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2004.07.19

ヤマトかよ

 NHKBSの映画音楽生特番、今回は夏休み前だからか「ファミリー・ファンタジー映画特集」というタイトルがついてる。なんで「ファミリー」と「ファンタジー」という組み合わせなのか、よくわからん。きっと投票した人も(視聴者による人気投票で演奏する曲が決まる)「今回の該当作って何?」と困惑したんじゃないかと。
 最初は無難に、というか、硬いところでジブリものをまとめて演奏。ちゃんとオリジナルの歌手を連れてきてるので、聞くほうもイメージを壊される心配をしなくていい。(洋画の挿入歌を日本人歌手が日本語歌詞で歌う番組があったりするけど、あれはいろいろと複雑な心境にさせられる。あと、むちゃな訳詞に憤ったり、原曲のすげえ詩の内容を初めて知ってがっくりすることもある)
 他は「美女と野獣」や「アラジン」、「ピノキオ」などディスニーアニメのスタンダード・近作から数曲をセレクト。今ならはずせない「ハリー・ポッター」の映画曲、BSのメイン視聴者層を想定させる「80日間世界一周」など、NHKらしい健全路線まっしぐらな選曲。一応人気投票に順じたラインナップになってるらしいが。「アメリ」がここに入ってるのが不思議なのは私だけですか?
 てーか、この番組、司会に加賀まりこを起用してるのはなぜなんだろう。明らかに映画の好きなジャンルが偏ってるし、好み以外の作品には冷淡、どころか「あっちの方がいいのに」的暴言を吐くので、時々アタマが痛くなります。
 ところで「ネバーエンディングストーリー」のテーマを羽賀健二に歌わせようという勇者は、やはりNHKにはいなかった模様。
 ↑の演目を見ていただければわかるように、今回の演目にはジブリもの以外に日本のアニメは含まれていない。ガンダムの「ガ」の字もない。本当に投票結果に順じた内容なんだろうか?と勘ぐりたくなるけど、ヲ度の高い人はNHKBSよりもスカパーやCSと契約するだろうとも思う。
 この惨憺たる状況の中、一作だけ異質なタイトルが紛れ込んでいた。それが「宇宙戦艦ヤマト」なんである。ををを、BS契約者の年齢層の高さを決定付ける証拠が!「ヤマト」は番組始めに紹介された投票ランキングで四位に入っており、なんと番組の最後にデーモン小暮閣下が歌われた。交響組曲版の劇半つきで。&女性コーラスつき。(とわかる自分が憎い)
 しかも、今回放送中にハイビジョン契約者からリアルタイム投票を受け付けており、その最多得票曲を番組の最後に再演するという企画だったんだが。番組の最後にやったにも関わらず、アンコール曲に決まったのは「ヤマト」だったのだ!いいい、いったいハイビジョンの契約者層ってどういう人たち?
 デーモン閣下はさっき歌って戻ったばかりのとこを、またまた舞台に引き返して、今度は「ふっふっふ、ヤマトの諸君」などと勝手にそれらしいセリフをつけつつ、楽しそうに歌っていた。私は「ははははー、ヤマトかよ」と笑いながら見ていた。
 日本中にハイビジョンのリモコン握って「ヤマトヤマトヤマト」と投票したお父さんたちがどのくらいいたんだろう。これを「ほほえましい」と感じるか、「なんだかなー」と感じるかは、人によってもんのすごく違うんだろうな。

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