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2007.02.25

「ケイナ」をチラ見する

 特に見るTVのない日曜の夜。BShiで「ケイナ」なる番組を見つけてチャンネルを合わせてみる。
 あ、あれか。何年か前に公開されたフランス製のフルCGアニメ。
 洋物にありがちな濃いめのキャラクターと少々暗めの画面にそれほどそそられなかったので、夕飯作りながらチラ見してみました。これってファンタジー? SFでよくある一度文明が失われた後、残された人類(かヒューマノイドタイプの生物)が世界の謎を解くタイプの話? <後者でした。
 昔だったら失われた世界の謎に挑んで、生まれ育った集落を追われるように出ていくのは未知の土地を恐れない少年だったものですが、おフランスでもその役割を担うのは少女になってきたらしい。少年、影が薄れるばかりだなあ。いろいろあって、この世界がこうなった理由をケイナは知り、元凶というか原因に関与して世界は次のステップを迎える、という話の構成も、なんだか既視感があってあんまり見てて高揚もしない。
 「これって『ナウシカ』なんじゃないの? この人たちが生活するのに飼ってるの、虫だったし」と相方。あっそうか、日本のアニメ大好きなフランスだもんね。影響下にあっても驚くことはないが。
 これって公開当時の日本での反響はどうだったんだろう? 絵柄は明らかに日本人の好みじゃなさげだし、話もそんなこんなで特に「おおっ」と言わせるとこはないし、フルCGならではの映像的な斬新さも特に見受けられないし、きっとさして見る人もなく、ひっそりと上映終了していったんだろうなあ。(<すげい失礼ですか)
 ラストカットあたりで、舞台となった惑星からその衛星か何かまで植物っぽいものが伸びてるのを見て「あー、『地球の長い午後』」と唱和してしまったのは、同じ屋根の下にSF者が二人いる宿命のようなものでしょうか。
 台所にいて見損ねた途中の経緯を確認しようとネットを検索したら、そちらでも「地球の長い午後」に言及してました。あの植物、疑似軌道エレベーターだったのか。

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