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2005.08.24

どっちがしんどい

 某所でリンクしてあった小谷野「もてない男」敦氏とただいま人気最高潮(もう下降線ですか?)の齋藤孝氏の対談を読む。小谷野氏をフィーチャーしてるのだから、当然内容はソレ系。「2004年"恋愛バブル"も崩壊する!」というものです。
 今年は早2005年、しかももう後半ですが崩壊したのでしょうか>「恋愛バブル」。女性のファッション雑誌は相変わらず「モテ」を目指してますけども。チョイ悪オヤジ向きの雑誌なんかも増えて、モテ指向はむしろ広範囲に拡散しているような印象がなくもなく。(渦中にいないので実感がなく、腰が引けて日本人らしい歯切れの悪い表現をしてしまいました)
 小谷野氏、離婚したんやねえ。一時は脱もてない男をねたみ混じりで言挙げされてたみたいですが。その体験の上に書かれた「帰ってきたもてない男」の切れ味はどうなんだろう。<未読。

 雑誌を開けばどれもこれも遠い近いの差はあれど恋愛関係のネタばかり、の現状では、異性と縁がなかったり興味が薄い自分を自覚すると強迫観念にも駆られるでしょう。自分は気にするつもりはなくても周囲が「気にしろー」「気にしろ」って言うし。対談にある「ホントの敵は男社会」ってのはその辺も含めてのことなのでしょう。
 ただ、実体験のない私が言うのもなんだけど、無作為にやたらともてる人もたいへんそう。自分の好きな異性にだけピンポイント的にもてられればいいけど、世の中そんなに都合よくいかないからねえ…。なんにせよ「断わる」って気がとがめる行為だし、実際にやると消耗する。ヘンにもててしまうと、二股三股が苦にならない人以外はそれを延々やらなきゃならないわけで。中にはゴタゴタを引き起こす人もいるだろうから(ストーカーとか)あんまり無碍にもできない。
 モテの苦労なんか非モテの苦悩に比べたらどうってことない、という方もいるでしょうが、そう思うことで当事者にとってのつらさが軽減されるわけでもないし。
 昔はなまじいい家柄に生まれた美人だったりしたら、知らない国にヨメに行かされたり、巨大な後宮入りさせられていつ来るのかわからん王だか殿だか以外の男とはあまり関わることなく一生終えたりすることもあったろうし、モテ属性持ちがお得なことなのかというとよくわかりません。<例が突飛すぎますか。

 異性との縁の数が納得できる人生と直結するもんでもない、という価値観は主流にはなれないんでしょうか。「ここにいてもいいんだ」という言葉に意味を持たせられるのは自分だけなんだけど。
 私としては、ぼんやりゆるゆる低め安定で生きていければ、モテのびっぐうぇいぶは特に所望いたしません。たとえ、「オール讀物」9月号にてヒロカネ&瀬戸内寂聴せんせいが「恋愛は50歳からが面白い」と言うていてもな。

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