« 二重に遠ざかってる | Main | 役立たずぅ! »

2005.02.02

はなのみやこ

 といえば「パリ」。「しるぶぷれー」とか「もなむーる」とか日本人には発音しにくい言語を操り、街角のディスプレイ一つにしてもセンスにあふれ、カフェの軒先で公園で恋人たちが愛を語らう。ああ、パリの空の下、セーヌは流れる。
 ってハンコで押したようなイメージを垂れ流す私もどうかしているが。少なくとも、センスよい国ナンバーワンと恋愛先進国って印象はけっこう広く一般にすり込まれているのでは?実際、かの国では恋愛は全く特別なことではないらしく、老若男女問わず恋愛は現役でないと!という意識は強いらしい。ヲタクも例外なく!と、以前フランス語を勉強してて、その後二年ほど語学留学に旅立ってしまった派遣の同僚に聞いた。勉強がてらフランス語のチャットに参加すると、聖地ニッポンの彼女が欲しいフランスのヲタクが群がってきてたいへんだそうだ。
 ともかく。海外旅行が日常化したと言われる現代日本、外国行くったって今さらビビりはしないわー(治安のよくないとこだと、別の意味のビビりはあるが)って人が大半なんじゃないかと思うんだけど、現地に長期滞在となると話は違うようで。今朝の朝日新聞によれば、パリではただいま日本人滞在者の間に「パリ症候群」なる病が多く見られるのだそうです。
 元ネタと思われるフランスのリベラシオン紙の記事をこちらで翻訳してくださってます。
 「鯖田鮫蔵の日仏米英メディア彷徨

 なんか、イギリスに行ってウツって帰ってきた夏目漱石みたいだ。と読んでて思ったら、こちらのblogのオーナーさんも同じことを(汗)。<定番な発想ですか。
 パリとはいえ業界人しか住んでいないわけじゃないし、でるもーな人ばかりカッポしてるとか、みんなブランド品ぶらさげてるとか、それはないと思うのではないか、ふつー。むしろコミュニケーション手法が違うのが堪えてるんじゃないかと。あっちは自己主張しまくり・伝えたいことは言いまくりでしょうから、遠回し・ソフト表現こそ粋、全部ぶちまけるは野暮ってやり方に慣れてる身にはむちゃくちゃ異文化。最近は自己チューも増えてきたからそうでもないか?いや、自己チューは人を叩いて自己主張には慣れてるけど、容赦なく叩かれる側に立つと却って弱いからなあ。逆ギレで犯罪を起こしかねない。
 ビジネス関係のインタビューで欧米で活躍するベテラン営業マンの話を聞いたけど、流ちょうな会話法なんか身につけてなくてもいい、ちゃんとこちらの意向が伝わり相手の言うことが理解できてれば、ケンカ話法でも問題ない、みたいなことをおっしゃってました。形とか見た目(聞いた目?)が気になるタイプだと、自分が納得できるレベルまで上達しないと毎日の生活で必要な会話すらおっくうになりそう。この人くらい、生活と仕事ができればOKって割り切らないとやっていけそうにない。
 海外で暮らしたいと思う人は、ほどよい図太さを土地になじむ人なつっこさを持ってないといかんのでしょうねえ。
 かく言う私は適応力低・努力皆無の人なので、海外に生活するように長期滞在なんて無理無理ーととっくにあきらめております。(そのくせ、老後に物価の安い土地に移住、みたいな特集には心惹かれる)

 とか書いてたら、最近ロンドンで日本人狩りが流行ってるって話を聞いてしまいました。会社のお金で高級賃貸に住む日本人ビジネスマンが狙われているのだとか。人目があっても殴る蹴る刺すの凶状に及ぶと聞いては、ますます外国暮らしする勇気を出す気低。<もともとないくせに。

|

« 二重に遠ざかってる | Main | 役立たずぅ! »

「ニュース」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7367/2781084

Listed below are links to weblogs that reference はなのみやこ:

« 二重に遠ざかってる | Main | 役立たずぅ! »