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2005.01.05

やっぱりやったか

 昨日の朝刊、二面の下にでっかい広告が載ってました。
 「愛と死を見つめて」復刊
 ええっと。今話題の韓流ドラマの一作に「愛と、死を見つめて」というのがあるそうですが、それじゃないです。かつて日本中を席巻し、吉永小百合と浜田光夫の青春ゴールデンコンビで映画化もされた実話を納めた本です。
 「愛と死を見つめて」と聞けば、「マコ、甘えてばかりでごめんね」と歌えてしまう、しかし私はさすがにリアルタイム経験者ではありません。(いくらなんでも、無理)母がいろんな歌を鼻歌半分に歌ってばかりいた人なんで、それで憶えた模様。後年、大ヒットした実話の映画主題歌で、原作が難病に冒された女性とそれを支えた恋人の男性の往復書簡集だとおかんから聞いたものの、実物はもちろん読んだこともなく。
 それでも「世界の中心で愛を叫ぶ」のあらすじを聞いたとき、「これって『愛と死を見つめて』じゃん」と思ったほど難病と恋愛ものの基本としてきっつく刷り込みを受けてます。私ですらこんなだから、実体験世代は明らかに「あれのパクりか?」と思ったことでしょう。何らかの形で恋人同士の片方が死んでしまう物語って多いから、別にパクったわけじゃないんだろうけど、相手が実話だけに印象が強いし。
 だからいつかやるだろうと思ってました>復刊。40年前の話じゃ、もはやタイムトリップなくらい生活スタイルも違うし、そもそも今時の恋愛観とはめっちゃ乖離してそうだから当たるかどうかはバクチでしょうけど、すでに当時140万部も売って元は取れてるんだし、駄目で元々。新聞によれば、団塊の世代が懐かしんで読んでるそうだから、そこそこ売れるやも。
 今回これ書くのにネットで情報を拾っていたら、亡くなられた大島みち子さんの単独名で出された「若きいのちの日記」の冒頭に納められた詩を見つけてずっしりした気分になりました。長い闘病生活を送られたにもかかわらず、というより闘病の日々が精神を強く育てたのでしょう、今や遙か年上の自分でも足元にも及ばない境地。こういうのを読むと、「純愛ブーム」とかって流行廃りで消費してええんか?って気もします。

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