちで「新選組!」を見守ってあげてもいいんじゃないでしょうか。
 とかいう私も「宇宙世紀でないガンダムなんかガンダムじゃない!」なんて言ってたんですから、人様のことは責められないんですけど。(「ガンダムなんかと一緒にすんな」っておじ様方に叱られそうだけど、私から見ればほとんど同じな感じです)

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2004.02.09

興味深い実験

 昔昔、子どものころに読んだ雑誌の特集で「人類はこうして滅びる!」というのがあったんだが(どうでもいいが、なんで子ども向きの雑誌にこういう特集)、謎の宇宙線により全人類が突然色覚異常を起こし、社会が混乱するというネタがありました。信号などが識別できなくなるので、交通はマヒし町は大パニック!なんて描写があったけど、それだけじゃ滅亡まで行くのかどうか。
 さておき、この特集で子ども心に「ほー」と思ったのは、食べ物を欲しがる子どもに母親がイチゴをあげようとすると、「こんなのイチゴじゃない、イチゴは赤いものだもん」とぐずって食べない、というシーン。人類が滅びようというときにイチゴが食べられるなんて贅沢な話ですが、その上赤くないから食べたくない!とはワガママにも程があるってもんです。というのは、脇の話で、私がなるほどー、そうなのかーと目うろこだったのは、食べ物がそれらしい色と形をしてないと人間の食欲が減退するという指摘でした。
 「食べる」という行為に色が大きな影響を与えるのは確かで、私がかつて冷蔵庫のそうめんつゆをためらいもなく飲んだのは、色からアイスコーヒーだと信じ込んでたからですもんねえ。<関係あるのか?
 そういう「食欲と、色と形」の密接な関係を、またまた「デイリーポータルZ」さんが体を張って実験して証明してくれましたよ。これはおもしろいです。
 白くて四角いと、みんな冷奴として処理したくなるんだねえ、人間の体はねえ。

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鵜呑みにしちゃいかんのねえ

 金曜だったか、公道でセグウェイに乗って警察に捕まった人がいるという事件をやってて、ものすごくいいかげんに見てた。日本の現行の道路交通法ではセグウェイはカテゴライズしにくいらしく、乗りたかったらいろいろ余計なものをくっつけないといかんらしい。あのすっきり感と乗り心地を試したい人にとっては、それは魅力を半分以下にするもんだから、当然日本では乗り手はいない。よほどの好き者で自宅で乗り回すって人くらいじゃないんだろうか、買うのは。
 ニュースでは、事件を起こした人は「日本の公道でもセグウェイに乗れるようにと思い、デモンストレーションをした」っぽくまとめてあって、「キモチはわからんでもないが、そんな無茶をしなくても」と軽ーく見流してしまいました。
 ら。なんとなく読んでいるメルマガ、「デジクリ」の今日の号に、なんとそのセグウェイに乗った本人さんが記事を書いてるじゃないですか。それで、ニュースで見たのとは事態の印象が全然違うじゃないですか。
 当事者さんには当事者さんの目があるから、これが事件の真相だ!とか、全貌だ!とは言えないのかもしれないけど、少なくともニュースで伝えられた内容は違ってたり情報が足りてなかったりしたのだってことだけはわかる。
 なるほどねー。新聞にしてもTVにしても、普段から「これが全てじゃない」「鵜呑みにしちゃいけない」と思ってはいたけど、多面的に情報を得られなければ残る印象は結局報道媒体から与えられたものだけになるのよねえ。個人がニュースを多面的に見るのは不可能に近いわねえ。
 そういえば、「ほぼ日」の「あのくさ、こればい」でも媒体によってニュースの切り口が違うって話を読んだばかりだった。
 ↑というようなことはわかった。でも、それでどうしたもんだか?って、次のやり方はわかんないもんですな。疑うから先の、物の見方は。

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2004.02.08

やっぱり飽きるかなあ

 あまり高まらないものの、低い位置でじっとりと「ホームベーカリー、欲しいなあ」熱が冷めないので、そう言えばしばらく前に里のおかんも買って焼いてたなあと、電話してみる。最近使ってないみたいだから、浮いてるんじゃないかと。借りて使ってみて、やりそうだったら正式に買う、というのもいいかな、と。
 もんのすごくでっかかった気がするのが難なんですが。
 しかし。「ああ、あれね。捨てたわ」とあっさり言うおかん。友人の熱烈なお勧めで買ったものの、大きすぎるとは思っていたようで、自分が作り止めてからも「あげると言ったら、返って貰い手が困りそう」と死蔵しつづけ、最近思い切って処分したそうな。うーん、惜しかった。
 「やっぱ飽きますか?」と聞いたら、ソコツな人なので材料を入れそこなったり、粉やスキムミルクを買い置きしたりするのが面倒になってきたと言う。強力粉は普段の料理にはあまり使わないからな。近所のパン屋の焼きたてパンで十分満足だと言うのも理由らしい。
 「それと、焼きたてのにおいってものすごく食欲をそそるのよ。半分くらい、つい食べちゃう。いくらなんでもそれは食べすぎだから、体によくないでしょう」。
 いや。確かにそうですが。それは精神力の問題で、ホームベーカリーのせいだとは言えないと思うのですが。

 あきらめる理由としてはパンチ不足かなあ。

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男の好きなモノ・女の好きなモノ

 昨日、「王の帰還」を見に行って、相方とあれこれ話したのだが、今回戦闘シーンが適度に分散されてるから、女性も見やすそう、「二つの塔」のヘルム渓谷は長すぎるって不評だったもんねと言ったら、「そのくらい許してくれよー」とのことでした。合戦シーンは男性から見れば見所の一つで、あのくらいあってもいいと言うんです。恋愛映画で延々内面トークをやられたら、男性がうんざりするのと同じようなもんなんでしょうか?>女性にとっての戦闘シーン。
 「そう言えば、『十二国記』の一作目を読んだときも、最後の最後に主人公が偽王を倒して麒麟を奪取する戦いが一ページで終わって驚いたもんな。えっ、この一番おいしい場面が一ページ?って。女の人は、ああいうのは気にならないんだなあ」と相方はため息。そうだねえ、気にならないみたいだねえ。
 「十二国記」の場合は、特に主人公の陽子が過去の自分をきちんと見られるようになって、異世界の王に選ばれるという常道を逸した事態に前向きに向き合えるようになる、という精神的な成長のドラマだと思って読んだんで、陽子が腹をくくった時点で物語の形はできた、と思ったんですね。だから、合戦シーンはなくてもいいんじゃないかと。
 でも、合戦シーンならではの、男性の気持ちに働きかける場面や登場人物の係わり合いってもんも確かにあるわけで。男性が読んだら物足りないのかもねえ。「十二国記」は女の子向きでもまあ硬派かな?と思っていたのですが、基本的には女性読者に向けた読み物なんでしょう。
 もっとも相方は「少女マンガは恥ずかしくて読めんよ」的な(と言いつつ「風光る」は読んでるが)、精神年齢的にはちょっと古い世代に属するヤツなんで、男性一般論として持ってくるのが妥当かどうかはわかんないですが。

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2004.02.07

帰宅後

 眼精疲労でばったし倒れこんだんですが、夜、「ロード~」の一作目をやってて、最後に「王の帰還」の出演者コメントがあると聞いたんで、「終わりそうになったら起こすように」と相方に言って寝てました。
 そしたらホントにクライマックスの、ボロミアがやられる直前に起こしやんのである。私を泣かす気か。
 そして、やっぱり大塚さんのアラゴルンは「どっか、違う」のである。ぼろぼろに汚れたアラゴルンのほうが、王様になってこざっぱりしたアラゴルンよりかっこいいと思った。

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完全ネタばれ「王の帰還」

 マラソン上映に参加したかったよう、と嘆きながら、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」を見に行きました。上映時間、三時間半ですよ!考えるまでもなく、始業からお昼ご飯までより長いのです。お腹も空きましょう、トイレに行きたくもなりましょう、見に行く方には体調を万全に整えて臨まれますように。
 という私は眼精疲労が持病の人で、いつ勃発するか常々不安なんですが、今回「王の帰還」を見る直前くらいにまたもや発症のサインが。なんでこんなときに出るかなあ。以前「アイアン・ジャイアント」の試写会で症状が全開になり、作品に集中するどころか帰り着くのがやっと、頭痛と吐き気でおげーでげろーになった過去があるのです。困った。
 幸い、今回は終わりまでなんとか持ちましたが、もしマラソンに参加してたら激痛で「王の帰還」が始まる前に脱落していたことでしょう。よかった、つつましい判断をしてて。

 映画そのものはと言うと、これからアカデミー賞を受賞でもしたら「何それ?」って方が見に来られるかもしれませんが、そういう方々に全くやさしくない、何の配慮もない三部作の最終話としての作りでした。前二作が好みでないと感じた方は今回は遠慮なさるが吉と思われます。原作未読派と前二作を見ていない方でどうしてもとおっしゃる方は、DVD(できればエクステンデットエディション)で前二作のおさらいをしておいたほうがいいかもしれません。(「二つの塔」のときにびっくりしたのだが、映画の感想サイトで「話題になっているので、一作目を見ていないが劇場に行った。話がさっぱりわからず、またオチも尻切れトンボでおもしろくない」と文句の書き込みをしている人がいた。なんだかなあ。よーく考えよう。お金は大事だよう)
 以下、ネタバレ度が上がりますから、読みたくない方は飛ばしてくださいませ。
 シェロブの出を「王の帰還」に譲った時点で、「うわー、次はやることがいっぱいだー。時間が足りるのかいな?」と心配してましたが、私の個人的な趣味だけで言えばよくまとめてあったと思います。原作ファンには入れて欲しいエピソードがもっともっとあっただろうけど、あの尺の中で筋が通って盛り上がってあのオチにたどり着く流れをちゃんと押さえてあるのはすごいです。
 サルマン絡みのシーンが本当に全削りになってたのは、私的にはOKです。「王の帰還」のサルマンは落ちぶれていく一方で、出てくるたびにレベル低げないやみを言うじいさんという印象でしたから、活劇風にまとめられた映画版にはちょっとそぐわないかなあと。原作はどこかおとぎ話っぽく読めるから、指輪を葬った後の牧歌的なエピソードもゆったり読めるけど、映画として見るならその後の話はテンポよくまとめないとダレてしまう可能性があるし。
 戦闘シーンは昼間なせいか、ヘルム渓谷より見やすいかな。エオウィンが異様にかっこいいです。その分、兄貴は影薄いですが。ペレノール野の合戦の後、黒門に行くのが早すぎる(途中のエピソード全抜き)と感じる方もいるでしょうけど、これも後半のダレ防止策と思えば許せます。冥王との決戦の後のなさが強まりますから。
 筋の変更もキャラクタの相関関係をわかりやすくする効果があって、ただでも増えまくった登場人物を頭の中で整理しやすかったです。「王の帰還」の指輪捨て組はあんまりドラマがないから(二人で黙々と荒れた土地を歩いてるシーンばかりになりそう)、ゴラムのキャラを膨らませた上でシェロブの下りをやったことで見せ場ができたし。少年スキーの私ですから、イライジャ=フロドが指輪を首にぶら下げて歩くだけの人になってなかったことに満足してるのかもしれんけど(笑)。
 締め方も、灰色港から自分の家に帰り着いたサムが、奥さんに「戻ったよ」と告げてEDと原作どおりで安心しました。悪の勢力は滅びたはずなのに、主人公たちは勝利したはずなのに、お話の終わりはどこか物悲しい、指輪物語はやはりそういう話でないと収まりが悪い気がします。ハリウッドが作ってたら、もっと派手な終わり方でないと許されなかったかもしれないと思うと、PJが監督で、この体制で作られて、ほんとによかったです。
 先行ロードに来る人は、ある程度指輪好きな方が多いようで、私が「ここ、泣けるよなー」と思ったところで同じように泣いてくれるので、こちらも遠慮しなくてよくて助かりました。
 次は吹替版の予定。アラゴルン=大塚芳忠さんの声が、どうも合わないのが難なんだよなー。私の場合。

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2004.02.06

姉ちゃん、怖いですか

 お昼ご飯時間のことである。
 たまたま一緒になった同僚が偶然にもみんな妹な人で、しかも揃いも揃って「お姉ちゃんは怖い」と言うのであります。いわく、「コタツに入っててちょっと立とうものなら、『あ、コーヒーやろ。私の分も』って言う。入れに行くんじゃなかったのに」「アイスを買ってくると、必ず味見って言って半分は食べる」「逆らうとめっちゃ怒る」「というか、敬わないと怒られる」。そして揃って「世の中で一番怖いのはお姉ちゃん」。
 えっえっ、そうなんですか?世間の「お姉さん」そういうものなんですか?彼女たちの言い分を聞いていると、ものすごい暴虐の限りをつくす人、みたいな印象なんですが。私も妹が二人いるのだが、私が気づいてないだけで、妹たちは私のことをそう思ってるんでしょうか。(イジメとかでも、してるほうはそうと気づいてないのはよくあることだし)うーむ。
 もっとも、私自身、姉らしい思いやりを妹たちに示した記憶はないんで、敬われたりする資格はまるきりナッシングという自覚はあるけど。
 そう言えば子どものころ、長子の友達の中には、「あーあ、お兄さんかお姉さんが欲しかったなあ」とボヤく子がいた。下の子の面倒を見たり、「お姉ちゃんでしょ」と長子の責任ばかり要求されるのがいやになってたんだろう。でも、私はあんまりそういうのがなかったんだよなあ。自分がこの程度の「お姉ちゃん」なんだから、自分に上ができたところで似たようなもんに決まってる。
 世の中にはブラコン・シスコンの人もいなくはないようだけど、総数としては兄ちゃん・姉ちゃんは怖いものなのだろうか。美しい兄弟・姉妹愛は全くの幻想ってことでしょうか。(ちょっとはほんとがある?)
 いわゆる妹萌えは、例外とする。本物の妹はそんなに簡単に兄を慕ったりはしないし、第一めんどくさいものではないのか?

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2004.02.05

こういう私たちはどうか

 残り少ない「ニュースステーション」の絶滅危惧商品シリーズ。今日は折り紙を取り上げていました。
 番組で紹介された作品を見てると、フツーの人で折り紙折る人はどんどん減ってるみたいですが、マニアック作品を折る人は増えてるんじゃないかとすら。もはや紙製のフィギュアでは?みたいな作品が次々と。もしくは、ペーパークラフトみたいなのとか。ペーパークラフトではなく折り紙なのは、きっと一枚紙で出来てて切れ目が入ってないからなのね。
 ナレーションが白鳥恵美子だからアリかもしれないけど、BGMに使われたボーカル曲を聞いて、すぐに「あ、FF9だ」と言ってしまった私はどうか。
 いや、いろんな折り紙作品が紹介されたにも関わらず、「DNAモデルの折り紙」という言葉に一番反応してしまう私どももいかがなものか。

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もったいないことをしたのかも

 以前の職場の同僚から届いたメール。とても魅力的なお誘いが書いてあったのですが、涙をのんでお断りしました。
 それは。今週末の「ロード・オブ・ザ・リング 三作マラソン上映」のチケットを半額で譲るけど、どう?というもの。急用ができて行けなくなった知人のものだそうだけど。
 もう「王の帰還」onlyのチケットを買っちゃったのよ。それ以前に、体力に自信がないのよ。
 あああ。もんのすごくお買い得なのに。自分の年がにくいにくい。

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どうにもこうにも救いがない

 ドキュメンタリースキーと言ってもなんでもかんでも見るわけではなく、あんまり気分がどんよりするものや現実のつらさをむりやり直視させられるようなのは遠慮気味。特に平日は。ただでも体力がでんでろな明日も仕事ですよって日に、精神的な重さまで背負い込む気にはなれんのです。
 だから、なんでこんな番組を見ちゃったのか、自分でもわかりませんのです。昨日までの放送ですが。NHK−BSでやってた「スターリングラード攻防戦・60年目の証言」。最初の一回は避けて通ったのに、二回目三回目はつい見てしまった…。
 私は第二次世界大戦史は詳しくないけど、スターリングラードの戦闘が筆舌に尽くしがたいほど悲惨なものだったと聞いたことはある。だから、ひどさは覚悟してたつもりだったけど。全然甘かったです。
 帰らなかったドイツ軍人の妻、奇跡的に生還したドイツ軍人、スターリングラード市民、旧ソ連兵、戦いに関わった人々のインタビューに、当時のフィルム。半世紀以上経っても泣く人、口篭もる人、言葉を見つけられない人、攻められた方はあえて当時の辛らつな憎しみを語ることもある。悲惨を極める戦場の状況。飛行機と戦車とミサイルの火花。白黒のフィルムの固まりのような木々と雪原。痩せこけ傷ついた死体が折り重なって山になる。降伏した後も、疲れきった体で収容所まで延々と歩くドイツ兵。ソ連人も戦禍であらゆる物資が足りず、まず自分たちが生き残ることを考えなければならない。
 30万を越えるドイツ兵が、降伏時には10万人に。寒さと飢え、蔓延する疫病でさらに死者は増え、戦後無事に帰国したのはわずか六千人。ヒトラーの戦況把握の甘さと前線将校のプライドや上部組織に対する恐怖の、これが結果。ソ連にも、軍人・民間人双方にたくさんの死者が出ている。
 当時の事情を知らない私が「なんでこんなばかなことを」と言うのはたやすい。でも、きっとその場にいたら、流されるだけの一般市民でしかいられなかっただろう。
 何度繰り返したら、こんな出来事が止むのかなあ。一人ひとりまでがひどい人ってわけじゃないのに。後からみんな、「どうしてあんなことを」って後悔してるのに。もう何百年も何千年も、同じ失敗をしてるのに。
 モノクロだから見続けられた番組です。あれがカラーだったら、生々しすぎて耐えられない。

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2004.02.04

行ってきました

 先月からいくつか「行かなくちゃ」イベントが挙がってましたが、その中の一つ、「ビーズアーティスト展」に行ってきました。一番会期が短いし、会場が会場だけに週末の混み具合が想像できたし。
 実はそれほど期待してたわけじゃないんですよね。クロッシェっていう順銀細工と組み合わせたタイプがポスターで大きく取り上げてあったし、飾って見栄えがする作品は天然石やスワロフスキー使いのものが多く、ふだんふらっとつけられる、シードビーズを多用したお気楽ものを編むのが好きな私には縁のない物が多いかなーと判断してたから。
 実際に行ってみると、予想は半分当たってて、半分はずれてた。入り口近くのメインブースは、手の込んだ展示会向きの作品が多かったけど、コンテストの入選作にはシンプルな作品もけっこうあったから。それに何より、私の手持ち or 購入を迷ったビーズ本の著者の作品、それも本に載ってるあれの現物がかなり展示されてたのだ。現物を見たからインスピレーションがぴーん、なんて能力は持ち合わせないけど、をを、あれはこんなサイズに作るのか、こう編むのか、と勉強になったことがいろいろと。生かせるかどうかはわたくしのセンス&技能次第ですが、こっちのほうは全く期待はできません。眼福だったということで。
 残念だったのは、照明を落としすぎててビーズの色がくすんで見えたこと。透明なものはライティングで印象がかなり違ってくるものだけど、本で見たものと比較してしまうせいか、余計発色が悪く感じました。が。本のほうがカメラマンさんがかんばって、見栄えよく写してくれたのかもしれず。

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むしろ

 買うならこっちのほうがいいんでないか?>自分。補正下着こと「カネボウリフトアップマジック」。胸の寄せ上げはさておき、マッサージと姿勢の矯正は実用的なように思われ。着ると腰周りなどが暖かいというのもこの季節的にはマル。
 問題は、わたくしの職場に制服があることだね。こんな脱いだらすごいんです下着を見たら、周囲が確実に引くわ。

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これは意外と。

 世代的にハマる人がいるかもしんない。なんたって、「立花レーシングクラブモデル」レザージャケットですよ!そこのお父さん、いかがですか?値段も四万円弱と、こなれております。Lサイズだから、私は着られないけどね。
 しかし、こんなものを受注生産しているとは、このサイトには危険すぎて近寄れない。(すでに「リサとガスパール」のトートバックをぽちっとしそうになった。幸い品切れだったが)

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パン!パン!パン!

 実は先週末から突然ホームベーカリー熱が上昇していて困ったもんだ、なんである。私は朝食は食べる派だけどもう何年もパン食。相方も朝はほとんどパン食。それがここ数年はベーグルで固定されてて(相方はトーストスキーなんで、毎食ベーグルではない)、それはそれで全然不満はないのだけど、たまには気分を変えてみたいなあって思うときがあるじゃないですか。それでいきなり手作りというかホームベーカリーという発想に行っちゃうのも飛びすぎですが。
 広くもない家にものを(それも簡単には捨てられない)簡単に増やすわけにはいかんので、さすがに速攻でぽちっとななんて暴挙には出てませんが。ただいま沈静化待ち中。ヨドバシやビッグには行くまいぞ。
 それでなんだか、今の気持ちにびびっと来たのは半焼き・冷凍のパンです。これなら手軽に焼きたてチック?残念ながら、いつものベーグルを発注したばかりなんで、次はこれにしようかと。(冷凍庫が空かない)
 しかし、またもやネット通販かよ>自分。

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2004.02.03

ずるいよ、この企画

 毎日一度はチェックしている「ほぼ日」。先週から「テレコマン」もやってるし、空き時間にぼちぼち読みたい企画が今週もいくつか。
 って。これなに?来週からやるというこの企画ですよ。「SayHello」。ぽちっと押すと、あああっ、いかんいかん。犬はいかんよ、しかも子犬はずるすぎる。
 といいつつ、来週からチェックする企画がまた増えること間違いなし。子犬はどの犬種もかわいいのう。

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本気なんかい!

 わたくしの同僚に、器量もよく背も高く人当たりもよく気配りもでき、けして悪い人ではないが、時折ひやーっとさせる一言を口にしたり、それは追求せずにそっとしといてあげようよと言いたくなるくらい好奇心で話題を掘りまくる方がいる。成人して間もないという年でもなく、最近結婚された新妻さんである。どういうふうに冷や汗かと言うと、説明しづらいのだけど、口に出す前にマズい内容ではないか?と一拍置いて考えて欲しいなあ、というか。先日は客先に行くタクシーの中で、「軍人さんってかっこいいですよねえ。私、ガンダム世代だから、シャアとかかっこいいなーと思って」(ちなみにヲタクな人ではない)などと無邪気に言い出すので思わずぞっとしました。自衛隊のイラク派兵で神経とがってる時期やっちゅーに、そんなことをノー天気に口にしていいものかと。
 その彼女がお昼ご飯を食べてるときに「きいろさん、FBIかCIAに入りたくないですか?」と言うのであります。なんなんだ、なんで突然FBIなんだ?ってーか、入りたくないよ!向こうもいやだって言うよ
 聞くと「おばちゃまは○○スパイ」シリーズにハマってて、そういう気分になったらしい。「FBIって背中に入ったジャケット着て、怪しい人に『i'm FBI』って言いながら身分証明書を見せてみたいですよね。かっこいいじゃないですか」。
 みたくないよ!そもそもFBIの仕事の内容をわかってるんですか?「かっこいい」とか言ってるバヤイではない仕事でないの?
 とマジメに取り合うのもなんなので、「わたしゃやだねー」と答えて終わりにした。(いや、しばらく「FBIに入るにはどうしたらいいのか?」談義が続いたりしたのだが)冗談だと思ったしねえ。けど。
 夕方ごろ、彼女が言うのである。「きいろさん、FBIってアメリカ国籍がないと入れないんだって。残念ー」。
 残念ってなんなの?まさか、本気だったんかい。ユーモア・ミステリの描写が=本物のFBIやCIAの姿だって思ってるの?
 私が内心頭を抱えても、許されると思いませんか(泣)。
 この、ときどき「ついていけないキモチ」にさせてくれる同僚と、まだまだ当分縁が切れそうにないのです。とほほー。

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2004.02.02

スパムメールを振り分けたい

 とかウィルスの送り出すメールを速攻でごみ箱行きにしたい、と、私程度の受信量でも思うので、仕事でばんばんメールを使ってるとか人気サイトのオーナーだとかだと、深刻な悩みでしょう。
 深刻な方に効果があるかはわからないけど、これはシンプルながら効果がありそうって気がするスパムごみ箱行き法を読みました。条件が合致する方は試してみられるとよいのでは。
 なるほど、本文内にひらがながないメールをフィルタリングするっていい方法だわー。<外人の友達がいない人。

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私ですら被害が

 サイトの連絡用に契約しているフリーメールが、何度サーバにアクセスしても受信できない。古いメールが残ってるせいだろうか?と削除しても、そのたびに割り当て容量いっぱいの数値になってしまう。なんでやねん?そりゃあスパムもそこそこ届いちゃいたが、これほど容量食ってるとは思えない。あーでもない、こーでもない、といじくってみるけど、メールごときにそれほどややこい事情があるとも思えずお手上げ状態。
 という状況が先週末から続いていたんですが、今日ニュース系のサイトを見てて思いました。これってウィルスメールのせいなんかい?先週からめっちゃ蔓延してると聞いたけど、なにせうちはMacなんで、あまり意識もしてませんでした。(それはそれでマズいんだが)
 細々サイト持ちの私宛によそさまほど大量のウィルスメールが来るとは思えないけど、他の利用者分も入れたらフリメのサーバがパンクしてるというのもありえるかもしれない。だいたいあのサーバの残り値の少なさは異常すぎる。
 ウィルス出るたびに余計なメールが来るわ、会社の駆除ソフトの更新作業があるわで、ホント迷惑ですわ。迷惑かけるから、作る人は作るんでしょうけど。
 あのメアドに来るのはスパムとウィルスが送り出したメールとDMが九割くらいだから、受信不能決定的に困ることはないけど、もしももしも需要なのが届いてたらどうしよう、とそれだけが心配。
 失礼かました方がいたらごめんなさい。

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2004.02.01

男の好きなマンガ・女の好きなマンガ

 ドラマ版「エースをねらえ!」が好調を続けてるって話を、なんとなく相方とした。
 あのころの少女マンガの絵をそのまま実写で再現したら、そりゃ見た目はお笑いになるに決まってるし、実際になってるんだけど、見てる人によれば、話も原作どおりでしかもよくまとまってるらしい。原作どおりにやればいいってもんじゃないのは、去年の同じ枠の「動物のお医者さん」が実証済みだから、やはりシナリオの出来がいいんだろうなあ。
 そのうち「あしたのジョー」も実写ドラマ化かなあと相方は言う。「巨人の星」の実写化よりはアリかもしんないけど、あれをそのまま実写に置き換えたらやっぱ見た目で笑う気がする。「あしたのジョー」はああいう話だから、笑った時点で悲しくなりそう。そもそもドヤ街なんか身近にないし、少年院もずいぶん変わったと言うし。あの時代だから成り立ってた部分がたくさんある話。
 それで、なんで「あしたのジョー」はだめっぽいけど「エースをねらえ!」は可能なんだろう?って話になって、どうやら少年マンガと少女マンガの違いのせいじゃないかなあ?というオチになった。
 さすがに「エース」でも、例えばスポーツのトレーニング理論なんかはやっぱ古い。今は返ってやってはいけないこともあるくらい。だけどメインで起きる事件はお蝶夫人や宗方コーチとの葛藤だったりするわけで、その辺は今でも通用する感じ。舞台も学校とそれぞれの家と試合のあるコートがほとんど?時代遅れっぽいところもありはするけど、見るに耐えん、と言うほどでもないかも。要するにドラマのメインはスポーツを通じての人間関係や主人公の成長物語で、そういうものは時代性に左右されにくいのかもしれない。
 「あしたのジョー」は、まず主人公の生い立ちやそのハングリー精神が広い世代に訴求できるかと言うと厳しそう。時代背景も今では説明なしではわかりにくいところもありそう。それに、ああいう話の仕立ては、年代を問わず男性に好まれる、のだろうか?今の十代はもっとおっとりとやさしいものを好むようにも思える。(もちろん、燃える男の熱いドラマにもちゃんとニーズはあるようだけど)
 相方が言うには、「男は状況と関わるドラマが好きな気がする」そうで、それはどうしても時代と関わりが深いから古びてしまいやすいんじゃないかと。少女マンガは人と関わるドラマが好きのようで、根本的なところで時代の影響は受けにくいんじゃないか、と。
 そう言われると、そうかもしれないね、と思う。

 個人がやってるマンガやアニメのサイトは、同じ作品のものでも男性と女性で大きく切り口が違う。個人差ももちろんあるけど、性差による傾向が明らかにある気がする。
 なんて言うんでしょ。ガンダムのファンサイトなんかを見てると、男の人のは、このモビルスーツは何話で出た、いつ改造された、誰が乗ってた、みたいなデータベースとか、この事件はいつ起きた、それによってこういう影響が出たみたいな年表っぽいまとめみたいなコンテンツが多い。女の人のは、この話で誰と誰がどうしたと言った感想(感想は男性も書くけど)や、絵が書けない人は二次創作を載せてるところが多い。
 きっと、延々とモビルスーツのスペックを書き連ねたサイトを女性が見てもちっともおもしろくないし、大きな事態の変化も起きない、ひたすら人間関係の細やかな機微を追っかけた二次創作は、男性には退屈でたまらないだろう。(なぜか、男性のえろげサイトには大量の二次創作があって、そこでは様々な恋愛模様が繰り広げられてるけど、えろげは恋愛ものが多いから、そういう傾向になるのかな)
 データベースや年表は状況のコレクションで、二次創作は人間関係のコレクションなんじゃないだろうか。それぞれの性で興味の切り口が違うから、それがコンテンツに反映されてるんじゃないのかな。
 それがいいとか悪いとか、どっちが優れてる劣ってるとかではなく、単に「違う」というだけの話だけど。

 そういえば、今NHKで平日の夜11時からやってるドラマも原案は大島弓子のマンガらしい。家族の関わりのドラマに仕立ててるから、昔のマンガでも原案になり得るのかもしれない。

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