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2006.05.21

同じ夢を見る

 週末は多少心を入れ替えて(?)、戦乱へと突き進む世界を止めるべくちまちまとした努力をしております at FFXII。今週はレイスウォール王墓に続き、霸王の遺した遺産を漁りに(とてもセイギの団体さんの所業とは思えませんね。でも、RPGの勇者は民家のタンスを漁るものと相場が決まっているのです)出発。わりあいシンプルなやり方で「知」を示すと、次は「力」を示せと召喚獣の方が突然襲ってきたり。今回のろのろプレイしてきたおかげでファミ通の後塵を拝し続けてきたのですが、そのおかげでボス戦に詰まったら効果的なガンビットの組み方とか攻略ページをあてにできたのです。それがこのくらいまで進んでくると、ソフトメーカーとのお約束があるのか攻略が載らなくなりまして。つまり実際に当たってみて、戦いながら敵の特性を読み取るという本来的なプレイスタイルに戻らざるを得なくなったわけで、今までラクしてきたつけを一気に払うことになりました…。まあ、よけいな寄り道を繰り返してきた分、きっと順当にプレイしたときにミリアム遺跡に入ると想定されているよりはレベルが高かったんでしょう、苦労したというわりにはあんまり死人も出さずにボスさまを倒すことができました。しかし、霸王の剣、でかいよ!アーシェが持つには重すぎるんじゃないの?
 PRGは基本お使いゲーなんで、剣を引きずって遺跡の外に出ると次のやっかいごとが起きていて、急遽プルオミシェイスに戻ることに…。なんちゅーか、ええっと。FFXIIの物語はアルケイディア帝国が全面的に悪役を背負う構成になってはいるんですが、こんなに一般大衆の反感を買うことばっかやらかすとよけいな紛争の種を拾ったりしませんかね?僧正さまの前ではしおらしくも素直だったアーシェなんで、ロマリアのアルシドの申し出に素直に乗るかと思えば…。そうですか、亡命はしませんか。で、帝国の足下に忍び込むと言いますか。ここまで南下してきたっちゅーに、アルケイディアは今の地点からすると北の果てって感じですが。
 基本、レベル上げを兼ねてテレポストーンもチョコボも使わない方針なんで、黙々と歩いてダルマスカまで戻ってみました。「ドラクエ8」もそうだったんですが、町や村とその外(草原とか砂漠とか)がシームレスというのはいいのか悪いのかで、町の移動時間を考えるとだだっ広いはずの草原やら吹雪の山越えが町一つとあまり変わらない広さ長さに感じられてしまうのですね。旧ゲーム機では町の外は記号化されたマップだったんで、距離感その他を頭で補完して世界の広大さを脳内演出していたのだなあ、脳って偉大だなと思ったり。

 のろプレイのおかげなのか、この物語のキャラにもそれなりに感情移入できてきました。
 オレはもうミストの気配に兄さんを感じないけど、アーシェにはまだラスラが見えるんだな。まあ、オレとアーシェじゃ背負ってるものが違う。オレはただ、兄さんの死が世間の言うのとは違うんだってわかっただけでよかった。死ぬときに後悔や悔いがなかったわけじゃないだろうけど、それはオレにはどうすることもできない。オレはオレにできることをやっていくだけだ。
 でも、アーシェはそんなに簡単に国や父親や、…ラスラ王子のことを割り切ったりはできないんだろう。結婚式のパレードを遠くから見た。人の頭の間から、本当にちらっとだけ。アーシェは笑っていた。ラスラ王子も笑っていた。ああ、オレの国のお姫さまってきれいなんだなと少し自慢に思った。だから、ガラムサイズ水路で初めてアーシェに会ったとき、オレはそれが自分の国のお姫さまだなんて思いつきもしなかったんだ。あの日の笑顔とあんまり違っていたからさ。
 アーシェはいつか、あの日みたいに笑えるようになるんだろうか。オレにはわからない。オレはまだ、空賊になりたいってたわ言の次を見つけることもできないでいるくらいなんだから。オレが願うのは、せめてその日が来るころには、アーシェとラーサーが同じ夢を見ていてくれればいい、それくらいのことだ。

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