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2007.09.28

「ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常II」、読了

 東京行きのお供として軽めに読めるかもと選んだ本をやっと読了。
 安定した出来の榊版だから概ね安心して読めるんですが、今回締め切りがきつきつだったのか、誤植や誤字脱字が多いです。前後から類推効きますけど、ゲラチェックする時間くらいは取れるスケジュールにしてはどうかと。
 狩谷&遠坂二人主役の「海へ」は取り上げられる回数の少ない組み合わせで、興味深かったです。狩谷の素直なひねくれぶりが○(笑)。いい人にはきっと死んでもなりたくなくて、祭ちゃんには弱くて冷たい。けど、最後は突っ張りきれないんだな。遠坂の意外と喰えないという側面が肉付けされてるのもいいです。ただの育ちのいいぼっちゃんでは5121小隊ではやっていけないもんねえ。「Panzer Ladys」は滝川の成長物語の一つで、こういうのも好みの話。ちゅーか、基本的に戦闘多めの話が好きなのね、私ってば。榊さんはふつーの少年に近い滝川が好きなんだろうなーとこういうエピソードを読むと思います。
 それに比べるとやりにくさを感じるのが速水と舞だけど、今回の「速水厚志の憂鬱」はわりと踏み込んだ話になっててがんばりを感じました。逆によくある系になっちゃったなーと思ったのは「ののみの涙」。ちょっといい話っぽくまとめてるのが無難すぎる気も。
 とか書きましたが、全体に満足いく本でした。ここまで巻を重ねてくると元ゲーはどうでもいい、単独作品的な厚みになってきてる気もするけど、やっぱゲームでの疑似体験感があるとないではおもしろみが違うんじゃないかと。

 「ガンパレード・マーチ」は本当に不思議な空気感のゲームだったなと、本がおもしろければおもしろいほど思い出します。あれだけ売れたゲームなのに、同じタイプを出すのが結局同じ開発会社だけというのも不思議。よそはやらんのかしら。

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