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2005.09.08

思い出は美しいまま

 相方が8インチのDVDなるものをもらってきました。食玩の一種らしくて、職場の人が「これ、知らないんですよ」と譲ってくれたとのこと。タイトルは…。「シルバー仮面」と「魔人ハンターミツルギ」。そうですか。年代的に知らないのですね…。おじさんとおばさんはわかりますよ。大丈夫、引き受けましょう。
 という私も「シルバー仮面」、昔々にちょこっとしか見たことないのですが、忘れられない思い出があります。大学のクラブの合宿で、先輩に「いいか、『シルバー仮面』の主題歌は四番まであって(今調べたら三番までですよ、先輩!)、『さすらい仮面』『旅行く仮面』『戦う仮面』(なんで、四つめがわからないよ!)の順番を間違えて歌ったらいかんのだ」と説教されたのです。合宿所での宴会の席のことです。(ちなみにマン研でもSF研でもありません。むろん、げんしけんでも)
 先輩、私、女だしー。特撮はよくわかんないしー(泣)。
 先輩、極まっとうな会社に就職していったなあ…。その後どうされているやら。

 そんな悲しい思い出のある「シルバー仮面」のミニDVDを再生してみました。TVサイズのOPと技の数々の紹介、ベストファイトなどが収められているようです。↑のような刷り込みがあるので、主題歌は歌えます。いきなりマッシュルームカットの柴俊夫が出るのはイタい。脚本が上原正三ってことは、怨念渦巻くクラい話だったんだろうなあ。<ストーリーまでは記憶にない。
 その後に続く変身後のシルバー仮面と怪獣たちのファイト。こ。これが…。
 すんごいショぼいんですけど…。記憶を塗り替えるショぼさ。まずシルバー仮面の着ぐるみがつらい、つらすぎる。パンツ部分が白、というデザインは誰か止めなかったのかと。たぷたぷした素材のせいもあって、何かしらブリーフっぽいですよ。身体の正面の白いラインが身ごろにくっついてなくて、アクションするごとにたらんたらん揺れるのが切ない。その上、頭からかぶるドリル状のアタッチメントが、どう見ても銀色に塗ったポリバケツ。ポリバケツをかぶるヒーロー。痛々しすぎます。
 敵怪獣の着ぐるみもショぽいんです。作り込みのゆるーいぺスターみたいなのとか。長めのパーツがぺろんぺろん揺れるやつとか。技術的にそういう時代だったのかなあ。ウルトラマンやウルトラセブンは何度も見てるし今でも鑑賞に堪えるのだが。(セブンなんか、今でも十分「かっけー!」と思って見られます)これは学習とノスタルジーの成せる技だということでしょうか。何の思い入れのない「シルバー仮面」は、ただもうつらい。
 「ミラーマン」もアレだと思ったけど、裏番組の「シルバー仮面」もこうだったのか。でも、子どものころはわりと楽しみに見てたんだよなあ。今となっては子ども番組の縛りのゆるさを逆手にとって、自分カラーを惜しみなく突っ込んでいた脚本家の描き出すドラマを楽しむべき作品なんでしょう。ヒーローのファイトのみを取り出して見ると評価を誤ってしまいそうです。

 多少は知ってる「シルバー仮面」がこうなんだから、記憶が曖昧な「ミツルギ」はとても見る勇気が出ません。もう寝ます。お休みなさい。

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