人間ってすごい
「ジャングル・リベンジ」を見て相方が「水曜どうでしょう」にハマってしまい、たまたま職場の同僚が「水どう」マニーだったためにDVDを借り続ける生活をしている。まめにTVを見続ける相方はオーストラリアまで行ったみたいだけど、私はまだベトナムのあたりをうろうろしてます。
ベトナム、すごいですねー。道路事情がすごすぎる。私は運転しないから怖いと言っても他人事みたいなものだけど、車やバイクを運転する人には信じられないむちゃくちゃな運転マナーだと思います。ハノイにはカブがみっちりわしわし。背後に車がいてもお構いなしに突き進み、三人も四人も乗ってたりするんで、車体から人がはみ出まくりです。信号は守ってるみたいだけど、センターラインはかなり無視。対向車線をどんどん走っていくし、過積載は当たり前。よく人が死なないなあと。大泉さんが「今、私は生きています」と言うのは冗談じゃないんでしょう。
その「水どう」のカブが走ったのとほぼ同じ、ベトナム国道一号線をバスで南下するドキュメンタリーをNHKでやっていました。「水どう」のカブの旅から四年ほど経ち、石がごろごろ、牛やアヒルがのさばり出ていた一号線がどう変わったか、たったそれだけの興味のために二人してTVの前に鎮座。残念ながら交通事情よりも国道一号線沿いのベトナムの人々の暮らし、みたいな番組構成になっていたんで、牛やアヒルののさばり具合や舗装のすすみ具合は確認できませんでした。でも、ハノイからホーチミンまでの1,800kmを走る長距離バスの無鉄砲運転ぶりはさすがベトナム。バス停のない中で、途中でお客を拾うためにバスのドアは開けっ放し、助手は客を捜して身を乗り出しっぱなし。客は客で「こんなのバスに乗せるの?」みたいな荷物を持って、平気で乗車。バスの屋根にはロング竹ざおなどの巨大な荷物がくくりつけてあるし。夜中も走るバスだから、お客が降りる地点にさしかかるのが深夜になることも。それも助手が憶えていて、寝入ってる客を起こしてでかい荷物も持たせて下車させる。むー。
国際ライセンスを持っている人でも、きっと運転はしたくない国ベトナム。福岡の運転マナーはひどいと言われてるけど、福岡で鍛えたドライバーでもベトナムには歯が立たない。と思われ。
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