うしろめたい朝
いつのまにか、夏休みになっていた。
のに気づくのは、通勤途中にリュックを背負った子どもを見かけるからで、もう長期休みの塾通いはデフォな時代なのですねえ。ときどき先生っぽい人が旗振って引率してどこかへ連れて行ってるのは、帰り道のサポートかしらん。朝は店も閉まってるけど、昼間は子どもが寄り道したくなる場所がいっぱいあるから。
で。この時期ひじょーに困るのが、せっぱ詰まってギリギリ状態の通勤ダッシュ。私が通る道で一カ所、半端に赤信号が長いとこがあって、そこはまー、場合によっては信号無視をかましてしまうこともあるわけだが、普段の通学なら会わないはずの子どもたちが休みの間だけ信号付近をうろうろ。
いちおー気にしますよ。子どもの前で信号無視はヤバいだろうと!
でも、遅刻もしてはいけないわけで。制服に着替える時間を考えると、この信号一個をブッチして得られる余裕はおいしすぎるのです。
なるべくなるべーく、信号を遵守しよう、と心がけてはおりますが、両天秤の片方が悪魔の方に傾いたときは、心の中で「すまん、君たちは信号を守るいい子に育ってくれい。こんなダメ大人になってはいかーん!」と叫びつつ、極悪人になった気分で横断歩道を駆け抜けるのであった。
「ママぁ、あの人、赤なのに信号渡ったよ」
「いいのよ、大人だから。自己責任で判断できるけど、あなたはむり」
お母さん、その説明でお子さんは納得してくれますか。
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