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2004.08.02

「メトロポリス」見ました

 夏休みに入ってNHKBSはアニメ大放出。今週は以前hiでやったアニメ映画をBS2で放送します。ラインナップは「メトロポリス」「王立宇宙軍」「サクラ大戦活動写真」「ファイナルファンタジー」。
 地味ー。そして、「サクラ大戦」が浮いてる気がするのは私だけでしょうか。選別基準が単純に5.1サラウンド対応のソフトが出てるかどうか?だからなんだろうけど。潔いな>NHK。
 そんなわけで、見てなかった「メトロポリス」をご飯作りながらちらちら視聴。
 これって意外と凄惨な話ですな。思ったよりばんばん人が死ぬんですけど。ロック、撃ちすぎ。クラシックな手塚絵にだまされて、お子様に見せた親は困ったんじゃないかと。
 映像は鬼のように手が込んでる。どこを見ても、ものすごい密度。CG技術はあっという間に進化するから、今の目で見ると質感に「?」を感じる部分もあるけど、当時としてはかなり作りこんである。あと、モブシーン。初期手塚マンガの細々と書き込んだモブシーンを再現しようと試みたのか、細部までぐっちゃり人やらロボットやらがいる。これもコンピュータさまのお力あってのことでしょうか。
 ただ、話はいろんな意味で苦しい感じ。元々初期手塚の作だから、今そのまま使うとテーマ的に手垢がついた感が出てしまうのはしょうがない。だからといって、大手塚の作品をあんまり大改造するってわけにもいかないと判断した結果なんでしょうか?>あのストーリー。原作読んでないので、判断できないんですが。
 そういえば、大友さんの作品ってよくよく考えてみると映像インパクトが一番の見所で、話はもしかして二の次なのか?と感じることがありまして。それで、「メトロポリス」もそうなのかと。(こないだ、映画版「AKIRA」見て思った。それで、「スチームボーイ」は何の懸念もなく見られるとわかった)
 キャラクタもなあ。ケンイチがティマにこだわる心情にどうにも共感しづらいんですわ。ティマはアヒルが初めて見たものを親と思う、あれと同じだと思えばなんとか納得できるけど。ロックもなぜあれほどに義理父コンなのか。説得力のあるエピソードを一つ入れてくれれば、「またこいつの暴走のせいかよ」などと思わずに済んだのに。(そう言えば、NHKアニメ版「火の鳥」未来編のロックも、勝手に出てきて事態をややこしくして即退場だったなあ)キャラクタの描写が希薄気味なのは、製作サイドの意図だって話も見ましたが、ほんとなんでしょうか。
 これは初期手塚のビジュアル的な魅力を動画として再現しようって、そういう意図の映画なのかなあ。そう思えば、狙ったなりの効果は確かに出てると思います。いわゆるレトロフューチャーな絵作りと、大人っぽいBGMは、端からお子様は対象外だと宣言してたのだなという気もします。
 ケンイチ少年役が若きジャズボーカリスト小林桂だと知ってびっくり。わー、贅沢ー。ってーか、もったいねー。本人、作中で歌ってますか?<ながら見してたんで、わからない。

 しかし、別にミッチィでもかまわない気がしたのだが>ヒロインの名前。

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