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2006.04.22

刷り込み怖し

Amazon.co.jp:交響組曲「新 宇宙戦艦ヤマト」~GREAT YAMATO: 音楽
 先日亡くなられた追悼というには軽々しすぎますが、レンタルCD屋さんに行ったら「宇宙戦艦ヤマト」のサントラが目に入り、なんとなく借りてきてしまいました。宮川泰さんの訃報を聞いたとき、相方が「…『交響組曲』が聞きたくなったなあ」とつぶやいていたのを耳にしたのをふと思い出しまして。
 実際には松本御大が新ヤマトマンガを描いたのに合わせた企画版で、宮川氏の息子さんの新曲書き下ろしを含む演奏し直し版でしたけど、冒頭からいきなり「ああ、これこれ」感が漂って我ながら困ったもんだ。映画版ヤマトをオールナイトで上映したらおじさんたちが映画館にばんばん詰めかけて大盛況、上映延長になったという記事を読んだ気がするが、詰めかけたおじさんたちをどうこう言えないノスタルジー回路が全開モードに。
 すごいなー。この宇宙で浪花節な情感盛り上げまくる音楽。ヤマトって、宮川さんの音楽なしじゃ考えられません。
 二枚組のうちのTVのサントラ版なんか、「あっ、この曲ってあのシーン」「うわ、真田さんのセリフが脳内でダダ漏れに」と自分の記憶力を逆疑いするほどの刺激力。
 「ヤマト」やってたころって、もちろんビデオなんか個人宅にあるはずもない高嶺の花の時代で、潜在ヲの子どもはTVのスピーカーにラジカセのマイクをくっつけて音声を録音してたりしたのですよね。(子どもだから、イヤフォンジャックからラインインなんて智恵はない)再放送を待つしかない受動の身の上だから、その音割れしたカセットテープを聞きながら脳に刻んだ記憶を牛のように反芻して生きていた。だから音刺激で当時刷り込んだ記憶が無限に垂れ流されるという…。
 あれから何年経ってるんだ…。最後にまともにヤマトを見たのは十年以上前だと思うんだが、この記憶の鮮明ぶりはいったいなんなんだ。

 相方に聞かせたら、「ああっ、この曲」「うわー、頭の中でコスモゼロとブラックタイガーが発進する」などと言い出す始末。どうにもなりませんな、我が家は。
 「変なアレンジすんな、ここでは○○は鳴らなかったはずだ」とぶつぶつ言う相方には、別の意味でついていけなかったけど。

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