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2007.07.29

なるほどねえ

APPLESEED

 CG技術にとって三年はものすごい時間経過なんあと思わされる、BShiでの「APPLE SEED」放送。当時は「日本でも映画用にこのレベルのCGが作れるようになったんだなあ」なんてちょっと感動したものでしたが、今見るとてらてらつやつやした質感だし動きがなんとなくぎこちなく感じるしで、私のようなナナメ映画見ですらすっかりCG舌が肥えてしまっているのを実感します。「ジュラシックパーク」一作目の感動は、もう二度と味わえまい。しかし、あの年はやたらとマンガの実写映画が作られてましたが、あれが今に至るマンガ原作多作化の始まりだったんだろうか。
 私は士郎正宗にそれほど思い入れがないので「APPLE SEED」は原作とぶっちり切り離し、さておきCG使えば日本でもハリウッド映画みたいなモノが作れるんだなー、ふーんという無国籍テイストぶりを楽しんでました。ので、その辺を確認してもらおうと相方にも「ちょっと見てみて」と頼んだのですが。
 しばらくすると「つらくて見てられない」と言い出す始末。何がつらいんだ? と聞くと、「これってたぶんキャラの芝居はモーションキャプチャなんだろうけど、そのキャプチャの芝居が高校演劇みたいで痛々しくて見てられない」と言う。普通に走る、振り返る、人の話をただ聞くといったときの、手足の動きのしまりのなさというか、だらんとした動きに芝居に神経がいってないのがもろわかりなんだそう。(相方は高校時代に演劇部の大道具をやっていたので、自分たちの痛々しい過去を見るようで堪え難いという)
 それに引き換え戦闘シーンは異様に生き生きと細かなところまで芝居がつけられているので、日常の芝居の低レベルがますます際立ってしまうんだとか。フォーメーションの動きや合図送り、蹴りなどの格闘系の動きはすごいレベル高い気がする、そうな。
 めげずに「でも、話はハリウッドのアクション映画っぽくねー?」と聞いてみると、「ハリウッドだったらこんな理屈っぽい話は作らないよ。延々説明シーンが必要な設定なんて速攻切り捨てるんじゃないかな」と言い捨てられてしまいましたとさ。私の目は節穴ってことか…。
 ちゅーと、この映画、何が取り柄なんですかね(汗)。特に後押しするほどの義理も何も感じていない作品ですけども。
 同じ監督? プロデューサー? でこの夏新作が作られてるはずだけど、今度はちゃんと芝居のできる人のモーションキャプチャを採用してるんでしょうか。<よけいなお世話。

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2007.07.28

オトナ編成

 七月の初めに生でやっていたNHKBSの「LIVE EARTH」の中継を見損ねていたのですが(ちゅーか、誰が歌うのかチェックしてなくて後で後悔)、今日四時間に編集したバージョンをやるというので速攻チャンネルを合わせる。目的はもちろんYMO。YMO出るとこだけ聞ければいいや、と軽い気持ちで見始めたところ。
 出ない。
 待っても待っても出ない。
 四時間も見る気はないのよ、私は。とじれていても出ない。個人的には絢香とか倖田來未とか西川貴教とか、ヒップポップなやつとかはどうでもいいんだが。いや、西川、なんとなく憎めなくて嫌いじゃないけど、歌手としてはあんまし興味なくて。<ひでー。
 ぶっちゃけ、おばさんはあまり興味引かれない東京会場のラインナップ。京都の分だけやっていただければいいのにー。京都の面々はシブくしっかり聞かせる系のアーティストが揃ってて、オトナ好みな感じ。
 とかなんとかブツブツ言っていたら、「YMOってトリなんじゃないの、このメンバーだったら」と言う相方。うわっ、そう言われればそんな気も。と思ったとき、すでに放送時間は二時間を越えており、本当にYMOは最後の最後に出たのでした…。
 RYDEENの新アレンジを聞いたときも思いましたが、やっぱみなさん枯れた感じがしますね。いけないという意味ではなく。年を取ることによる変化を、100%ダメだとは言いたくない今日この頃の私。
 細野さんが遠目に見ると樹木希林に見えて困りました。すみません。

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2007.07.27

贅沢な不幸

 夏はがんばる気が端からまるっきりない私なので、だらだらと明けない梅雨の後突然やって来た夏に早くも振り落とされる寸前です。何しろ毎日のように「夏が1/6終ったね」(私の中で夏は残暑まで見積もって七月~九月と仮定してある)などと口にしては「せめて半分過ぎてから言いなさい。1/6じゃ本番も来てない」と相方にたしなめられる始末。だって、心の中のカレンダーにバッテンつけて過ぎていってることを確認しないと、心がヘバってしまうんですよ…。
 このヘバった自分を底上げするために時期的にもうなぎなど食べたいところですが(魚は苦手と言いながら、うなぎは好きな私。こんなだから食にワガママと言われる)、去年くらいから中国産によからぬうわさが流れるようになり、安くても食べる勇気が出ないなと思っていたら最近はスーパーにも並ばないようになりました。
 国産と謳ってあっても、稚魚がどこから来たかはわかんないですけども。
 そんなわけで、我が家の家計的にうなぎに手軽に手を出せる状況ではなく、普段は言うだけで見送っているのですが、いよいよ月曜は土曜丑ですし! でも、当日は混みそうだから特別に前倒しで!
 と平賀源内にまんまとたぶらかされたふりをして、大盤振る舞いしてウキウキとうなぎ弁当など買ってきてみました。後でサイフの軽さに後悔するとしても、今のしあわせを取る短絡的なわたくし。
 が。ちょうど夕飯にかかろうかという時間に実家から電話。適度に雑談をした後、おかんが私に問う。「もうすぐ土曜丑だけど、うなぎ食べたりする?」「う、うん、まあ」「そう。実はうなぎ弁当を送ろうかと思ったんだけど」「食べます!<即答」
 私の背後にあるのはうなぎ弁当ではないのか?
 すでに一つ確保してあるのに、近々もう一つ食べたいのか?
 と自分の意地汚さに自問などしてみたのですが、「今ここにあるからいい」という一言をけして口に出さない欲張りなわたくし。
 …本当に実家からうなぎ弁当が届くことになりました。いったいいくつなのか、この年になってまだ実家から物もらうか、自分。
 自分の大人げなさを情けなく思いつつ、確保済みのうなぎ弁当を食べました。どんな事情があろうとも、うなぎはおいしいですとも(涙)。

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2007.07.26

まだ使っておりますが

 ケータイの夏モデルがあちこちから出ているせいか、職場の社員さんたちがぽつぽつ機体の買い替えをしています。最新機種を追いかけるタイプの人はいないんですが、さすがに二年ちょい使ってるとバッテリが…とか、そろそろなんとなくFOMAでないと肩身狭い感じの今日この頃…というような、まあナットクできる理由が発生した模様です。前職場がデジタル系の小物と円が深かったこともあり一時は異様にケータイにも詳しかった私なのですが、今年からの職場はすっかりとそういうものと縁がなくなってしまい、みなさんが手に入れた新端末に興味津々です。<仕事と関係あろうとなかろうと、デジタル小物好き。
 特にワンセグ。今までは「ケータイにTVついてても、特に見る機会なんかないし」と思ってましたが、TV壊した体験から「ついでにTV見られるってけっこう便利かもー」とあっさり宗旨替え。なので、ワンセグつきのケータイを見ると、「どのくらいきれいに映るんですか?」とやじ馬根性丸出しで見せてもらいまくり。いやー、ほんとにキレイに映るものですね。以前妹のワンセグ見せてもらったときも「こんなんで録画までできるのか。へえぇえー」と思ったんですが、積極的に「いいかも」と思い出すとさらによさげに見える不思議。
 なんて子どものようなことをしていると「きいろさんのケータイは?」と聞かれたりするわけです。そういうとき、てへーと笑いながら「いや、ケータイじゃなくてPHSなんですよ」と答えるとかなりの確率でびっくりされます。PHSってもうゼツメツしたと思ってる人、多いんですね。「うわっ、PHSってひさしぶりに聞いた!」なんて言われたりするんですよ、とほほ。
 そして出てくるのがwillcomのZERO-3[es]ですから…。「えっ、それ電話ですか。でかっ」とダメ出し喰らいます。
 いいんだよ、[es]は。私的にはなんら問題ないんだよ。新しくアドエス出たけど、あれはキーボードに数字キーがなかったりして、キーボード重視の私にはちょっと魅力低なんだよ。<負け惜しみ。

 しかしなあ。ワンセグTVつきのケータイが、ポイント溜まってたんで二万もしなくて買えたんですって。TVついてて一万ちょい! 物の値段というものがわからなくなる瞬間です。

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2007.07.25

ドラえもん募金のなぞ

 先日の地震で被災した方々のための募金があちこちで呼びかけられています。現地の方々が困っておられるのは確かなので、募金そのものには特に思うところは何もありませんが、集まったものが最終的にどういう形で役立てられているのか、ちゃんと当事者の望むものになっているのかはちょっと気になるところです。このところ地震被害が多かったので、その辺の経験を反映した内容になってたりするんでしょうか。

 特に調べもせず無責任なことを言うのも何なので、↑の件については「なんて思ったり」以上のことはしませんで。
 私が気になるのは、今ドラえもん募金の電話をかけたらどのドラえもんがしゃべるんだろう? ということです。考えるまでもなく、二代目がしゃべるのだと考えるのが筋でしょうが、ある世代から上はやはりあの声でないとドラえもんと認識できないんじゃないでしょうか。私は特にドラえもんに思い入れも強い刷り込みも受けてないつもりでしたが、たまたまTVで番組のCMやってるのを「聞いた」とき、画面を見るまでそれがドラえもんだとはわからなかったのです。私でさえこんなだから、刷り込み世代は違和感ばりばりだろうと。
 なんで、ドラえもん募金も番号二つ設けて、新旧が選べるようにしたらどうかなと。旧ばっかりに電話が集中したらそれはそれでびみょーなことになりそうだけど。

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2007.07.24

泣ける!!!

 お好きな方には申し訳ないが、最近売れてるケータイ小説というものを読む気はさらさらありません。古い活字読みには文章的に許せない、というか、ざっと見ただけで紙面から受けつけられないナニカが発せられてる感じで。(時々新聞や雑誌で取り上げられてるので、サンプル数ページくらいは読んだことがある)その上に紹介されてるあらすじを読むと、なぜかえんこーでれ○ぷでふじのやまいばかり。(あとこないだ読んだ「本の雑誌」のコラムによると、どいつもこいつもDV男ばかりなんだそう。なぜ? 今の若いモンはDV好きか?)二冊くらい読んだらみんな同じに感じるんじゃないのか? って気がする。
 たぶん、文章という点だけで言えば、はー○くいんろま○すの方が数倍読めると思う。
 なんて思うのは、頭の固いトシヨリだからなんでしょう。書店に行けば平積みの脇のポップに「最高の純愛」とか「うずくまって泣きました」とか書いてありますもん。

 くそぅ、うずくまって泣ける言うたら、こっちの方がはるかに泣けるわい!
 と言いたいのがこれ↓。
はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)
 ただいま通勤の友として読み中なんですが、思わず冒頭から落涙しそうになり汗をふくふりをしてハンカチを取り出す始末。イトカワに投影された「はやぶさ」の影の写真があまりにもけなげで、泣けて泣けてたまりません。
 日本の宇宙開発が切り詰められた予算の中で工夫に工夫を重ねて続けられていることはうっすらと聞いていましたが、これを読むと一度や二度の打ち上げ失敗でガタガタ言う一般の皆さんをどつき回りたくなってしまいます。
 ヨソの国は莫大な予算を割り当てて宇宙開発やってるのっ。(最近緊縮気味になっていても、きっと日本より全然多い)科学に疎い政治家がちょこっと腰掛けで上について、そのときの思いつきで現場振り回してるような状態で、あれだけできてるのが奇跡なのっ。
 っと、無駄に熱くなってしまいます。
 しかし、ケータイ小説を読んで泣くふつーのお嬢さん達に「はやぶさ」読んで泣けと言っても無理なんでしょうね…。
 いいの、一人涙をこらえつつ読んでいきたいと思います。

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2007.07.21

TV、来ました

 さて。
 実は壊れた翌日、昼休みにビックカメラに走っていって買いました>TV。
 そんなノリでいいのか、もっといろいろ調べて検討したほうがいいんじゃないか、と我ながら思いもしたのですが、きっと迷いに迷って決められそうもなく、機能的欲望は果てしなく高くなり、かといって予算は限られており、で、うわわわーと頭が混乱しそうだったので勢いで決めました。
 発注してみたら、それでもお届は土曜日と言われたので、TVっ子の家としては早めに手を打ってよかったなあと。
 そんなわけでせっかくのアドバイスを聞いたときには、すでに物は決まっておりました。すいません>まるまささん。
 で、予算と相談した結果、42型の液晶、型落ちになりました。プラズマもいいなーと思ったんですが、40型越えるとお高いのと発熱量が多いといううわさなどもあり、泣く泣くあきらめたという。売り場のお兄さんに「お勧めありますか?」と訊ねて案内された中の東芝REGZA/Z2000ちゅーのに決めました。わたくし、ソニー信者でも亀山モデルでなくちゃ! でもなく、見た感じ許容範囲内だったらいいかーというユルい人なので。
 帰って今さらのように買ったTVのレビューを探したら、評価もそこそこいい感じでまあよかったなーと。ちゅーか、去年のプレスリリース時の予想実売価格を見てびっくり。もう半値以下ですか! 液晶/プラズマTVを売っても売ってもイマイチ利益が伸び悩むというのもわかる気が。しかも、売り場の人に聞いたら、ボーナス商戦に入って一ヶ月前より全体に価格が二万円くらい安くなってるそうです。メーカーの人が聞いたら萎えそう。

 壊れたTVが32型だったので、後がまに新TVを置くと10インチでかくなって存在感倍増。薄いと言ってもでかいはでかい。家くらいの居間の大きさだと42型が限界です。50型なんて値段もアレですが、物理的にも手が出ません。
 さー、これからしばらくは、おTVさまの借金のために働くとするかー(笑)。

 まるっきり知らずに買ったんですが、この機種ネットワークHDDを繋ぐと即録画ができるんですね。<調べて買えよ。よし、小金を貯めて一台増設するかのう。

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「世界征服は可能か」、読了

「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)

 ちょっと軽めにオタキングの新書。
 マンガやアニメではよく「我々の野望は世界征服だぁあっ!!」と言ってるわけですが、それってオイシイものなの? そもそも世界征服ってできるの? できたらどうなるの? ってことをつらつら考えてみました、という内容。
 私もいつのころからか、世界征服ってしたらいいことあるのかなあ? なんか、結構めんどくさそう、なんて思うようになりました。そのころからオトナになってしまったのでしょうか。シンプルに「オレ as No.1」になればいいことばっかりになるとは思えなくなってしまったんですよね。組織とか社会とか世間とかが見えてきて。部下がみんな、いつも私の言うことを聞いてくれるって保証はないじゃーないですか。私以外の全員を洗脳するとか手段を講じないと、世界征服状態が続かないんじゃないかと。そんな精神衛生状よくないことをするのに何の意味があるのかと。こんなことを考えてしまうヘタれには、そもそも世界征服なんてできないでしょうが。
 話の展開には強引とか性急とかって部分があり、全面的に「うんうん」とは言えない本ではありますが、こういう「世界」の捉え方もあるという考え方の手法の本としてはおもしろいです。
 うはは、と笑って読んで、さて自分は、と考えればよい、という点で、ちくまプリマー新書という位置付けには十分答えたのではないかと。
 ってーか、ちくまかよ!(笑)

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2007.07.20

ここでもビリーかよ!

 その↓試写会の会場待ち行列で。
 一人で並んでいたら後ろに並んだ人の会話が聞くともなしに聞こえてきまして。
 「ねえ、私、最近ちょっと痩せたと思わない?」「え、…そう言われたらそうかも」「実はここ一ヶ月くらいビリーやってるのよ。職場でも痩せた? って聞かれるようになったし、制服のスカートもゆるくなってきたのよ!」
 って話している方は、明らかに私より年上。50くらいかなあ。ビリーバンドは使わず、軽いダンベル持ってやってるんだそう。TVの通販CM見て、それだけで私にはムリと即座に判断した私はよく続くなあと素直に感動。
 それにしても、職場にも挑戦中の人&挑戦して即挫折した人がちらほら聞くだけでも相当いるビリーズ・ブートキャンプ。DVDの生産が追いつかないというのもなるほどだ。

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「プロヴァンスの贈り物」を見る

 リドリー・スコットと言えば「エイリアン」。もしくは「ブレード・ランナー」。
 「テルマ&ルイーズ」は、題材的につらい気持ちになりそうだから見ていない。
 とはいえ、私の印象としてはそういう感じの監督。なので、いただき物の試写会のチケットの監督欄にその名を見つけて「はあぁあー?」。
 だって、いかにも女性ターゲットの映画。絵面はキラキラの緑の景色にデレ顔のラッセル・クロウ。キャッチは「この夏最高のラブストーリー」。そんなの、リドリー・スコットのわけねーだろー?(ちなみに公式サイトはこちら)
 と職場で言ったら、同僚に怪訝な顔をされました…。メジャーじゃないのか、リドリー。
 あらすじを読んだだけでだいたいの話の流れは「わかった!」感じなのもなんだか。ロンドンでやり手のトレーダーとして暮らしている男が幼少時を共に過ごした伯父が亡くなりプロヴァンスにある古城を相続、その手続きのために不本意ながら久しぶりにその地を訪れたが、すぐに帰るつもりが様々なトラブルに巻き込まれ、ときたら、きっと都会暮らしで心が荒んだ主人公がかの地で人間性を取り戻しついでに土地の女性と恋に落ちちゃうんだろう! と察しがついちゃうじゃないですか。
 で、その通りのお話でした(爆)。
 でも、予想してほど見るに耐えないというか、らぶらぶーのあまあまーで私向きじゃないタイプの映画でもなかった。ラブはキャッチに偽りあり、と言っていいほど薄味です。(すごいあっさりうまくいって、それもどうなの? 的ではありますが)実際ラブ期待で行った同僚は食い足りなかったと言ってました。いや、だって、主演ラッセル・クロウだし。ビジュアル的にべたべたのラブ・ストーリーは無理でしょう。<ひでー。配給会社、切口に困ってこういう売りにしたんでしょうか。
 どっちかというと、幼少期を過ごした環境に戻り、失われた伯父との記憶や人間関係を取り戻すほうがメインの話。ほのぼの系。あと、ワイン好きだと楽しいかも。(古城にワイン用のブドウ畑があって、その行く末の問題が物語上結構重要)私は酒がダメなので、そっちの描写はさっぱりわかりませんでした。
 そして、リドリー・スコット自身がプロヴァンスに別荘を持っているというだけあって、風景はきれいに撮れてる。それを楽しみに見に行くと割り切るもよし。
 全然期待せず「どの辺がリドリー・スコットか見てこよー」くらいの気持ちで行ったので、そこそこ楽しめてお得でした。笑えるシーンもあって、会社帰りに見るには疲れた頭が適度に癒されてよいのではないでしょうか。

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馴れるものです

 ↓とか言っといてナンですが、急激にTVのない生活に馴れてきました。今日あたりはニュースを音で確認したら、後は特につけてなくても平気な感じ。TVっ子の相方も気になる番組を一部グラストロンで見たくらいで耐えられている模様。
 いやー、人間の順応力ってすごいわ。<と言うほどのことでしょうか。
 先月、ほぼ日で「森川くんの断食中継」というコーナーを読んでいたのだけど、断食始めてご飯が食べられなくてつらいのは準備日の夜から二日目の夜くらいまでで、それを過ぎると食べないことがそれほど苦でなくなるそうです。TVもそんなものなのかしら。禁煙とかと同じようなもんで、ニコチンが抜けたようなものなのかしら。
 でも、もう新しいTVは手配してしまったので、これを機会に脱TV生活とかってのは無理です。相方が映画好きだから、画面なしは人生の楽しみの何割かを亡くすことになるだろうし。
 「森川くんの断食中継」を読んでいると、断食ってなんかよさそうな気がしてるんですよね。このダラけた身体と食生活をリセットできそうな気がして。根性ないから絶対できないだろうけど。

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2007.07.19

ラジオ生活

 家に帰ると特に見てなくてもTVがついている状態なことが多い我が家でTVが壊れたのだから、なんとなく家の中が間の抜けた感じに…。休日はむしろTVはつけず音楽流しながらあれこれやってることが多くて、それで特に不便を感じないのに、何で平日は間が持たないように感じるんだろう。
 今、定期的に帯で見てる番組はないから見られない焦りはない。仮にあっても、取りあえずDVDレコーダーに撮っておけばいいことだし。ニュースはざっくりネットのを読んで賄えるし天気予報だって調べ放題なのに、やっぱりなんとなく不満で不便。朝の出勤準備の時に見てないTVのコーナーの進行具合を耳で確かめて準備するのに馴れてるから、ラジオじゃペースがつかめなくて遅刻しそうで怖い。
 やっぱりTVっ子世代はないとヤク切れみたいに感じる中毒症状なのか。
 そんな不安に窮余の策。DVDレコーダーの音声出力端子をiPod用のスピーカーに繋いで音だけ聞いてみるという(爆)。いや、朝は結局音だけしか聞いてないことも多いし、当座の不自由はこれでなんとかなるかも。
 あと、相方が昔々のSONYのグラストロンを押し入れの奥から引っぱり出してきたので、どうしても画面が見たかったら一人は見られる。(二日ぶりにTVの画面を見たら感動した! 動いてる! 絵が動いてるよ、母さん<いつの時代の人だろう)グラストロンかぶってる姿はなかなか異様だけれど。

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2007.07.18

いやがらせとしか思えません!

 NHKがBShiの廃止検討ですって!?
 うちのTVが壊れて、晴れて(?)地デジ対応機を買うことになったとたんそれかよ!
 実は、というまでもなくここでもグチっておりましたが、この秋でNHKのBShiアナログ放送が終了することになっており、見るTVの1/3、もしかしたら半分くらいはBShiアナログ放送の縦長い顔の皆さんに依存して暮らしている私には大打撃! になること確実な状況だったのです。これでちゃんとした倍率の画面でBShiが見られると思ったのに…。
 まあ、ごたごた後チャンネル数を減らす話は出てはいたから、来るべきものが来たと言いましょうか…。TVが早めに世代交代してくれたおかげで、後四年ばっかり楽しめてよかったね、と前向きに考えるべきなのかもしれません。
 悔しいので、廃止になるまで見倒す所存で。

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2007.07.17

こんなにあっけなく逝くなんて

 …うちのテレビ。
 先日、薄型テレビの動画表示力にギモン符の相方を連れ妹宅のブラビアを見せに行ったのは事実だが、それがお気に召さなかったのか、本日帰宅後ニュースを見ようとリモコンのスイッチ入れても反応ゼロ。本体はスタンバイの赤いランプをつけてるのに、いくらリモコンの電源onを押そうと、本体の電源ボタンを押そうと、うんともすんとも言いやしない。
 お。おのれー。BShiの「スーパーストーム」を見ようと思ったのにーっ。
 私が「10月になったらBShiが見られなくなるのよね。ちっ」と愚痴っていたのを恨んだのか?
 今朝、出がけにニュースを見ていたときには何の問題もなくふつーだったし、相方も「そう言えば、ちょっとノイズが入ったときがあったような、ないような」というくらい、前兆は欠片もなかったのに。テレビってノイズ入ったり発色がおかしくなったりして、だんだん死んでいくものだと思っていたので、こんなにも突然ぽっくり逝かれてしまうのは予想外でした。
 でも、もう買って十年だし、きっちり働いてくれたといえばそうなのよね…。修理しても2011年のデジタル放送開始のときにはさよならする予定だったし、もしかしたら私が「BShi、BShi」とうるさかったから、気を使って早めに昇天してくれたのかしら。<さっきと言ってることが違う。

 うちは、特に相方が極度のTVっ子だし、私も全くないでは困るので(とゆーか、明日の朝、ニュースや天気予報が見られないと時間感覚がなくなって困る!)、明日早々に電気屋に行ってテキトーなものを見繕ってこねばならぬ。予算もアレだから、選択の余地はすんごい限られるけど…。買い替えるときはカタログ並べて「あーだ、こーだ」言いながらじっくり選ぶもんだと思っていたので、ひじょーに気が焦る。
 取りあえず、AVWatchとデジタルARENAをチェックしておかねば。

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2007.07.16

ついにパパまで

 そんな病床(大げさ)の私に、妹のなっとさんから電話。
「今ヨドバシにいるんだけど、ニンテンドーDSのホワイトがあるんだよ。シルバーがいいかと思ったけど、白でもいい気がしてきた。これ確保でいい?」
「うん、いいよ。白ならおとうが持っても変じゃないやろ」
 そう、実は先日父がニンテンドーDSがほしいなどと言い出したのだ! どーしたんだ、父!
 遅ればせながら、脳トレとかお勉強系のソフトに興味が出てきたらしく、今やヘビーとは言い難いヌルゲーマーに成り下がった身ながらちょくちょくゲーム話に花を咲かせる娘たちに相談してきたという次第。年齢的にいろんな衰えが気になってきたらしく、手軽にトレーニングソフトが使えるという点が魅力的に思えた模様。
 今までそっち方面に興味のなかった70才過ぎにゲーム機買おうと思わせるとは! 恐るべし、任天堂。
 発売当初、「タッチペン? マイク認識? それ積んでどーするよ?」と疑問符出した開発メーカー&ゲーマーが多かったのも今は昔。まさかケータイゲーム機が一家に二台三台が普通という事態になろうとは。そりゃー、ゲーム界で飛ぶ鳥を落とす勢い、株価もうなぎ登りになろうというもの。
 母の日のプレゼントに、というCMにびっくりした自分が今はなつかしい。

 これからはきっと、「どのソフトがよかかね?(いいだろうか?)」という電話が里からかかってきそうだ。 
 それにしても、ヨドバシ出現率が高いなあ>妹。

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二度目の正直であって欲しい

 二巡目の夏風邪退治に勤しんだ三連休。(単なる寝休日ともいう)
 じたばたせずにだらだら寝たのがよかったのか、先週半ばまでの人に不審に思われるほどの咳を克服。完治が目前に見えてきましたよ。エアコン大好きな私ですが、この三連休は台風のおかげだかあまり気温が上がらず、除湿程度で耐えられる環境だったのも功を奏した模様。(エアコンかけるとやっぱり喉が渇く)
 しかし、前回も「やったー、これで風邪とはおさらばだよーん」とガッツポーズを決めたところに職場で持ち回りになっていた物がまた巡ってきてしまったからなあ。隣りの席の子もその余波でついに休んじゃったし、自分が気をつけるだけではどうにもならんのがつらいところ。
 三回目はない! と誰か言ってくれまいか。<言ったからとて何の効果が。

 そんなわけで、十日ほど日記も放置状態になっておりました。これからぼちぼち穴埋め作業。
 まずは私の代わりに寝倒すアインの写真でも。

だら寝のアイン


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2007.07.14

ダメすぎるわたくし

 年を取ってTVはNHKBSシフトの私なので、昔を懐かしむ「お宝TV」なんて番組も見ちゃいます。昔を懐かしむには早過ぎる気もするけど、音楽的にはすでにラップやヒップポップから脱落してるしバラエティは「続きはCMの後」に疲れて見る数激減だし、年相応のTVを見る縁側人生もまあよかろうかと。
 しかし、縁側にも業に訴える何かが落ちていたりするもので、今回テーマに取り上げられていた田宮二郎版の「白い巨塔」。残念ながら本放送時に見ていた記憶はなく去年だったかに製作された唐沢版も未見なので、思い入れもなく流し見していたところ、ふと画面に気を引かれてしまいなぜなんだろう? と我ながら不思議に。すると相方が「これだけあちこちでガンダムについて話題になるのに、渡辺岳夫の音楽は影薄いよなあ…」と突然言い出す。「?」を飛ばしていると、「昔の『白い巨塔』の音楽、渡辺岳夫だよ」と言うのです。意識して聞くと、ををを、私には病棟の壁ではなくサイド6に入港しようとするホワイトベースが見えますよ! なんだ、画面じゃなく曲がアンテナに引っ掛かったのか…。
 そう言えば、トミノ演出や安彦絵、独特なセリフ回しを含めたシナリオのことが話題に上がる割合を考えてみると、渡辺音楽の話はあんまり聞かないよなあ。でも、一年戦争のBGMはやっぱり渡辺岳夫でないと! 本編では使われなかった(と思う)けど、「艦隊、空へ」は好きな曲です。

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2007.07.13

「天竺熱風録」、読了

天竺熱風録

 田中先生には申し訳ないが、藤田和日郎先生の挿し絵に引かれて読みました(爆)。
 玄奘三蔵と同世代に天竺への旅を三度も成功させた男がいた。しかも彼はたどり着いた天竺で訪ねるべき王が亡くなっていたことから、王位簒奪者との戦いを余儀なくされる。しかも、他国に兵を頼んで。
 という奇想天外な中国の実話を伝承風に再話したもので、こういうタイプの話は田中先生の得意分野だけあってさくさくさくっと読めます。普段は使わない「伝承を物語る」文体に最初は「えっ? これ田中さん?」ととまどいますが、そのうち馴れました。キャラ配置も田中さんの伝統芸というか、全体に安心感あふれる出来。話のボリュームに比べるとページ数が控え目で全体にエピソードが駆け足な感じもしますが、史実に乗っ取りつつ、でもその残っている史実の量が少ないとなると、ねつ造し放題というわけにもいかないでしょう。
 一つ残念なのは、読者である私が当時の中国の事情、特に天竺への道のりがいかに大変かがわからないので、王玄策がどれほど希有な人物かが実感をもって感じ取れないのです。日本ではなじみがないものの、中国にこんなすごい男がいた! ということを紹介したいという田中先生の熱意が届ききらなかったようで申し訳ない。

 この前の通勤の友が「銀色の恋人」だったんだけど、あきらかにこっちの方が私好みの「物語」で困ったもんだな…。

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2007.07.12

盛り上がらないなあ

 福岡でもアニメ版「のだめカンタービレ」が最終回を迎えました。
 ぶっちゃけ、盛り上がらなかったなあ…。
 ドラマが終盤に向かってぐいぐいおもしろく感じられるようになって行ったのに対し、アニメは常に低体温な雰囲気で。ドラマは初っぱなの期待がゼロどころかマイナスから始まったせいかしら。
 何より残念だったのは、「音楽やるって、無条件にとにかく楽しい!」という躍動感が伝わってこなかったこと。こぎれいな引き絵にCG起こしの異様に動きのいい指の演奏が乗る画面作りがさみしさを強調して見えました。
 ものすごくダメな出来でもないけど、アニメ「ならでは」の見ごたえもなく。私の個人的な感覚によるものかもしれず、世間的にはそれなりの評価なのかもしれませんが。
 大川のシーンがどうしても九州に見えない。雰囲気がなんか東京。というか、関東。地元民の細かすぎる指摘でしょうが。

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2007.07.06

幽霊ビルへまっしぐら

 ところで↓の会場が中洲の玉屋さん後にできたゲイツという商業ビルの店で、わたくしそこへ行くのは初めてだったんですが、あまりの店舗のすかすかぶりにびっくり。一階のテナントがどれもこれも閉まってる(どうも撤退された模様)というのはどうかと思います。他のフロアでも、たぶん新橋のキムラヤと思われる店が閉店セールの終盤だし、逃げ出す準備万端な雰囲気なのはどうしたものか。
 帰りにエスカレーターを使ったら途中のフロアで止まってるし(そのフロアの店が全て閉店してしまってるかららしい)、エレベーターを待っていたらエアコン切ってるみたいでもわーっと暑い。
 この経営状態ではいろんな経費を削減したい気持ちはわかるけど、そのせっぱ詰まり感をお客に見せるとあんまり印象よくないよなあ。「ああ、ここ、もうだめだなー」感がいや増してしまいます。
 今月には新たにスポーツジムが開店するらしいけど、これもしばらく前から「事前に会員登録するとお得な会費を適用!」というチラシを入れていたのが期限過ぎても募集しているし。先行きがビミョーです。
 何がいけないのかなあ。やっぱり立地か。

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ほんとの私は違う人

 前の職場の方々と納涼?(<早過ぎです)宴会をしました。
 こういうとき、みんな違う職場であることもあってうちの困ったこと的グチが話題になることが多いんですが、その流れで私も「こういう困った同僚がいたので、思わず『質問しているうちに問題点がぼやけてくるのは、まず自分がやる課題を理解してないからです』ってきっついことを言っちゃったんですよ」と離したところ、「えー、怒らない人だと思ってたきいろさんが? それは相当な人ですね」とみなさんに言われてしまいました。
 いや、それ、間違い。私ってめっちゃ怒る人だし、言うことキツい人。
 長いつき合いの皆さんは、きっと彼女たちの言葉に吹き出されたことと思われ。
 前の職場は勤務期間が短く、しかも同僚の方々はわりときっちり自分を通す方が多かったので、私はあんまり強い主張をすることなく、むしろ押さえに回ることすら(私にしてはめずらしい!)ある暮らしぶりでございました。おかげでみなさん、私をおとなしい人だと思ってらっしゃるのですよね…。すごい誤解です。
 今の職場は逆に女の子っぽいというか、ふつーの感覚の人が多く、言いたいこともなんとなく切り出せないタイプが多いため、もっぱら私が社員の方にあれこれ言ってます。現職場と前職場の同僚に「きいろさん観」を交換してもらったら、たぶん全然別人みたいな噛みあわないことになりそう。
 人間は多様性を持っているものではあるけど、ダマしたかのようにここまで食い違っていると、なんとなく悪いことしてるような気がしてきますよ…。

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2007.07.04

またやるのぉ?

 最近はすっかりヲネタから遠ざかっていたので知らなかったんだけど、「仮面ライダー THE FIRST」の続編映画「仮面ライダー THE NEXT」が製作されてるそうですね。いやー、アレの続編を作る気になるとは…。
 というくらい、私にとってはつまらない作品でした>「仮面ライダー THE FIRST」。って、感想は、見たとき書いたから重ねて書くのもなんなんですけども。物語のメインに男女の恋愛を! とか言っておきながら、そのイチ押しめいた扱いの部分がめためたやし、それすらも消化不良なのにもう一本脇にウエンツのエピソード入れるし、それがまたあまりにべたっちゅーか、なぜ遊園地!!! 時間経過がものすごくわかりづらい作りにしといてとーとつに花畑!!!
 そして、せめてもと思っていた特撮と殺陣もぬるー。
 見どころはリファインされたライダーのデザインくらいで。あのデザインが惜しくてならん出来でした…。(好きな方にはすみません)
 このまま封印するが吉と思っていたものを、なぜ二年も経過して開けてはならぬフタを開けることにしたんだろう。こんなにご不満なのは偏屈な私くらいで、世間的には評判よかったのかしら。それとも、ライダービジネスがイマイチ伸びてないんだろうか?
 今度はV3が出るそうだけど、オリジナルのファンにはあまりにも宮内洋のイメージが強いV3を変な形で出して、かといって新規のお子さまファンもつかめないという結果が出たら、なんのためにV3担ぎ出したんだろう? って話になるんで、ちゃんとやってほしいとこですが、なんかこー。スタッフ調べたら、私的には見なかった・知らなかったことにした方がしあわせなようなにおいがします。少なくとも、劇場には見に行かないことで気持ちが決定されてしまいました。
 人それぞれに好みの方向性というものがあるし、むやみに過去を追っても仕方がないというのも一つの理なので、これはこれで新しい道を切り開いて新しいファン層をつかまれるとよいと思います。<なんか、無理に大人になろうとしてませんか?

 ところで、続編ってことはあの女の件も引きずるんですか?

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