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2007.07.20

「プロヴァンスの贈り物」を見る

 リドリー・スコットと言えば「エイリアン」。もしくは「ブレード・ランナー」。
 「テルマ&ルイーズ」は、題材的につらい気持ちになりそうだから見ていない。
 とはいえ、私の印象としてはそういう感じの監督。なので、いただき物の試写会のチケットの監督欄にその名を見つけて「はあぁあー?」。
 だって、いかにも女性ターゲットの映画。絵面はキラキラの緑の景色にデレ顔のラッセル・クロウ。キャッチは「この夏最高のラブストーリー」。そんなの、リドリー・スコットのわけねーだろー?(ちなみに公式サイトはこちら)
 と職場で言ったら、同僚に怪訝な顔をされました…。メジャーじゃないのか、リドリー。
 あらすじを読んだだけでだいたいの話の流れは「わかった!」感じなのもなんだか。ロンドンでやり手のトレーダーとして暮らしている男が幼少時を共に過ごした伯父が亡くなりプロヴァンスにある古城を相続、その手続きのために不本意ながら久しぶりにその地を訪れたが、すぐに帰るつもりが様々なトラブルに巻き込まれ、ときたら、きっと都会暮らしで心が荒んだ主人公がかの地で人間性を取り戻しついでに土地の女性と恋に落ちちゃうんだろう! と察しがついちゃうじゃないですか。
 で、その通りのお話でした(爆)。
 でも、予想してほど見るに耐えないというか、らぶらぶーのあまあまーで私向きじゃないタイプの映画でもなかった。ラブはキャッチに偽りあり、と言っていいほど薄味です。(すごいあっさりうまくいって、それもどうなの? 的ではありますが)実際ラブ期待で行った同僚は食い足りなかったと言ってました。いや、だって、主演ラッセル・クロウだし。ビジュアル的にべたべたのラブ・ストーリーは無理でしょう。<ひでー。配給会社、切口に困ってこういう売りにしたんでしょうか。
 どっちかというと、幼少期を過ごした環境に戻り、失われた伯父との記憶や人間関係を取り戻すほうがメインの話。ほのぼの系。あと、ワイン好きだと楽しいかも。(古城にワイン用のブドウ畑があって、その行く末の問題が物語上結構重要)私は酒がダメなので、そっちの描写はさっぱりわかりませんでした。
 そして、リドリー・スコット自身がプロヴァンスに別荘を持っているというだけあって、風景はきれいに撮れてる。それを楽しみに見に行くと割り切るもよし。
 全然期待せず「どの辺がリドリー・スコットか見てこよー」くらいの気持ちで行ったので、そこそこ楽しめてお得でした。笑えるシーンもあって、会社帰りに見るには疲れた頭が適度に癒されてよいのではないでしょうか。

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