意外な発見
NHKBSが「フーテンの寅さん」一挙48作品放送に突入しました。
ああ、これで今月は「まるごとガンダム」と「空の向こう約束の場所」くらいしか見るものねえや…。(「SAMURAI7」の一挙放送もあるが、もう継続してみる根気がないの)
とグチっていた夕食時、なぜか相方が寅さんをつける。「えー、あんた、これ見るの?」とあきれたら「確かTV版で、寅さんって沖縄でハブに噛まれて死ぬんだよ。(<なんで知ってんだ、そんなこと)それをどうやって映画版で生きてることにしたのかなあと思って」となんでも知りたがりちゃんのご意見。
しかし、残念ながら、つけたときには始まって20分近くが経過していて問題の解決は見られず。別に他に見るものもないのでそのままつけっぱなしにしていたんだけど。
この時代の日本人ってシンプルだなあ。「そういう」映画の作りなのかもしれないけど、すぐつかみ合いのケンカ、すぐ和解、人付き合いのややこしい小技がない感じ。表面に出てる感情が80%くらい本物。現実の世の中もこのくらいシンプルだと、最近激増の心の悩みもだいぶ減るんじゃないかと。
一作目の寅さんなんてまともに見るの初めてでして、なにげに見てたら倍賞智恵子かわいいですねえ!ちょうど60年代の少女マンガの立ち絵の女の子みたいです。きゅっとまとめた髪につけたリボンとか着てる服とか、レトロ60年代指向と合致してなかなかおしゃれです。
あの倍賞智恵子なら、「ハウル」のソフィー、ぴったりなのになー。<ひどい。
あの倍賞智恵子に「お兄ちゃん」と呼ばれるなら、妹萌えな方も「くーー」ではないでしょうか。
一作目にしてお嫁に行っちゃうのがもったいない。独身で華美でないなりに清楚なファッションの倍賞智恵子にもっと出て欲しかったような。
しかし、かなりガタイのいい大人の男に誰も彼もが「寅ちゃん」「寅ちゃん」。猫かと思うよ。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 男なら見ろ(2009.12.27)
- 「源氏物語」には向かない私(2009.11.19)
- 「空気人形」を見ました(2009.11.04)
- こんな続編(?)が見たかったわけじゃ…(2009.02.21)
- なぜ宮迫(2009.02.16)
The comments to this entry are closed.
Comments