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2006.06.04

それはご飯じゃなーいっ

 夕飯時に夕飯にはそぐわないTVを見た。
 NHK特集「好きなものだけ食べたい」。食育の一環としてさる小学校で子どもたちの食事を写真で記録し続けた内容を元にまとめられた、今どきの子どもの食事についてのレポート番組。これが、私の感覚からすると「こんなの、食事じゃなーいっ」て食卓が怒濤のように続いてて…。
 菓子パンとジュースとか、チョコパイとポテチとか、そんな夕食ってどうなの?(泣)
 こんなものしか食べてなかったら、子どもたちの便通が一週間に一回とか成人病予備軍だらけでも全然不思議はないです。
 私もこの年になって自慢にならないほど好き嫌いがあって、義母のしつけのおかげで食べ物に文句のない相方からは「子どもじゃないんだから」と冷たい目で見られるんだけど、その私ですらここまでひどい偏食はどうよ?と思う。取材されたお母さんは「成長したら少しずつ食べられるものが増えてくると思って」無理強いして食べさせていないとか言ってますが、そんなことはありませんから!大人になって味覚が変わって、好きなものの傾向が変わることはあるかもしれないけど、十代くらいまでは無理にでも食べさせないと、絶対に好き嫌いって治らないと思う。
 てーか、昔は食事は義務だったような。子どもは与えられたものをありがたく食べるのが当然。食べ物は薬でもあって、良薬は口に苦かったりもしてあたり前みたいな感覚。
 もう一つ不思議だったのは、生活習慣病傾向の子どもたちの食生活を改善するために入院した子どもたちの親御さんの言葉。「家だと甘えが出るから」。
 あのー…。親より子どもに厳しくできる人、それが効果を出すことができる人はいないと思うのですが。それが病院の先生という専門家であったとしても、よその人が親より厳しくしつけができてしまっては親の立場はどうなるのかと。第一、家に帰ってきたら甘えが出るというのでは、退院してきたら元の木阿弥ではないですか。
 私のあこがれの母親は、「じゃりン子チエ」のテツのおばあはんでした。老いて昔ほどのパワーはなくなっているのに、子どものころの刷り込みの強さでテツは「おばあはんにだけは勝てない」と思い込んでいる。その思い込みだけで、実力とは関係なくテツはおばあはんに負けてしまう。そんな子どもに「絶対あの人にだけは勝てない」と恐れられるような母親になりたかった、なるとしたら。ならないまま、人生は終わりそうですが。
 今のお母さん達は、そういう母親はいやんなんでしょうか…。

 成人病になったら食事も生活も大きく制限されるし、他の病気も呼び込む元になる。その不自由、医療費の負荷を考えたら、きらいとかいやとか言ってる場合じゃないだろうに。もっと切実に、命と健康に関わるものとして食事を考えないといかんのではないかと。
 なんて拳を握れるほどの食卓でない、我が家の現実には目をつぶるとして。<それはひきょーでは?

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