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2004.06.05

女の子ってめんどくさい

 と、小学生のとき思っていた。女の子に生まれた自分にうんざりしていた。
 なにしろ大雑把でずぼらな性格をしてたもんで、小学校も中学年くらいから女の子に要求される人間関係を察知するスキルを身につけるのがめんどくさいというか、身につける勘所がつかめなくて地雷を踏みまくっていた気がする。なぜ、こう、誰それが仲いいとかうまくいってないとか、仲良しグループに割り込まないように遠慮しなきゃとか、○ちゃんが×くんを好きなんだってとか、細々した情報をアンテナ立てまくって収集しなきゃならんのか。それも毎日。その上、作法に適わない対応するとなぜシカトされなきゃいかんのか。もやーんと納得できない気持ちを抱えて、突っかかりもっかかり生きていた。
 ない能力を振り絞ってフル活用しなきゃいけないんで、小学校も高学年になるとかなり消耗した。クラス八分も数回体験すると、頭を低くして生きていく術がわかってくるけど、嵐が過ぎるまでをしのぐのはなかなか精神的にきついわけで。(思い出すと、それを親や先生に相談した記憶がない。子供なりにそんなことをしたら余計厄介なことになると悟っていたし、子どもの面倒ごとに大人を引っ張り出すのは卑怯だという暗黙の了解もあった)
 力関係や人間関係がわかりやすそうに見える男の子がうらやましかったなあ。もし男の子に生まれていたら、腕力ないんでそれはそれで世渡りに苦労していたに違いないけど、隣りの芝生は青く見えるものなのさ。
 しかし、当時は田舎のこととて、女の子らしい陰湿さに満ちたイジメも今よりは格段に低レベルだったと思う。(この辺の、女の子どもの情け容赦のなさは姫野カオルコがさばさばと指摘している)今は、マスコミその他のレポートを読むところでは子どもの関わり方がやたらめったら複雑化しているようなので、面倒さはさらに増していることだろう。(子どもに返ってもう一度人生をやり直したい?という問いに、無条件に「no」というのは、もう一回あの理屈の通らないややこい世界を生き抜くのはしんどいなあと思うからで)
 子どもは天使じゃないよね。彼らは彼らなりにでんでろしてます。
 だから、大人の事件より子どもの事件の方が、大人が読み解くのはたいへんだと思います。てゆーか、何もかも解明できるなんてとても思えないんですが。

 こんなことを書いておいてなんですが、それでも私なりに楽しい小学校生活だったんですよ?今じゃ、女に生まれたのも悪くないかな、と思ってますし。(この国の成人男子の枠のはめられ具合の方が、今はしんどそうに見える)

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