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2004.05.31

読んだ人はおもしろいと言う

 「大菩薩峠」、読んでますか〜?
 私はもちろん読んでません。<強調すな。だって、世界最長の大河大衆小説で、しかも未完!なんですよ。連載マンガですら完結するまで手を出すまいとしているせっかちな私が、ちくま文庫全20巻&作者死亡のため未完なんてフラストレーション溜まりそうなもの、読めません。昔作られた映画もあって、市川雷蔵とかかつての名優が出演してることもあり人気があるそうだけど、それも見たことない。
 でも、そんなに長いわ古いわ(一巻目の執筆が大正二年)の小説が、未だに読まれてて、しかもネットで感想探すと「今でも十分おもしろい」って言う人が意外と(?)多いんです。いったいどういう小説だか、あらすじだけでも知りたいなあと思いません?原典がこの長さだから、あらすじと言っても相当なボリュームになるせいか、適度にまとまったものが見つからないのです。
 というわけで、BSの「大菩薩峠・果てなき旅の物語」を見てみました。NHKのことだから、大づかみに世界観を解説してくれるんじゃないかと期待しまして。なんと五時間の大長編特集。(本編が長いからしかたないんだろうけど)なんで平日にこんな重たい番組をやるんだよ、と思いつつ視聴開始。
 く。苦しい。どうも物語の舞台になった幕末と著者の中里介山が生きていた時代の世相をクロスさせつつ、元ネタになったと思しき伝承の類を取材しつつ、物語の語り口に近似した「語り」という文化を取材しつつ、みたいな、「一見さんお断り」っぽい作りになってる。もっと作品の概要に密着した内容かと思ってたのに、私には難易度が高すぎるー。基礎知識不足しすぎ。
 しかし、不思議な話っぽいですね。私が知っていたのは、大菩薩峠で主人公の侍(机龍の介って、主役のニヒルな剣の使い手が「机」って名字はどうか?)が故無く通りすがった老巡礼を斬り殺し、という発端の部分だけで、もっと哲学的な話が展開されるのかと思っていたら、その後しばらくはわりとエンターティメントな筋運びらしい。ニヒルなアンチヒーローものの時代劇の枠内になんとか収まりそうに進んでいたのが、しだいに登場人物が増えてあっちのグループ、こっちのグループで別の事件が起きていく。それが興味をつないで長大な物語を最後まで読ませるんでしょうか。後半は「幕末」というリアルな舞台背景を離れてみたり、作者の思想のぶち上げになったりもしてるというし。あと、番組中、本文を朗読してたんですが、なんかへんな文体です。ハッタリ効いた講談風のしゃべりの地の文が「です・ます」調だったり。正直、うまいとはとても思えない。(<生意気ですまんす)でも読んだ人は「そんなことは次第に気にならなくなる」って言うんです。それはスゴすぎ!小説のおもしろさは文章力ではないってことですもんね。
 結局「どういう話なんだろう?」という興味は全然満足されなくて、教養の授業受けてるみたいな眠さがあった五時間でした。<基礎知識がないままに見たからでは?
 かといって、とても自分で読んでどうしようという熱意もないので、今後も「大菩薩峠」は私にとって謎の小説のまま君臨しつづけることでしょう。<自力で解決する気はなしかよ!

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犬の健康

 相方が帰ってきてもケージから出てこないなんて、アインにしては変なのである。見るとケージの前にクッキーのようなものが一塊。何、これ。乾燥してるように見えるけど、もしかしてリバースしたのか?
 相方が言うには「これ、エサだよ」。えさがこの形で出てくるって、丸呑みしてるのか?そんなに食べるのがいやなんか?でも、メーカーを変えることがあっても、ドライドッグフード以外のものをやる予定はないのよ?ブリーダーさんにも獣医の先生にもそう言われてるから。
 ド甘えたのアインがケージでフテ顔のまま出てこないなんて、戻すほど具合悪いのかなあ。水は多めにやって、夕ご飯は控えて、様子見。クドいくらい愛情表現されるのもなんだけど、あまりに「らしくなく」おとなしいのも心配だ。
 そう。やっぱり心配だったりする。アホやのに。たわけのヘタれ犬なのに。

※追伸。翌朝はすっかりケロっとしくさってました>アイン。こーのー。

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2004.05.30

やってきました!

 実は先日ちょびっと書きました「デューク更家の1mダイエットウォーク」DVD版。「楽天BOOKs」に注文してたんですよ!きゃー。出版社取り寄せだったのでかなり待たされましたが、本日ようやく到着。
 こんなん買って、よかったのか。ダイエット電波の飛び交う季節に惑わされて、またもや的外れなものをつかんでしまったのでは?と、この手のものを買ったときのビミョーな不安感と共に宅配便屋さんから受け取り。<どれもこれも自分の努力が足りてないから効果が出なかったんじゃよ。
 同梱されてた本を読むと、DVD部が100分もあるそうですよ。とても全部を最初から見るなんて無理なので(とゆーか、こういうのは同居人に見られるのがいやん)、ざざっと内容を確認して「初心者向き三分コース」とその中身の歩き方を解説したキャプチャーだけをチェック。をを、やっぱ検索・再生が簡単なDVDはすばらしい。字だけじゃなくて、実際の動きで正しい姿勢を確認できるし。本よりよさそう。
 って、機能に満足してるだけじゃだめなんだよ。活用しなくちゃ。
 この手のダイエット(てゆーか、健康増進のための運動に近いな)は本当に効果があっても即効性はないから、最低でも二ヶ月、できれば三ヶ月は続けないと効果が出ないとこが苦しい。特に飽きっぽい私としては。だからこそ、小額でも出費して「買ったんだから」と自分に言い聞かせるのが大事だったり。
 体重も大事だけど、体脂肪というか、サイズというか、その辺に気を配りつつ気長にやりたいという野望を抱いてます。
 とりあえず明日から。<明日から?

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2004.05.29

もうかよ!

 このところユーウツな天気が続いていて、部屋が湿気って犬くさい。朝、犬のいる部屋に入ると、「いてます!」というにおいが充満してる。暑くなる時期の雨はいろんな意味でユーウツ。
 とか言ってたら、九州はもう入梅ですって?五月もやっと末なのよ。福岡の平均的梅雨明けは山笠の時期と言われてて、これが7/15なのです。後一ヵ月半も梅雨なのかと思うとうんざりー。

 イラクで亡くなった日本人ジャーナリストが橋田信介さんだと知って愕然としました。「イラクの中心で、バカと叫ぶ」、読みたいと思っていた本でした。
 戦争中に(アメリカは認めないだろうけど、あそこはまさに戦争中でしょう)政府などが出す公報が信用ならないものだってことは、第二次世界大戦を振り返ってもわかること。本当のところ、どうなの?ってことを知るには、危険を承知で現場に赴いてくれるジャーナリストの方々の力がどうしても必要です。(「ほんとうのところ」の流出は、えらい人ほど嫌がるでしょうが)
 覚悟もなく準備もなく、情熱と好奇心だけで行かれても困るけど、誰もそこに行こうとしないのもやはり困る。(だったら自分で行け、かもしれないけど、私にはとても「自己責任」を担う気力も才能もなく)橋田さんのような才能が失われたことは、だからジャーナリズムの大きな損失なのでしょう。
 お仕事の詳細を知らない身では多くを語る資格はないですが、ニュースでご家族の気丈な姿を見ると胸が痛みます。弾の来ない場所で自分の利権のことばかり言ってる人たちは、前線に行って一時間ばかり座ってきてほしいです。

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2004.05.28

きっとありふれてるんだろうけど

 夜中にBSハイビジョンで「王立宇宙軍」をやってるのを見る。
 ビデオとかLDとか持ってて、もう何度見たかわからんくらいなのに、「今日BSで『オネアミス』あるよ」と言うと、相方が勝手にチャンネルを合わせてしまってるのだった。
 今見ても気が狂ったような画面密度だのう。美術や小道具の設定と作りこみの細かさ。若くて時間と体力だけはあったお年頃のなせる技。動画のハイレベルなこと。(改めてスタッフロールを見てびっくり)
 話は、物語というものにたくさん触れてる人には目新しさも何もない、いわゆる青春ものだと思う。望んだことをやるにはフツーの能力しかなく、しょーがねえやと選んだ就職先(?)はぱっとせず、流されるままに日々をだらっと過ごしていた青年が、ちょっとしたきっかけでうっかり奮起して、やる気になったとたんに世界が回り始めて、いつの間にか仲間たちのトップを走り抜けていたというビルドゥンス・ロマン。主人公シロツグのやる気のなさっぷりと、本気であることを知られることへのテレみたいなものがすごくリアル。
 ええっと。ベタだと思いますが好きですわ。私どもの青春期の思考がここに残ってるって気がします。自己愛っぽくていやんですか。アポロ世代の尻尾にぶら下がるものとしては、ロケット打ち上げにかける情熱ってものにもめっちゃ惹かれます。
 昔、宮崎駿が、軍部に打ち上げ基地の撤収を指示されてロケット開発に人生をかけてきた将軍があっさりと基地の放棄を飲み、それをシロツグが説得するというシークエンスを、「逆だろう。今まで人生の全てをささげてきたものを、簡単にあきらめるはずがない。おっさん世代はもっとしぶとい」みたいな評をしてたんだけど。(うろ覚えですまん)そんな物語を、若くしてなんで作らなあかんの。若い世代が体力と知力に無理を重ねて作ったんだから、自分たちが主役の話でええやないの。話の組み立てとして真っ当なものは、年食って人間練れてから作ればええやん。
 なんちゅーか、すげー静かな映画です。(サウンドは普通についてるのですが)私の頭の中では、これを見ると真空で作業する宇宙飛行士の「はー、はー」という呼吸音だけが聞こえてきます。(そんな音は本編では出てこないのに)
 見た当時、私はリイクニがそんなに嫌いじゃなかったです。ようわからん娘だとは思ったけど。世間はそんなものじゃないとうすうす気づいていながら、それでも意固地にしがみつくものがないと彼女はやっていけなかったのでしょう。それは思春期の私にもあった、なぜ正かつ清なるものがすんなりと世に認められないのか、踏みにじられるのか、それどころかバカにされるのか、といういらだちと絶望めいたものと同質な気もしたり。今は昔の、私が私なりにかわいらしかったころのお話ですけども。
 とかまあ、今回もいろんなことを思い出しつつ見たのでした。
 相方が「あ、このSEが違う、この音もなんだか安っぽいなあ」と隣りで文句垂れてるのがナニでした。DVD化のときに音の差し替えをしてるらしいんです。終わってから、LD取り出して確認してるのがなんともアレ。

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こんなことでは

 ただいま、瞬間的マイブームはソフトクリームです。今週半ばにデイリーポータルZで段重ねの巨大ソフトクリームを特集してて、あっさりと心を奪われてしまったのでした。
 アイスクリームは比較的あるところを思い浮かべやすいけど、ソフトクリームはぱっとは思いつかず、しかも今回はバニラ一色でなく、ミックスするならチョコ以外がいいなあという欲があるんで、これって店が見つからない。結局一店目は無難に三越のキハチのソフトになりまして。
 今日は二色はあきらめて、コーヒー屋さんのコーヒーソフトというやつを帰宅途中に食べました。美味ー。
 って、こないだダイエットがどうの、とか言ってなかったか?>自分。

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これ、食べたいかもーーー!2

 悔い改めて第二弾。
 年配男性が食べてくれそうなものを探しました。結果は「そうめん」。これからの季節、食が細っても喉を通るそうめんはチチならずともハハにとっても助かるものでは?
 しかも「お取り寄せネット」に紹介されていた「そうめん工房」の低オイルのそうめん、身体によさそう・おいしそうな上に茹で時間が一分!すばらしい。父の日ギフトセットもあるし、条件に合いまくりです。
 サイトを読んでたら、自分でも食べたくなりました。送料無料お試しセットもあるし、検討はしてみるけどかなりの確率でこれをぽちっとしそう。(「楽天市場」は会員になると手続き楽だから、ついぽちっとしやすい)

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これ、食べたいかもーーー!1

 父の日まで一ヶ月を切りました。
 母の日のギフトですでに頭を使い切っているのに、さらに難易度の高い父の日が一ヶ月でやってくるってのはどうかと思います。もう考えるのが面倒で、プレゼントそのものをやめてしまおうかって気分。
 が。そんなわけにもいかず。今年は残るものより消え物をと、もっぱら食べ物系で探し回っていたんですが、こないだから時折チェック中の禁断の「お取り寄せネット」で「マーロウ」のビーカープリンってのを見つけました!
 う。うまそー。プリン大好きの私には魅惑的にうまそうですー。最近のなめらかすぎてでんでろのプリンはイマイチだなーと思う私には、ビーカーの深さから出してもちゃんとまっすぐ立ってる硬さも好感度大です。
 でも、九州まで送ってもらうと生物だけに送料がたっけー(涙)。前のオフィスだったら女性がたくさんいたから、有志を募って送料を下げることもできたのになあ。それ以前に、一個750円のプリンってどうよ!(量的には多くて、一個で二人分くらいあるらしいが)あああ、でも食べたいなあ。どこかから予算をひねり出せないかしら。
 って、これは「私の欲しいもの」であって、父の日の贈り物じゃねえよ!
 心入れ替えて、探し直します。

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2004.05.27

特定の人には豪華な企画

 今週末公開のサトエリ主演「キューティーハニー」は、なかなかイロモノちっくな雰囲気を撒き散らしてて、元ネタに準拠してないと許さんぞ!みたいな厳しさを特に持たない私でも(そんなものは「フラッシュ」が出たときに言っても無駄だと悟った)、ちょっと見に行くのに躊躇してしまう作品です。
 だから、今夜の「ドォーモ」を見たのも、ちょうどそのときヒマだったからで。わざわざ庵野さんが福岡まで来て!本物のサトエリ着用のキューティーハニーのコスチュームを持参して!それを萬田美子が着た上で本編のアクション指導をしたシンシア・ラスターさんが殺陣つけて、オリジナルのショートフィルムを作っちゃうというある種の人には「ををををを!」な贅沢企画でした。
 さすが、吉村文庫さんの人脈を誇る「ドォーモ」です。
 準備二時間、夜中の十二時ごろに撮影開始という無茶スケジュールなのに、だんだん真剣に取り始める庵野監督。やっぱプロ。
 いやー、おもしろい企画でした。おかげでレディスデーにでも「キューティーハニー」、見に行こうかと思いましたよ。<レディスデーかよ。

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どうなる!DDIポケット

 ちょっと前に一年ぶりの音声新機種を出して「うわーい」な気分にさせてくれたDDIポケットが、一転京セラと外資系会社に買収されてしまいました。えええーーー?
 えっとお、初期ロットのバグ出し待ちであれまだ買ってないんですが。機種編しても大丈夫ですかー?
 経営母体が変わると方針がぐらつくのは最近のボーダーフォンを見ても然り。数ヶ月で始めたサービス即撤回、みたいな会社になられると困るなあ。後、京セラがメイン株主の一社になったことで、ただでも出ない音声機体がますます減ったりしてもいやん。

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2004.05.26

これ、かわいくない?

 ユニクロが出してる企業コラボTシャツ。意外とかっこいいデザインがあり、コラボしてるせいか値段も控えめでまとめ買いしやすいんですが(相方が小松フォークリフト日本遊船を着てます)、もとがメンズなんでちびっこの私には大きすぎです。いいなーと思っても実物を手に取るとSでもだぼだぼなサイズで、ただでもダイエットの必要性大の今日この頃の私の横幅がさらに広がって見えます。
 が。これならOKだよ!>お菓子コラボTシャツ。
 バックプリントも凝っててかわいいよ。
 思わずサイコロキャラメルマーブルチョコレートを押さえちゃいましたよ。サイズ150ならちびっこの私には子供用でもジャストサイズです。こういうときはちびっこでよかったなーと思う。企業コラボTシャツよりさらに安い500円だから、大人買いも可(笑)。
 ぺらっぺらにウスいけどねー>生地。白は透けますがな。ヘタってきたら部屋着にする予定。

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切実にほしいと思う朝

 空気清浄機を。
 昨日の夜、魚を焼いたのね。うちは換気がよくないのね。風も通らないのね。
 朝、居間兼食卓置き場に入ったとたん、むーーーーっと魚の残り香が!えーん。私が余り魚が好きじゃないせいでしょうか。すんごい気になるーー。
 ボーナスのない家だけど、夏場はエアコンの送風のにおいもあることだし、思い切って買ってみようかなあ…>空気清浄機。

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2004.05.25

萌えないアニメ

 日記は書いてませんが、毎回欠かさずリアルタイム視聴してます>「鉄人28号」。福岡では夜中の2時20分から放送なので、10時ごろからちょっと仮眠して放送に備えてます。録画すると安心してどんどん積ん録になっていくんで、「見たいっ!」と思ったものはリアルタイムで見るに限る。
 で、見れば見るほどこれって萌えないアニメですね(笑)。まず女が出ない。レギュラーは高見沢秘書たった一人、しかも彼女は萌えが投影しにくいキャラ造形です。(好みだという方もいるでしょうが、大勢を占めるとは思えず)大塚署長は業務で出るばかりだから、ご家庭の事情がわからないのはそうか、だけど、敷島博士って独身ですか?奥さん、出ませんけど。正太郎くんは中年男二人に育てられたのでしょうか?
 と、まあ、深夜アニメなのに選びようもない女の少なさは「最遊記」並じゃないでしょうか。向こうは故あっての女性率の低さだけど、「鉄人」の潔さはかなり異質です。(「ジャイアントロボ」を見てたら「なるほどねー」でしょうが、これが初今川の人は不思議ではないかと)
 その分、野郎はそこそこの数出るものの、絵柄がああの上親父率がめちゃ高い。女性が萌えるにはテクニックが必要でしょう。唯一ユルめの萌え対象になりそうな正太郎くんがまた、健気でも素直でもない、ちょいナマイキな性格ですしね(笑)。「Gロボ」の大作くんもあんな感じで、だからなのか、やっぱり村雨健次にいじめられてましたけど。「鉄人」の村雨健次は、いくら敬愛する兄貴を亡くしたからって、ちょっと大人げねえんでないの?って気もしますが(笑)。
 メカもクラシックな横山調を正確に再現してるから、レトロデザイン好きでないとメカ萌えも難しかろう。(その筋の人はたまらんでしょうが)
 全般にとっつきやすい「萌え」という入り口が見つけにくい作品だけに、TV番組的な成功が得られるかどうか、余計な心配をしてますが、放送時間が放送時間だけに「成功」なんてものは端から眼中にないかもしれず。
 その代わり、燃えはあります。いい意味で青少年向きの正統派冒険活劇を見てる感じ。最近は活劇の主役がもっぱら女の子になってきてる分、この野郎率が高く妙なヒネリを効かしてないアニメはロートルアニメファンに安心感と満足感を与えてくれます。
 話も今川ケレン節のおかげで楽に見られるけど、中身はかなりキツくてしんどい。一度も会うことなく死別した父の愛を、廃棄された兵器という形でしか確認できない正太郎くん。その形見といっていい鉄人は魂を持たず、操縦者の意図しだいで正義にも悪にもなってしまう。そこに父の意思を読み取ることが困難だから、正太郎くんは悩まなければならない。「仕方がなかったんだよ」という言葉でしか振り返れない戦争という過去を持つ敷島博士と大塚署長。兵器を憎み、それゆえに鉄人を破壊することを望む村雨健次は、無力ゆえに戦勝国アメリカの悪や軍と手を結ぶ。
 戦後復興の明るさの影の、尾を引く戦争の陰の重さ。
 特に第七話「悪の手先 鉄人暴れる」のスリルサスペンスが村雨に投げたセリフの重さにはぞうっとした。戦争に負けるってことがどういうことか、ここ十年、いや二十年ほどのアニメでこれほどストレートに語られたことってないんじゃないでしょうか?
 戦争という過去ゆえに、大人たちは胸を張って子どもに正義を説くことはできない。それでも「よくあってほしい」と願うから、自分の志だけは誠実に語ろうとする。
 鉄人がほんとに「いいも悪いもリモコン次第」の存在なのに、時に戦いで変形し時に炎で影を濃くして、対する人間の内面を絵として表現してます。これが演出の妙?
 おもしろいんです。おもしろんですが、キャラ萌えでもなくきっちりした今川ワールドで構築されてることもあって、ハンパに作品と遊ぶサイトをやろう!とか思えないですねー。やっても感想書いたり、考察したりが精いっぱいでしょう。ごっつマジメ系にしかやれない。

 ところで相方が原作の鉄人マンガ(秋田書店デラックス版)を持っていたのでぼちぼち読ませていただいてますが、
 これはもー、今時のマンガを読みなれた人間にはむっちゃくちゃ読みにくいですよぉおー(涙)。
 横山せんせのデビュー極初期の作品なんで、絵柄もまだ洗練されてないし、当時のマンガらしく、登場人物が四六時中状況説明的なセリフを吐きまくりだし。すごい流れをつかみにくい。
 話も(たぶん、奇をてらうためではなく)予想もつかない方向へどんどん転げていったりするけど、基本的には勧善懲悪なラインで。(不乱拳博士って、原作ではすっぱり悪人なのかよぅ)
 今回のアニメ化は、ビジュアル面はともかく物語は原作に忠実では絶対になくて、鉄人を含む昭和三十年代を素材にした「今川」アニメですねえ。私的にはそれで全然OKですが。ぜひこの調子でがんがん作家性の強い作品作りをしていってほしいです。

 ネットで「鉄人」の感想をたどっていっていたら、今川さんが某大学でやったらしい特別講座のレポートを見つけました。おもしろかったんで(後、製作裏話が涙)トラックバックしてみました。
 鉄人、DVD一回目は特別仕様二話入り2,800円になるらしいので、絶対買いますわー。

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来ました>サプリ

 ここ数ヶ月の眼精疲労の起き方は頻繁すぎて、生活に差しさわりが出まくってて困ってます。何より痛い!頭痛と吐き気でつらいんです、もー。
 と半泣きになっていたら、妹のmakiさんが「このサプリがいいってネットで読んだ」と「わかさ生活」のブルーベリーアイを紹介してくれました。一応、今までもDHCのブルーベリーを飲んでたんだけど。ここのところ効果が見えにくくなってたのは、体が慣れちゃったせいでしょうか。それとも、やっぱり値段分ってことでしょうか(汗)。(DHCのブルーベリーサプリは一ヶ月900円くらいで、一番安い)
 900円が1500円になったって、それで快適に暮らせるんだったら安いもんじゃないですか。ってーか、本当に安いもんだよ。
 というわけで、教えてもらったその日のうちにネットで申し込んだら、もう届きました。メール便なんで家にいなくても受け取りOKなのが助かる。説明書を読んだら、ブルーベリーのサプリって朝飲んだほうがよかったんですねー。飲んで二時間くらいから効果が出始めて、ほぼ一日効き続けるんだそうな。
 まだ一日目だから何も断言できるものはないけど、気分的なものか調子いい気がする。とりあえず二か月分買ったので、引き続き様子を見ます。毎月飲む気になったら、定期お届けコースを頼みます。黙ってても一月1パック来るらしいし。
 これで眼精疲労の発症率がどーんと減ったら、私にとっては神様のサプリですわ。

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大物派遣

 午後、もうろうと仕事をしていたら部長に「お客様が来ているよ」と呼ばれたので、応接コーナーへ。派遣会社の営業さんかしらん?と何気に覗き込んだら、前の職場の派遣の同僚だった。
 えーー。部長を使って私を呼ばせたの、アンタ。
 彼女は私の今の派遣先を部署を変えつつ転々として、もう飽きたと、この春契約満了にしたのだった。(だから部長とも面識があった)別の会社に移ったら、もう会う機会もないだろうねえと散々別れを惜しんだのに、あれから二ヶ月も経たないうちに。今どこにいるの?
 聞けば私の今の職場から歩いて五分もしないところ。つくづく縁が深いのかも。
 とゆーか、福岡のオフィス領域が狭いだけかも。

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2004.05.24

がんばるまめお

 昨日、「浮気をする男は治らない」とか書きましたけど、私の実感に伴う感想じゃなくて、あくまで傍観者として恋愛相談を読んだ感想なので誤解なさいませんよう。<誤解しようもない実体験の貧困さ。
 で、実体験のない身でさらに考察するのも僭越ですが、「浮気をする男は治らない」んじゃなくて、「浮気をするのは浮気の技能を持ってる男」なだけじゃないかと思ったり。
 派遣の同僚で「まめまめしく気のつく男性がいいって人がいるけど、私はまめおはきらい」という人がいます。前の派遣先で不倫や浮気を常習的にしてる男性が数人いたそうだけど、その人たちがみーんなまめおだったそうなんです。寸暇を惜しんで電話にメールに実際に会いに行く。本命に対しても、浮気・不倫相手に対しても同じ手間隙をかける。ようは、まめおだからこそ浮気や不倫ができるわけで。
 どんな金持ちだってえらい人だって、一日が24時間で一年が365日なのは変えられません。お金をかけることで無駄な時間を過ごさないようにはできるけど、それ以上は無理。だから、一日をどうやりくりするか、誰でも無意識に順位を考えているはず。寝る時間・食べる時間、学校へ行く時間、会社で過ごす時間、遊ぶ時間、ぼーっとする時間(私にはこれが大事)。割り振りをしていくと24時間はあっという間。その中で気になる異性に割ける時間はけっこう限られてませんかね?
 私だったら、彼1・彼2に同じくらい関わる時間を割くのは、面倒だしもったいないと思うんです。一人で十分やがな。追われるほどに忙しいってわけじゃ絶対無いけど、浮気相手に関わる余裕なんかない。もっと他のことがしたい。
 概ねの人は浮気がしたいけどできないっていうより、一人の異性と関わる時間をひねり出すので精いっぱいなんじゃないでしょうか。無意識の優先順位がそういうふうになってる。浮気できる人は、無意識の優先順位の上位に異性と関わる時間がある人なんじゃないですかね?それが浮気の技能みたいなもんで。
 浮気男は治らないんじゃなくて、元々そういう優先順位の持ち主で、優先順位の変更はあんまり起きないってことじゃないんでしょうか。
 そういう技能がないのにうっかり浮気してしまうと、時間の割り当てが足りなくてボロが出てしまう。のかも。
 ちなみに私もまめおは苦手かもなあ。人生、他にやることあんじゃん?と思ってしまう。他に何があるって、昼寝だったりするんですが。

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う。うらやましー

 国際線のファースト&ビジネスクラス。乗ってみたいな、夢の国。
 アジア各国くらいならエコノミーでもつらいとは思わないけど、六時間越えで機内で寝ることになると「いいなー。ビジネスクラスだったら、こんなに縮こまらなくてもいいんだろうなー」とうらやむばかりです。でも、ビジネスクラスで海外旅行!となると、費用が楽に倍になっちゃうんですよね。ましてファーストなんか夢のまた夢。頻繁に海外線を利用する人ならマイレージを貯めてビジネスクラスって人も多いみたいだけど、これも私には無理無理。
 だからせめて、各社のファースト&ビジネスクラスを紹介するサイトでも見て指をくわえてようかと。なんたって「ビジネス&ファーストクラス乗り比べ」ですよ!比べ!

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朝ドラのなぞ

 朝は一分一秒の勝負なので、そんなにしみじみとTVの画面を見てる場合ではありません。天気予報と、台風や大雨のときは交通情報。それ以外のときは時計くらいしかまともに見てません。だから、勤務先が近くなって時間的にちょっとだけカスるように見られる朝の連ドラも、当然真剣に見たりなんかしません。どうせ始めの数分だけだし。
 それにしたって不思議なドラマに見えますなー>「天花」。新聞の「今週の朝の連続TV小説」のあらすじ欄と日に数分の視聴だけしか知らんのに、話が見えねーどころか全てが迷走気味って気がしてくる。(一日15分しかないドラマなんだから、三分でも多少は何かが見えるはずでしょう?)
 特にヒロインの運命の婚約者らしい龍之介(?)くん。特に二枚目ってわけでも図抜けて光る才能があるって描写もないのに、異様にモテる。とゆーか、無駄にヒロインとの間に障害が生み出されてるような。ヒロインの友達が惚れてライバル関係になったり、今週からは修行先の寺から消えていて、たどり着いた生みの母の家で何やら新たな女性の影があったりで、稀にしか見ない私でも「は?」って感じ。これで役者が魅力的とかあれば、説得力も出ようものを、ねえ。
 他にも断片的にしか見ないからなのか、謎ばかりが噴出するドラマです。かといって腰据えて見ようって気はさらさらないんですが。

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2004.05.23

浮気はいかんぜよ

 そういう方面に集中的な興味はないけど、人並みの好奇心くらいはあるのですよ。
 で。「デイリーポータルZ」で紹介されている「woman@nifty」の「切り捨て御免、恋愛判定」の投稿くらいは読みます。世の中、いろんな相談事があるんだなーと思います。昔ながらのものから、今風のさばさばしたものまで、それでもこの投稿の他に毎日莫大な数の相談が寄せられてるみたいだから、恋愛の悩みは時代が変わっても尽きまじ、ってことなんでしょう。
 特にサイトを読み込んでるわけではない、一日一トピックを読むか読まないか、という程度の傍観者でも、感じる傾向はあるものでして、一つは「男女とも、浮気の相談には手厳しいRESしか返ってきません」というものです。まれに彼の浮気に関する女性の相談に「それは彼女がうまく処してやらないと」みたいな返事がつくことがあるけど、概ねは「彼が浮気をしました or してました。どうしたらいいと思いますか?」「これから信じてやっていけるか不安です」みたいな相談のRESは、まとめると「別れた方がいい」に集約されます。
 いわく「浮気をする男はそのとき悔いてみせてもまたやります。浮気しやすいタイプは治りません」という断言型。これは多いです。世の中そんなに浮気男に悩まされた女性がいるのか?とびっくりするほど、その手の相談に対するRESの大半が「だから傷が深まる前に別れた方がいい」というもの。次点で多いのは「たとえ彼が本当に悔いて二度と浮気をしなくても、あなたが疑心暗鬼でいることを止められないならつらいだけ。だったら、別れた方が精神的に楽になるのでは?」という返答。「後悔している彼を信じて、がんばってやりなおしましょう」というRESはめっちゃ少ないです。
 という傾向からすれば、今の彼女と今後も仲よくやっていきたい人は、うっかり出来心でも据え膳でも絶対浮気をしてはいかーーんっ。もしうっかりやらかしてしまったら、後は引かせず、彼女には絶対バレないようにしなきゃいけません。バレたら最後、悩んだ彼女が誰かに相談を持ちかけたらものすごい高確率で「別れた方がいいわよ」と言われるでしょう。(ネットの相談でもこういうアドバイスがされてるということは、リアル友人に相談しても似たようなもんでしょう。もしかして「あなた」のことを直接知っている女友達なら、少しやんわりした内容になるかもしれないけど)
 浮気した人を断罪する鋭さは相談者が浮気をした側になっても変わらず、ましてどっちも手放したくないから二股を継続したいとか、不倫しててできた子どもをどうしようとか、(そんな相談をする方もする方だが。ネタか?)浮気・不倫系の投稿・しかも反省の色なし系について相談者の男女を問わず怒号のようなRESが大量につきます。傍観者として読んでもヘコみそうなくらい。浮気や不倫は割に合わないなーとしみじみ思います。
 と言いながら、世の中想像以上に浮気や不倫って多いようですが。(昔、デパートで中元・歳暮のバイトをした子から「デパートは不倫多いよー」と言われたけど、今でもそうかいな?)
 もう一つ、よく取引先やよく立ち寄る店の女の子などに恋をした男性の相談。相手に「個人」として雑談を交わしたこともない、けど、相手の対応が好意的な気がするので告白してもいいか?系の相談がそこそこありますけど、これに対する女性のRESは思いっきり冷淡です。もし相談者の年齢が二十代後半以上だったらバッシングではないか?と思うほど、「いい年して何夢見てるの」と鼻であしらわれて終わり。時には「私も販売業についていますが、時折勘違い気味なお客さんがいて迷惑です」なんて意見も出ます。お友達程度のやり取りもできてないのに、男女の恋愛感情を期待するなんてどうかしてるよ、と言わんばかりなので、この手の相談はするだけ無駄のよう。「友達から始めたいんですが、どうアプローチしたらいいでしょう」くらいが無難な相談の仕方でしょう。
 とか、野次馬として恋愛相談を読んでると、やっぱ恋愛って気力体力消耗するなー。私のようなめんどくさがりにはとてもやれないわー。<もうやったらいかんよ。

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地味ーな週末2

 昨日目が溶けるほど寝て、生活に差し障るほどの睡眠欲は解消されたので、今度は前々から棚上げしていた重箱の隅以下かもしれん生活の改善をすることに。CD-Rのラベル作りです。いろいろ焼いてはみたものの、面倒がってラベルというか表書きを作らなかったせいで中身がなんだかわからんものがごろごろと。
 これ以上増えたら収拾がつかなくなるんで、そうなりきらないうちになんとかしないとと重い腰を上げました。CDに直に貼るタイプはメディアを痛めるそうなんで、ケースに入れるジャケットだけでも作んないと。
 が。作るとなると無駄に凝るんです。中身に合わせた写真をいちいち探してみたり、わざわざphotoshopでいじってみたり。うちのプリンタ、そんなにいいのじゃないから、印刷したら細かいニュアンスなんかツブれちゃうのにさー。
 半日がかりでできたのが十枚くらい?しかもそれがラックにしまわれたら誰も見ないという。出しても見るのは私くらいだという。なんとなくがつがり。
 でも、まだあるの(涙)。ラベル未作成。次にやる気になるのは何年後だろう。<年かよ。

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2004.05.22

はっきり言う無粋

 相方がやっと「キャシャーン」を見てくれたので、家の中でも話題解禁。二人とも原作アニメ視聴世代なのに、映画としての出来を追求するとかなり辛めなのに、なんでだか結論は「まー、これはこれでいいんじゃない?これはこれでおもしろいんじゃない?」になる。甘いのか?二人とも。
 脚本とか絵作りとか尺とか、パーツに対して言い出すと明らかに駄作に対するものと同じ感じになるんだけど、なんとなく漂っていく先の結論は「不恰好な出来だとしても『俺はこの映画でこれが言いたかったのっ。うるせーと言われても言いたかったのっ』と画面全体からどばばんとあふれ出てる映画って、邦画ではめずらしいよねえ。その意気は買うって気分になるのかねえ」というぼんやりしたものになる。
 こー、日本で「作品」と呼ばれるものは控えめが好きですよね?製作側は裏に回って、解釈は受け手の判断に任せる、みたいな品のよさが作品の質の高さとして評価される気がします。「キャシャーン」みたいなのは、だから無粋なんです。洗練されてない。しかも声高に叫んでるのは「人間の原罪」みたいなべったり青臭いものだから、これを生々しいままごろっと見せられると、観客側に立ったとき「うわー。かっこワリぃいー。恥ずかしー」って気分になるのです。オチが「それでも人はよくありたいのね」的な希望方面に向かってるあたりも。
 私の世代って、たぶん今TVや物語の送り手のコア世代だと思うんですが、人の生き死にやマイナスの感情の発露について、ストレートに意思表示をするのが苦手です。それは思春期と呼ばれる時代に接した物語が、実際に戦争を体験し辛酸をなめた世代によって作られていたせいじゃないかと思います。物心がついたときには「既に戦後ではない」と言われた時期も過ぎ、脱脂粉乳も飲むことなく、高度経済成長の恩恵受けまくり・飢えるなんて知らないよ(その代わり、まだ副作用がはっきりしてなかった食品添加物は山ほど食べてる)なんて育ち方をした私たちは、近親者の死に直面し、食うためにあざといこともし、自身死の縁を歩いた人たちの実感に裏打ちされた物語を浴びるように見聞きして、自分たちにそういうテーマを語る資格はないのだと思い知らされたのです。
 戦争とか差別とか、そういう重いテーマに関わるときは、「いや、俺はほんとのことは知らないんだけどさ」というポーズを取らないとやっていけなかった、それ以外のスタンスは許されていないような気がしてしょうがないんです。
 というのが一庶民に過ぎない私の勘違いだったら以下の話は大笑いなんだけど、もし同世代の物語の送り手が多かれ少なかれこういう感覚を持っていたら、今のところ世の中に流通してる多くの「物語」、特に↑みたいなテーマを扱ったものって、なるべく品よく・知ったかぶりにならないように気を使いつつ書かれてるんじゃないでしょうか。
 だから、お作法に適ってない「キャシャーン」みたいなものが出現すると、目慣れてないゆえのインパクトの強さに「負けた」って気がしてしまうのかも。
 とか、封切り当初には酷評が噴出していた「キャシャーン」が続映まで決定したのはなんでかね?と、たらたら雑談してみたのでした。ほんとのところの魅力ってなんなんでしょうね?

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地味ーな週末1

 先週一週間、眠いし軽く頭痛がするし、微妙に不調だったので、この天気がいいのに家で寝て暮らす方針で。よかった、寝て暮らす週末を嘆くタイプじゃなくて。
 とはいえ、晴天率が低い今年の五月、こんなにすかーんと晴れた日は確かに貴重なのに、ホントに寝てていいのか?と、やや弱気にもなってみたり。

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2004.05.21

マイナーメジャー?

 東映のブロードバンド配信メニューに「星雲仮面マシンマン」が加わったと聞いて、「これは小さなお子様向きなのか?大きなお友達向きなのか?」と悩んだ。(たぶん後者)
 ライダーマンの昔から、顔の半分が露出したヒーローはなんとなく間抜けに見えるという掟があるのに、「マシンマン」はあごの出たマスクの人だった。調べてみたら低予算番組だったのね。調べてみる間でもなく画面の雰囲気がチープだったような気もするけど、特撮は疎いから記憶もおぼろなのよ。
 ヒーローが卒論書きに来た学生という設定もすごいし、敵の目的がせかいせーふく、けー!とかでなく、単に子どもが嫌いだからどんな手を使っても泣かしちゃる!というセコさもいっそ斬新って感じで。主人公がマシンマンというヒネりのない名前だってのに、サポート役が野球のボール型で名前がボールボーイというやる気のなさ。番組全般に統一感があふれておりました。
 当時好きだった記憶もないのに、配信のニュースを聞いたとたんに「マシーン空間、(以下略)」と一番の歌詞がさらっと出てきました。私の脳みそはいったい何のために使われているのでしょう。

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すばやい修理

 一昨日だったか、天神三越のルイ・ヴィトンのディスプレイから早朝ガラス割って商品が盗まれるという事件がありまして。確かに通るたびにあまりに無防備に商品陳列してるなー、と思ってましたが、たぶん福岡でも最も車と人通りの多い場所だから、盗もうにもタイミングが難しそうでもありました。(作業中に隠れる場所がない)意外とやれるものなんですね。
 ヴィトンでも大物が陳列してあったから、盗むには効率いい方だと思うけど、でも全品持っていってもよくて二百万かそこらでしょう。割に合うのかな。コンビニ強盗よりは確実だろうが。少なくともゼロが一つか二つ多くなる。
 で、昨日の帰りについでにディスプレイを見てみたら、あんな大きなディスプレイなのにもうガラスが入ってました。準備中でしたけど。あんな目立つところ、「事件がありましたよ」とあからさまにわかるビニールシートで覆いっぱなしってわけにはいかないんだろうな。
 ちなみにまだ犯人は捕まってないような。

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2004.05.20

あの人は違う人

 一縷の望みをかけて、↓のあの人が前と同じ人か確認するために、職場の近くの無印に行きました。
 ちがう。やっぱり「すっぱい」って書いてある。とても箱買いなんてする勇気もなく、お試しで一袋を家に連れ帰りました。
 試食。
 …違う。すっぱいと謳ってあるだけあって、「はちみつ」よりはっきりとすっぱい。やっぱりあの人とは違う人だわ!>「すっぱい」ねり梅。ううう。
 夢破れたキモチですが、双子の兄弟だけあってよそで出会った類似の梅商品たちよりはるかにあの人に似た味です。身代わりに愛していけるかも。<だから、お菓子を擬人化するのはやめれ。

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あの人と再会

 もう二度と会うことはないと思っていたあの人と再会。
 それは無印良品の「ねり梅」。<人じゃねえよ!
 でもこれがおいしくて。好きで。一時期麻薬のようにハマって舌が擦り切れるかと思いました。<ちょっとおおげさ。でも、何かしらん商品に問題があったらしく、ちょっと目を話した隙に店頭から姿を消してもう二年。こんなことなら箱買いすればよかった、などと無謀なことを考え、ナトリ他いくつかのコンビニ類似商品を渡り歩いたけど満足できず。
 ああ、もう無印のねり梅さまとは二度とお会いすることはないんだわー、と悲しんでいたのですが、私と同じ思いをしていた人が世間には結構いたらしく、昨日ふらっと無印に寄ったら、ねり梅が復活してるじゃないですかっ!!!
 わーぁあああーーいっ!即買いだ!
 とはいきませんでした。パッケージをじーーーっと観察すると、そこには私の見慣れない言葉が書かれていたからです。
 「すっぱい」。
 えっ。ねり梅さまは「はちみつ」ではなかったのですか?双子の兄弟がいらしたのですか?その方はもしかして、私の知ってるあの人とは見た目そっくりでも中身は全然違うとか?<所詮、梅だって。どっちも。
 会わないうちに脳内味覚は甘美な妄想を作り上げてそうで、「すっぱい」ねり梅が私の記憶の味とかけ離れてたらガッカリ感が深そうで怖い。
 今日は別の無印に寄って「はちみつ」がないか確かめてみます。なかったらしかたなく、不安いっぱいになりながら「すっぱい」ねり梅を買ってみます。ああ、心配!

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2004.05.19

敵は「かさ高紙」。

 我ら本好きにとって、薄く字が詰まっていてずっしりと手ごたえのあるページは何よりも魅惑的。読んでも読んでも減らないページは、文庫本といえどあっという間に千円に手が届く昨今の本の価格を思えば、むしろありがたいくらいのもの。本をめくって天地と行間がすかすかだったら、それだけで買う気が著しく低下します。活字で黒々とした本こそパラダイス。
 だってのに。余計なものがこの世に生み出されましたようで。その名は「かさ高紙」。今日のNHKのニュースによれば、厚めですかすかと軽い紙質を目指して作られた紙なのだとか。そしてこのところのベストセラーには、この「かさ高紙」を採用したものが多いのだとか。(例:「地球の中心で、愛を叫ぶ」「蹴りたい背中」「蛇にピアス」)
 かさ高紙の効能はハードカバーでも持ったときに軽く、ページ数の割に厚みがあり、そのため見た目の印象よりもボリュームが少なめで、結果「あらー、私にも読破できちゃったわ」という爽快感があるのだとか。
 超大作かと思って「こんなのとっても読めないわ」と不安になっていたら、読み通せただけでなく、意外と早く読めた私。まあ、結構本読むって楽しいじゃなーい?
 と思っていただければ活字離れに歯止めをかける一役が担えるのでは、と出版社の人が言ってましたが。
 そんな紙をどんどん採用されたら、中身うすうすのくせに分厚そうな装丁を施されて割高になった本を買わされてしまうじゃないですかっ!乏しい予算をやりくりしながら本を買うほうの身にもなってよ(涙)。
 正直なところ、本好きには迷惑としか言い様がない紙です。本棚の場所も無駄にふさぐわけだから、手元に置くにも邪魔。
 「本」が今後も商売として成立していくためには、新しい本好きを生み出さなきゃならないのはわかるけど、それで昔ながらの読者にしわ寄せが行くのはどんなもんでしょうか?

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そういう季節がやってきました

 とゆーか、本気で取り組むなら明らかに遅すぎる時期ですが。
 何に本気と聞かれれば、決まっています。夏物を出すころになって毎回大慌てのダイエット。去年は「エアロビクス・レボリューション」をやったわねえ(遠い目)。あれは続ければ絶対やせたと思うけど(実際痩せかけてたし)、ダンレボ用のマットを出すのがだんだんめんどくさくなってのう。ゲーム用マット+防音・防振用マットの二枚を出して・敷いて・終わったらしまって、がいやんになったのであった。運動量や体脂肪、体重を管理してグラフ化する能力まであるなかなかのスグレものだったのだが。使わなければ何の意味もなく。
 で、今年はどうしよう、なんだが、今さらのようにデューク更家のウォーキングなんかどうでしょう?<どうでしょう?と言われてもな。
 二ヶ月ばかり前に教育TVで簡単な歩き方講座を見たんだけど、あの特徴的な歩き方を数メートルしただけで「おおう、運動!」って感じるくらい疲れました。<そのくらいで「疲れ」とか言ってしまうカラダもどうか。
 ダイエットと言うより、たかが地下街から這い上がる階段一階層分がつらいなどという不抜けた身体を叩き直すと言う意味で、どうでしょう!ウォーキング。
 と、無意味に力をいれてやる気を出そうと必死になってみました。実際、このヘタれた体を改善する意味でも何かやらねばいかんよ>自分。
 で、ただいま候補に上がってるのが「DVD版1mウォーキング・ダイエット 完全レッスン28」でございます。あの特徴ばりばりのくねくね歩きをDVDにて詳細確認しつつ実践できるというスバラな商品。あんなヘンテコウォーキングを間違ったやり方で長期にやったら、骨格がねじれちゃうんじゃないかと不安なので、図解があるって大事じゃないですか。しかも動画。映像特典の「デューク更家のすべてを独占密着初公開」はいりませんけど。
 書いてるうちに、速攻入手してがんがん運動すべきな気がしてきました。今日は帰りに書店に寄ってみますー。<書店売りなの?これ。

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2004.05.18

コワいコンビニ

 都会暮らしは始めたものの、毎食デパ地下で調達するほど裕福でもなく、GW明けくらいからなーんとなく体調がイマイチということもあり、結局コンビニで昼食を買ってきてるつまんない日々だったりします。以前の職場はコンビニを選ぶことすら出来なかったんで、ちょっと足を伸ばせば数種類のコンビニが寄り取れる環境にあるだけでもありがたいと思わにゃ。
 で、今日もお茶やら飴やらのオフィス影グッズを買いにさるコンビニに行ったんですが、帰りしなに何気に入り口の自動ドアを見たら、メジャーといいましょうか、目盛りを書いた紙が貼ってあって、160とか180とか書いてあるんです。「なんやねん、あれ?」と不思議な気がしましたが。
 も。もしやあれ、コンビニ強盗の身長がわかりやすいように貼ってるの?(汗)
 そう言えば最近、福岡ではコンビニ強盗が増えてるって新聞で読んだような。夜中のコンビニなんて、狙っても五万も手に入らないのに。

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庶民の暴言

 先週の雅子さんに関する皇太子の発言がばんばん波紋を呼んで、宮内庁大激震らしい。
 昔の人や男性がこの件をどう思うかわからないけど、現在かかつてか、働いたことがある女性なら、概ね雅子さんの立場で考えて「やっぱたいへんだったんだ」とため息をついてると思う。いずれこんなことが起きるんじゃないかって予感はあったけど、本当にそうなっちゃったんだなあ、と。
 そもそもの結婚からしてよく気持ちを決められたなあと思っていた。皇室のヨメになるなんて、税金から給料をもらってる舅と一億人の姑を持つようなもんである。選挙権もないし(日本国民としてのいろんな権利がないんですよね?)、自由にものを言ったりへろへろ暮らしてるとこを一般ピープルに見られるわけにはいかないし、気軽に実家に帰るわけにもお友達に会いに行くわけにもいかないし、ざっと考えるだけでもこんなにアタマ痛くなる立場になるのだから、そりゃあできれば辞退したいと考えたって当たり前のこと、雅子さんみたいに自分のやりたいことをはっきり持ってキャリアを積んでいた人にはマイナスの人生選択に見えてもしかたがなかったと思う。少なくとも一般人でい続けたほうが自分の望む形に近い人生を歩めたことは間違いない。
 それを再三の辞退の末にあえて受けたのは、皇太子の熱意と人柄にほだされてのことだろう。「小和田雅子」の全てを捨てることになっても、小和田雅子だからなれる皇太子妃像があるのではないか?とご自分を納得させたのかもしれない。
 でも、結局皇室の周囲の人たちが求めたのは小和田雅子でなくてもかまわない、健康な体の女性なら誰でも勤まるような、言うままに公務を行う子産みマシーンだったということなんだろう。皇室にヨメに入るということは、つまりそういうことなんだよ、と彼らは言うかもしれないが、だったら自立した女性は皇室にいらないということだ。そんな前近代的な存在でいいんかい?>皇室。

 皇太子の今回の発言に関して不快感を唱える人もいるようだけど、結婚が決まったとき、「雅子は僕が全力でお守りします」と言った方なのである。一般人でいたなら手にしただろう全てを捨てさせたことに、それで責任を取ろうと決心されていたのではないか?なのに、この結果。請うて迎えた妻を病床に追いやってしまった自分に対する忸怩たる思いが、本来ならお立場上口にすることを許されないような発言に繋がったのではないだろうか。
 女性なら、これが仮に軽率な発言だったとしても、女房と家族のためにここまで自分を張ってくれたダンナを尊敬するよ。
 皇太子が普段からはねっかえりで皇室離れした言動の目立つ人ならともかく、本来はきちんとご自分をわきまえた方であるからこそ、今回のことを簡単に非難しちゃいけないんじゃないかと思う。

 何より、雅子さんにはなんとか元気を取り戻して、も少し気楽に過ごせるようになっていただきたいものです。宮内庁はどういうかしらんが、無理に世継ぎのことなど考えなくていいです。立場上こなさなければならない公務はあるでしょうが、それ以外の時間では愛子さんを大事にして、家族仲よく暮らしてくだされば十分だと思います。

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2004.05.17

使っている人が問題ではなく

 水が飲みたくなってあったまいてーとよろよろしながら居間を横切っていると、「内村ぷろじょれま」じゃなくて「内村プロデュース」を見ていた相方が画面をほれほれと指差す。「なんなのよー?」とぶーたれながら聞くと、「ふかわりょうの家に空気清浄機がある」
「?」
 こないだ私が持ち帰った、スタパ斉藤氏強力推薦の空気清浄機がふかわりょうの自宅にあるらしい。とゆーか、今映ってる。
 いや、だからなんなの。ふかわりょうが使ってたら、性能に疑わしいところがあるの?
 単に「同じのだ」と思ったから言っただけみたいなんですが。体調が悪いとなんとなく剣のある対応になっちゃうのよね。
 で、ほんとのとこ、ふかわりょうが使ってるものなんか使いたくないって意味じゃないよね?

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調子わりー

 うーん。「ラストサムライ」見てから発症した眼精疲労がなかなか完治しない。いつもは薬飲んで無理やり寝れば朝には概ねよくなってるのに、寝起きから頭の底の遠いところでかーんかーんと何かが振動してる感じ。忙しくしてるときは忘れてるけど、職場で瞬間ぼんやりしたときなんかに「あー、頭いてー」と気がつく。
 眼精疲労だけじゃないような。新しいオフィスは天井が低くて、エアコンの噴出しがもろ当たる。あれって頭痛のもとだと思いませんか(涙)。
 結局、帰宅して簡単に物食べて薬飲んでまた寝る。アインが恨めしそうにしてるけど、今日のわしは使い物にならんのよ。勘弁しちくり。(と言いつつ、明日の朝のパンは仕込む)
 週末雨で洗濯もできてないんだけどなあ。
 本屋で買いたい雑誌もあったんだけどなあ。
 もう夏バテ?都会疲れ?
 都会疲れだったら自分が情けなく。
 とりあえず「AllAboutJapan」の「目の疲れないPCの使い方」をチェックしておきます。

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2004.05.16

「ラストサムライ」、見ました

 発売前日に相方がレンタルビデオで確保してきた「ラストサムライ」を見ました。
 去年の始め頃、劇場で予告を見たときは「はー?トム・クルーズでサムライーー?」と、またもやおかしさ満載の日本が出てくる映画と覚悟を固めてたんですが、ごっつマトモな出来だったんですね。公開のとき知ってたんですが、結局劇場までは行きませんでした。そういう吸引力をイマイチ感じなかったので。<じゃあ、「キャシャーン」や「APPLE SEED」には感じたのかよ。<いや、それはほれ、ヲの血というもので。
 以下、ネタ割りまくりなのでどうぞよろしく。
 なんとなく予想してたとおり、大筋は「ダンス・ウィズ・ウルブス」の同工異曲みたいな話なんですが、舞台が自分の国だと受け取り方が変わるもんですね。まず、出てくる日本がマトモなだけでもがーんと評価が上がります。(「ダンス・ウィズ・ウルブス」を見たスー族の方々はどう感じられたんでしょうか?)比較的近作の「パール・ハーバー」の謎の国っぷりに悶絶した後だと、南方系の植生の中に鎧武者が現れようと、丸い田んぼに田植えしてようと、そんなのは瑣末なことです。(なんで軍が作戦会議をしてる周囲をふんどし姿の男たちが取り巻いてるんだか「?」。ほんとに時代考証してんのか?>「パール・ハーバー」)私も時代考証をうんぬん言えるほど明治時代に詳しいわけもなく、着物の正しい着方すらおぼつかない人ですが、そういう知識レベルであれば納得できる日本の村のたたずまいや日本人のありようでした。家の中にヘンテコな掛け軸とか下がってないし。いよいよ別れのときか?って晩に、未亡人が主役といきなりベッドインとかしないし。細かいことを言い出すと切りがないだろうけど、私には「映画ってことで一つ」と目をつぶれる範囲です。
 歴史の流れの中で失われていく古きよきものに異国や異文化に属するものが心引かれて、本来立つはずもない戦場に立つ、という物語は、万国共通に気持ち引っ張られるんでしょうか。渡辺謙の演じる勝元さんは、もう始めっからサムライ魂に殉じて死んでいくしかないのがありありです。わかってますがな、と思いつつ、クライマックスで死に戦に馬を走らせるシーンは泣けてくるし、勝元の形見の刀をオールグレンさんが天皇に献上するくだりも滂沱の涙です。日本で作った映画でこのシーンの天皇が言うセリフを言わせると、何かと角が立ちそうなんだけど、なにせ外国の映画だからスルーで素直に聞けたり。
 普段時代劇に対して(他の人はわからないけど)、無意識の中で「私たちは今の生活を得るために、歴史の中で実態のあるもの・ないものを問わず、なくしてはいけないものをなくしてきたはずだ」みたいな思い込みのもとに見てるとこがありまして、ドラマや小説にその確認を仮託してるんだと思う瞬間が私にはあります。「ラストサムライ」は、そういう意味では国産時代劇と同じような感覚で見られた映画でした。
「ダンス・ウィズ・ウルブス」でも「ラストサムライ」でも触れているんで、アメリカ人にとって南北戦争とベトナム戦争は国家としての心の傷なんだなあと思いました。
 最後にオールグレンさんが生きてたのには、正直びっくらしたけど。あの通訳の太ったおっちゃんが回想として語ってる話だと思ったのよ。日記も受け取ってたしさ。

 しかし「失われゆく武士道、美しきかな」みたいな「ラストサムライ」と、「侍なんて不条理な宮仕え」感のある「たそがれ清兵衛」byごんす真田が、ジャンル違えど同じ回のアカデミーにノミネートされてるのも、日本人的には不思議な気がしますね。見てるときはどっちにも「そうそう」なんて思ってる自分の玉虫っぷりが情けないです。

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2004.05.15

久しぶりにがんばってみました

 と言っても、家事とか勉強とかそういう領域じゃないんですが。シュミというにはあまりにアレな、ヲな領域の書き物です。手書きの長文が全くできなくなってしまったもんで、最近はすっかり書くときはパソコンのエディタ頼りです。が。このところの眼精疲労の多発っぷりが不安であんまり集中して時間が取れず。
 というのは言い訳半分で、ぶっちゃけなーんも思いつかん、というか、ない文章力がますます低下してるなと書いてる私自身がうんざりしちゃうくらいのスランプだったりしたわけで。だめなときに書いた文章は自分で読んでもあきれるくらいリズムが悪くて読むに耐えんのです。(じゃあ、スランプ以外のときはましなのかい、と問われると、かなりキビしいですが)
 しばらく書くことから遠ざかってると、人様の書いたものを読んでるだけでもいいんじゃなーい?とか、きっとこんなネタは五番煎じくらいの既出だよ、誰かがもっとうまく書いてるよ、とか、自分の書く気をスポイルすることばっか考えてしまうんですね。そもそも書いたものを人様に見せて読んでいただくという習慣がなかったもんで、今まではスランプを「そう」と自覚したこともなく。書けなきゃそのまま何年も書く趣味は放置して過ごしてきたし。
 まあ、本当に書きたいときは「既出でもいいじゃん、書くのが楽しいんだから。できたのがあまりにベタだなーと思ったら、人に見せずに握ってればいいんだし」とか楽天的に考えられるもの。人目を気にするってあたり、私も倣岸不遜な人間になったもんだなあ。自分が気にするほど人は気にしてないもんですよ>オレ。
 しかし、今はそれなりに人様を巻き込んでいることだし、多少なりとも努力しなくては、とGWからぼちぼちと書き溜めること50枚。なんとか目標に到達してほっとする週末なのでした。
 これなら近々、ダメなりに書く気が湧いてくるかもなあ。とりあえず、人様を付き合わせた責任だけは取らんと。

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2004.05.14

カルト作に成長か?

 先週あたりからふらっと読んだ日記なんかで「一応見に行こうかと思うんですよね」と言っていた人(特に首都圏付近に住んでる)が「満席で今日は断念」するケースをちょくちょく見かけていた「キャシャーン」。よもや意外とカルト人気が出てるのか?と思っていたら、上映期間延長するとのニュース。す、すごい。封切り直後の映画評はプロ・アマ問わずさんざんだったのに、六億円の制作費は軽く回収して倍以上の興行収益を上げてるじゃあないですか。こんなことってあるのね。
 映画としてはつたなさ満載だったけど、作り手の熱意だけはあふれるほどに漏れ出てたもんなあ。熱気に当てられた人がたくさん出たのね。
 ああいう「人間のありようとは?」みたいな重ったるいテーマを、ヒネリなくストレートに語ってるあたりも今時新鮮だったのかもねえ。
 しかし、海外進出はどうかねえ。

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2004.05.13

ホームベーカリー奮闘記(10)

 さすがに二ヶ月を越えると新鮮味も驚きもなくなってきた感のあるホームベーカリーですが、なんたってほぼ毎日食べるものなので、たとえ惰性になってもヒネリを効かせたり技を使ったりしなくても、なんとなく焼いています。こないだ残業したとき、どうしても焼く時間が取れず(帰宅後四時間+冷ます時間がないと焼けない)、帰りに久しぶりにパン屋で買い物しましたが、プロの品とわかっていても「この大きさで150円!」とかケチくさいことを考えてしまいました。生クリーム入りの食パンって買ったら高いのね。(でも、ジャンボガーリックは買うよ。本格フランスパンはHBじゃ無理)
 というわけで、今回は冷凍庫にストックしておいた生クリームを使って、素の食パンを焼きました。粉はスーパーカメリアonly。ゴールデンヨットは確かに膨らみ大きいけど、「そんなに膨れなくても!」って気もしたし。
 昨夜のうちに焼いて今朝食べて、思ったのは「やっぱ生クリーム入りはおいしいよ」ってことでした。基本のスーパーカメリアで焼いた分、生地にちゃんとコクがあるのがよくわかる。入れないときとは味わいがダンチです。
 他に違うのは砂糖(最近はハチミツで代用)とバターが、普通の食パンのときよりそれぞれ5g多いくらいのもんで。
 かといって、毎回乳脂肪分の高い生クリーム入りを焼くわけにもいかんよなあ。
 強引にコクを出すって目的で、今度はバナナ入りパンでも焼いてみるかしら。

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何の道でも極めれば

 元々連ドラを見ない人で、あれだけ「試しに見てみるか」と言っていた「冬のソナタ」ですら一回も見たことがない。同じ時間に固定してTVを見るのがめんどくさいんです。ビデオをセットするのもめんどくさいんです。二回くらい見逃すと、「もういいかー」とあきらめてしまう。私が最近それなりに見たドラマは、相方が積極的に見てたものばかりです。(私が気にしなくても、勝手にTVがついていた、と)
 ましてTV欄を読んだだけで大体の内容が把握できる二時間ドラマなんて、なかなか積極的に見たりできません。キャストか原作かスタッフか。どれかが気になる改変期のスペシャル版は例外として、普段やってるサスペンス系ってんでしょうか、ここ数年は見たことがないです。
 片平なぎさの京都案内なんかは、いっそおもしろそうだなーと思いましたが。
 そんな私でも「土曜ワイドステーション」の各シリーズ紹介を読んでみると、意外と「あれかー」と思うのが多いんです。いったいいつ目にしたのやら。
 しかし、このサイトの充実っぷりはすごい。わたくし、先日の「笑っていいとも!」で初めて山村紅葉なる役者を知りましたよ。なーるーほーどー。

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むずむず脚かもしれない

 最近新聞やら雑誌やらで睡眠障害が特集されてることが多いですなー。「眠たいのに眠れなーい」と悩む人がこの世にたくさんいて、それをなんとかしたいと悶々としておられるんでしょう。と言う私も昔から寝るのが大好きで、休日を寝て過ごしても惜しいと思わないくらいなのに、なぜか寝つきがめちゃくちゃ悪く、しかも起きるとなるとすっきり目覚められてしまうという困った体質。(眠りが浅いってこと?)天は二物を与えないものですなあ<全く持って用法が違います。マネしないように。
 最近は寝つきだけじゃなく、いざ寝ようと横たわると片っぽの脚がもにょもにょ・もにょもにょっと違和感があってキモチ悪く、気を取られてるうちに眠気を逃すってことが年に数回あったりします。このもにょもにょ感の正体が知れずに、それも気持ち悪いなあと思っていたら、今週の週刊朝日で「むずむず脚症候群」というのを見つけて「これだっ!」と飛びついてみました。
 う、うーん。これのようなそうでないような。それほど深刻な事態にはなってないから、該当してるとしても極めて初期症状ではないかと。
 原因のあたりを読んでみると、鉄分欠乏の女性に発症例があると書いてあるんで、健康診断のたびに貧血の判定をもらう私は「あー、これこれ」と納得しました。でも、鉄分不足ってなかなか解消できないんです。レバー、嫌いだし。ほうれん草ばっかは食べられないし。鉄剤は飲むと胃が荒れるし。<文句ばっかかよ。
 お酒はすっかり飲まなくなってるんで、せめて寝る前のカフェインくらいは気をつけようと思いました。
 つまらない病気もどきだけはどんどん吸い寄せてるなあ>自分。

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2004.05.12

今さらモック触ってきました

 世間にどのくらいいるのかわからんDDIポケットユーザー夢の新端末、京セラのAirH゛phone「AH-K3001V」のモックをようやく触ってきました。祭りに突入してる人たちはモックどころかとっくに予約してるってのに、私はかなりのスロースターター。まあ、今使ってる昔々のメガキャロットもなんの問題もなく健在だし、去年の日本無線の一号機が出た直後のバグや受信状態の悪さレポートを見ているので、勇者の皆さんのレビュー読んでからでもいいかなー、初期ロットは見送ってもいいかなー、くらいののんびりした気分なんです。(買い換えるのは間違いないけど)
 問題(?)は何色にしようかってことで。あまりに無難なシルバーとどうにも特徴のないホワイト。最近のケータイみたいなデザイン重視傾向にあわせるなんて無茶は、できないのはわかってますけども、いかにもビジネスユーズ、男性仕様って感じの色しかないのはつまんない。内側の配色はシルバーもホワイトも同じだし、ホワイトなんか背面は白じゃないんですよ(涙)。マーケットが限られてるのはわかるけど、あまりにリスク回避に日和った外見はどうかと。まー、きっとしかたなくホワイト買うと思います。
 それ以外のデザインや軽さはいい感じ。特にカラー・デカめの背面液晶を見送ったデザインは、いっそスッキリしててよいと思います。<どうせ背面液晶の情報なんかそんなに見ない人。
 ケータイでメール世代でもなく、今までPHSをメーラーとして使ったことがない私なんで(漢字の変換があまりにバカでやる気もなかったし)、ネット利用はもっぱらoperaでサイト情報を拾う方に行くと思うんですが、となると利用コースをどうすべきか?なんてことを早くも考えたりしてます。
 てーか、実際に使ってみたら結局今までどおり緊急連絡用の素の「電話」でしかない可能性もあるのに、そんなこと今悩んだってしかたなかろうよ>自分。
 何にせよ、買う前にあれこれ夢が膨らむ端末っていいですね。DDIは今年以降、眠りが覚めたように音声端末を出していくとかいうニュースもあるので、来年あたり「ああ、まだ一年経ってないのに新しいのに買い換えたーい」なんて夢のような悩みを抱えることになってたりして。抱えてみたいのう。

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2004.05.11

なごみの犬ページ

 というように、犬飼いにはいいこと以外のあれこれがあまりに多くあるのだけど、しかしやっぱり犬が好き。
 今日も会社のエレベーターになぜか犬のキャリングバッグを抱えた女の人が乗ってて(オフィスビルなもんで)、ちらと見て「キャバリアですね」と言ったら、「詳しいですねー」と驚かれました。キャバリアってそんなにマイナーな犬でしたっけ?
 と聞かれて不安な方は「わんわん写真館へようこそ」でご確認ください。さすがに最近話題の「コッカプー」とか「チワプー」とかはいないと思いますが。

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ケダモノ暮らし

 ↓のように、ケダモノと一緒に暮らしているとささやかながら厄介事があるわけですが。
 ネコほどではない(らしい)ものの、イヌもけっこう臭います。(ハムスターですら臭う。ジャンガリアンハム二匹がいたころ、我が家はネズミくさかったと相方は言う)
 特に梅雨時、生暖かくて湿気が多い時期は、すっかり鼻がバカになってしまってるはずの私ですら、帰宅してドアを開けると「うっ、ケダモノくさい」と思う。とても来客など迎えられない。エアコン効くのを待ってるうちにすぐにバカモードに戻るから、耐えられないって事はないけど。
 こういう生活にはすっかり慣れとあきらめが根付いてしまってたから、今さらファブリーズを導入するとか余計なあがきはしないで暮らしてきました。どうせ何したって、アインがいるかぎり、すぐに毛だらけ臭いまみれに逆もどるに決まってるし。
 敬愛するスタパ斉藤先生が紹介していたナショナルの空気清浄機、くわっとよさげじゃーないですか。だって、すでに布に染み付いてる臭いまで積極的に取りに行ってくれるっていうんですよ!ファブリーズと違って、スイッチ入れてれば、臭いが強まったときに馬力アップで自動的に対応してくれるんですよ!これを導入したら、もしかしたらこのケダモノ臭さとは生涯縁が切れないものとあきらめていたこの部屋に新しい地平が開けるかも!!!!
 と夢いっぱいでパンフレット持って家に帰ったら、相方は「ふーん」とつれないのだ。
 なんでー?いちいちスプレーとかしなくていいんだよ。ダニや蚤もさりげに対処してくれるんだよ!ケダモノ屋敷には夢の空気清浄機じゃないのよ。
 「やー。でも、俺慣れたし」
 もうケダモノくさいのも蚤やダニの存在を疑うのにもなれたんだそうだ。ガクー。
 しかし、私はあきらめない。虎視眈々と空気清浄機導入の隙を狙うつもりなので。<別に家の環境を改善するものを買うのに、何を遠慮してるんだろう。ボーズさんの空気清浄機の効能疑念の影響か?

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2004.05.10

こんなことだけ察しがいい

 例によって狂犬病の予防接種の時期です。日本では何年も狂犬病は発生してないと聞いたことがあるけど、町で犬飼うものとしては責任は果たさなきゃならないわけで。
 年を経るごとにアインはヘタれ犬の度合いを増しているようで、散歩のときに物陰から「わうっ」と吼えられようものなら、その後長い間件の場所に近づくと、限りなく情けないエヘ顔を浮かべてぺったり歩くのを止めてしまう。こちらはなだめたりすかしたりしてそこをやり過ごす、というやっかいなことがまれに起きるのであった。<散歩は大好きなんだから、もっと協力的姿勢を見せてくれ。
 といった高感度ヘタれセンサーの持ち主は、今回は病院のかなり手前で自分の危機を察してしまった。病院の看板がようやく見えるか見えないか、の場所で歩み停止。エヘ顔全開、しかも視線そらしの技まで使って行くのを渋る。どんなに渋ったって、未だ一度として注射を逃れたことがないくせに学習していない。
 11キロを抱えて歩く気合はないんで、道行く人に怪訝な顔をされながら、自分でも気持ち悪くなるネコなで声で呼んでは歩かせる。触ると下半身がガタ震いしてて、病院のドアが見える頃には目に見えるほどのブルブル状態。たったこれだけの距離を何分かけて歩くねん(泣)。
 それだけビビっといて、本犬、注射そのものの痛みはあまり感知してない模様。それがちょっと腹立たしいと思う私は、アインに対する愛が足りてないのか。
 夏は犬飼いにとって出費の多い季節。注射の他にもフィラリアの薬に蚤取りの薬。犬の命には換えられないから、ケチくさいことを言ってる場合じゃない。それでもアインは健康な方だから、予定外の出費はなくて孝行犬ではあるんだよな。

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ゲレゲレ問題

 相方が先週「ドラクエV」を借りてきた。
 私は即座に言ったのだ。「当然ゲレゲレでしょう?」と。
 しかし相方は明らかに「?」を飛ばしおった。「ゲレゲレって何?」とまで言いおった。
 どういうこった!君はスーファミでVをやっているだろが。だったらやっぱり、Vはゲレゲレでしょう!
 と問い詰めてもやっぱり「?」を飛ばしていたんで放っておいた。
 昨日、画面を見ると、相方の勇者は冒険そっちのけでカジノに入り浸っていた。むーと思ったけど、すでにスライムの御供がいたんでそろそろ通じるだろうともう一度聞いた。「当然ゲレゲレでしょう?」と。
 「つけないよ。ゲレゲレなんて」「何にしたの」「ボロンゴ」。
 つまらん!お前の話はつまらん!
 世の大勢を見よ。キラーパンサーはゲレゲレと言い切る人がほとんどだ。<誇張。
 「だったら自分がやるとき『ゲレゲレ』ってつければいいじゃん」。
 おうさ。絶対ゲレゲレだ。いつやれるか、わからんけど。

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2004.05.09

コア世代かもしれない

 もうもう寝ますよ!という時間帯。相方が例によってだらだらとTVをつけていて、そこでやっていたのが東京では正月番組だった「絶滅博士の異常な愛情」でした。
 もう寝るっちゅーに!こんな時間帯になんですんごい気になる番組やってんの?やたらとギミックが多い筆箱とか。ローラースルーGOGOとか(見たことしかないけど)。ママレンジとか。「ああ、こういうのあったあった」「子どものころ、ほしかったなあ」とマジ懐かしく思うもの満載で。(年がバレますな(笑)
 ほんと、昔々の小学校には不思議な文房具があふれていたものです。今見たら文字通り「子供だまし」なシロモノでしょうが、あのころは夢の道具に思えたものでしたよ。(小学生であんまり冷めてるのもどうか、ですが)あんなに氾濫してた多面式筆箱も今は跡形もないとは。流行、はかなし。
 とか言ってる場合ではなく、寝ないといかんのです。
 ああ、こんな番組だと知っていれば録画しておいたのにー。明日仕事なのが憎い憎い。

 絶滅博士がどうもどこかで見た人だなあと思っていたら、高橋克典だったのね。よもやこんな仕事をするとは。

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2004.05.08

一番納得。かも

 まだ読んでます>森博嗣。「詩的私的ジャック」、読了。
 私的にはこの話がミステリとして一番納得できたかもなあ。犯人の動機も腑に落ちたし。密室トリック三つ連打で豪華です。
 ミステリとしては、謎解きとは全く関係ない、やたら探偵サイドの心的状況に言及するシーンが多いですが(笑)。(犀川先生の中国出張絡みのシークェンスとか)
 後、書き手がヒロインを個人的に「このキャラはいい!」と思ってないことがわかって安心しました。クラスメートが浮いてる、とか、変わってるとか思ってるというくだりがあるので。
 最近のアニメに時々いるんですが「こんな人が身近にいたらメーワク」としか思えないような、電波系というかイタい系というか、不思議ちゃんな女の子が出てきて、しかも作り手側が「この子ってカワイイでしょう!!!」と信じきってる、どころか、主張しまくってることがあります。(と、私は思います)そういうのを感知すると、私は「ああ、この人(作り手)とは価値観が合わないわ」と見る気が限りなく低になってお別れしてしまいます。作り手が「こういうことを言ったりやったりする子ってかわいい!」と信じてる以上、そのキャラはずっとそういう言動のままのはずだし、それを見て「なんでこんなこと、言ったりやったりできるの!しーんじられない!」と思いながら番組を見るのって苦痛じゃないですか。
 書き手が「こういうキャラが人格的に『いい』とは思ってはいないが、作品の構成パーツとしていてもらわないと困る」と判断して書いてるなら、それはそれで読めるのです。わたくし。
 犀川せんせはなかなか魅力的なんだけどねえ。人死にを惚れた男と対等に渡り合える手段として(無意識ながら)利用するって感覚、しかも現場を結構引っ掻き回しといてそれに気がつくと「殺人事件なんかどうでもよくなっていた」などと考える人にはとても親近感を感じようがないです。(まー、スーパーお嬢様に親近感を感じるには、私はあまりに地べたを這う庶民過ぎですけども)
 後一冊でシリーズ前期は終わるらしいんですが。シリーズ通した仕掛けがあるそうなんですが。気になるけど、どうしようかなあ。

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バイアグラはもおええ

 いまさらメールフォームに変えても手遅れだと思い、サイトの連絡用メルアドをさらしっぱなしの私ですが、そのメルアドに巡り巡って海外から鬼のようにDMメールが届きます。(鬼っつーても一日30通くらいのもんだが、私のメール送受信量からいえば少ないとは言い難く)
 それが!半分ぐらいがアメリカのネット薬売りのもので。バイアグラを中心とした、本来は医師の診断を受けて処方箋書いてもらわなきゃいかんと思われるクスリばっかなんですわ。(他の人気の薬の名前はわからない)
 世の中の男性諸氏(アメリカ人)は、そんなにバイアグラその他の出番があるような生活をしてるんでしょうか。華やかですね。
 とりあえず、本文に「HI!kiiro」「バイアグラ(英語)」とあるメールは、速攻ごみ箱行きにするようメーラーのオプション設定します。これを読んでいるお友達のみなさんは、私宛てのメールにウケねらいで「HI!kiiro」なんてテンションの高い表現は使わないでくださいね。

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2004.05.07

日傘を買いました

 去年、どころか一昨年くらいから「買い換えたいなあ」と思っていた日傘を新調しました。岩田屋が10ポイントデーだったので。きっと岩田屋的には母の日のギフト狙いなんでしょうが、私は私のものを買う。
 美白ブームのせいか、日傘売り場はにぎわってるし物も多い。と言いながら、この走りの時期を逃すとデザインを選べなくなるので、選びたいならGW明けくらいまでに買わないと。一般には黒の方が紫外線を遮る効果が高いと言われてるようですが、黒は服を選ぶからのう。私は一本で全服に対応したいのよ。あんまりレーシーなのもカジュアルな服のときに持てないしなあ。
 しばらく売り場をうろうろして、パトリック・コックスのベージュの傘にしました。何かの情報番組で、UV加工がきちんとされてたら、紫外線を遮る効果は色は関係なく同じだと言ってたし。
 家に帰って思ったのは、別にそんなたいした日傘でなくても(デパートで売ってるようなのは、傘一本で一万円くらいするのです)よかったじゃんって。ビンボーなんだし。でも、日傘って九月まで毎日のように使うし、ある意味普通の傘よりコストパフォーマンスがいいんですよねー。だったら、ちょっとした贅沢気分を味わうのも悪くないかなとも思い。
 ちなみに私が日傘を持つのは日焼け止めなんて可愛らしげな理由ではなく、「日傘を差すと体感温度で二~三度は低く感じる」と聞いたからです。暑いのがきらい。 

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ボーズさんに言いたい。

 「ほぼ日」で私が楽しみにしてるコーナーがいくつかあるのだけど(今は「ほがらかさん」のコーナーもいい。働いてる女性は読み応えあり!)、しばらく前から断続的に続いてる、スチャダラパーのボーズさんが永田ソフトさんと、自分の部屋のいらないものを捨てようと努力する「明日に向かって捨てろ!」が現在の要チェックです。捨てられそうで捨てられない、片付きそうで片付かない、進展してるようで進展してない、むしろ二歩進んで三歩下がるような展開をまったり楽しんでます。
 ただ、ですね。昨日(第21回)の話題には一言言いたい。
 空気清浄機は知りませんが、加湿器は効果があります!マイナスイオンはさておき、効果があります!特に冬。風邪の季節に加湿器があるとないとで喉のつらさがまーーーーったく違うのであります。まずはちゃんとスイッチを入れて使っていただきたい。
 女性の場合は冬のお肌の乾燥にもよいのです。私の場合、必需品。
 重ねて言いますが、マイナスイオンの効果は知りません。

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2004.05.06

奈々ちゃん、もうええで。

 「QED 式の密室」、読了。シリーズの中でもずば抜けて薄いので、病に死んでても一日で読めるかなと思いまして。読めました。
 このシリーズは、ミステリなんだけどそれは半分くらいで、残りは裏日本史ウンチク話です。それを承知で読んでるんで、「今回はこのネタで来たのねー」とタタルさんの語りを楽しめる人には例によって例のごとくの出来なのです。今回のネタは安倍晴明というか、陰陽道と式神ですが、もちろんオカルトを認めるトな説が論じられるわけじゃないんで、一つの解釈としておもしろく読めます。
 しかし、彼らの行きつけの店、静かで落ち着いた雰囲気らしいけど、毎回タタルさんが陰惨な日本史話を語り倒してて、他のお客さんはどんな気分で飲んでるんだろうかと。
 そして例によって進展の気配もないタタルさんと奈々ちゃんの仲なんですが、ホント、君の目はどうかしてるよ>奈々ちゃん。このヒネたうんちく大王が君には「ちょっと魅力的」に見えるんだね。だからといって、ようも辛抱強くタタルの話に付き合うよ。そりゃくりいむしちゅ~の上田よりは、タタルの方が私も魅力はあると思うが。
 てゆーか、事件のときか熊つ崎がセッティングしたときしか奈々ちゃんと会わないのかよ>タタル。
 などと架空の人々のことだというのに、長い付き合いだと気になるもんですな。読者は。

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2004.05.05

げろげろの夜。

 ↓のように対策を講じたにも関わらず、その夜、私は一年半ぶりくらいに七転八倒の激痛に教われました。おげー。
 どうも眼精疲労と女の子病が一緒に来るとサイテーの事態になるようです。吐き気が断続的にくるので食事は食べられず、最後の望みの綱の鎮痛剤を吐きたくないから必死でこらえつづけ、過呼吸を起こさないために息を殺しつづけるというなかなか過酷な夜でした。
 もー、いいかげんにしてや。

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びみょーな値段

 ↓を見終わった時点ではハッキリではなかったけど、ああいう画面の映画だからいやぁな予感はあったのです>眼精疲労発症。だから、ふだんは「ふーん」と見過ごすマッサージ屋のポスターが目に入ったわけで。GW合わせで開業したばかりの店でお試しキャンペーンをやってるんだけど、眼精疲労むきのショートメニューつきのがありまして。あんまりにも人がいなくてちょっと気が引けたけど、20分で千円は破格かな?と思い決心。狭い受付台に二人もいる施術士の人に「ボディマッサージ+眼精疲労のコース、お願いします」と言ってみる。
 こういう店のお世話になるにあたって、イマイチ「ここでいいのかなあ」感がぬぐえないのは、技能を保証する資格とか評価ってものがあるのかないのか、あるとしてどこでわかるのかが見えないってのがあります。15分1500円の簡易マッサージ施設ってあちこちにあるけど、店や施術する人によって1500円の価値が全然違う!と思いません?
 それがどうも、マッサージ屋さんが魅力的に思える身体なのに行く気になれない大きな理由。
 眼精疲労向きというのは頭部と顔面のマッサージでした。効果は。うーん。よくわかんないなあ。
 というわけで、千円だからためらうことなくお支払いして帰りましたけど、通常価格だったらどうなんだろう。少なくとも「すっきりしたな!またやろう!」というほどのナニカはなかったなあ。20分でそれを望むのは贅沢?

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「APPLE SEED」、見てきました。

 ヘンな流れですが。「キャシャーン」で背景にCGを多用しまくりだったので、じゃあいっそ全部CGでもいいんじゃあ?と思い、「APPLE SEED」を見に行くことにしました。レディス・デーだし。GW、特に何したわけじゃないし。
 「CGのキャラクタが人形みたいでなじむまで苦労しました」等の意見もあるようですが、ゲームのムービー画面を見慣れていると別にどうと言うこともなく。人間として変な動きがある、という指摘も見ましたが、わたくし、そこまで細かく見てないし。素人が見て「これはないだろ!」と感じるようなアラも、一応なかったと思います。(CG特有の、画面全体にピントが合ってる状態が続くんで、これまた私のように目が疲れやすい人には若干しんどいという問題はあります)
 これが士郎正宗の原作ファンだったらいろいろ言うこともあるかもしれませんが、何しろ読んだのが十年以上前だし完結してないし、あまり意識もせずモチーフに使った程度の認識だったんで気になってません。一部の不満のもとになってるらしい(デュナンはあんなこと言わねーとか)「戦いが終わったら母になりたい」というコピーも、この映画に限って言えばこういうテーマなんであのコピーね、と思えます。
 脚本もだいたいソツなくまとまってるし、画面も奇抜すぎて見にくいってこともないし、原作をあまり知らず、「ターミネーター3」とか「マイノリティ・リポート」とかのハリウッド系SFアクション映画をおもしろく見られるふつーのお客さんなら、概ね抵抗なく楽しめるんじゃないかと。
 ただ、この無難さ、というか、良くも悪くも普通な感じというのが、不思議なもので困りもの、なのでして。
 比較するのも変な話だけど、「キャシャーン」と比べてどっちが無難にまとまってるかというと、明らかに「APPLE SEED」>「キャシャーン」だと思うのです。だけど、印象に強く残るのは、その不出来っぷりのせいなんだろうけど、「キャシャーン」だったりするわけです。
 これって映画としてどうなんでしょうね。どっちがいいんだろう。

 日本の映画界はハリウッドとやりあうにはお金がないんで、CG技術を積んでいくという方法はありかな、とも思いました。無国籍ちっくな雰囲気にもなるし。

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2004.05.04

「火の鳥」、見ました

 恐ろしいことにさすがNHK。全十三話放送の「火の鳥」が既に出来上がっている!民放ではあり得ないスケジュール。おかげで連休の一日、こないだの「一挙六話放送!」の残りの七話もまたまた一挙に見ることができました。(正確には「全十三話一挙放送!」の日だったんですが)
 残りのエピソードは「異形編」一話、「太陽編」四話、「未来編」二話です。
 私は原作読んでないんであれですが、多分知ってる方は「えっ、『太陽編』四話?無理なんじゃないの?」と思われるでしょう。原作は壬申の乱の時代の仏教とそれ以前からの産土信仰との争いと、未来の宗教勢力戦争を視点を切り替えつつ進行させる、ちょっと複雑な構成らしいんで、取り上げるエピソードとしても厄介そう。(壬申の乱とは何か?みたいな歴史背景の説明がないので、不得意系の人にはわかりにくいし)
 と思っていたら、やっぱり未来の話は全部ぶった切って壬申の乱絡みの部分だけでまとめてしまいましたよ。しかもオチがなーんか。これでいいのか?みたいなとってつけたようなオチで。(戦乱の中でハリマの狼の顔が傷つけられ、それが元で人の顔に戻る。ハリマの働きに帝は褒美を賜るというがハリマはそれを断り、なじんだ里の民にも別れを告げて北へ去った産土信仰の神々(というか、マリモ)を追っていくのだった、みたいなー)原作ではきっと、未来社会とリンクするからこそやれた作劇がなされてるんでしょうねえ。うーむ、原作を確認したくなった。復活編でロビタのいきさつを切ったのが私にとって「なんでー?」だったんで、きっと「太陽編」も読んだ人にはこの辺「なんでー?」ではないかと。
 「未来編」は、もう読んで相当経つから原作どおりかどうかはわかんないんだけど、一応ポイントになるいきさつはちゃんと追ってるように見えるのに、どこかモヤっと感が残るというか。結局ロックは事態を引っ掻き回して勝手に死ぬんかい、とか、タマミは死に損なのかい、とか、原作ではうまく処理してたんじゃないか?と思われる部分が説明が足りなくて引っかかりまくるのです。五千年間の冷凍睡眠?をしてたと思しき女性のエピソードに力点置きすぎなんじゃないか?とか。
 せっかく最後に未来編を持ってきてるのに、腑に落ちるように流してくれないんで、長い時間の末に地球に新たな有機生命体が生まれましたよ、という下りが、偶然生まれ出てくるのをマサトが見守ってるだけみたいな感じで。あの生命体の発生にタマミが関わってるんじゃないの?だから、生命の発生と同時にマサトの元にタマミが立ち現れてるんじゃないの?この辺がわかりにくいんですわ。
 この二作に比べれば、「異形編」はまとまってるけどもとが短編だし。
 ってゆーか、これやるんだったら「復活編」三本立てにしてロビタやればよかったのに。<しつこい。
 というわけで、どこか消化不良感が残る全十三話でした。個人的には「黎明編」が一番納得しやすい出来かなあと思いました。

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2004.05.02

それは幸運だったのか

 えーと。まだ見てますよ>「新選組!」。
 このところ、土方さんと山南さんの間がちょっと埋まってうれしい気もするのですが、それも半年も持たない間柄と思うと悲しくもあります。
 京都に来てからは「実務の土方」ぶりを発揮している歳三さんですが、彼が手腕を見せるたびになんともいえない気分になります。実際の近藤・土方の間柄がどうだったかはわからんけども、この二人が出会ったことはよかったのか悪かったのか。近藤の人柄があっても土方の組織運営力がなければ壬生浪士組はできたのか。土方がどれほど優れた能力を持っていても、近藤の人望がなければ新撰組という集団には発展しなかったかもしれない。
 それぞれが出会っていなかったり、どちらかの特性が欠けていたら、多摩の田舎で地味ながらも十人並み(実家が豪農であったようだから、もしかしたら平均よりいいかも)の人生を終えていたかもしれないわけで。田舎道場の主とはいえ、平穏のうちに生涯を閉じれたかもしれないわけで。
 ああいう結末であれ、自分の思うところに従って行動を起こせたことを本人たちが本望と思っていたなら、平和ボケした現代人の余計なお世話なんだろうけど、志半ばで死んでいった若者が続出する幕末にあっても「なんでそこまで滅び行く幕府と(疎まれてるのに)運命を共にしちゃうかなあ」と悲しくなる新撰組なので。
 彼らが主役のドラマだからでしょうけど、やたらと性格がいい新撰組の面々を見てると、「なんであんな陰惨な結末に」とやるせなーい気分になってきます。(源さん、鳥羽伏見の戦いで戦死するのね…。いい人なのにー。だから、京都になんか行っちゃだめだって言ったのよー(涙)

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いつでも見られるってばよ

 家にはちゃんと「エクステンデッドエディション」があるのに、どうしてTVでやるたび見てしまうのかなあ>「指輪物語」。
 今日もBSでやってるのをキッチンから眺めつつ夕食作りました。
 「ながら」ができるようになったあたりが成長の後。

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すごいぞ、「特急列車のひみつ」

 衛星放送で映画音楽特集を見たお昼。生番組の司会役に加賀まり子はリスキーすぎるのでは。編集効かないよ、と他人事ながらはらはらしました。
 それはいいとして。
 見るともなく点けっぱなしていたBSで「特急列車の秘密」という番組が始まりました。別に教育TVでもないのに、お子様向きでもないのに、「ひみつ」!気の迷いかもしれませんが、番組製作スタッフの鉄道にかける愛が垣間見えたような。そのまま点けっぱなしで見ていると、これが意外とおもしろい。鉄道ファンには当然の知識かもしれないけど、私みたいに何気に乗ってる利用者からすれば、振り子式電車だって新式のディーゼル列車だって「へぇええ~」な技術です。これを導入することでどこからどこまでが何十分短縮、と聞くとますます「へぇええ~」度が上がります。
 日本ってそんなに電化されてないんだ。とか。
 九州の特急列車ってそんなに変わったデザインなんだ。とか。
 「白いかもめ」で長崎に行きたくなってしまいました。
 番組がまとめに入るあたりで使われたBGMがどうも聞いたことがある感じなのに思い出せず、うんうんうなってやっと気がついた。ミュージカル「オペラ座の怪人」で、ヒロインクリスティーヌがラウル子爵と切々と愛を歌い上げる「All I ask of you」(ここのサイトの一番下の方でメロディ確認済)ではないですか。海岸線を走る特急列車の姿と共にBGMが盛り上がっていくのがみょーにマッチしてて、スタッフの鉄道にかける愛を強く訴えかけられている気分になりました。たぶん気のせいでしょうが。

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2004.05.01

キャシャーン、見てきました

 朝からげほげほ咳が出るから「無理かー」とあきらめ気味だった映画の日。(咳してる人が近くにいるとイヤなもんでしょ?)午後になって収まってきたんで、思い切って出かけました。
 とても満額払って見る気にはなれない(爆)「キャシャーン」を見に。女性だから、水曜日でも千円ですけども。なんとなく。

 事前にあちこちで酷評を読みまくっていたから、何一つ期待しないで行きました。なんで行ったかというと、見てないのに悪く言うわけにはいかんしねー、くらいの気分で。シネコンの入りは半分より少ないくらい。映画の日でこれってどうなんだろう?でも邦画だからよっぽどの話題作でなきゃこんなもんかも。
 それで、どうだったかというと、全然期待してなかったんでけっこうおもしろく見れました。千円だし。期待なし・むしろ駄作覚悟で、千円だからおもしろかった、という評価もいかがなものかですが、そういう心境だったから、他の(例えば元ネタテイストをもっと期待してた、とか)スタンスだったらどうだったかはわからないです。
 確かにうわさどおり、テーマ的なとこを何もかもセリフ(それもまぢベタ)で言っちゃうのはどうかなー?ですが、今回は初仕事でシナリオの練りが足りなかったんだろうなーなどと流してしまいました。土地間の距離がどうなってんだろ?とか、どうやって敵方がロボット量産できるようになったんだろ?とか、突っ込める設定もあったけど、まあ置いといて。話の筋がわかんねー?というほど破綻してもいなかったし。
 絵的にかっこいいかな、と思えるシーンはそこそこありました。もしかして、最初のロボット軍団戦(元アニメの雰囲気に近い感じ)のコンテが樋口さん?ああ、元ネタのアクションシーンのツボがわかってるな、という仕上がりでした。それが新造人間同士のからみになるとカメラワークが早すぎて、いつの間にか決着ついてる、みたいな戦闘が多くて、惜しかったです。あまりに加工のきつい画面が連続されると疲れるのも事実で(ほぼ全編加工が入りまくり)、私は例によって帰宅後眼精疲労を起こしかけました。その辺は次回作(あったら)までに案配考えてやれるようになってください>監督。
 私にしてはすごい心が広い見方をしているなあ。やっぱり風邪で弱ってるのかなあ。<だったら、逆にキレてるのでは。
 「赤影-レッド・シャドウ-」を見たときの心境に近いかもしれない。ものすごい序盤で、「これは元ネタをリメイクするつもりでやってないな。とっかかりだけだな」と割りきってからは、すっかり別ものとして見られるようになって楽だった。
 「キャシャーン」も「赤影」も、子どものころ見てたし好きではあったけど、「元ネタを汚すとは許さーん」と激怒するほどの思い入れがないからできたことかも。元ネタのリメイクだとか、リスペクト作のつもりで見ると、めちゃくちゃ腹立つと思います。

 何々っぽい、という指摘がたくさんある映画だけど(エヴァみたいとか)、私はやっぱり「富野くさーい」と感じました。特にオチの付け方はまるっきりイデオンです(笑)。
 人の業の深さをこれでもかと繰り返すとことか(二時間の映画じゃちょっと多すぎ)。死んでる人がどしどし語りかけてきたりするとことかも。
 富野の方が、当然何倍も上手にやりますけど。
 新造細胞でイデが発現しちゃマズいだろう。あのいかずちが無限力か?
 きっと監督は真性ヲタクじゃないんだろうと思った。ヲタクはこっぱずかしくて、こんなベタな作りはようけしません。やろうとしても「いかんー。いかんー。こういうのって○○にあったよ」って腰が引ける。
 そう言えば、紀里谷監督ってちょうど「イデオン」やったころの富野さんと同じくらいの年では?あの年ごろはこういう話をやりたくなるものなのか?
 
 なんか、腹刺されて死ぬ人が多い映画だったな。
 子連れのお客さんがわりといて、かわいそうだった。

 ちなみに人に勧めるかというと、あまり勧めません。広くおおらかなキモチで対処できる人のみ、怖いものが見られたらいいわ、という好奇心を満たすつもりで行ってください。

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