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2005.12.31

その後のプリンタ問題

 押し迫るにもほどがある時期に狙い澄ましたかのようにプリンタの調子が悪くなって半泣きの皆さん、いかがお過ごしですか?(大泣)
 わたくし、行ける範囲の電気屋というか、量販店というかに走ってまいりましたが、世の中似たような事情の方がたくさんおられるらしく、うちのロートルhpプリンタ用のインクはそもそも置き場が狭いうえにコントか何かのように該当の型番が品切れ。お、おのれ。きっと入荷は年明け荷が動きだしてからだろうし、と、頭が煮え煮え状態になり、買いましたよ!突然キヤノンのプリンタを!!やっぱりサプライ用品が確実に手に入るのはキヤノンかエプソンというご時世ですものねえ…。
 こんな時期にこんなとち狂った判断するのは私くらいかとおもいきや、売り場にはプリンタを物色する人がちらほらいました。きっと年に一度プリンタを立ち上げてみたら動かないとかなんとか、思いがけない不具合に遭遇した方々なんでしょう。をを、同士よ!<勝手に。

 速攻でプリンタ様をお持ち帰りし、わたわたとセッティングしてMacで作っておいた裏面をプリントしてみる。んまあ、なんて早くてきれいなんでしょう!プリンタ単機能の標準機を選んだんですが、十分満足行く仕上がりです。素晴らしい!!
 ちゅーか、去年までみたいにうまくハガキを吸ってくれなくて、給紙口にハガキを押し込み続けていたつらさを思えば今日の出費は痛くない。きっと。(刷り終わるころには爪の付け根の薄皮がささくれてしまっていた)インク代だって全色揃えたら8,000円かかってたんだもの。今度のは一色ずつタンクが別々だし、ランニングコスト的には安くなって数年後には元が取れるはずよ。<自己欺瞞。
 と、自分を慰めたのはいいが。
 プリンタの環境をwindowsに移したってことは、今まで使っていた宛名書きのDBが使えないってことじゃないですか。ぼーぜん。
 またまた慌ててクラリスワークス(apple worksじゃありません)で作っていたデータをテキストに吐き出して、csvに加工し直して、フリーの宛名書きソフトを見つけてきて、移行。私は大晦日に紅白も見ずに何をしているのでしょうか?(いや、暇でも「少年よ」くらいしか見なかったろうが)
 というわけで、今ようやく新しい宛名書きソフトの整備が完了し、ニュープリンタくんががしがし仕事をしております。年が変わったら投函しに行こう。…行けるはず。

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プププ、プリンタが…

 今さら何をどうしても状態で年賀状を作り、お試し印刷をポチっとな、としたところ。…色が変。どうも青のインクが切れまくっている模様です。こんなときに!役立たずぅ(涙)。今日はどの店も六時には閉まるので、速攻でインクを買いに行かなければなりません。しかし。
 家のプリンタはホークスが初優勝したときに記念セールで買った年季の入ったもの。写真高画質とはほど遠いけど、そもそも母艦のMacがOS Xから遠く隔たったロートルマシンだし、よぼよぼ同士仲よくやってねと毎年なだめつつ使っていたのですが、さすがにインクのスペアがどこにでも売っているか疑問な状態になっていた上、ここ二年ばかり厚紙の吸い込みに失敗する率が異様に高くなっていたのです。
 つ。つまりこの押し迫った時期に来て、プリンタを買い替えよと言っているのですか?>神。今は環境もデュアルになって、WindowsXPもあるから、プリンタも選び放題ですよ。<そんなことは誰も言っていません。
 とてもインクを買いに遠出している暇なんかないし。あああ、インクのみを買ってくるべきか、いっそ近所で手に入る範囲でプリンタごと買ってしまうか、2005年の最後まで悩み事がわいて出るわたくし。日ごろの行い?

 とか言ってる暇があったら、こんな書込みしてないでベスト電器かどこかに走っていってらっしゃいませよ!

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新年を迎えますので。

 山盛りの残作業に追われているので、年末年始はたいして日記の書き込みはできないと思いますが、せめて見た目だけでも季節の雰囲気を出したいと思いまして、期間限定でデザインを「いかにも!」なものに変えました。七草がゆあたりまでこのおめでたいやつでいこうかと。
 気まぐれにへろへろと見た目を変えてますけど、デザインによっては表示が重くなったりしてるのでしょうか。

 エントリがこれだけだとさみしいので(爆)、知ってる人はすでに知ってるネットで拾っておもしろかった記事をいくつか。
 「テレビのスキマ」さんが「トリビアの種」で高橋克美さんが自己紹介で話す短文のもとネタをまとめていました。元ネタがあるのはわかっていたけど、知ってるものばかりではなかったので「ほほー」。
 てゆーか、これ、高橋さんが自分で決めてるわけじゃないんですよね?スタッフの趣味?(高橋さんのオリジナルもネタだったら怖い)
 突然ネットでいすずジェミニの名前をよく聞くようになったので、いったいどうして?と不思議に思っていたら、20年前のアクロバットな走行CMをまとめたものがネットに上げられていたのですね。今もだけど、当時はさらに全く車のことなんかわからない私でしたが、このCMは「すごいなー」と思いながら見たものです。こんなにいろいろあったんだ。
 今だったらCG使って作れる映像だろうけど、人がやってるとこに意味がある。生は力強いです。
 当時のBGMは、たしかクラシックだった気が。ユーロな音楽が乗るとイニシャルDっぽくなるという指摘には「わはは」。
 車が四角い。

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2005.12.30

大盤振る舞い

 年末の休みも二日過ぎたというのに、部屋はろくに片づいてません。やっぱりこのド散らかった部屋のまま年越しかよ…>自分。というか、片づけも気にはなりますが、いくらなんでも年賀状をどうにかして31日中には投函しないと!<「!」表記がむなしい。

 この緊急事態の中、↑のあれやらこれやらを放置してまで熱中してやったことがあります。それは「小つぶ屋」さんへの発注作業。「シードビーズの小つぶ屋」さんのセール受付が12/31で終了なのです!うあああ、いくら12月が忙しかったとはいえ、このぎりぎりになるまで忘れていたとは…。今日頼まないと絶対後悔する!と全てをほっぽらかして全ページをなめるように見回し、残っている色味の気になるものを片っ端からぽちっとしまくり。ほぼ全品20%~30%OFFなんで、心置きなく押しまくりです。今買わなかったら二度と手に入らない色もあると思えば、心のブレーキはとっぱらいまくり。
 気がつくと、四千円分くらい注文してましたよ…。割引されているのにこの値段。いったいどのくらいの量のビーズが届くのやら。ちゅーか、そんなに大量のビーズをいつ使うのか>自分。
 いや、ビーズはいろんな色が手元にある、ただそれだけで妄想を広げまくれ、いざというとき(ってどんなとき?)色の組み合わせを試行錯誤できて楽しいのです。持っていて損はないはず!なのです。
 このビーズどもを好き放題に編みまくる時間が欲しい。

 それにしても、地方在住者にとって店頭では絶対にお目にかかれないあの色・この色を大量に提供してくださる「小つぶ屋」さんは本当にありがたいネットショップでした。ここが無くなることがどれほど痛く悲しいことか…。「小つぶ屋」さんに変わるお店が見つかるかどうか、とても心配です。
 いままで、本当にありがとうございました。事情が変わったら、いつでもネットショップに戻ってきてくださいねー!(泣)

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2005.12.29

つじつま、合ってます?(BlogPet)

きのう、考慮するはずだった。
じゃあkiiroで変死されたみたい…


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「arumi」が書きました。

びみょーにお前の言ってることがつじつまあってるように聞こえるよ。
何を考慮するつもりだったのだ?>arumi。
私が変死「された」って、いくら忙しい師走だったからって殺すなよ。

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2005.12.28

賢者の贈り物。のはずもなく

 amazonに注文していたイヤフォンが届きました。但し書きどおり、年内に届いてえらいえらい。コードがなんとも安っぽいというかしょぼいというか、見た目は値段なりなので不安になりましたが、実際にiPodに繋いで純正品と聞き比べてみると。おお、私のタコ耳でもはっきりとわかる音質の差。純正品の音ってぽやんとしてたのね。AKGのはぴんとしまった音に聞こえます。マニアの方ほどの耳はないからうまい表現もできないし、音が違う=いい音と言ってしまっていいのかわからないけど、個人的な好みで言えばAKGの音の方が好きです。納得の買い物でした。

 ただ。
 実はクリスマスプレゼントに相方からapple純正のインイヤーイヤフォンをもらってしまったのだ!なんてこった、数日の差でかぶってしまうとは。いちいち相方に「ドラえもん用のイヤフォン買ったんだー」とは言わないしなあ。
 とはいえ、インイヤーはまた音の感じが違うし、見た目の相性ははたとえドラえもんとであっても、apple純正のほうがなじみはいいのよねー。レビューを読むと酷評されてるけど、インイヤータイプ初体験の身には、これはこれでいいような気がします。
 音に集中すると命に関わりそうなときは遮音性の低いAKG、それ以外のときは純正のインイヤーと使い分けていこうかと。

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ああ、やっと…

 長くて短い12月を乗りきって仕事納めです。本当は三時くらいから職場の大掃除をするタイムテーブルになっていたのですが、ジュースとお菓子で納会をするまで仕事をしていました…。あせって文面を作ったために、取引先に出した「お世話になりましたメール」に誤字脱字が!すみません、すみません、社会人としてあるまじき。
 でも、返信メールに年明けの仕事始めデーを書いてくださるところがたくさんあり、出した甲斐がありまする。(年明け早々、締め切りメールで尻を叩かねばならないところがあるため)

 久しぶりの大物問題児だった某くんも今日が最後の出勤日です。事情が事情だけに送別会もなく、ビミョーな雰囲気の最終日だったのですが。自分の担当分の仕事が完パケになっているか、先輩の派遣さんに聞かれて「は?」と素でぽかんとしてましたよ、彼は…。
 もう来ないんだから、自分の作業は完了させてるか、残作業の引き継ぎ書を作るのがふつーでしょー?
 某くんと同じ仕事をしている派遣仲間がまぢで引きつってました。
 某くん、遅刻が多かっただけじゃなく残業時間を多めに申請してたり、でも仕事が遅くてポカ多かったりで、同じ部署の派遣仲間は後始末に時間をとられて頭を抱えまくっていたのです。それが最後まで変わらずじまい。派遣契約の延長申請をケられた時点で危機意識を持つなり、「切って惜しかったと思わせよう」くらいの気概を持つなりしないといかんよ。プライドっちゅーものもあるでしょー?
 次の仕事は決まってるらしいけど、今の就業意識のままでは早晩同じ結果になってしまいます。早く気づけよ、自分の問題点に。みんな、すでにあれだけ言っていたのに未だにこうでは無理なのか…。
 今まで一緒に仕事をしていた同僚に「次に来る人、業務スキル持ってる人?」と訊ねたら、「スキルより、社会人としてのちゃんとした心構えを持ってる人だったらそれだけでいいよ」とため息をつきました。いや、それは派遣の最低条件なのだが。

 と、人の心配ばかりしてもいられません。某くんとお付き合いしているオーラを出しまくりだった某ちゃんが私と同じ担当になって二か月。彼女も、…そのー。…噂には聞いていたが、仕事の覚えが悪い(涙)。この忙しい12月に、一か月先入りしただけの私がなぜこうもあれこれサポートしなければならないのか。しかも、業務責任者の派遣同僚が問題点を指摘すると、80%の確率で言い訳をしますのです。なぜそこで素直に「はい」と言っておけないのか、謎です。
 いや、まあ。人のふり見て我がふり直さないといかんですね。
 年明けもいろいろと頭が痛いです…。

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2005.12.27

着方がわからない

 自分で一着だけ持っている服で、自分で買ったくせにどう着たらいいのかわからないものがあります。
 ダウンベスト、ってやつです。
 ダウン着るほど寒いのに、袖はない。寒さに対抗しようと厚手のセーターを着たら身頃というのでしょうか、身体の部分が異様に着ぶくれ。身頃をコンパクトにしようとすると腕が寒い。
 これは腕は寒い状態なのを我慢して着る服なのでしょうか。それともちょっと身体は暑めになるかなと思いつつ、寒さが極まる前の時期に着るべきものなのでしょうか。
 単に私がダウンベストの正しい使い方を知らないだけなのでしょうか。
 毎年冬になるとタンスの奥から引っ張り出してはみるものの、着るタイミングがつかめないうちに春が来ます。ああ、いったいこいつをどうしたら。

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ある意味あたり

 昼ご飯。寒くて遠出はしたくなかったし、振り込みの支払いもあったしで近場のコンビニに行き、スープとおにぎりとちょこっと何かを買いました。職場に戻って休憩コーナーでもごもご食べる。寒い日に冷たいものだけはさみしいから、スープとかつい買ってしまいます。
 しかし、今日はスープでは救えない悲しい出来事が待っていました。おにぎりはちょっと贅沢系のいい具が入ったものにしたのですが。…食べても食べても具が出てきません。てーか、具大きめが売りのおにぎりで半分食べて具がないっておかしいでしょう?
 …割ったら本当にきれいさっぱり具がありませんでした(涙)。
 同僚たちに話したら、「それは店に言うべきだと思うね」とのことなので、昼の残り時間で再度コンビニに。しかし。こういうのってなんて言うのだ?一応食べかけの現物も持ってはきたが。こ。これを見せねばならんのか?
 もたもたしていたら店員さんに声をかけられてしまいました。
 「あ。あの。実はおにぎりに具が。…具が入ってなくて」「は?」「白おにぎりだったんですけど」。
 ああ、言ってしまった…。しかも、結局半分割れの食べかけおにぎりを見られてしまった…。
 店員さんが代替えの新品おにぎりをくれそうになったので、「もう一個は食べきれないので、もういいです」と帰ろうとしたら、レジの年配の方が返金しましょうと言ってくださいました。
 ごめんなさいね、200円にも満たない商品でこんなこと言いに来て。でもでも、私にはそれなりに大事な昼ご飯だったので許してくださいませ。
 後でかちょーその他に「そんなことってあるんだね」とウケたので、話の種が仕入れられてある意味あたりだったのかもしれません。

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2005.12.26

一年で一番

 華やかでぇロマンチックぅなクリスマスも一夜明けるとすっかり影を潜め、街は一気に和風に模様替え。昨日まであちこちで鳴り響いていたクリスマスソングも琴の音色なぞに取って代わられてしまいました。
 昨日の夜からディスプレイ関係の仕事の人たちはたいへんだったんだろうなあ。浮かれて歩く人たちを「みんなとっとと帰りやがれ」と追い立てたい気分じゃないかと。「お前らいたら、仕事できんやんけ」と。
 クリスマスの晩に残業して帰っていたら、デパートのディスプレイを正月仕様に取り替えているところに出くわしたことがありますが、先入観のせいかすんごく殺気だって見えました。きっとあの人たち、今晩の作業場所はここだけじゃないんだろうなあ、などと考え、楽しげな人々もいなくなった道をひゅるりらーと歩く自分を慰めたものです。<心狭し。
 福岡でも派手なライトアップをする場所があちこちにあり、昨日DVD/HDDレコーダーを買いに行ったビッグカメラ脇の警固公園のド派手な絢爛豪華さには思わずうへーでした。省エネって言葉、どこに行ったんだろう。
 それが今日は全部すっかり撤去済み。木にぐるぐるへばりついてた電飾とか、はずすのたいへんだったろうに。サンタやらトナカイやらは、確かに12/26過ぎたら違和感あるけど。

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2005.12.25

DVD/HDDレコーダー買いました

 わたくしの周辺からすると「今更!」感満点ですが、自腹的にサンタクロースとなりまして、クリスマスの晩にめでたく我が家にDVD/HDDレコーダーをお迎えする運びとなりました。 地デジ非対応機をお手軽価格で買え、かつ完全切り替えの五年後までに減価償却したなあという気分になるにはそろそろ限界の時期かと、サイフと相談の上決心したのであります。
 東芝ユーザーが圧倒的な私の周辺にはこれまた不評を買いそうですが、お迎えしたのはスゴ録bySONYです。今年の夏前に出た「RDR-HX72」。購入にあたって単独でNHKBSの映画も録画したい&HDDは250Gくらいほしい&減価償却を一年一万円×5として予算五万前後、という条件を挙げましてビッグカメラの店頭で検討したところ、条件に合致したのがこの機種だったのでして。値段も五万を千円ほど割り込んでいて、ネットで検索した最安値には及ばないものの、ポイントバックを考えたらいい値段かと。
 というか、この数年で劇的に安くなりましたね。これじゃあメーカーも利が少ないんじゃとよけいなことを考えてしまいます。
 新しいおもちゃに夢中になったのは、最近はもっぱらドキュメンタリーばっか流し見している私よりもTVっ子の相方の方。帰るなりマニュアル熟読してビデオとの入れ替え&配線作業&チューナー調整に勤しんでくれたので、すっかりお任せモード。以前は一人でTVとビデオとLDと、場合によっては音声のみコンポに流して、ってな配線を、機械をあっちこっちに移動させながらやってたんだからなんてラクラク。同居人がいてよかったと思う瞬間。問題は、このタイミングでマニュアルを読まないと、なかなか細かい機能を習熟しなくなっちゃうことなんだよな。
 我が家も遅ればせながら録画環境が近代化されたので、「GARO」を撮り逃したりすることもなくなりそうです。<志ひくっ。

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2005.12.24

恒例の忘年会

 日暮とともに急激に寒くなったクリスマスイブの夜、ぼちぼちと歩いて先輩宅の忘年会に出かけました。聖なる夜の前日にこゆい集まり、アレ仲間の忘年会に参加するためです。生涯消えぬ業の深さを噛みしめる夜です。
 みんなでうだうだ話す内容は例によって例のごとくで、特に目新しく記すこともなく。最近読んだ本・最近見た映画などなどの話を延々やったり、大画面でバーチャファイターやグランツーリスモやるメンバーがいたり、意外とふつーに仕事のグチを語り合ったり。その変わらぬぐだぐだ感のために集まってるんだから、これはこれでよいのだ。
 今日のもう一つの目的は「惑星大怪獣ネガドン」のDVDとホームスターを見せて貰うこと。福岡では「ネガドン」なんか絶対劇場ではやらないでしょうから、この機に見ておかねば。
 「ネガドン」はなんてーか。「俺はこういう怪獣映画が好きなのっ。こうでなくちゃなのっ」という制作者の心の叫びが20分間画面からあふれ出てる作品。主に東宝の古い特撮映画に平成ガメラがブレンドされたテイストは、私も「そうそう、怪獣映画ってこういう雰囲気よね」とうなずきながら見てしまいました。時間と才能を割けば、個人が一人でこれだけのクオリティのものを作れてしまう時代になったとは。
 ちょうど「スカイキャプテン」を見たときの感覚に似てる。レトロ作品に対するオマージュ感の強い作風とか。あれも元は監督が兄を協力者に一人パソコンで作ったパイロットフィルムが原型だったし。
 ただ、このままだと元ネタを知ってる人にしか受けない同人誌っぽい商品に終わってしまうから、二作目三作目が勝負だろうなあ。リスペクトっちゅーか、オマージュっちゅーかな部分を除いたら何が残るか、「作り続ける」とすればそこを問われてくるんでしょうね。いずれにせよ今後が気になる作家さんです。
 ホームスターは、さすが「大人の科学」おまけとは比べものにならない投影画像の鮮明さ。あまりに星が細かいから、目が慣れてこないと全体が見えないくらい。天の川がもわーっと広がってみえる。(ベタの帯ではなく点の集合体として)ぼーっと眺めながら寝られたら気持ちよさそう。
 でも、これを見て逆に2,000円のおまけのプラネタリウムもよくできてるなーと再確認しました。あの価格であの質はよくやった!ではないかと。ええ買い物やった。

 お手持ち菓子に、ひたすら自分が食べたいばっかりでロシア料理トロイカのチーズケーキを買っていきました。ベイクドでどーんと重さがあるけど、酸味の少ないすっきりした甘みで15cmホールを一度に1/4食べても全然平気なおいしさ。お店のサイトで通販受付してるけど、問題は福岡から買うとクール便で送料が千円かかってしまうのです。2,750円のケーキ+千円の送料はちょっと苦しい。
 それが岩田屋で直販してくれて、上乗せ額も200円くらいとなれば買うしか!食べるしか!!たとえ一日限定50個のハードルがあるとしても。
 人の家にお土産として持って行きながら、がっちり一切れ食う私。う、うまーい(涙)。この秋からのチーズケーキ放浪に終止符を打って貰った気分です。夕方買いに行ってもちゃんと残っていたのは、クリスマスケーキとしては地味な見た目もあるだろうけど、私の執念にサンタが応えてくれたのではないかと。勝手に思います。サイフに余裕があれば、自宅用にもうワンホール買いたかった…。

 夜中の三時くらいまでユルーい時間を過ごして忘年会はお開きに。いつもお世話になるmarumasaさん、夜中に家まで送ってくれたYさん、どうもありがとうです。来年もみんなで楽しくただれた時間を過ごしましょう。

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2005.12.23

ハラマキ来ました、うっふっふ。

 12月にしては異例の積雪に交通網が乱れたのか、「送りました」通知は来たものの現物はなかなか届かなかった「ほぼ日ハラマキ」がようやく手元に。むふー。これだけ毎日寒いと、家に帰るなり即ハラマキ、朝までハラマキ生活。(派遣先は制服着用だから、さすがに巻けない)一度巻くとその暖かさに手放せなくなってしまいます。
 私の冬ハラマキは二年前のもので、冬素材はちょっとゆるめでダマができやすかったんですが、またまた素材の改良がされているらしいからつけ心地を確認するのが楽しみです。しかも、今年の寒さにだらだら不調を訴える相方に地味めのタータン柄のハラマキを譲ってしまい(私のハラマキが余裕で巻けやがるのだ!ちっ)、冬素材が一枚になってしまったからうれしさはひとしお。
 とはいえ、この暮れの差し迫った時期に届くと、なんとなーく「使い始めは年明けがいいな」という気になってしまうのはなぜなんでしょう。後一週間ばかり寝かせておいて、新年とともにフォークロア・ブイヨンをおろそうかと。

 正社員時代からだらだらとご縁が続く千趣会の月一お届け。(今はスープ取ってたりします。残業してご飯作るのめんどいとき、弁当にスープつけると寒いだけにちょっとしあわせだったり)今月の新製品のお知らせに、ついに腹巻きが出現しました。「お腹にインナー」。……。しゃれですか。見えても平気なおしゃれ腹巻きだそうで、一見キャミソールっぽく見える色味と素材を揃えています。薄手で重ね着もしやすく配慮されてるようですが。
 でもでも、ほぼ日のハラマキのデザインを知ってしまうと、「高いけど。…高いけど、ほぼ日のがほしい」と思ってしまうのです。一枚1.360円の千趣会の腹巻きを三枚買うならほぼ日のを一枚。毎日使うから、高くてもいいんだ。<自分に言い訳。
 誰に見せるっちゅーもんでもないんですが>腹巻き。自己満足。

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ありがとうございました

 amazonからメールが来て、何かと思ったら既利用者にランダム発行しているギフト券250円分だそうです。年内有効と聞いてどーしよーかなーと一悩み、早く注文しないと年内に届けてやらないよと注意が出ているので、しばらく前からビッグカメラに行くたび眺めては決心つけられずにいたiPod用のイヤフォンを買うことにしました。たいして耳がいいわけじゃなく純正品でも物足りないと思ったことはないんだけど、iPod関係の情報サイトに行くと「ついてくるイヤフォンは使えない」みたいな意見がよく書いてあって、他のを使うとどう違うんだろうと試してみる気になって。お試しだからどーんと高いものを買う勇気もなく、価格に見合う性能かを判断する耳もなくなんで、3,000円以下で探してカスタマーレビューの感触から「K12P ステレオ・イヤフォン」by ハーマンインターナショナルちゅーのを選んでみました。
Amazon.co.jp:K12P ステレオ・イヤフォン: エレクトロニクス
イヤフォンってなかなか耳に合わなくて、長時間つけてると痛くなるから、ヘッドフォンやカナル式にしてみようかとも思ったけど、デカいヘッドフォンは持ち歩きに難があるし、遮音性が高いカナル式つけたら注意力散漫な私は即死の危機だとあきらめました…。出番も通勤かアインの散歩のときばっかだから、デカいのは邪魔で使う気が無くなりそう。
 イヤー部の色が黄色と言うのがiPodとはミスマッチ感があるけど、「きいろ」だし、まあいいか(笑)。iPodだったら付属品は白や黒でまとめた方がすっきりかっこいいからこだわりますが、今はなきminiのドラえもんでは青にこだわったら選べるものが激減します。届いたら純正品と聞き比べて、私のタコ耳でも違いがわかるか確かめてみようと思います。

 それでふと思い出したのですが、半年ほど前にやっぱamazonからメールが来て、ぽつぽつ貯まっていたアフェリエイトが初めてギフト券の発行金額に達したので、一枚出してやるよん、と言ってたのです。おお、忘れるとこだった。
 このままだと忘れてるうちに有効期限が切れそうだったんで、あわててこの機会に使うことに。ちょうどちと気になっていた「撮るだけじゃもの足りない人のための『新・デジカメ生活』BOOK―LiFE with PhotoCinema2」を書店に見に行こうと思っていたから、1,500円引きで買えるならと中身も不見転でぽちっと注文。
Amazon.co.jp:撮るだけじゃもの足りない人のための「新・デジカメ生活」BOOK―LiFE with PhotoCinema2: 本
 実はしばらく前に「LiFE with PhotoCinema2」を手に入れたものの、時間がないこともあってうまく使いこなせてなくて。これってデジカメ画像を押し込んでぽちぽちボタンを押していけば、それなりにプロモビデオみたいな映像ができて楽しいんだけど、いくつか作っていくとちょっと飽きてくるのです。私にセンスと根気がないのがいかんっぽいので、その、ないセンスを努力もなく底上げしたいなーというワガママな欲望を実現したいと思いまして。
 少しはマシになったら、自分のだけじゃなくておとうの旅行の写真で何か作ってあげようかしらん。2はDVDのみでも再生できるタイプでの書き出しができるはずだから、いちいちMacを立ち上げなく見られれば便利であろう。

 というような買い物ができましたのも、私のこんなヘボい日記からamazonに飛んでお買い物をしてくださった方のおかげです。どうもありがとうございました。アフェリエイトで稼ごう!などという根気はなく、実際その気があったらもっと売れ筋なものを紹介しろよ!な偏ったものしか載せてないんですが、それでもどなたかに興味を持っていただけたのならよかったなーと。
 これからも書影使いたさにがんがんamazonにリンク貼ると思いますが、適度に流し見てやってくださいませ。
 でも、リアル友だちは家から飛んで買い物してくれるとうれしいです(笑)。

Amazon.co.jp:LiFE with PhotoCinema 2 初回限定版 Windows版: ソフトウェア
 「LiFE」、デジカメの写真がパソコンの肥やしになってる方にオススメしますよん。ビューアーで一枚一枚見るより何か「モノ」になってる方が目にする機会も増えるし。iTunesに突っ込んである曲を「LiFE」から直で引きだしに行けるのも便利。

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2005.12.22

つじつま、合ってます?

 後回し後回しにしていたことが深夜に貯まっていって、風呂から上がると二時、なんてのがめずらしくもなんともない12月です。とほほ…。おかげで深夜帯のTVをチラ見することが増えたんですが、なんで真冬にホラーをやってるんでしょうか?>「着信アリ」。映画化もされた秋元康原作のドラマです。
 菊川玲の演じるヒロインの行方不明になった双子の姉の呪いで、謎のメールを受け取った人々が次々に変死していく、という話らしく(チラ見だからちゃんとした筋がわからん)、科学的な解明は端から考慮されておらず霊だの呪いだのがあるの前提の世界観。だから、整合性なんか要求しちゃいかん話なのよ、それはわかっておりまする。
 事件の元凶と思われるガッコの先生がすごいです。ベキボキ効果音入りまくりで人の首締めまくりです。最強の握力の前には男主役の石黒賢だって負けるでしょう。ってーか、あんなに音が出るなら、くうっとか苦しんでる場合でもなく締められた人は死にそうなんですが。(ここで「ごわっ」とか「げおっ」という音が出たらGJなんだけどなー(爆)
 その、先生も呪いの前に敢え無く倒れました。木の蔓みたいなのが伸びてきて、自分が人を殺めたのと同じように絞め殺されてしまいます。もはや誰も、その死因が変だとは思わないドラマ世界。その後ねーちゃんの死体が某所から掘りだされただけじゃなく、ぼろぼろの服着用で歩き回りヒロインを襲い大活躍。深夜帯だから予算がアレなんでしょうけど、死んだねーちゃんちょっと作りがチープすぎます。怖いと思うより「ありえねー」気持ちが湧いてきます。

 他にも、「ホラーだけど…。もうちょっとなんか…」な展開が続き、今日が最終回となれば「どーやって終わらせるんじゃい?」と気になって寝られません。ついオチまで見てしまうバカな私。
 ええー?(みなさん、このドラマ見てませんよね?ネタ割れても怒りませんよね?)実は殺されたのは明るく社交性のある妹の方で、暗くて地味なねーちゃんが入れ替わって今まで生きてきたの?じゃあ、菊川玲はなんでねーちゃん行方不明の事件(=妹殺害事件)の真相を追っかけてたの?しかも、誰が妹を殺してどこに埋めてたかも知ってたのに。むしろ事件の隠ぺい狙いだったの?
 断片的にチラ見していたので、これでつじつま合ってるんだかさっぱりわかりません。
 最終カットは事件の真相を知った石黒賢の刑事の前に姿をくらましたはずの菊川玲が現れる。背後にはモロな包丁を隠し持って。というか、乗ってたエレベーターの鏡に背中の包丁映ってますが…。
 ホラーってある種チープな味わいも売りではありますが。これは「アリ」なのか。すっきり釈然とすることをホラーに求めるのがそもそも間違ってるんでしょう。…そうなんでしょう。
 最後まで見たばっかりに、「これでいいのか?」と首ひねりながら寝る羽目になりました。

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また寒いだけやんけ!

 日本全国を猛烈な寒波が襲っているそうで、今週は福岡も連日天気予報に雪だるまが乗りまくりでした。日本海側では生活に支障が出るほどの積雪でえらいことになっています。だからこんなことを言うのは不謹慎なのです。
 わかっちゃいるけど、寒いだけで雪はぱらつくだけってどうなのよ?>福岡。
 積もったら積もったでバスが動かなかったりコケる人が出たりしてろくなことにはならんのだけど、でもただひたすら寒いよりも外に出る気にはなるのです。中身お子さまの私は。乾燥した風が台風みたいにびょーびょー吹く中をお昼ご飯の買い出しに行くのは悲しい…。
 そして、北日本ではまだまだ寒さが全開のようですが、福岡では今日で一区切りだそうで。これだけ寒くなっておきながら、平野部の積雪ゼロかよ…。久留米や長崎はかなり積もっていたのに。これも都市排気の影響でしょうか。
 …いや、本当に積もったらエラいことなのは、重々承知しているのです。子どもな私ですまんです。

 残業して帰ると部屋がきりきり冷えているんで、このところユニクロさまのマイクロフリースタートルネック+フリースジャケットという「軽くて暖かければいーじゃん!」な組み合わせで過ごしているのですが、こんな化繊×化繊重ね着をしていたら身体の中静電気がたんまり蓄積してるんじゃないかと心配です。アインがベタついてくるのでなでてやろうと手を伸ばしたら、濡れた鼻に向かってばちっと火花が飛びました。こえー。

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いわゆる一つのリスペクト(BlogPet)

きのう、パは押井でつきあいっぽい設定したかもー。
できょうarumiはパが真下はフォローするはずだったみたい。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「arumi」が書きました。

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2005.12.21

切れ過ぎです

 居間のメインの明かりは、クリプトン球というやつを六つつけるタイプなのである。入ったときすでに天井にへばりついていたものだからしかたがないのである。この、六つが一個ずつちまちまと切れていく。こないだ代えたと思ったら、また次のが切れる。切れるたびに買いに行くのも面倒なんで、一個くらいはストックを置いておく。
 それが最近立て続けに切れまくり、秋口にビッグカメラでお徳用五個セットを買ったのがもう全部使い切り。
 全部で六つしかない電球のうち五個を、四か月で入れ替えるって切れ過ぎじゃないの?納得できません!
 電灯本体に何か問題が?それともお徳用だけに品質がアレだったとか?
 こう短期間に切れられまくると、私もキレてしまいます。そもそもクリプトン球ちゅーのがよくないのかも。ちっちゃくてひ弱いニセ電球くさい見た目も持ちが悪そうな印象があるし。<それは偏見です。
 このところなじみになってしまった電球売り場をのろのろ探索しておりましたら、「持ちが四倍!(当社比)」「省エネ!」と謳っている商品がざらざら並んでいるのを発見。どうやら蛍光灯を曲げて小さくまとめて球状に加工したものらしく、以前見たときは普通の電球の代換タイプしかなかったけど、クリプトン球に代用できる小さな口金タイプも出た模様。うーむ、持ちがいいならこれにしてみるか?値段はクリプトン球の四倍くらいするんですが!(涙)
 ただ、クリプトン球に比べるとこの手の商品は高さがあって、うちの密閉式のかさが閉まるかどうか問題。一番背の低かったナショナルのパルックスパイラルを試しに買ってみました。閉まらなかったら、返品効くかしら。
 幸いちゃんとかさの中に収まったので、本当に持ちがいいか、しばらく実験です。失敗したなーと思ったのは、暖色が強いクリプトン球の明かりの色を忘れて、Dayカラーの球を買ってしまったことです。一個だけ光が青白くて気持ち悪いよ…。

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がんばれ、別所哲也

 (私の目に入る範囲では)いい人なばかりに恋に破れる脇役をやってることが多い別所哲也。NHKの朝の連ドラで主人公の離婚した母の現在の恋人役をやってて、「もしや母が父とヨリを戻してフられるのでは?」疑惑を持っておりましたが、母はもう父に男女の感覚を持ってないという下りがあり、先週はついに正式にプロポーズもし、「おお、今度の恋は成就か?ハムの人!」と斜め見の視聴者ながらほっとしておりました。
 それが今週、別所さん演じる青木課長に東京転勤話が出て一気に二人の仲は険悪に。(大阪を舞台にした話なので)
 またか、またダメになるのか、ハムの人。
 いや、今回はどうも母の人の兄さんが取りなしてくれるみたいだぞ。今回はいい人でよかったな。さすが朝の連ドラ、いい人っぷりがちゃんと評価される。
 なんてことを一番気にして連ドラをチラ見している私のような視聴者はあまりいないんだろうなあ。(そもそもそんなに真剣に見てるわけじゃありません(爆)
 なんか肩入れしたくなるのですよ>別所哲也。ウルトラマンなんてヒーロー役もやったのに、相変わらずどこか押しの弱いとこがあって。いい人感はあふれてるんで、正義の人をやるのは違和感なかったですが。

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2005.12.20

時代を先取りというか

 オーケンが江戸川乱歩を語る「知るを楽しむ」も三回目。今回は「押し絵と旅する男」と「蟲」を取り上げていました。
 読んだことがある!と断言できる乱歩の作品が学校の図書館にあった「少年探偵団」シリーズと「蜘蛛男」や「黒蜥蜴」などの明智ものくらいの私は、大人向きの猟奇色の強い作品は未読ばっかりです。「押し絵と旅する男」も「蟲」も概要は知ってるけど現物を読んだことがない。でも、かじったくらいとはいえ乱歩の作品を読んでいると傾向はなんとなくわかるもので、オーケンのいかにも好きなものを語るうれしそうな口調を楽しんで見られました。
 なんとゆーか。「押し絵」とか「蟲」とかって、リアル女性を含む世界とうまく折り合っていけない引きこもりーな男性の話で、内容的に全然古びてないのがなんとも。むしろ今読んで「あああー」と思う人がけっこういるんじゃないだろうか。
 押し絵の中の女に恋をして、押し絵の世界に入り込んでしまう男。しかし、押し絵の女は年を取らないのに、自分は一人で老いていく。幼なじみの女優に恋したものの、アプローチ方法が全くわからない人付き合いの苦手な男。花を渡そうにも口もきけず顔も見られず、女優には馬鹿にされるばかり。気持ちの伝えようもなく煮詰まった男は思いあまって女優を殺してしまう。物言わぬ女優の死体を土蔵に運び込み、あざけられることもなく彼女を側に置けることに大満足する男だが、やがて死体は腐っていく。
 一時的に閉鎖ワールドでパラダイスを手に入れる主人公たち。でも、物語の終わりで彼らのパラダイスはあっけなく失われてしまう。乱歩自身はやはり人付き合いが苦手で人形などへの偏愛も強く、この主人公たちの感覚に近かったみたいなんだけど、そういうキャラクタへの共感だけじゃなく最後にオトしてしまうシニカルさが乱歩のバランス感覚なのかもな、と思ったり。

 「excite Books」で連載している「非モテの文化誌」を読んでいても、リアル異性やリアル社会とうまくやっていけなくてヒッキー傾向になったりリアル異性を逆恨みしたりする心理を活写した作品が昔からいっぱいあるみたいなのです。ヲタで非モテって別に昨日今日発生したわけじゃないのに、なんで昨今になってこんなにマイナスに注目されるようになってしまったんでしょうか。
 いいじゃん、昔から一定量、そういう人はいるんだし。個性の時代とか言ってるんだから、みんながみんなつきあい上手やモテを目指さなくてもかまわないのでは。
 つきあいスキルが低いのが原因と思われる事件が目につくのが、きっとマズいんですよね…。
 せっかくそういう題材の本が乱歩と言わずたくさんあるのだし、読書とか映画鑑賞とかで「あー、自分だけじゃないんだ」体験して昇華できないものでしょうか。私もたぶん、乱歩や澁澤龍彦なんかをチラ読みして「こういうこと考えて、それを公にしてる人がいるんだー」ともやもやに形を与えてもらった気がするし。

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2005.12.19

寒空の下

 残業して帰っておりますと、路上でチラシを配っている方が結構います。こないだはなぜか、カップ麺の入った紙袋をもらいました。こんなのはすごい例外で、普通はスキーツアーやカウントダウンツアー、コンタクトレンズのチラシばっかです。最近はティッシュ配る人にあまり会わない。ティッシュ、季節のまっただ中なのに。
 が。今日はえらく雰囲気の違うチラシ配りの人がいました。背広のおじさん。バイトのだるさもノリのよさもなく、黙々とチラシを渡してくる。断るときに紙面をちょっとのぞき込んだら。
 …松下のファンヒーターに関するチラシでした。
 TVCMだけじゃ、八万台弱の不明分を探しきれないと判断したのでしょうか。街頭で「探しています」チラシを配るなんて。

 派遣先の入ってるビルに出入りしているお弁当屋さんの一つがどうも食中毒をおこしたようで、詫び状が各種テナントに配布されました。しばらく営業を見合わせるとともに、症状の出た方は早急にご連絡くださいとのこと。…歳末感謝特集とかで、先週今週といつもよりちょっとリッチなメニューになっていたのだが。仕入れた材料はどうなるのだろう。

 景気が上向いてるとか株価が上がってるとか、経済面のニュースは明るい傾向にあるようですが、風邪っぴきの身で残業している私よりもずっと寒い年末を迎えている方が世間にはたくさんおられるのでしょう。
 せめて夕食には暖かいみそ汁かスープでも。私もインスタントのスープを温めて飲むことにします。

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流行ものははかない

 あっという間に月曜日がやってきて、ちょっとだけ緩んだ寒気の中を出勤です。二日寝たのにすっきり全快してくれない風邪がうらめしいです。このままだらだらと引きずって年末の休みに入るのだろうか。
 もうろうと下を向いて歩いていると、そういう趣味は全くないのですが人の足が目に入ります。今年は表皮のロングブーツを履いてる方が多いです。職場のロッカーも日によってはブーツの林状態です。太ももに不安のある私は履きませんが。
 思えば去年はぺったりかかとのないボア付きのムートンブーツが流行ったような気がするのですが。NYのセレブの間で流行っているとかいうふれこみで。(すんごいアヤしい情報っぽく感じたけど、ほんとだったのか?)今年あれを履いたら、町中でめっちゃ浮きそうです。かといって、かなりかさばるはずのあれを部屋にしまい込んでおくのは場所ふさぎになりそう。みなさんいったいどうしてるんだろう。最初からワンシーズンものと割り切って、昨シーズンの間に堪能して処分しちゃったのかしら。
 そういえば去年の夏、やっぱりセレブの方々がビーチで愛用していると紹介されたジェリーバッグっちゅーのがえらく売れてました。グミみたいな感触のビニール(?)でできたケリー風バッグとか。あれも今年の夏はさっぱり見なくなりました。はかない流行じゃったのう。
 セレブの皆さんは経済的に頓着しないから、ワンシーズンでさっさと流行ものを使い捨てていかれるのでしょうが、庶民がそのペースについて行くと部屋中不要品の山になってしまいます。セレブ御用達ものに手を出すのは要注意ってことかなーと、ぼんやり思う冬の朝です。

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2005.12.18

いわゆる一つのリスペクト

 踊るスキーの相方がさっそく「交渉人・真下正義」のDVDを買ってきました。映画、見に行ったくせに。「逃亡者・木島丈一郎」までちゃんと押さえてるし。本編まではおつきあいした私ですが、さすがにスピンオフまではフォローしきれません。
 まずメイキングからじっくり見始めた相方を置いて、私は雑用済ませて薬飲んで即布団の中へ。(まだ風邪引っ張ってます)目が覚めてのろのろ居間にはい出たら、「真下正義」の本編がクライマックスでした。「鉄人28号」といい、オチだけ見るなんて反則が過ぎるわたくし。
 で、これも本編全部見てないからぱっと20分くらい眺めた感想ですが。
 押井リスペクトー。なところだけ印象に残った。(話の筋がわかってないので)真相究明班(真下)が室内にこもってて現場の刑事(木島)が犯人を捜し歩いたり、得体の知れぬ犯人の周囲にカラスが出現したり、声紋一致した容疑者の名前が羽田裕一でそいつがすでに八年前に死亡していたり。あと、爆弾の起爆スイッチの件とか。これって、パトレイバーの映画一作目ですよね?羽田裕一→帆場英一だし(笑)。作中に出る架空の地下鉄車両「クモ」のデザインコンセプトに「パトレイバー」のグリフォンとか入ってたそうだから、わかってやってるんだな、と。
 「踊る」がそもそも元ネタ探しが一つの楽しみだったから、作る側がわかってやってて見る側も了承してるならいいんじゃないでしょうか。
 …なんて、劇場で見た人には「そんなの知ってますがな」って話ですね。
 事件当日がクリスマスイブという設定なんで、映画公開されたGWより今見る方が雰囲気出そう。元ネタ探しつつ家でぼーっと見るにはちょうどいいかもしれません。まじ顔でまじめなユースケ・サンタマリアもなかなか貴重ですし。

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2005.12.17

先生、仕事しましょう

Amazon.co.jp:妖怪ハンター (水の巻)集英社文庫―コミック版: 本
 「もやしもん」読み終わってもまだ眠気がこなかったので、これも相方が買ってきた妖怪ハンター第三巻目「水の巻」を読む。諸星大二郎はこういう絵だから諸星大二郎なんだが、女性の見分けがつきにくいのが話によっては難。この巻の収録作は割と素直に怪異談っぽい。雪の降りしきる山間部の村に出る産女とか。カッパ伝説と深く結びついた小さな集落とか。せまーい通路にどかんと突き出た女の横顔、怖いよー。こんなのが出る家に一人でいるなんて考えられません!巫女役引き受けた娘さん、えらいのう。
 前に読んだ二巻でも基本的には傍観者の立ち位置だった稗田礼二郎先生、三巻目に至っては前半数作こそフィールドワークに出かけてますが、後半はとある事件がきっかけで怪奇事件の呼び寄せ体質になっちゃった女の子とその同級生の男の子が、狭い生活圏内で次々と伝奇な事件に巻き込まれる展開になってしまって、稗田先生は二人から送られてきた手紙を読むばっかりです。(つまり事件には全く絡まない)
 それでいいんですか、妖怪ハンター!
 活躍し始めて20年も経てば、それなりにお年を召してアクティブに活躍するのはつらいのかもしれませんが。
 この巻でも半溶けででろでろの穴の開いた謎の生物は健在。焦点の合わない目の登場人物が続々登場で、話より絵で怖いです。「六福神」はオチがちょっと笑える作りなんだけど、福の神がどれも福々しさからはほど遠い容姿、宝船も半溶け過剰装飾のハニワみたいで不気味だし。

 結局「奇談」見損なったなあ。DVD化を待つか。
 ヒロインが朝の連ドラ「天花」の人なのがちと不安。

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菌には勝てない

 週末は寝て過ごしますよ。誰になんと言われても、風邪を悪化させるわけにはいきませんもん。来週いっぱいは年末進行が続くのです。
 …寝間着のままベランダで洗濯物干してちゃー、だめだろうがよ。
 その後は首まで布団につかってぬくぬく過ごしました。ああ、11月の終わりにどうした風の吹き回しだか冬布団と冬毛布を出しといてよかったよ。普段は寒さが身にしみてこないと布団の入れ替えしないのに、何かの勘が働いたのかしら。
 しかし、昨日も早寝したし、人間はそうそう寝てばかりいられないものです。こんなにも寝るのが好きな私ですら、です。

Amazon.co.jp:もやしもん 2 (2)イブニングKC: 本
 そこで、ここのところ積ん読にしていたマンガを読むことにしました。「もやしもん」の二巻です。一巻をレンタルコミック屋で借りてきたら、相方がいたく気に入ってさっさと二巻揃えて買ってきてしまいました。でも、これ意外と読むのに時間がかかるんですよ…。菌のウンチクが多いもんで。(柱も一つ一つ読んじゃう)
 のほほんとした菌とちょっとキツめのキャラの絵柄に距離があるから、菌目当てで読むと「なんか違う…」って印象になりそう。一巻目では腹に一物ありそげだった樹教授の切れ味が少しなまってきてて(本人は未だ野望継続中みたいですが)、Sの女王様状態だった長谷川さんも周囲のペースに巻き込まれてて、人間側は全体にちょっとゆるゆるな関係になりつつあります。その中で催される農大の春祭、本当にこんなイベントがあったらすごいです。この大学の生協に白石さんがいたらどうなるんだろう。(<どうもないと思います)食べ物が自給自足できるって、さすが農大。
 さて、日本酒の復権に賭ける結城蛍くんはその後どうなったのでしょうか。三巻では話に復帰するんでしょうか。てーか、結城蛍って、キャプテン・ハーロックじゃねー?

 風邪引いてるときに菌満載のこのマンガを読んでいると、この世にあまねく存在する菌さまに逆らおうなんて端から無駄な努力って気がしてきます。おとなしくやられて、治るのを寝て待つことにします。菌さまとは除菌より共存共栄ですね。

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2005.12.16

うおおお、すっげー

 我が家ではとっくにあきらめ、「大人の科学」二千円也で入手できるピンホール式プラネタリウムで妥協しました>「ホームスター」ですが、二万円也の商品の方はいったいどのくらいのお星様が見られるのか、気になってはいました。18,000円の差がどれほどのものなのか、「日本科学館」でメガスターの投影する天の川を見てきた者としては知りたい。
 でも、商品が商品だけに近場で購入者を捜そうにも無理がありまして。いくら私の知人に濃い人が多いと言っても、二万円のプラネタリウムを買う!と言う人はなかなかいませんで。
 その、実力が謎のままだった「ホームスター」、PC ARENAでレビューしてました!やたー、やたー、やたー。もちろん、実際に部屋に投影した写真も載っています。なんと普通のご家庭の壁面にくっきりと天の川が浮かび上がっているではありませんか。すごい!

 「大人の科学」の二千円プラネタリウムも、それはそれでよくできていました。角でひずむけど結構な数の星が映し出されて、ぼーっと眺めてるとなぜだかやたらと眠くなってきたものです。癒しは眠気と近しいのでしょうか。

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風邪引きました

 毎日天気予報では乱れうちの雪だるまを現実には見ることなく過ごしています。昼間ちらーっと雪が降るものの、積もるなんて事態には全然ならずただ寒いだけ。猛烈な積雪で生活に影響が出てる地域の方には申し訳ないんですが、きりきり寒いだけだったら雪でも降ってくれた方がいい、というのが九州の人間の感覚なのでございます。
 このような状態で早くも一週間近く、風邪を引くまいとはかない抵抗を続けてきた私ですが、ついに矢折れ力尽きました。
 風邪引いちゃいましたよ!(涙)
 すし詰めの地下鉄、オフィス、帰りに立ち寄る店、どこも風邪引きが満載の中で、一人だけ風邪菌から逃れようとしても無駄な抵抗だったとも言えましょう。
 とにかく今日だけ持たせなくては。今日提出の資料だけでも作成しきらなくては。
 今夜はおでんを作って、週末は作り置きのおでんを食べて、後は寝て過ごすぞー!おー。

 家のエレベータに乗ったら、別の階の方と一緒になりました。「寒いですね」「毎日つらいですね」「どこ行っても風邪の方ばかりですね」「会社も風邪引いてる人が多いです。年末で仕事が立て込んでますから、皆さん無理して出社されるんですよね」「うちの娘もそうですよ。毎日マスクして咳をしながら出かけていきます。会社の方は『休んだら?』と言ってくださるそうですけど、休んだらその分仕事がたまるからって」
 …どこも一緒なんですね(泣)。

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2005.12.15

小久保、いつでも帰ってこい

 城島のマリナーズ入りが決まってから、なんとなく沈み気味なホークスファンのオフ。本人の希望だし、いずれこの日が来ると覚悟はしていたけど、城島の抜けた穴の大きさを考えるとヘコみます。和田のめでたい話くらいではなかなか浮上できない。
 生え抜きの選手を育てるのは時間がかかります。主戦力となり得る選手となるとなおさら。怪我もあるしねえ…。十年チームの看板を背負える選手って、どのくらいの確率で育つのかしら。今年取った新人の中にキャッチャーがいるそうだけど、育ってものになるかどうかは全くの未知数だものねえ…。
 小久保が抜け、井口が抜け、城島が抜け…。ここ数年のオフはファンにとって悲しいニュース続き。「来年からのホークスは茨の道になるであろう」という予感ばかりが鋭くのしかかる中、「小久保、能あるタカは古巣に戻る?来オフ壮絶争奪戦」という記事を読みました。えええー、小久保、ホークスに帰ってくる気があるの?あんなわけわからん事情で巨人に行くことになったのに?いや、ファン的には全然おっけーです、とゆーか、ぜひとも帰ってきていただきたい。巨人なんてよそのチームからちょこっと選手引き抜いて、数年経って成績出せないとぽいっと放り出しちゃう無情なチームじゃないですか!そんなとこに長居しないで、帰ってこいよー>小久保。(小久保の件では、あまりホークスも言えた義理ではないが)
 そんなわけで、来シーズン以降は新人が育つのを歯を食いしばりながら待ち、いつの日か再びホークスの強力打線が復活するのを夢見て耐えていきたいと思います。くー。

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私にはこっちの方が

 ちょい前からうわさには聞いていたジブリの次回作「ゲド戦記」情報がオープンになり、ファンの多い作品だけにネットのあちこちで悲喜こもごも状態になっているのを見る。原作が文章ものであれマンガであれ、実写化が成功する確率はものすごく低いからなあ。「指輪物語」は奇跡的にかなり多くのファンに許容されたけど、全てのファンってわけじゃない。「ナルニア国」のときも悲鳴と歓声が同じくらい聞こえてきたけど、実際の仕上がりはどうなんだろう。(一応日本で封切ったら見に行く予定)
 さて世間では「ゲド」を問題視する人が圧倒的に多いようですが、わたくし個人としてはこの新作制作発表の方がよっぽど大問題です。
 ディズニーのやろうが「くまのプーさん」の新作アニメに原作にない六歳の娘っこを出すっちゅー話です(怒)。
 幼少時から原作を愛読してきた私にとって、もともとディズニーの「くまのプーさん」は見るに堪えないシロモノなんですが(あんなフヌケたオヤジ声のプーなんかいやー(泣)、そこにまたヨケイなものをくっつけるんじゃねー、コラ。という気分です。
 クリストファー・ロビンとプーは魔法の丘にでかけ、「ふたりはいまもそこにおります」。それ以外の話はいらないんだってば!(涙)
 子ども時分にプーで別媒体からの映像化の無惨を教えられたもんですから、以降小説やマンガその他の映像化には期待もしないしゼツボーもしないようにしてるんですが、それでも仙人にはなりきれませんなー。今回も(怒)とか言ってしまうし。

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自覚がないって(BlogPet)

いつも、kiiroは
11月まで秋のそぶりを見せなかったお天気ですが、12月に入って急に巻きに入り、向こうですら一気に冬本番になってしまいました。
って言ってたよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「arumi」が書きました。

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2005.12.14

きびしいなあ

※この記事には人によって不快を感じることがあるようです。出だし数行で「だめだ」と感じた方は読み飛ばすことをお勧めします。

 なんでそういう話になったのか。ねこぢるの話なんかしたからか。
 たまたま知った本に「自殺されちゃった僕」というのがある。ねこぢるの友人だった人が立て続けに他の友人、そして奥さんに自殺されて、その心中をつづった本らしい。(読んではおらず、書評か何かを見た)

Continue reading "きびしいなあ"

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確かにそうです。(私は)

 「ヤフー調査、オタク自認派の女性の方がストレスは少ない?」という記事を読みました。今一番ハマってることの答えがインターネットとか、ヲタクという言葉の定義とか、そもそもの有効回答者数が600人弱ってあてにしていいものなの?という疑問はありますが、私に限って言えばヲを自認している人で、かつ人の話を聞いてる限りではストレス少なめな気がする。特に今の職場では、アニメネタ・マンガネタ・ゲームネタをあまり抑制せずにしゃべってて、それで「なーに?あのオバハン」と言われることもない。仕事上必要知識になったりすることもあるから、その点では恵まれてるくらいで。最近は20代くらいの男性だと、ガンダムは基礎知識になってるし。
 昔を思えば、ヲには楽な時代になりました(笑)。
 でも、このユルめのヲタ定義なら対象が買い物でもコスメでも芸能人でもアリだし、今の面倒ごとを一時的に棚上げして打ち込める対象がある人の方がストレス少ないって、当然と言えば当然。その対象をオープンにできているなら、なお快適なのも当たり前。おおっぴらにファンの芸能人のコンサート行脚ができる人と、ファンだけど周囲には内緒でCD聞くのも遠慮してるな人では、後者はファンであることもストレスの原因になってるわけだから、この結果ってわざわざ分析して貰うまでもなく明らかな気もするけど。

 たまたま私の周囲はやりたいことだらけの人というか、無趣味な人が皆無なんですが、世の中には特になーんにも気を引かれることがないって人も結構いるらしい。以前の職場の同僚に聞いた話で、ママ友にやることがなくて毎日つまんないとグチる人がいたから、ランチや知り合いのつてで行くコンサートやら経済的に負担の少なげなイベントに誘ってみたけど、いつも「うーん。でも」と煮え切らない返事が返ってくるばかりで積極的に関わってこられないからだんだん声をかけることもなくなっちゃったのよねー、というのがありました。この方、結構面倒見のいい人で、このジャンルには興味がないのかな?と誘う内容をあれこれ変えてみられたそうだけど、その人の反応は鈍いままだったとのこと。もしかしたらその人にも、メンバーがお気に召さないとか口にできない事情があったのかもしれないけど、「趣味がない」「毎日つまんない」という方は、元々全ての物事に対して低体温のような気がします。
 別の派遣先で会った人で、ダンナさんの収入からすると特に働く必要もないけど「やることないからヒマなの。だから、仕事でもするかって」と言う人がいたし。聞いてみると、ステンドグラスとか英会話とかいろいろやってみたけどどれも続けるほど興味がわかなかったなんて、やりたいことが山ほどあるけど時間がなくて「うーわー」状態の私からすれば信じられないお返事でした。
 なんだろうなあ。趣味というか打ち込めるというか、「これやりたーい!」ってことがたくさん見つかる人と全然そういうのが見つからない人って、どこに違いがあるんだろう。無趣味なら無趣味で「私はそういう人だから、それでいいのだ」と割りきれたらいいんだろうけど、「周囲はいろいろやってて楽しそう」とは感じるのがやっかいだよなあ。

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2005.12.13

ツルテカロボが青空の下でどつき合い

 あはははは。と笑ってしまった(<笑っちゃいかんだろう)「AV WATCH」の「鉄人28号」のレビュー。↑の一文があまりに私の見た最後のあたりの雰囲気をよく表していたんで。
 そーなんですよ!いっそ叩き要素が満載だったらしい「デビルマン」とか、非難囂々かと思ったら賛否両論まで持ち直した「キャシャーン」くらいインパクトがあれば、マイナスであっても人のうわさにはなっただろうけど。「鉄人」って、元ネタを知ってる人には期待はずれというか「こういうのが見たいんだよね」像からはズレてるけど、映画としてダメダメなのかというとそんなにひどくダメってほどでもない。映画館で見たらペイしない感があるかもしれないけど、レンタルだったら「まあええか」くらいの出来ではある、この中途半端なポジションが何となく公開されて何となく終映になってなんとなくDVDになる、という流れにつながっているような。

 そう言えば、こないだの日曜深夜で「アストロ球団」実写版が最終回だったけど、元をよく知らない&今見たらギャグとしか思えない内容の原作ということもあってか、ぎりぎりチープな画面ながら真剣に原作を再現しようとしてる制作側の姿勢には好感が持てました。(原作ファンがどう思ったかはわかりません。きっといろいろ不満はあると思います)これ、作る方が恥ずかしがってたら何もかもがぐだぐだになる作品なわけで。見てる方も恥ずかしくなって「うきゃー」になって、TV消してしまいそうだから。でも、心おきなく「ありえねー」「ばっかでー」と言いながらも見られたのは、「やるからには真摯に取り組む」という作り手の姿勢合ってこそなのかなあと。原作を読んだことある世代の相方がちゃんと見通してたしなあ。
 今となってはアホらしさを感じる要素のある原作でも、作る側の気持ち一つで鑑賞しがいのあるものもできるんだから、「鉄人」も無難にクセなくまとめる以外のやり方があったんじゃないかって気がします。去年の実写版映画の前例を見ると、かなり激しく冒険に感じそうですが。
 「一試合完全燃焼」じゃ、プロ野球のシーズンは乗り切れないと思うよ…>「アストロ球団」。

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スランプかもしれない

 12月も第三週になったら仕事が巻いて巻いて状態。に加えて、風邪で順番に人が倒れる。新年度に突然あれやらこれやら始めるから準備せいと取引先から言われる。
 うーわー。なぜだ、なぜ年末進行と翌年準備時期と風邪の流行る季節が一緒なんだ!(涙)一人倒れると、それ以上倒れたら仕事が回らないからと他のメンバーは健康管理にやっきになる。私も遅ればせながら加湿器を出し、身体によさげなサプリメントを家にあるだけ飲んでいる。ない知恵をせっせと出して防衛してるところに今度の寒波が追い打ちをかけて、職場は八甲田山寸前です。誰かが突然真っ裸になって雪の中に飛び出していくんじゃないかと戦々恐々。

 こんな生活をしてて、家に帰って何ができるって何もできません。ご飯食べて最低限の家事をして、あるだけサプリ漬けになって寝る。…むなしい。
 とは言いながら、シグマリオンにデータ入れてあきらめ悪くちまちま書き物もしてるんですが。三行書いて力尽きる!翌日見たら、あまりの文章のナニさに(たった三行なのに)二行は書き直したい!…なんですか、それは?な進行状態。
 このダメっぷりは、疲れているというだけじゃなく、しばらくおきにやってくる文章スランプのビッグウェーブがやってきている気がします。出てくるもの全てダメって感じで。とにかくろくな文章が書けてません。とほほ。
 普段はそれでも全然問題はなく(会社の書き物はオトナ語定型で乗り切れるし、日記はいつも思いつきで書いてるし)、「あー、だめかー」で深く静かに潜行して春を待つんだけど、今はやりかけがあるんだし「書けねーわ、あはは」で済ませてよいものか。
 という焦りはあるものの、出てくるものはああだし(遠い目)。気長に待つ、しかないのか。時間も体力もないことだし。

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2005.12.12

そういうこともあるさ

 残業しての帰宅時。着替え終わり、まだ残ってる某さんに「お先ー」とあいさつしたらくすくす笑いながら手招きをする。なんだろう?と思ったら、私がさっき出したメールを指さしている。
 これのどこがおかしいですか?
 しみじみ読み直してみると。…「期間限定」と書くべきところが「股間限定」になってますな。…ははは。いやー、ローマ字入力で「i」と「o」が隣あわせになってるのがいかんのよ。<出す前に確認しろよ!
 某さんはツボってしまったようで仕事にならん。「股間限定」。一文字違うだけで何かしらインビな雰囲気が漂ってしまうのな。ツボるのも無理はない。
 このメール、同じ業務のメンバーにccでかなりの数回ってるのよねー。明日の朝、ささやかな笑いを提供した私をほめてくれ!<やけくそ。

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寒いです

 11月まで秋のそぶりを見せなかったお天気ですが、12月に入って急に巻きに入り、九州ですら一気に冬本番になってしまいました。この寒空の下、晴れてたとはいえ餅つきやった私たちって元気。もっとも、米の蒸し上がり待ちの間は火の側にたむろってばかりいたけど。たき火って人を引きつける魅力がありすぎ。おかげで家に帰ったら全身薫製みたいなにおいがしたけど。
 今朝はさらに冷え込み、今週はこの冬一番の寒さだと朝のニュースから脅されまくりです。確か先週、「うちもウォームビズやります」って派遣先に言われた気がするんだが。本当に暖房20度で上げ止まるのかしら。ババシャツだけで対抗できるのかしら。

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2005.12.11

タイトル勝ち

 話そのものは、「地球人は昔に比べるとおろかになって自分たちで滅びの道を一直線みたいだから、もう侵略する魅力もないの。滅びた後にでも地球を拾いに来るわ」というよくある系で特に目新しさはなかったんですが>今週のウルトラマンマックス。(おろかの象徴がケータイであるあたりもちょっと食傷気味)
 でも、「狙われない街」というタイトルはうまい。(「狙われた街」を知ってる人限定だけど)それと、メトロン星人の縫い目!縫い目、サイコー。あまり整ってないあたりがぐー。メトロン星人by寺田農と六平直政が「ケンちゃん」「メトロン」と言って抱き合うシーンがシュール。
 実は先週(イデ隊員が出るやつ)実相寺監督作二連チャンだと聞いていて、「実相寺さんてカメラ立てても撮れるんだ。<失礼」「あんまりヘンな人出てこないね」「話がわかりやすすぎるよ」と見ながら首をひねって、「違うだろ、これ」とOP見直したらやっぱり違った。今回ずっとカメラが立ってなくて、ああ、これが実相寺作と安心した。

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青春のあやまち

 年末の催し物、Yさん宅の餅つきに行ってきました。去年は日程が合わずお休みしたんで久しぶり、もう何年もやってるのに相変わらず餅をうまく丸められません。
 みんな無理の利かないカラダになってきたもんで、昔みたいに何臼もつくのはしんどかろうとYさんに配慮していただき、今年はつく量少なめ。毎年の行事として経験を重ねたせいか、素人なりにそこそこおいしい餅が上がってくるようになりました。このところきちんと餅を食べるのは正月の帰省先の他はYさん家の餅つきイベントくらいの私ですが、たまーに売り物の餅を食べると、引きがないというか腰がないというかぶちぶちしてるなあと思うことがあります。

 最初のころは赤ん坊にケが生えた程度のお子様ばっかりだった各家の坊ちゃま嬢ちゃまもすっかり大きくなって、体力的によれよれしてきた親世代の代わりに餅がつける子も出てきました。親が年取るわけだよ…。子ども用の杵も満足に持てない子がほどんどだったのに。来年からは本格的に戦力としてあてにしようと言う意見もあったけど、問題は子どもがいつまで親のイベントにつき合ってくれるかってことですな。いつまでも親と遊んでられるかよ、と言われる日が来そうです。
 そして、ついに恐れていたことが。Fさん宅の知性派Yくんが真剣に父ちゃんに問いかけました。「お父さん、この集まりっていったいなんなの?」。…そうでしょう、不思議でしょう。仕事も違えば住んでるとこも同じ町内ってわけでもない、出身校も違ってる、年も上と下では十は離れてるこの集団の正体が、それなりの年齢になった少年には解せないんでしょうなあ。
 大人げない大人ばっかしかいませんから、「学生時代にHさんとこでバイトした仲間」とかいろんな嘘をつきまくってましたが、若かりし頃にウッカリSFコンベンションのスタッフをやったのが縁で、なんてのは、いくら賢いYくんにでも説明しづらいものが。
 てーか、父ちゃん筋金入りのヲだったんだー!とショック受けるのではないかと心配。(今更か?)
 まだまだ父ちゃんの友達の集まりに参加したいらしいYくん、今後も「で、これって何の集まりなの?」という質問を繰り返しそうですが、青春のトラウマになるかもしれんから適当なところであきらめよう。君のためだ。

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2005.12.10

いつの時代も

Amazon.co.jp:虚無への供物講談社文庫: 本

 通勤時間の読書本が長らく積ん読だった「虚無への供物」になっています。だいぶ前に積んだので(確かNHKでドラマ化したとき)、今の講談社文庫に比べると断然字が詰まっていてうれしい。がっつり「読んでる感」があります。
 昭和29年を舞台にしたオールドミステリファンには有名らしいこの作品、いきなり場面がゲイバアです。(すでにゲイという表現が!)そして、ワトスン役っぽいキャラが亜利夫さんで、愛称アリョーシャと呼ばれています。探偵役を気取るヒロイン?の性格がずけずけしてて(いきなりいろんなことを決めつけモード!)スゴいです。もうすでに、女は強いよ。
 猥雑さとかモダンさとか退廃っぽさとかいろんなものが混在してて、小説として以前に時代を感じておもしろい。タイトルから想像してた難解さはあんまりなくて、さらさら読めます。書かれたのは昭和39年で、舞台になった年より十年後。でも、まだ「戦後」の空気が濃厚だった29年と高度経済成長の40年代を目前にした39年では、今の感覚の十年よりもずっと開きを感じたんじゃないかって気がします。

 この話にちょっと粋なじいちゃんが出てきて(自分を「ミイ」相手を「ユウ」なんて呼ぶんだよ…)、最近の新聞を読んでいるとこの国がつくづく情けなくなる、飲み屋のけんかでカっとなって殺した、別れ話で逆上して殺した、自転車を盗んでついでに殺したなんて事件ばかりだ、と嘆くのです。
 …なんか、今とあんまり違わないような気がするのですが。このところ、立て続けに気分がどんよりするような事件続きで、日本ってどんどん精神的に荒れてるのかしら?などと柄にもなく憂えたりしたんですが、何年かおきに世の中が荒れる時期が来るのかもしれません。敗戦後の混迷がまだ続いていた時期と今を同等に扱っていいのか?って問題はありますけども。この小説によれば、昭和29年は人目を引く事件の多い年だったそうだし。

 ドラマ版の奈々村久生って深津絵里だったのかー。<見たのに憶えてない。すみれさん系のキャラと言えばそうかもしれないけど。蒼司が仲村トオルだったのは憶えてたんだが。ああいう役をやるとは思わなかったから。
 ここまですっかり忘れてると、読み終わったら見たくなりそうだなあ>ドラマ。チャンスなさそうだけど。

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2005.12.09

男の方が2

 そんな話を会社のメシどきに持ち出されてもなー。
 と思う、派遣の同僚のグチ話。なかなかまとまる気配のなかった兄ちゃんが結婚したいと言う女性を連れてきた。しかし、彼女の家庭&地域は端から聞くと信じられないくらい敬虔な某宗教(アヤしげな新興系ではありません)の信者で、何事もそちらの形式でやりたいと言う。結婚式は新婦側の地元でやりたいと言う。それなのに、式の費用は新郎側に100%負担して欲しいという。
 …そんなもんなんですか?ふつーの結婚の場合。(うちはふつーとは言い難い)
 式の場所うんぬんはいろんな交渉の末、新郎の地元でやることになったが、兄ちゃんはそのことで彼女に負い目があるらしく、向こうの要求を第三者から見たら無茶と思えることまで鵜呑みにしてしまう。参列者の数も「小学校からの友達も呼びたいから、家の方だけで50人近くになりそう。だから貸し切りバスを出して欲しいの」そちらの負担で。とか言い出すのを、そのまま父母のところに持ち帰ってくる。
 これってありなの?と母が問う。という話を、同僚は昼ご飯どきの私たちに問う。
 知るかよ、人ンちの結婚式の話なんか!
 としか言いようがないでしょう…。私たちの立場としては。
 すでに数カ月前、同僚は兄の結婚のことでグチを開始していて、手持ちの資金もないのに兄は新婦の夢の結婚式を叶えようとしていて、その費用がほぼ親頼みになりそうなんだけど、それってありですか?と私たちに聞いた。
 そんなにあれこれやりたいなら、人の金なんかあてにするな。自分たちで稼いでからやれ。と言ったのだけど、「でも、それだといつ結婚できるかわからないって兄は言うんですよ」。…貯まるまでしなきゃいいじゃん、と思う私は鬼でしょうか。
 この兄という方、昔から結婚式はゴージャスに派だったのか?と聞きますと、「友だちが結婚式のために400万もの貯金をはたいたと聞いて、それっておかしいよな、と言うような人でした」と同僚。
 彼女ですか?彼女に骨抜きにされたのですか?それにしても思い切った方針転換です。
 だいたい結婚絡みの出費は、式よりその後の生活関係を重視すべきだと思うのだけど。自宅に住んでいた者どうしの場合は特に。一日のイベントに大金をつぎ込むのは、湯水のようにお金がわく人以外はいかがなものかと。
 「お兄さんが結婚したら、あなた方ご家族もその謎の希望を連打される新婦とは縁ができるんだから、今きれい事言って波風立てないようにしても仕方ないでしょう。言うことは今のうちにがんがん言っとかないと、ヤバいんじゃないの?」とダメ出ししてしまいました。

 一般論でひと括り、はいけないことですが、なかなかどうして、男も相手で変わるものなのですね…。
 しかし、今の職場にいるかぎり、同僚のこのグチをまた聞かねばならないのだろうなあ。あなたが兄と父母に対して何も働き掛けられない以上に、私どもは何もできないのですけども…。

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がーっかり

 今年の春先、ついに福岡にロフトが来るというニュースを読みました。旧岩田屋本館の改装後のコアテナントに決まったというのです。
 やたっ。あの手の品ぞろえの店が福岡はどーも弱くて。ほんとは東急ハンズに来て欲しいんだけど、ロフトでも十分だ。<失礼。
 なんて贅沢かましていたのがいけなかったのでしょうか…。
 来年の春には開業するという噂を聞いてからはすっかり地元のニュース欄にも載らなくなり、それでも水面下で着々と計画進行中なんだと信じていましたら。
 計画白紙撤回。ロフトのみならず、旧岩田屋本館のテナント入居計画全部が。
 …なんでやねんっ。
 と誰かのように煮え切らない叫びを上げそうになってしまいましたが、理由を聞いて「仕方ねーな…」と振り上げた拳の行き場をなくしてしまいました。
 春先の福岡にあるまじき大地震のせいで、築年数の古い旧岩田屋本館ビルは耐震用の改装作業を行わなくてはならなくなり、その資金繰りがうまくいってないらしい。それが終わらないとテナントなんか入れられないんで、いったん計画が白紙になったらしい。
 近年健忘症の疑いがかかるほど忘れっぽいわたくし、あの度肝を抜かれた福岡西方沖地震が今年の春だったってことすら忘れそうな勢いで、のど元すぎれば熱さ忘れるを体現しておりましたが、こんな形で思い出させられるとは。
 福岡ってほんとにハンズともロフトとも縁がないなあ(涙)。

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2005.12.08

男の方が1

Amazon.co.jp:雲のむこう、約束の場所: DVD
 去年辺鄙な映画館まで見に行った「雲の向こう、約束の場所」がNHKBS2で放送されているのを、晩ご飯を作りながら眺める。お話的には。えーと。思うところはいろいろあるのですが、この話にとってパラレルっぽい「今の日本」という設定は、突っ込んでも意味がないんだろうなと了解していますので。小さなコミュニティの関係と感傷を際立たせるための装置なのだろうと理解しております。
 その上に立てば、相変わらず空や自然を収めたシーンの美しさや青春と申しましょうかのヒトコマの切り取り方の鮮やかさなど、新海さんならではの味わいに満ちた映画です。空高く雲の上まで延びる白い塔を背景に、青空をやわらかに飛ぶ飛行機のイメージは確かに美しい。これはそういうものを楽しむ映像作品なんでしょう。

 しかし、「ほしのこえ」もそうだけど、一言も互いの思いを打ち明けることなく、ただ言葉の背後、行動の端々に漂う好意をよすがに、長い年月を越えて「好き」という気持ちを抱き続ける少年少女をひたすら切なく美しく描いていくこの映像を見ていると、男の方がはるかにリリカルでロマンティストなんだと思えてなりません。サユリちゃんの描写が思春期男子的視点のかわいらしさに偏って見えるのも、そんなわけでよしといたします。

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自覚がないって

 このところの寒さに、ホットカーペットにぺっとり座って犬にされるままになる日々が続いてるんですが、リモコン取ろうとのろのろ這ったらいきなり足がつりました。ええい、寄るな、アイン。
 固まったままえいえいアインを牽制していたら、相方のヤツに「運動したら?」と冷笑されました。きー。運動したら足がつらなくなりますか!最近すっかりダンゴムシになって生きてるのは確かですけども。身体のあちこちにいい具合に脂肪が層を成してきてるのはわかっておりますとも。

 私もかなりヤバく腰が重い人ですが、それが太りを招いているという自覚はあるのです。その点、ニューヨーカーの皆さんは私に比べるとそーとーノー天気だなと思いました。「肥満のニューヨーカー、60%が自覚なし」という記事を読んだのです。そもそも都市部の住民の50%が肥満というアメリカの現実が信じがたい。その上、肥満判定を受けている人の3%が自分を痩せていると考えているのが不思議でなりません。鏡見ないのか?それとも周囲の半分が肥満だと、判断力が鈍るのか?
 もっとも、自覚してたって「このままじゃだめねー」と言いながら冬季限定のチョコ食べてる時点で、私もニューヨーカーの皆さんと五十歩百歩なのでありますが。

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角田光代のささやかな反抗(BlogPet)

今回気になったの?
おめーの話の方が信じられないくらいちまちまして、「ツ・」
イ・
ラ・

以降快進撃だなあ
近作をほとんど読んでいないの人生にスポットをあてた物語がえらそ近作とかなんとか、やたらと「ちまちま」
を乱発した話だと思うかもしれないか?
いや、角田氏の本作に対する評の内容だった
姫野カオルコの「ハルカ・」
エイテイ
という作品そのものを選考しなかったのは書いていたことに対する意趣返しなんだろう


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「arumi」が書きました。

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2005.12.07

わからなくなってきました

 帰りに買い物に寄ったスーパーで、「あれ?これ賞味期限が妙に近いな」と思うことが多くなってきました。スーパーが悪いのではありません。私の日付の感覚がおかしくなってきてるのです。
 年末進行になってから作る書類の日付がどんどん未来日付化・締め切り日も前倒し化が進行してまして、頭の中のカレンダーも未来日付化がひどくなる一方。ちょっと前までは二、三日くらいだったのが今は一週間くらいずれていて、12/15くらいの日付が入っていても明日にも賞味期限が切れそうな気がしてしまいます。あかん。うっかりスーパーにクレームつけたりしたらどうしよう。(そんなこと、したことないが)
 月末には来年一週めの分まで処理しなきゃいけないんで、脳内カレンダーのずれはますますひどくなること必至。気分的にはクリスマス過ぎたら年越しした気になりそう…。
 賞味期限問題よりやっかいなのは、個人的な予定を現実日付で把握できなくなってることで。いろいろやりたいことを取りこぼして生きていく年末になりそうです(涙)。

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2005.12.06

昔の私であったなら

 すごいものを見ました。(ネットで)
 いろんな意味で、こんなもんあってええのか?って気分です>クリスマススーパーダブルショートケーキ
 ええのか?その一。二万円のクリスマスケーキ。にまんえん、ですよ!食べ物なんて材料次第でいくらでも高くなるものでしょうが、それにしたって二万円のケーキ。いったいどんな材料が。卵は烏骨鶏とか?
 元のショートケーキがそもそも一切れ千円だそうだから、固まりでこの値段はありなんでしょうが。
 ええのか?その二。形状。ダブル、と名乗ってますが、まんまそのまま二段ケーキ。しかも、なぜ下が小さい。不安です。
 ええのか?その三。いちゃもん。ショートじゃありません。ホールケーキです。

 予約期間が終わったらページもなくなると思うので、アレかもしれませんが写真と説明文を転載させていただきます。
クリスマススーパーダブルショートケーキ

「クリスマススーパーダブルショートケーキ
¥21,000(直径24cm 高さ14cm)
これぞスタンダードの究極。こんなショートケーキが食べたかった、というお客様の願いをシェフパティシエの中島眞介が、クリスマス限定でかなえました。普段から根強い人気のスーパーショートケーキ(通常1カット¥1,050)とスーパーメロンショート(通常カット¥1,575)を一度に楽しめるまさに贅沢な一品です。」
 …本当に贅沢な一品です。一切れですら特別な日にしか食べる気になれないよ…。
 どなたか一切れ分でいいから、ニューオータニのパティスリーSATSUKIにて味見した感想を教えていただきたい!

 これ、どうやって切り分けるんだろう。
 今やすっかり甘いものにヨワくなった私の胃袋。往年の私なら、このサイズの二段ケーキぐらい一人で食べられただろうが。

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教育TVでオーケンが

 NHK教育の「知るを楽しむ」という番組でオーケンが江戸川乱歩を語っている!
 そんな時代が来るなんて。ただのNHK、ではありません。教育テレビで、大槻ケンヂが、というのに意味がある。なんの番組やねん?って感じで。もうすでにNHK、だいぶゆるゆるではありますが。
 江戸川乱歩が特に好き!というわけじゃないんですが、小学校の図書館にあった怪人二十面相は「だんだんおんなじになってきたなあ…」と思いながらも全部読んだし、「蜘蛛男」や「黒蜥蜴」なんかももちろん読みました。今振り返ると推理小説としてどうか?なところもあるけど、でも乱歩って他の作家に類似性が見つけにくい、「あー、乱歩読んだなー」という気分にさせる独特の成分がある気がします。
 一回目は「屋根裏の散歩者」を取り上げたオーケン。乱歩のタイトルの付け方のうまさを上げてました。「散歩」と「者」はなかなかくっつかない、と。それから、社会に出ても特にやりたいことが見つからず、ぶらっと過ごしている主人公って全然古くないとか。
 来週は「パノラマ島奇談」だそうで。あれもなんだかなー、な話でいいです。キッチュな悪趣味満載。
 問題は、火曜日の夜十時はNHKBShiの「世界ふれあい街歩き」を見ることにしてるのです。時間帯、かぶってるよ…。<今日はお休みで助かった。今月分は再放送待ちかなあ。

 「乱歩地獄」とタイアップでもしているのか?公開中の映画の映像、提供されまくりでした。それでいいのか>NHK。
 実相寺版「屋根裏の散歩者」もやってましたが。またカメラがゆがんでいます。

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2005.12.05

植松さんじゃないのかー

 サントリーが「ファイナル・ファンタジー XII」タイアップで「ポーション」なるドリンクを出すのだとか。へぇー、へぇー。スタッフにゲーム好きが多いからって、そんな理由で商品化に手を出していいのか>サントリー。いい会社だ。味の方はポーションだけにハーブっぽいものをと考えておられるようだけど、私はハーブ味のナニカと相性がよかった試しがないので不安です。<通常版はともかく、写真奥のソレっぽいデザインの瓶のが出たら欲しかったりするので。
 しかし、この記事で気になったのは、「FFXII」のメインの音楽担当がどうも植松ノビヨさんじゃないっぽいということです。以前聞いたところでは、一応ボーカル曲はノビヨさん作のようですが。
 「FFXII」、実質タクティクス・オウガ残党組作だから、そのチームの音楽の方がなじむんでしょうが、「FF」を名乗るんだったらやっぱ植松さんの音楽でないとなあ…という気分にはなるのです。すでに「X」のころから他の方にかなり作曲をお任せしてはいらしたのですが。

 それ以前の問題として、「FFVII アドベントチルドレン」をそろそろ見ませんか?>自分、ってのもあるんですが。

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2005.12.04

プラ人をちょっとだけ見る

 相方が勇気のあることに実写版「鉄人28号」のDVDを借りてきました。体調がイマイチで全部見る気力がなかったもんで、最後の15分ばかりをよろよろ見てみました。
 ううう。やっぱり、こう。ぺなっとしたテクスチャが気になります。プラスティックっぽいです。重量感に関しては「20~30メートルで町中を歩くロボットがあまり重すぎてもおかしいと言えばそうだから」という相方の擁護意見を入れるにしても、アップになったときの鉄人の顔は実写と合成するには質感が安っぽすぎると思うんですが。
 それと鉄人.vsブラックオックスの最終戦だというのに緊迫感がない…。スピーディーに動くロボットではない、という設定なんでしょうが、パンチ一発・こっちも一発みたいな試合運びを近景と遠景の切り替えばっかで見るのもなあ。特に引きの画面が多いのは、鉄人の大きさを見せると言うより間延びした印象の方を強く受けちゃって。
 クライマックスから鉄人の帰還もあっさり風味。一応主役なんで(違うのか?)、もう少し盛り上げてあげてもいいんじゃないでしょうか。
 全編を見た相方が「敢えて好意的な立場に立つと」という断り入りで言うには、全体に淡々とした作風で、だからロボットの扱いもメインとしてがんがん戦いを見せるんじゃなくて、ドラマの進行に沿った控えめの作りになってるんじゃないかと。ロボット戦も特撮やアニメっぽい演出はわざと避けたのではないかと。実際、役者さんが出てくる部分はよくできてたと思うし。だそうで。確かに、ビジュアルは好みではないけど(<をい)、正太郎くん役の子はがんばってたと思う。脇の役者さんも演技的に固めの人を配してあったから、服装やヘアスタイルがマンガチックでも芝居はコミカル一直線にはなってないっぽかった。(白髪の香川照之は失敗した坂本龍一かと思ったけど…)だから、「そういう作品」として見るべきものなんだろう。
 でも、予告編は昔のアニメのOPをモロにリスペクトしてるわけで、見る側にそういうテイストを期待するなと言われてもちょっと困ってしまう。
 古いマンガを舞台を現代に移して実写化していくことになって、どうやって見せていくか制作スタッフなりに検討してこういう、父親を亡くした少年の成長物語の側面を強調した構成にしたんだろうなあ。ただ、「鉄人28号」というタイトルを冠した時点で明らかに観客が期待するものがあって、それとこの作品の目指すものは微妙に一致してないんじゃないか。
 制作側がきちんと誠意を持って作ったのだとしたら、不幸なすれ違いになっちゃってるなあと思います。

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2005.12.03

カンでものを言う

 別の番組を見た後、ふとオチだけ気になってTV朝日でやっていたドラマ「終わりに見た街」にチャンネルを合わせたら、本当にまぢでオチのところだけ見てしまいました。
 以下、録画してまだ見てない人は読んではいかん。


 焼け跡みたいなところに負傷して横たわる中井貴一が、たぶん死んでしまっているだろう誰かの片腕を見てる。死にかかってる男の人を見つけて這いずって行き、「今は何年ですか、昭和ですか、平成ですか」と尋ねる。よく見ると中井貴一に肩から先がない。息も絶え絶えで二千とようやく口にする男にもう一度尋ねる中井貴一。「2000、…二千何年ですか」。しかし、男は最後まで言い切らないうちに絶命。中井貴一もおそらく絶命。カメラが引いて、現代と思われる東京が廃墟と化している。どうやら歴史が変わって21世紀の東京に原爆が投下されたのだ。


 …思わず「20年くらい前のSFにこういうオチがあったねえ」と相方に言ってしまいました。きっと20~30年くらい前が、戦争中に多感な時期を過ごした方々が創造の場の最前線で活躍されてた時代で、危機意識が書かせた「戦争は他人事ではありませんよ」的な創作物をよく目にしたのです。
 当てずっぽうで言ったら、このドラマ、ほんとに1982年作のリメイクだったのか。
 ドラマの内容そのものに関しては見てないので何も言えませんが、創作物って作られた時代の空気をきっちり反映してるんだなあと思ったのでした。

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「Q.E.D~ventus~ 鎌倉の闇」、読了

Amazon.co.jp:QED ~ventus~ 鎌倉の闇講談社ノベルス: 本
 休日は本を読んでる場合ではないような気がするのですが。「火星ノンストップ」の後通勤で何を読もう?って、放置してあったこれを選択。すると、文中でタタルさんが「それは後で説明しよう」を連発するので、「後っていつやねん?」と気になり、薄かったのもあって一気に読了。
 ventusシリーズの方なので、いつにも増してミステリ部分はおまけです。近場の鎌倉に奈々の妹沙織が勤めている雑誌社の仕事として取材に行き、それにタタルが同行して、女性雑誌の記事にはとても使えない蘊蓄を披露するというトンデモ趣向な一品です。
 鎌倉、行ったことがなくてねー。全くイメージがわかないまま、タタルさんに引き回された気分です。この先行く機会があったとしても、この本での刷り込みが先に出るとしたらかなりゆがんだ鎌倉像になるのではないかと心配です(笑)。
 タタルさんの説に関しては、わたくし、鎌倉時代のことは日本史の教科書程度の知識しかないのですが、幕府を旗揚げしたはずの源氏の影の薄っぷりというか、それなりに存在感があったのは頼朝くらいという印象なので、源氏はお神輿として利用されたのよと言われて「そうかもね」という感じです。「義経」放送開始と近い時期の発刊だったら、からめ手で売れたかもしれないですね。…だめかしら。
 源頼朝、ほんとの墓ははっきりわからんのか。あわれじゃのう。なんだかんだ言っても、義経の方が世間一般的には知名度も印象も上だしのう。
 これで「Q.E.D」は既刊分は読破したので、しばらくは貯めても大丈夫。

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この弟子あり

 こないだ「an・an」に連載中の林真理子のエッセイを読んで「?」な気分になったのですが、今週ばかりは本気で「???」と思わされてしまいました。
 林真理子のこのエッセイシリーズでは、ブランドショップでお買い物しては、「せっかくダイエットしたのに太ってしまって、あの服もこの服も着られなくなってしまった。ああ、なんて自制心のない私!」などと嘆く姿がよく書かれているのですが、今回もクロゼットの中で団子になって落ちているプラダやジル・サンダーやドルチェ&ガッバーナのニットというのが出てきます。やっぱり気に入って買ったものの、今はサイズが合わなくなり、タンスの肥やしになっているというのです。
 ニットはねえ…。太ると型くずれが露骨に出るから、てきめんに着られなくなるものですが…。
 で、その自分では着られなくなった服を段ボールに詰めて田舎の親戚に送ると、その手の服は着こなせなくて普段着として着られている、と嘆く。いとこだかがディオールのツインニットを家で着てるけど、それっていくらしたか知らないんだろうなあ、と。
 そりゃ、教えてないなら知らないでしょう。
 ブランド系のリサイクルショップに持っていけば、お客様のサイズはあまり動かないから、と二束三文の値づけになる。知り合いに譲ろうにも、似たサイズの人は自分でいいものを買っているし、お金のない子は細くて全然サイズが合わない。こんなことをエッセイに書くと、「だったら林さん、私にお洋服譲ってください」と言ってくる読者がいるけど、写真まで同封してくる人に限って太ってて垢抜けなくて、「私ってこんな人だと思われているんだ」とがっかりする。
 お洋服のしあわせな譲り先ってむずかしいわ。
 みたいな内容でした…。

 あのー。バングラデシュ、でしたっけ。(パキスタンだったよ...。私もアホ)地震の後、被災者に配る布団が足りなくて凍死者が出るかもってしばらく前のニュースで言ってましたが、そこに送ったらどうでしょうか?
 このエッセイシリーズ、「美女入門」シリーズとしてまとめられているのだけど、「美女」ってなんなんだろう、とちょっと考えさせられてしまいましたよ。芸風だとしても。

 前回「尊敬する渡辺淳一先生」とがっちり書かれているのに目が点になりましたが、今回の内容にそう書くだけのことはある方だと思いました。

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2005.12.02

「火星ノンストップ」、読了

Amazon.co.jp:火星ノンストップヴィンテージSFセレクション―胸躍る冒険篇: 本
 のろのろ通勤時間に読み続けてきた「火星ノンストップ」読了。
 いやー、なつかしーというか。私がSF読み始めたころの太陽系はこんなところでした。「灼熱面横断」の水星。水星って、太陽向いてる面と向いてない面が固定されてる惑星だと思われていたのですね。太陽向いてるほうは灼熱地獄、外向いてるほうは寒冷地獄で、トワイライトゾーンとかたそがれ地帯と言われる両面の均衡地点にだけ、人間が生存できるという設定の上に書かれたSFがたくさんありました。
 これ、リアル水星の話じゃなくて、どこか別の太陽系にたまたまこういう環境の星があると思えば問題ないような。
 「シャンブロウ」もリアル太陽系の話じゃないと思えば、というか、いっそファンタジーだと思えば全然アリだし。「我が名はジョー」のテーマは今も全く古びてなくて、読みごたえありましたです。「ラムダ・1」は今風にブロウアップしたら、ハリウッド系の映画のネタになりそう。
 他のも、いろいろありえねー感が漂いつつも、楽しく読みました。ロートルSFファンの自分を再確認いたしました(笑)。そう、私の基礎を作ったSFはこういう作品群であったのです。
 あまり科学的な正確さにぎりぎりしてない分、ジャンル外読者でも取っつきやすいだろうとは思う。専門的な表現とかこむずかしい科学理論も出てこないし。でも、山本ト学会会長の希望のように新たな若い世代の読者がこれをおもしろく読んでくれるかというと、かなりきびしいような気が。キャラクターノベル化している最近の小説の傾向とあまりに違いすぎるし。小説に求めるおもしろみがどうも世代によって変質してるみたいだから、これを共有できる十代二十代がどのくらいいるだろうかと思うと、会長の野望の達成は困難なような気がします。

 こういう破天荒な話もおもしろいんだけどな。娘とミーツしてないと、もう本は読んでもらえないのでしょうか。

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これは成果と言えるかも

 このところすっかり笑いどころもなくスカスカした内容にヲチャーも飽きが来ていた「愛ルケ」ですが、今週は主人公が行きつけだったバーのママからいきなり「女は絶頂のまっただ中に死にたいと望むものであり、それを体験し、かつ実現された冬香さん(最中にうっかりシメられて死んだヒロイン)を私はうらやましく思います」(思いっきり内容要約)などと主人公マンセーが書かれた手紙が届く展開で、話を読むことで「おのずと浮かび上がって」(作中主人公談)こなければならない主題を登場人物に語らせる禁じ手を堂々と使って悪びれるところのないズン先生の面の皮の厚さに呆然とさせられました。
 さすが、JRのグリーン車料金をケチった作家。そして、普通車に移ってくださいと言った車掌を「了見狭い」などと言う男。その顛末を、柔軟さのないJRの姿勢なんてブログに書く爺さん。
 しかもその主張が思いっきりげろーん。えっちでいい目に合うたびに死にたがるのが女というものですか、そうですか。ただでも最近、自分に都合のいい主義主張を盾にエラいことをしでかす人々が増えているのに、「女が最中に『ころしてぇ』と言ったからそうしてやったのだ、俺は悪くない」と女殺して開き直るアホが出てきたらどーすんだよ?(この辺のイライラ感が故に、今週の所感のあちこちに「愛ルケ」のにほひが orz)
 先日は講演会で自説の「歴史小説や推理小説は、資料さえ揃えれば書ける安易なもの、だから書きたくない」を披露されていたとのこと。おんどれ、主人公が逮捕されてからの「愛ルケ」のくだくだぶりを棚に上げてよう言うな。ミステリ作家の皆さんに土下座しても足りないすざんな書きっぷりでございますよ?
 ほんと、ろくな人生経験してないなあ>ズン先生。仲代達矢の、妻との二人三脚の役者人生にはしみじみとした味わいがあって、本当によかったです。(11月の「私の履歴書」だった)

 まー、本編は笑えない度アップ・腹立ち度急上昇のまま年を越しそうな勢いですが、そんなイラついたヲチャーの皆さんが笑って新年を迎えられそうな企画を「にっけいしんぶん新聞」さんが立ち上げておられます。
 「あなたがえらぶ!2005『愛ルケ』新語・流行語大賞」です。
 このエントリ内容をご覧いただければ、本編を知らない人でも「愛ルケ」のあり得なさを感じ取っていただけるかも。
 私は「いく、いくわよう」や「ごわっ」も捨てがたいけど、「なのかっ…」という「っ」と「…」が同居する煮え切らない主人公の叫びっぷりを押したいです。
 こんなの、台本に書かれたら、役者はどうしたらええんじゃ。もっとも、主人公は四六時中「なのか」「なのか」と脳内主張を繰り返すだけで口には出しては何もしないんだから、たいした芝居になりようもないが。

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2005.12.01

角田光代のささやかな反抗

 そんなわけで、過去の新聞を後追いのように読んでいるのだけど。
 朝日新聞日曜版で、角田光代氏が姫野カオルコの「ハルカ・エイティ」の書評を書いていた。姫野カオルコ、「ツ・イ・ラ・ク」以降快進撃だなあ。近作をほとんど読んでいないのは、もったいないことなんだろう。
 残念ながら、今回気になったのは「ハルカ・エイテイ」という作品そのものではなく(本そのものを読みたくなったのは間違いないけど)、角田氏の本作に対する評の内容だった。80才になるハルカという女性の人生を振り返る物語を「大きな小説である」と角田氏は書いている。一人の女性の人生にスポットをあてた物語が、恋愛小説にも家族小説にも読める懐の広さを高く評価されている。
 ああ、これ、もしかして、ご自身の直木賞受賞作「対岸の彼女」に対し、ズン先生がえらそーに「男性にはこういう女性におこる出来事の数々をちまちました話だと思うかもしれないが」とかなんとか、やたらと「ちまちま」を乱発した作品評を書いていたことに対する意趣返しなんじゃないの?
 おめーの話の方が信じられないくらいちまちましてんじゃねーかよ!
 と、角田さんもむっとされたのではないか?
 いや、角田さんに比べると、きっと人間的に格段に下劣なわたくしだから、こんな深読みをしてしまうのであろう。
 角田さんも姫野さんも、あんなアホ爺が選考委員をやっている文学賞と関わらなくちゃならなくて、本当にかわいそうです。

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もう12月か…

 今年も、どうってこと、ないや(ズン語)なくらい中身もなく過ごしてしまい、年々人生のむだ遣い度がアップしているようで悲しい。ズン語なんか覚えるような過ごし方をしているのだから、ドブに捨てているも同然とそしられても致し方なく。

 ビーズ細工を作り始めてからずっとお世話になっていた「シードビーズのこつぶ屋」さんが完全閉店されると知り大ショック。スワロとか天然石とか大量投入して物作りできないびんぼビーダー(ビーズ細工ファンをこういうらしい)にとって、こつぶ屋さんの他では絶対見つけられない大量のシードビーズの品ぞろえは本当にありがたかったのです。これだけ色が豊富なら、シードビーズだけで十分見栄えよく作り甲斐のある物ができるじゃん!と勇気づけられたり。
 買い物するたびに「せっかくだからこの色も」「こんな色もある!」「品切れて次に来たときなかったら、どうしよう」と迷い迷ってどれほど時間をとられまくったことか。シードビーズは単価が安いから、ついあれもこれもになった楽しみももう終わりなのか…。
 時間があったらこの機会に腰据えてビーズやりたいとこなのに。で、それに合わせてシードビーズを買いだめておきたいとこなのに。師走という時期がそれを許しません。とほほー。
 来週から在庫一掃セールをされるそうで、その前に絶対欲しい色を買いだめ。セールでまた買い足すんだ!
 …そんなにたくさんのビーズ、いつ使うかは考えていない。

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演技はさておき(BlogPet)

今日、kiiroが
最近はみんな目が肥えちゃったから、予算作戦のCGは返ってしょぼく見えることもあるし。
っていってたの。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「arumi」が書きました。

をを、arumi、めずらしくマトモなことを言ってるな。
...つまんないぞ。
てーか、おまいもこんぴーたーに描かれてるくせにえらそーだぞ。

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