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2004.10.23

いよいよ終盤

 明日の「新選組!」は「龍馬暗殺」ということで、「土曜スタジオパーク」は三谷さんがゲストで新選組談義。あちこちのサイトやネットの芸能ニュースで収録が終わったことは聞いていたけど、もう亡くなった方などたくさんの方が撮りの終わるのを待ってる姿など、出演者の仲のよさが伺えてよかったです。思えば近い年頃の若い役者さんが一年も同じドラマに取り組むなんて、今時は珍しい仕事でしょうね。気分は合宿状態だったのかも。
 秋以降毎回一人は死んでいく展開になっているんで、私はもうつらくてまっすぐ全編は見られなくなってるけど、でも内容は気になってたまらないというジレンマ状態です>「新選組!」。ああっ、来週は平ちゃんが。そして、遠からず源さんが(涙)。とても画面を正視できない。見たらだだ泣きで精神的ダメージ大なこと間違いなし。
 私はそこそ大河ドラマを見る方ですが、今回くらい登場人物が死んでいくことが耐え難いと感じるのは初めてです。例えば「利家とまつ」を見ていて、織田信長が死ぬ回に「信長、死ぬなー!」とか思わなかったし、まあ、信長は極端だとしても「どうして佐々成政が。うううっ」と涙したりはしませんでした。(これは大河うんぬんという問題じゃなくて、作品の質の問題だという説もあるかもしれませんが、まあ例なので)大河=歴史上の出来事で起こったことのほとんどは変えようのない確定されたものという割り切りがあったし、出てくるのが歴史の大人物なせいか、みなさん粛々と運命を受け入れているというか、淡々とした姿勢で向かわれる方が多いせいかもと思う。
 でも、新選組の登場人物は近藤ですら元は多摩の百姓の出。本人の信念と覚悟はあっても生い立ちは極めて庶民に近いし、実際ドラマを見ていてみんなが歴史上に生きた過去の人ではなく今そこでがんばってる人として書かれている。だから、「ああっ、源さん、京都なんかに行っちゃダメ!」とか、「山南さん、なんで黙って沖田を見送らないのよう」と歯軋りし、変えられないとわかっている最後の日の最後の瞬間まで奇跡が起こるのを祈るような気持ちになる。そういう見方は大河には合わないという旧来のファンもいるかもしれないけど、でもせっかく若い人たちが形の見えない「今をどうにかしたい」という気持ちを抱えて生きているという内容なんだから、そんな一人一人に引っ張られて見る方が楽しいじゃないかって気が。(いや、物語の展開はちっとも楽しくないんだけど)
 私にはドラマの出来不出来が判断できる自信がないから、「新選組!」が出来のいいドラマかはわからない。それに、どんな名作ドラマや映画でも合わない人には合わないし、「はー?」と首をひねるような出来の作品でも「わかってるけど好きなんだもん」という方がいる。どっちがどうなんて言えないわけで。だから、万人にお勧めしたり、つまらながっているなんてもったいないとか主張はできませんが、毎週悶絶するほどつらい気分を味わわせていただいてることは、マゾではないけど感謝です。

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