専門技術はいるだろうが
「○○の××方」みたいな、やり方指南書系の実用書は山ほどあるが、「ボーイズラブ小説の書き方」なんてのは、こりゃー人に教えてもらうもんじゃなくて自分の内から沸きあがる萌えー萌えーを貯めに貯めて、しかるのちに叩き込むようにして書くものではないでしょうか?人様に手取り足取りしてもらわなきゃ書けないんだったら、無理して書かなくてもいいのでは?プロ志願者向きだから存在価値があるのでしょうか?
そして、「ボーイズラブ」特有の問題点として「受けと攻めの視点」なんちゅーのが入ってるのは、しかたのないとこでしょうが、「Hシーンの書き方」なんて講座があるのは、これはもう入ってるのが当たり前のものなんですか?ボーイズにプラトニックラブはなし?
いろんな不思議が沸いて出る本なんですが、テキストエディタとかおまけのCD-ROMに入ってるもんが一番気になるかも。これも必需品なの?
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Comments
ええと、多分、新人賞の下読み担当の駆け出し作家さんや、編集者の人たちを悩ます大量の「小説の体裁にすらなっていないただの紙くず」を少しでも減らしたいという切実な事情からではないでしょうか。
最低限の教育を施して応募作家の底上げをはかりたいということでしょう。BL雑誌の編集部が作っているようですし。
きょうびの若い人に直接注意なんかしたらどういうことになるか分かったものではないし、婉曲に、ね(^^;
Posted by: まんりき | 2004.07.26 10:25 PM
まんりき師匠、こんなマヌーな時期にRESですいません。
気がつけば、書店の棚はボーイズな本で花盛り。各社とも毎月の配本数を稼ぐためにはそれなりの玉が必要でしょうが、何でもいい・質は問わない、というわけにもいかんのでしょうねえ⋯。
実際、各種新人向きの賞に送られてくる原稿には下読み担当の日本語力を破壊するものが多々含まれてるそうですし。仕事とはいえ、読むのは大変な苦痛だと聞きますから、確かに底上げされたらうれしいでしょう。
とはいえ。必要スキルが直截すぎて(^_^;)、おばさんは頭抱えてしまうわ。
Posted by: きいろ | 2004.08.09 02:24 AM