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2004.02.20

どうかと思うよ

 と言うような理由で(今週はこういう、やっつけな始め方が多くてすまんす)、本来の仕事以外の、忙しい他の人のお手伝い仕事でお茶を濁しているわたくしなのですが、今日はついにやりたくない系最大級・精神的にへなーなお仕事をやらざるを得なくなりました。
 それは、男性向きのアングラなサイトのチェックです。えーと、ヘンな仕事ですが、一年に一回あるかないかの頻度でそういうのが発生することがまれにあるのです。公官庁では職場でえっちサイトを見ると免職(?)という規定を導入するところもある中(とゆーか、最低限、社内ネット環境にフィルタ入れたら?)、堂々と会社でえろいサイトを見られる(残念ながら、男性向きのアングラサイトというものは、概ねアダルトか出会い系になっちゃうのである)なんてパラダイスだ!とうらやましく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちとら女なのです。はっきり言って、好奇心で覗けるのは最初のいくつかで後はやればやるほどゲンナリしてくるだけでして。
 こういうえろいサイトを見ているとしみじみ思うのは、男女の性の好みは明らかにかけ離れとりますな、ということです。男性がうはうは(死語)見るらしい無修正とか限りなく修正レベル低の実写画像や過激なだけのあおり文句って、女性から見ればえろでもコーフンでもなんでもなく、むしろグロとしか感じられない。ソノ気は果てしなく低下していき、どっちかというと精神的疲弊を紛らわすために「男ってばっかじゃないの?」と憤ってばかりいます。
 なんてーんですか?私からみると(見たくもないが)、モロい画像ってスプラッタ映画でリアルな臓物ぶちまけるシーンを見てるような不快感があるのですわ。
 以前読んだ田辺聖子さんのエッセイで、男の人は女に比べると浮気に抵抗がない様で、男友達に尋ねたら「そんなもん、洗ろたらしまいや」と言う。男性にとって、自分のそういうところは外に出てる分、手足とおんなじ感覚だそうで。それに対して女は構造上、見たこともないって人も多いし、感覚的に内臓っぽいものとして捉えてる。人様に内臓見せたり触らせたりするなんて滅多にできるもんじゃないわけで、だから女は男ほどあっさり深い仲になる気にはなれんよ、と。そういう内容だったですが、当時の私は「なるほどー!」とひざを打ったものでした。(これに限らず、田辺さんのエッセイはあの時代にめっちゃ先進的だったなあ)

 こういう仕事は、私もいやんだけど、二十代のまだスレきってない娘さんにさせるのはどうかと思うんですけど。ちゅーか、セクハラでないの?と、上司には散々言ったんですが、(派遣就労のではなく)会社が依頼元との間で「やる」と契約結んでるらしく、断れないし、でも人手は女しかいないしでどうにもならんらしいのです。とほほ。
 男と女はわかんないところがあるからおもしろくもあるんだけど、冗談にもしきれない状況が仕事の場で出てくるとなるとおもしろがってもいられない。(男性は「まあ、仕事だから淡々とやってください」とか言うんだよな。こっちの精神的苦痛が本気だってことが今ひとつ伝わりきれないみたいで)
 こういうアホなもんは、生理的欲求とか言われると仕方ないんで、女性の目につかないところで深く静かに潜行して楽しんでください。くれぐれも犯罪にならない範囲で。
 と、声を大にして言いたい(怒)。

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