さようなら、AIBO
経営見直しのただ中にあるSONYが、ついにAIBOの製造を中止すると発表しました。
ああ、ついにこのときが来たか…。
去年、ロボット部門の規模縮小の話を聞いたときから、いずれは撤退ということになるのだろうなと思っていました。最近のSONY、かなり瀬戸際感が漂ってるもんなあ。
何か仕事をするわけではない、純粋なエンタティメントロボットを犬の形にしたAIBOの開発チームのセンスは素晴らしいと思いました。他の何者でもない犬の姿をしていたからこそ、AIBOは初期の至らない動作を許容され、多くの人に愛されてきたのでしょう。とても手元における価格ではなく、ただ売り場で眺めるだけの存在だったけれど、AIBOには正味夢をもらいました。
車が空を飛ばなかった21世紀の到来。SFファンはなんとなくがっかりしたもんですが、HONDAのP-2、P-3やAIBOは「来たるべき21世紀」の匂いを嗅ぎ取らせてくれました。なんかありがとうって気分です。感謝です。
またどこかで、AIBOの子孫達に会えますように。
これでまた「ハル」を読んだら泣く要素が増えてしまったなあ…。
« リアルだとこうなる | Main | はずかしー »
「ニュース」カテゴリの記事
- 謎の海洋生物が!(2006.04.10)
- さようなら、AIBO(2006.01.27)
- リアルだとこうなる(2006.01.27)
- エステ王国福岡(2005.07.04)
- 確かに邦画よく見てるわ(2005.06.30)
The comments to this entry are closed.
Comments