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2005.11.17

柴咲コウはどうよ?

 げげげ、「どろろ」を実写映画化?しかもどろろ役が柴咲コウ?
 数日前に石森マンガがハリウッドで実写映画化の報が出ましたが、今度は邦画で「はあ?」な映画化のニュースが。昨今の何でもかんでも実写映画化の傾向は、企画的に「どうなの?」と思うものもあるけど、否定的にはとらえてませんでした。でも、「どろろ」はなー。時代は変えてるし舞台は日本じゃないし、その上キモのどろろが成人女性…。元ネタがもうネタでしか残ってないような気がするのですが。原案「どろろ」というべきでは。
 百鬼丸役が妻夫木聡っちゅーのもな。妻夫木きらいじゃないが、ここんとこ邦画→若手主役→妻夫木という構図が多すぎて食傷気味です。てーか、アニメ版「どろろ」が原体験の私にとって、百鬼丸はちょっとニヒルでクールなお兄さんなのです。健康路線の妻夫木は違う気が。原作版にしたって、最後に待ってるのは○○殺しだしねぇ。(このネタまで改変したら、もはや「どろろ」が原作である意味が皆無だと思うんですが、変えないよな?)そもそも妻夫木&柴咲というキャストは、スペクタクルとかアクションよりも日常恋愛物をイメージさせるわけで。
 一般のお客を考えたら妻夫木&柴咲の恋愛模様が見える方がいいと踏んだんでしょうが、すべてが一気にわかりやすくなりすぎてませんか。だいたいどろろが少年の年齢で実は女の子だというあたりにいろんな禁断のニホヒがあって、ダーク手塚テイストを醸し出しているのに。
 全体に原作の屈折感が全オチしてそうな気配を感じて、いろんな意味で「???」な映画化です。公開の際は勇者のレポートを待とう。<人任せ。

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Comments

いやぁ、さすがに情報早いですね。
いろんな方面からの言葉狩りや圧力にめげてデビルマン(ちょっと違うけど)の様なファン必殺の作品にならないよう祈るのみです。
なにしろ「どろろ」と「W3」をハリウッドで造ってくれと言い続けたのは私ですから。
「バルボラ」と「アドルフに告ぐ」は日本で造った方がいいかな。
「バンパイヤ」は内容に階級闘争入っていて、そのままではカビ臭いので多少内容を変更してウェコなんぞを活躍させれば結構いけそう。
まぁハリウッドのユダヤ人にしてみれば「ビッグX」の方が魅力的でしょうが・・・。
原作は申し分ないのだから上手に造ってくれるように祈るのみです。
祈るしかないんだよねぇ。

Posted by: marumasa | 2005.11.18 at 01:43 AM

まさにこうなったら「祈るしかない」ですねえ...。
日本映画で製作費20億は高いのか。でも、広告宣伝費も含んでたりするから、実製作に回るカネがナンボなんだか。
今わかっている改変部分だけでも「どろろ」と言うにはかなり「はあ?」な雰囲気ですし、カントクが「黄泉がえり」の人ってあたりにも不安を禁じえません。

日本のマンガってテーマ的なものを考えると日本で作らないと元ネタテイストを書けないものが多いと思うんですが、その日本でもちゃんと原作を解釈して映画に落とし込める人が少ないですからねえ...。
本当に祈るしかないです。

Posted by: きいろ | 2005.11.20 at 11:56 PM

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Tracked on 2005.11.17 at 06:47 PM

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