やっぱカンノーは強い
朝日新聞の人欄に売れっ子ケータイ作家として注目されている内藤みか氏が登場。以前にItMediaでインタビューを読んだことがあったけど、短い記事を読んで思ったのは。
やっぱライトユーザーを確保するのには、えろと恋愛話が最強なのか
ってことでした。PDA向きの電子書籍もえろ系強いそうで、それというのも「本」という形が残らないから彼女や奥さんに見つかりたくない派が手を出しやすいのだと聞いたことがある。PDAなんかメカ苦手な女性だったらあまり触りたくないだろうし、隠し場所としては最適と言えそう。ケータイはソレ系なものを読んでみたい女性にとって、同じようなニーズがあった模様。
内藤氏はなかなか作品の書き先が見つからない中、スポーツ紙のアレ系小説の執筆を手がけたりもしていたとのことで、そっち系の下積みも十分。その経験値の上にケータイ小説に進出したそうだから、市場ニーズにもちゃんと対応できたのだろうけど。
うそかほんとか知らないけれど、ビデオのVHS規格が躍進した背景にはアダルトなニーズにお応えする品が入手しやすかったからという説もあるし、新ジャンルの起爆剤としてのカンノーは今も昔も侮れないのだなあ。おそらく人間が存在するかぎりなくなることのない欲求だしなあ。もっとも、家庭用ゲーム機でシェアの低いものがほそぼそと生き残るときもPC版のギャルゲ移植機として、なんて言われたりもするから(末期のドリキャスとか。今はいつXboxがその道に踏み出すか? なんて言われてるし)、必ずしも隆盛の証にはならないんだけども。
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