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2006.02.20

えろいからではなく

 映画評ページはあちこちふらふらと読んで回る質ですが、今週の「超映画批評」を読んで実写版「東京大学物語」が無性に見てみたくなりました。
 「東京大学物語」は、女性には知名度低いのかなあ…。江川達也の、あれはラブコメというのだろうか?東大を目指す高校生の村上君と彼の志望に引きずられて一緒に受験するようになった微妙な関係の遙ちゃん。だけど結果は遙ちゃんだけが合格し、浪人した村上くんは…という感じのつかみは一応恋愛物だけど、このマンガの主旨はそこにはない。(たぶん)自我が肥大しまくった村上君が脳内で繰り広げるミもフタもない男の欲望垂れ流しっぷりと、その妄想を絵にした怒濤のようなえっちいシーンが笑いどころ・読みどころだったんでしょう。私は連載初期しか読んでないので知らなかったけど、後半はかなりテイストが変わってしまってたのね…。ぶっちゃけえろマンガというのが概ねの認識なのか。でも、序盤の村上君の遙ちゃんを前にした妄想の肥大っぷりは、高校から大学の下半身に悩まされがちな時期の男の本音をダダモレで見せてもらってるようですごく興味深かったですよ。本音モロだしでも恋愛のうまくいかなさに対する切なさみたいなものもあったし。(とはいえ、恋愛と男にロマンを求める乙女は読まない方がいいと思われ)
 その「東京大学物語」を作者の江川達也自身が監督して、この映画評。原作者でなければできない技って、いったいどんな構造のひっくり返しをしたのか、気になる。だいたい別分野の人が映画を撮ると、出来が不評なことが多い分、なおさら。(小田和正とか桑田さんとか(^^;)
 でも、原作が原作だけに映画の大半がえろっちいみたいなのがなあ。制作会社もアレだし。原作もある程度読まないと笑えないのなら、見てもおもしろがりどころがわからないまま終わりそうだ。残念。

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