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2006.04.23

ほんとに記憶のむだ遣い

Amazon.co.jp:宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス: DVD
 「あー、ヤマト見てー」と言っていた相方が、ほんとにレンタルを借りてきたよ!ばかめ。おかげで最後にいつ見たか思い出しようもないくらい久しぶりに「宇宙戦艦ヤマト」第一TVシリーズを五話分も観賞。
 私にとって「ヤマト」は、この第一TVシリーズしかない。「さらば」以降の映画もTVシリーズもすっぽり抜けて、私のヤマト史にはない。だって、以降のシリーズって無駄にまじめすぎるんだもん。みんなあまりに「地球のため」「宇宙の平和のため」って片意地張って建前論しか言わなくなっちゃう。眉間にしわ寄せんばかりに正義を語る古代進がなんか違うーって感じで。アンドロメダのテーマ曲は好きなんだけどさ。
 いまさらこんな古いアニメ、作画も演出も前時代的で耐え難いんじゃ…と心配していたけど、何の問題もなく楽しく見られました。ノスタルジー、ばんざい!いや、心配していたよりもかなりまともな出来のアニメだったというのもあるけど。どの辺がまともだったかというと、びっくりするほど無駄な情報量が多い。誰が聞いてると思ってるんじゃー?と思うほど、子どもには意味のわからない戦況報告が背景に流れっぱなしだったり、状況説明がさりげにされていたり。今や実現不能と言われるようになったワープ航法(涙)についての説明や波動砲の原理なんて、タキオンがどーのって何の裏付けにもなってないんだけど、それでも「理屈はあるんだよ」って手間ひまかけて見せている。こういう丁寧なうその積み重ねが物語の世界観を作っていくわけで、ヤマトはそれをちゃんとやっていたのだ。
 この体験を元に、私はガンダムの世界観を堪能したのだなーと自分の中のアニメ史を振り返る思い。
 あと、ヤマトで好きだったのは適度にユルいキャラの感覚でした。島くんなんて、さりげに如才なく世渡りうまい。古代くんもけっこう小物で我が事に感情振り回されてる。大義名分はあまり吐かない。等身大ベースでの言動が多い。後一年で地球は滅びるのだ!って状況でも、人間はしぶといものなんである。この日常感覚が好きだったのに、以降のシリーズと来た日にゃー…。
 まー、ここまで感情のふり幅が大きい古代くんが戦闘班を率いているのは、ちょっと危険だよな、という気はするが。よくぞこんな男を艦長代理に立てたものだ>沖田さん。

 セリフや場面をいちいち憶えていたのも我ながら驚き。私のやわらかな脳細胞は本当に無駄なことに能力を費やしていたものだ。
 「電影クロスゲージは明度20だよね」などと言ったら、「女の子でもそういうのを憶えてるもんなんだな」と相方に呆れられた。だって、わたくし、子どものころからそっち方面が好きでしたから!

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