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2005.12.17

先生、仕事しましょう

Amazon.co.jp:妖怪ハンター (水の巻)集英社文庫―コミック版: 本
 「もやしもん」読み終わってもまだ眠気がこなかったので、これも相方が買ってきた妖怪ハンター第三巻目「水の巻」を読む。諸星大二郎はこういう絵だから諸星大二郎なんだが、女性の見分けがつきにくいのが話によっては難。この巻の収録作は割と素直に怪異談っぽい。雪の降りしきる山間部の村に出る産女とか。カッパ伝説と深く結びついた小さな集落とか。せまーい通路にどかんと突き出た女の横顔、怖いよー。こんなのが出る家に一人でいるなんて考えられません!巫女役引き受けた娘さん、えらいのう。
 前に読んだ二巻でも基本的には傍観者の立ち位置だった稗田礼二郎先生、三巻目に至っては前半数作こそフィールドワークに出かけてますが、後半はとある事件がきっかけで怪奇事件の呼び寄せ体質になっちゃった女の子とその同級生の男の子が、狭い生活圏内で次々と伝奇な事件に巻き込まれる展開になってしまって、稗田先生は二人から送られてきた手紙を読むばっかりです。(つまり事件には全く絡まない)
 それでいいんですか、妖怪ハンター!
 活躍し始めて20年も経てば、それなりにお年を召してアクティブに活躍するのはつらいのかもしれませんが。
 この巻でも半溶けででろでろの穴の開いた謎の生物は健在。焦点の合わない目の登場人物が続々登場で、話より絵で怖いです。「六福神」はオチがちょっと笑える作りなんだけど、福の神がどれも福々しさからはほど遠い容姿、宝船も半溶け過剰装飾のハニワみたいで不気味だし。

 結局「奇談」見損なったなあ。DVD化を待つか。
 ヒロインが朝の連ドラ「天花」の人なのがちと不安。

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Comments

 『奇談』当りでしたよ。阿部寛の稗田も凄く似合っていたし、ヒロインの寂しそうな(というか、どことなく貧乏たらしそうな)、「世の中に遠慮しながら生きてます」って云う感じの目付きが、1970年代という世相にあってます。

Posted by: 神北恵太 | 2005.12.22 at 12:58 AM

「奇談」、よかったですか。
阿部寛は安心してみられる役者さんなので、そこは心配してなかったのですが、ヒロインの方は元がノンノモデルだとかで連ドラが初演技だったものだから、チラ見でも痛々しかったのです。
以前のヒルコを相方がレンタルで探していたから見つけてやったら、「塚本晋也かー」とつぶやいて棚に戻しやがりました。確かにあの人は、全作品塚本カラーにしてしまう監督さんではありますが。
「奇談」は安心してレンタル借りてきますー。

Posted by: きいろ | 2005.12.23 at 02:18 PM

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