« だから、風はもうええて | Main | 見ました »

2006.05.07

行ってきました

 昨日の突風の中、ただでも風の強い百道浜方面に出かける気にはなれず、行くなら今日しかチャンスが無くなった「ヴェネツィアンビーズとコスチュームジュエリー展」at福岡市博物館に起き抜けに気合い入れて出かけていく。起きてしばらくだらっとしてたらどーでもいーやって気になりそうで。
 ビーズでの物作りは好きだけど、私の場合主張の強い一粒ものを生かす作りよりシードビーズをちまちま編んでいくのが好みなんで、ベネチアンビーズメインの展示会はちょっと方向性が違う。んで、自分でもの作る参考にはならないなー(<えらそ)とわかって出かけていったのですが。
 なんか、自分うんぬんはどーでもいいところでいいもん見たなーって気分。ベネチアでのビーズ製作の歴史とか、一つ一つのデザインの説明とか、商圏が変わるに連れてデザインの方向性が変わっていくのが展示で確認できたりとか、物に歴史あり!です。あんな小さなものでも。
 ベネチアといえばガラス工芸で有名ですが、小物のビーズは無名のガラス職人、特に女性の手を経て作られたものが多いそうで、ベネチアの女性の内職なしにベネチアンビーズはなかったと言っていい模様。特にコンテリエという芥子粒ほどのビーズを糸に通したものは、人力で糸通しをしていたと言うから恐ろしい。今ではいろんな作業が機械化されてしまったから最初はふーんと見逃してしまったけど、古いものは1800年代の展示もあって、そりゃーこんな時代じゃ人間が手作業で糸に通していくしかなかろうと。何本も束ねてゆったりとら旋状にひねってネックレスにしたり、タッセルとして使ったり、20世紀初頭のすとんとしたキャミソールドレスにびっしりと縫い付けられたり、ただの小さなビーズが束になるとものすごい存在感。
 同じ産地で作っているけど、アフリカ輸出向きは色味もはっきりと原色づかいでまた違った雰囲気。このころからマーケットリサーチはきちんとされていたんだなと感心したり。
 オリジナルの製法と様々なデザインを持っていながら、実は今、ベネチアではビーズ職人はほとんど残っていないのだそう。機械化の波に乗れず、本家本元ではほとんど衰退してしまっているというから、巷で比較的安価に手に入るベネチアンビーズは別の場所なり工場なりで作ったコピー品ってことになるのかしらん?
 あまりにその歴史とデザインごとの製法がおもしろかったので、買う予定のなかったカタログも買ってしまいました。
 てゆーか、ちらっと一時間ばっか眺めてくるかーと出かけたのに、気がついたら堂々一時間半をオーバーしてて、朝食も食べないで来たから出るころにはへっとりへとへと。
 帰りは西新まで歩いていき、途中のフレッシュネスバーガーでランチ。オムレツベーコンバーガーがランチセットになっててちょっとうれしかった。グリーンビーンズのスープがまた、豆ごろごろでさいこー。

|

« だから、風はもうええて | Main | 見ました »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7367/10023072

Listed below are links to weblogs that reference 行ってきました:

« だから、風はもうええて | Main | 見ました »