縦書きは縦書き
もう縦書きなんかできません。ワープロっていうかデジタルでしかもの書かなくなる前から、メモ帳に縦書きするとへにょろろーってゆがんで自分でも見たくない稚拙さでした。字を書くのが決定的にキライになるなさけなさ。罫線なしで縦書きのお手紙は書けません。それでもへにょへにょなのに。
だからPC全盛になって何がうれしいかって、正式のお手紙を横書きしてもよくなったことですよ。横書きなら、字の下手さは変わらないものの、へにょへにょ度はかなり改善されます。さすがにワープロ打ち→プリントアウトな手紙が許されない相手でも、手書きであれば横書き可の確率がかなり高くなりました。
横書きオフィシャル化、万歳。縦書きだと、右手で書いた文字をずるずるなぞって文面も手も汚してたし。
と言ったものの。読む文章も横書き慣れしてきたのに、なぜか「やっぱ縦かなあ」と思わせるもんがあります。それは「詩」。ポエムです。わたくし、叙情とは縁遠い身の上なので、ふだん自分から進んでその手のものを読んだりしないのですが、MYCOM PC webの「ちょこっとイイブック」で中原中也の詩が横書きされてるのを見て、「これは違うだろ…」と感じまして。
でも、宮沢賢治はびみょーに横書きでもいいような気がします。「永訣の朝」は縦でしょうけど。あめゆじゅとてちてけんじゃ。
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