こんなことってあるのねえ(泣)
(概ね)二日に一度はパンを焼く生活を始めてもう二年半。「続くかしらん」と自分でも自分を疑っていたパン焼き生活ですが、ホームベーカリーの元を取るくらいは継続している模様です。しかし、使い始めて三年目ともなると釜のテフロン加工がへたってきました。どうにもいかんようになったら、メーカーのMKに問い合わせると釜だけ売ってくれるそうなんですが、その価格はセールで買った本体と同じくらいすると言われています。
お願い、まだまだへたらないでっ。
釜のみに一万円はなんとなく釈然としないのよ。<するんですよ、正しくそのくらい。
パン焼きも慣れてくるとご飯炊くのとあまり変わらなくなりまして、基本の計量はとっくに頭に入りきってます。だから一種類くらいの混ぜ物をする程度のパンを焼くときは流れ作業で、昔みたいにいちいち神経質に計ったり調べたりしなくなりました。
それが罠。
いつものように稼働して一時間くらいのとこで「具を入れるなら入れなさい」とブザーを鳴らされ、釜をのぞき込んでみたところ、いつもに比べると種の回りがおとなしい。異常なほど。あれ、こんなにゆるゆる回ってたっけ? いつもはくるみ入れるとはじき飛ばされそうなくらい元気じゃなかったっけ?
疑問に思ってしみじみ釜の奥を見てみると、なんと撹拌用の羽がはずれてるじゃーないですかっ。
ホームベーカリーでパン焼いて二年半。こんなことは初めてです。流れ作業でろくに確認もせず作りだしたから、羽が半分くらいしかささってなかったのではないかと。それで外れやすくなっていたのではないかと。なにせがんがん回すから、遠心力でぶっ飛んでしまったのでは。
と、原因を模索するのは後でよいのです。私はあわてて種の中から羽を掘り出し、狼狽しきって回転軸にさそうとするけど、種をぐいぐい混ぜる力強く早い軸に簡単に羽を取り付けられるはずもなく。散々てこずったあげく、狼狽しきった私はベーカリーの電源を切っちゃったのです。
どーすんだよ、すっかり混ざりきっちゃった種。捨てるのか? <自分の狼狽っぷりが腹立たしい。
幸い早焼きモードなるものの存在を思い出し、そちらに切り替えたらなんとか普通っぽい焼き上がりになりました。よかった、よかった。
しかし二度あることは三度あるもんだし、粗忽で大ざっぱな私なら胸を張って「あり得る!」と言い切れるくらいのもんだし、当分は羽がきちんと軸に刺さっているか、ちゃんと確かめてからパン作りをやろうと思いました。まる。
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