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2007.04.10

「Q.E.D 河童伝説」、読了

QED 河童伝説
高田 崇史
4061825178

 この前の「アラビアの夜の種族」がばりばりの「物語」だったので、ちょっとライトめのを読むことに。
 前作の平将門は怨霊ではない説から続き物で河童に話がリンク。歴史の裏のしいたげられた人々が、神や人ならぬものに祭り上げられているという解釈から河童という存在を紐解く、という構成はいつもどおりなんですが、今回はその河童話と殺人事件をちゃんとリンクさせている点でこのところのウンチク>>>ミステリバランスがウンチク>ミステリになってるかも。
 しかし、この話に神山禮子ちゃんと御名形史紋が出る必然性はあまりないよな…。シリーズとしての地場がため? 御名形史紋は多少タタルさんに助力してはいるけど。
 すでに棚旗姉妹とタタル・熊碕(笑)チームの行くところ、死体が転がるだけでも
「事件起き過ぎ!」感があるのに、関連人物が増えて、彼らの周囲でも死体が転がりまくりすぎると、虚構と割りきって読んでるミステリでもちと苦しいかなあ。
 沙織ちゃん、ニブくてオクテの姉を持つとたいへんですね…。

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