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2008.01.31

ちっせぇ

 メモリ増設が終わったと連絡があったので、正式にMacMini引き取り。店で展示見たときからわかってたけど、パッケージまで小さいのにびっくりというか。アクリルのスタンドケースとか、スピーカーとか、店頭ディスプレイの組み合わせがおされで、「あー、こんなコンポーネントにしてみてー」とか一瞬夢を抱きましたが、本体の借金返すのに四苦八苦している人間が何を言うのか、と自分を現実に引き戻しました。
 持って帰るには苦にならないサイズに感謝しながら帰宅しましたが、さて使用環境をどうしたものか。せっかくwinと共存できるMiniなので、今あるサブ機のWinとディスプレイだけじゃなくキーボードとかマウスとかまで一本化できたらごちゃつきまくってるPC周りが多少なりともすっきりするんだけどなーとPC二台の切替機を買ってきてみたんですが、よくよく考えるとMacとWinではキーボードの配置や役割がびみょーに違うやんけ。メインマシンはMacにしたいのでMacのキーボードを使いたいけど、それだとWin的に効かないキーがある模様。いろいろ設定いじるか、もしくはシェアウェアのドライバを導入すればいいらしいとわかったものの。うーむ。とりあえずMacとして使える状態にしたところで考えよう。
 細かいセッティングは週末にならないと気力が足りないんで、今日のところは中身の確認だけすることに。噂には聞いてたけど、ACアダプタ、でけー。本体の1/3? 1/4はある気がする。アダプタは床置するから、多少でかくても気にはしないけど、この辺のサイズに対するびみょーにおおざっぱな感覚はやはしアメリカメイドだからなのでしょうか。あと、LeoPardのDVD。MacMiniのプリインストールOSはTigerで、LeoPardには自分でバージョンアップしなくちゃいかんらしいのです。せっかくなので、ちょっとだけTigerで遊んでからインストールしてみる予定。
 現物を目の前にすると、快適に使えるようになるまでにいろいろとやらねばならぬことが見えてきて、腰重くなった年寄りはちょっとウツ。

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2008.01.29

MacMini買った

 この三ヶ月ほど目の前にぶら下がり続けていた資格試験が(結果自爆とはいえ)終わったので、去年からどーしよー? と悩み続けていたMacMiniの購入を決心しました。秋口にOSを再インストールしたら、なぜかしらん、一定周期でHDにアクセスしにいっている気配を発するようになり、これはいつ具合が悪くなってもおかしくないぞ、という不安に駆られる日々。加えてFlashの最新版プラグインは取り込めず重いサイトは読み込みきれずCSSは再現しきれないながらも、OldMacでは貴重なブラウザのネスケがついにサポート終了らしく、これはもう覚悟するしかないなーと。
 一応それなりスペックのWinがあるんだからMacはあきらめてWinに環境統一すればいいじゃん、という考え方もあるけど、でもやっぱり「プライベートはMac」というこだわりが捨てきれないわたくし。意地でもWinはサブ機の位置づけのままにしたい…。とはいえ、軍資金が豊かにある訳でもない私に手が届くのはMacMiniくらい。とゆーか、去年の夏ディスプレイを買ったばかりなんだから、iMacやiBookなんてディスプレイ付きは端から選択肢に入れられるはずもなく、ふつーユーザーの身としてはProなんて宝の持ち腐れになるしかなく、となるとMacMini以外に行き先はないじゃないですかっ。どうせ広くもない家なのだし、MacMiniはありがたいくらいじゃないか。
 しかし自分でケース開けたらサポート対象外のMacMiniなので、強化しときたい部分は買うときにしとくべきであろう。HDDはネットワークに160Gばっかしあるし、そもそもサブ機が250Gと画像も処理しないくせに大容量をお持ちなので、Macはそんなにいらんだろうと判断。他の部分の強化も日常使いにはしなくても大丈夫な感じなので、とりあえずメモリだけ最大に拡張しておくことに。
 で、仕事が引けてからぽてぽてとビックカメラに行き、メモリ増設お願いしてきました。価格はアップルストアとほぼ変わらないおよそ12万円、だけどポイントバックはあるし増設分のメモリは10%バックだし、実感としては少し安く上がったかなという気がします。納得できんのはすでに刺してあるメモリ512M二枚でスロット全埋めしてるから、拡張する場合はその二枚を抜いて新たに1G×二枚を購入して刺さねばならぬということで。その512Mのメモリはいきなりゴミかよ! その分割り引いたりしないのかよ! とケチくさいことを考えてしまう私はだめな人なのでしょうか。
 というわけで、これから二年ほどこづかいから借金を支払うことで、ついにMacOSXの世界へ旅立つパスポートを手に入れました。新環境にはワクワク感もありますが、あまりにも古い現行環境をどう移行したもんかと悩ましくもあるのでした。

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2008.01.17

かがくのじっけん

 この記事、あっという間に会員登録してない人は続きを読めない扱いになるのだろうけど。
 えろ絡みの失敗話ってよく聞く。ネットでえろサイトを見ていて普段だったら考えられないようなアホをやらかしたこと、えろい本をあわてて隠してヨメやら彼女やらに見つかったとか。特に男性が笑い話のように宴会なんかで語っちゃったりブログネタにしたのを読んだりする。リンク先の記事で紹介されているのは頭のいいはずの(はず、ですから…)東大生が学校のPCでえろサイトを見て回りその写真を印刷しようとしたところ、プリンタがジャムってあきらめて帰った。が、ジョブは貯まっていたので、ジャム回復後にえろ写真が続々とプリントアウトされてしまった。しかも、なんでだか何枚も何枚も。その上、その写真ときたら、昔の話なんで見てプリンタの質も悪く見てもどう? ってレベルのものだったのだとか。学校のPC利用はアクセスログがきれいに残っているから誰がやったのかは一目瞭然で、当の本人はすぐに呼び出されて素直に謝ったのだそうだけど、ネットって匿名だと思い込んでるからこういうアホい失敗をやってしまうのかしらね。
 という話だけではなく、どうも人間はえろいことで興奮していると脳が酸欠状態になってしまい、それで真当な働きができなくなり、結果アホな失敗をしでかしてしまうというんです。へええええー。
 色ボケ、欲ボケという言葉があるけど、それってちゃんと生態的な理由があってのことなのね。
 この結果を得たのは2008/1/15発売の「アサヒ芸能」の袋とじ企画のためにやった実験でだそうで、どうやって実験したかの経緯を読んでいるとこの記事が読んでみたくなってきます。(この実験の紹介がリンク先の記事の本論なんだけど、期日過ぎるとその辺が無料会員登録してる人しか読めなくなる)こういう実験は前例がないとのことで、正確な測定のためにいろいろと工夫が必要だったみたいなのです。そこまで手を尽くすのか! えろ雑誌の袋とじ企画のために! って微苦笑が漏れてきたり。(当事者はものすごくまじめに取り組んでいて、その姿勢にはなるほどー、なんだけど)
 って、そう。この雑誌ってまぢ男性向きのその方面雑誌のようで…。興味本位で手にするにはちと敷居が高いよ…。ちゅーことで、読んでみたいなーとは思うものの、実際には見送る方針で。
 人間にとって、えろは避けては通れぬ分野。だけど、まじめな分析などはなかなか行いにくいのが現状のようです。その一部には今の私みたいな「興味はあるけどやっぱ口にはしにくいよなー」的気分もあるのかもしれないです。むずかしいなー。

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三悪決定

 実写版「ヤッターマン」の三悪のうち、ドロンジョさま以外の二人の配役が決定したそうで。
 ボヤッキー = 生瀬勝久
 トンズラー = ケンドーコバヤシ
 …えーと。合ってる、ような。ずれてる、ような。
 いずれにしても、怖いものを見たい気分としてはもはやリメイクアニメを大きく越えました(笑)。深キョンは三人乗り自転車には乗る気満々のようですが、爆弾でぶっ飛ばされたりするのでしょうか。生瀬さんはさすがに、深キョンの胸にタッチはできないんだろうな。

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2008.01.16

初めて見た

 138回芥川賞・直木賞決定。
 と書いたからといって、私が同賞のいい読者であるはずがなく。直木賞は極稀に読んだやこれ読みたいと思ってたのが候補になってたりしますが、芥川賞は無縁の極み、今や本屋大賞候補作ですらかするかかすらないかという不良読者でございます。私の老後の視力はどうなっているのかしら。<老後の積ん読のつもりらしい。
 このような私が同賞を気にかけるのは、単にネットで「メッタ斬り」の記事を読むようになったからです。ExciteBookが絶好調におもしろかった時期に足しげく読み漁りに行ってて、目にするようになったメッタ斬り。豊崎社長や大森さんと好みが近いというわけじゃないけど、本気の本好きの本の読み方や切り口を知るのはなかなか楽しかったもので。
 しかし、芥川賞・直木賞に関するお二人の予想レース、四年ほど見てきましたがことごとく外れ。本なんてものは評価基準はいくらもあるし、どうしたって好みもあるし、ぶっちゃけ私みたいなド素人から見ても「この人。…どうなのかな」という気になる選考委員もおり、さらに出版サイドの思惑もあって、そうそう簡単に当たるものでもないのかもしれないけど。賞読みってほんとむずかしいのだなーと思いながら読んできたのです。
 それが! 今回!! ついに同賞とも受賞作を当てましたよ! いやー、快挙快挙。当事者のお二人はどう思ってらっしゃることか。(まだ感想読んでない)

 それにしても、桜庭一樹、数年で大躍進だなあ。女性作家は少女小説やラノベから出て直木賞に行く人が結構いるけど、男性でラノベから直木賞はあまり聞かないなあ。どうしてかしら。古川日出男が取ってたらなかなかだったのになー。(ウィザードリィのノヴェライズを書いていたという過去をもってラノベ作家とジャンル分けするのも強引か…)

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2008.01.14

ものごっつユルい

 見る気などまるっきりなかったリメイク「ヤッターマン」を、休みだったもんでウッカリ見てしまう。キャラデザはブロスで知っていて「こんなもんかー」と覚悟完了だったんだけど、なんのプロテクトもなく新OPの直撃を受けてへにゃる。
 ななな、なんなんだ、このゆるゆるっぷりは。テンポがぬるくてボーカルもゆるい。リメイクでこうしたということは、時代のニーズがユルということなのでしょうか。時代の趨勢がそうだとしても、タイムボカンシリーズに関わらず山本節を刷り込まれた世代としてはもっとパンチが欲しいと思ってしまうのですが。
 本編に関しては、いろいろ言うのもなんだなあ、な身の上のわたくし。過去の「ヤッターマン」にもそんなに思い入れないし、すんごくおもしろかったという記憶もないもんで。ただ、悪役三人組の健在っぷりには驚いた。声優のみなさんはもう70代だと聞いたんですが、それで収録の時にあのテンションを維持しているというのだから恐れ入ります。この先リメイク版がどういう評価をされるかわかりませんが(とゆーか、一回目の出来を見るかぎり、あまり命は長くないと見たが、年寄りの感覚で言ってるだけで、若年層や現役ヲタのみなさんがどう判断するかはわからない)、ベテランのお仕事を拝聴できるという価値だけは間違いなくあるかと。
 「ヤッターマン」は全体にお約束でできている作品なので、お約束が身につかなかったりなじまなかったりするとびみょーな寒さを感じざるを得ません。まさにその、多少ウケポイントがずれている身としては、昔やってたギャグやお約束をそのまま今に持ってきてウケるんだかどうだか…、と疑問も感じてみたり。びっくりどっきりメカとか今でもアリなんでしょうか。おもちゃ展開するにはおいしい仕掛けだとは思いますが。
 しかし。ガンちゃんってあんなヘタレでしたっけ? 昔はも少しくらいは凛々しかったような。イマドキ男子のリアリティはしっかり者の女子に引っぱられるダメ男なんでしょうか。仮に磨けば光る玉だとしても、アイちゃん、心が広すぎる気がしますよ。しかも、なぜかそのしっかり者で美人の女子の方が男子にベタボレだ。(ぎゃるげじゃないんだからさ…)

 時代においていかれたロートルヲタおばさんには謎が深まるばかりのリメイク版でしたが、EDがJ-POPのタイアップ曲だというのにトドメを刺されました。ここは三悪の歌なのでは…。
 元々なぜ今「ヤッターマン」なのかよくわからなかったんですが、ますますわからなくなりました。
 こうなったらアンジェリーナ・ジョリーにもオファーしたと言ううわさのドロンジョ役を深キョンが演じるという実写版に期待するしかありませんね。<半ば本気です。

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2008.01.10

ななな、なんですとー?

 PS3が機能縮小バージョンになってから売上げが伸びてるそうで、ゲーム機がwiiに集約されてしまうのもなー、という気分だったのでまずはめでたい。
 と思っていたら、ななな、なんと現行のPS2との互換バージョンが販売終了ですとー? つまり十分安くなったことだし、PS2のゲームがやりたかったら専用機を買えって事ですか? それは困りますわ。我が家の住宅事情を考えるとゲーム機は二台より一台でまとまってるのがありがたく、その上さすがに今持ってるPS2の具合がびみょーに悪化している今日この頃。従って、やりたいゲームが今のところないけども、いずれはPS3を買う気は満々だったんですよ、PS2の代替機としても。ちゅーか、ほぼ代替機として。
 ぶっちゃけ、PS2の下位互換機能のないPS3なんて、今時点ではブルーレイ再生機としてしか役に立たないじゃん!<ゲームやる気ないのかよ。
 なんかもー、まぢでゲームやるあてもないのにPS3を買うことを考えてしまいました。ちょうどいい具合にアメリカの家電フェア(?)でワーナーがブルーレイに一本化すると言い出して、市場はブルーレイに傾きかかってるようだし、ということは次世代DVD再生機としては確実に使えそうな気配になってきたし。

PLAYSTATION 3(60GB)

 なんて考える人は、もちろん私だけではないのでして、ふとamazonとか見に行ったら現行機の60Gタイプなんかすでにプレミア価格になってきてますよ! うわわ、気は焦るのですが、しかし軍資金がないという事実はいかんともしがたく。もおおおー、SONYってばよ…。

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2008.01.06

こいつは春から縁起がいい

 正月休みの最終日、今更ながら三者参りに行った帰りに「BookOff」に寄りました。仕事始めを控えて通勤の友になる本を仕入れねばならぬのです。いや、積ん読もかなりあるんだけど、気分的に新しいものを用意したいなーと。<だったら、新刊書店に行きなされ。
 去年「MM9」を読んでなかなかおもしろかったので、山本つながりで「神は沈黙せず」の上下巻揃いをまずGET。複数巻ものが揃っていると、ついうっかり手を出してしまいます。それを言いますと、小川一水の「復活の地」全三巻ナリも揃いで並んでいて、ものすごい逡巡しました。でも、一度に複数巻ものをどかんと買うのもなー。また積ん読増やすだけになりかねないし、なんちゅーても財布がこー。
 と自分に言い聞かせ、とりあえず当初の目的だった「神は沈黙せず」のみを持ってレジへ。
 しかし、罠は次にも仕掛けられていたのであった。「BookOff」を出た後、最近できたとおぼしき別の古本屋を見つけ、じゃあと偵察に入ったら前々から読みたいぃーと思っていた「ハイドゥナン」が上下揃いであるじゃーないですかっ。しかも半値以下の激安! こここ、これは買うしか! 買うしかーーー!
 …買いました。だって、元値が1700円×2が千円ちょいで手に入るですよ。きっとまだしばらくは文庫には落ちないですよ。二段組みで読み出したら一ヶ月以上は持つパフォーマンスの良さですよ。<自分に限りなく言い訳中。
 ああ、これで春先まで通勤用の本の心配はしなくていいです。こいつは春から縁起が、…いいのか?

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2008.01.04

のだめカンタービレ in ヨーロッパ」を見る

 さすがに海外ロケになるからパリに行ってからはドラマ化は無理だろうと思っていたら、連ドラの視聴率がよかったおかげでスペシャル決定。しかも、トータルの放送時間を考えたら一時間ドラマの五話分くらいになります。半クール分。これはかなりのポリュームかと。とはいえ、原作もパリ行ってからかなりの巻数になってきたので、エピソードは絞らねばならずいちおードラマとしてのオチを付けねばならず、どう処理するのかと思っていたのですが、これはまあまあのまとめ方じゃないでしょうか。前半は千秋の指揮者としての最初の山であるコンクールに的を絞り、後半はのだめの慣れない環境からの孤独や音楽を「やる」ことへの問いかけをメインにして、それぞれにキャラを立たせる構成。話のオチとしては恋愛的に二人の関係が一歩進みましたよ、という句読点を見せることで収束させる。連載中で原作の着地点が見えない中で、手堅いまとめ方だったんじゃないかと。
 日本にいる外人タレント総動員みたいな画面はギャグかいな? ではあったけど、これは素材がのだめだから笑って見逃せたかなあ。ターニャのベッキーのハイテンションぶりはなかなかハマっていたと思います。あと、片平さんの石井さんもこぢんまりしてるけどジャンパーという指揮者ぶりに合ってたかと。
 のだめドラマを見るにつけ、私は音楽というかクラシックに疎くてよかったなーと思います。詳しかったらいろいろと見るに耐えない部分があるんでしょうが、私はその辺がさっぱりわからないのでドラマ部分だけに集中して見られます。ドラマとしてはかなり良心的だと思えるくらい音楽シーンを長くやってくれる作りも好きなのですよね。
 短期集中ということで、細かいエピソードは駆け足になってしまってるのが残念ですが(特に千秋&のだめ以外のキャラのエピソードが薄いとことか)、全体にはよく健闘した! 楽しかった! と言っておこう。玉木くんの年齢的に、この先がドラマ化されるのはむずかしいであろう。たぶん。

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2008.01.02

「死都日本」、読了

死都日本 (講談社ノベルス イO- 1)

 年越しで読んでいたのは分厚い新書本でした。新書は紙がめくりにくくて厚い本ほど読みにくいのが難。移動の荷物にもなるし、通勤の友には向かないのでこの休みのうちになんとか読んでしまいたい。
 と根を詰めて、一気に読み上げてしまいました。しかし、正月早々なんちゅー縁起の悪い内容の本。なんたって霧島山系で尋常じゃない大規模火山噴火が起きて、南九州はほぼ壊滅、舞い上がった火山灰で日本全土がしだいに使い物にならない土地になっていくという話ですから、九州在住者としては心境としてかなりリアルな災害小説です。いざ噴火が始まったら情け容赦なく人が死ぬ死ぬ、名前の出てきたキャラでも手加減なくさよーならになっていくので気が抜けません。キャラ立ちで読ませるタイプの小説ではないので、感情移入過多にもならないから死なれるとへこむってこともないですが、あまりの人死にのさっぱりぶりに「もしかして、この主人公っぽい人も死んじゃうのでは?」と途中かなり心配しました。いや、心配するほど思い入れもないんですが、一応読者として視点軸を置いてるキャラに消えられると読みにくくなっちゃうんで。
 全体に「大規模噴火ちゅーのは、報道なんかで語られるような甘いもんじゃおまへんで」という啓蒙的な切り口がメインで、「物語」としてはちと弱い感じ。でも、私の知らない世界を知るという点ではなかなか興味深いというかおもしろい内容でした。やっぱ、天然自然に起きることは人間にはどうにもでけまへん。大自然の驚異の前には、人間は無力。降り掛かる火の粉の下におとなしく消えていくしかないのだなー、と正月早々粛々とした気分になりました。
 帰省からの帰り道も「この辺りも南九州で大規模噴火が起きたらほぼ死滅なんだなー」「火砕流とか発生したとたんにほぼ死に決定だよなー」とか、縁起でもない気分になりながら景色を眺めていたり。

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そして、こんな父

 相方の里に行き相方のご両親と接していると、「この世代のスタンダードは義父母なんだろうな」とよく思う。だいたい若い人が想定するおじいさんおばあさんが好む文化圏で生きている。それに比べるとうちの両親はミーハーで新しいもの好きで、あんまり感覚が世代っぽくない。父は石原裕次郎くらいは聞くが、母は演歌や綾小路きみまろなど絶対に聞かない。さすがにトランスやヒップホップはだめのようだけど、団塊の世代あたりがゾーンな曲などを好んで聴く。<団塊よりはかなり上の世代です。
 今日ものっそり昼前に起きて遅い朝食をとっていたら、居間からベト7が聞こえてきた。父が再放送の「のだめカンタービレ」を見ていたのだ。本放送のときに楽しみに見ていて、母は原作のマンガを読破した。その上、二人して「のだめオーケストラ Live!」のCDを聞いている。娘として「いいけど…。いいけど…」と心の中でつぶやいてしまう瞬間がある。
 しかも父は「のだめ」の途中で挟まる新番組の「ハチクロ」ドラマのCMを見て、「これは前にやったのじゃないかな?」などと言い出したのだ。「え、えー。去年映画はやったけど、TVドラマになるのは初めてのはずだけど。原作はマンガだよ」と言ったところ、「そうだろう。見たことがあると思った」とのたまうではないか!
 ぱ。ぱぱぱぱ、ぱぱ。映画版の「ハチクロ」見たの? 私も見てないよ?
 どうも近所のレンタルビデオが五本いくらとかのまとめセールをやることがあるらしく、見たいものがなくて五本に満たない数をカウンターに持っていったところ、「同じ金額ですから、見なくても適当なものを持っていかれたらどうですか?」と言われたらしい。それにしても。それにしても。70のおじいさんが「ハチクロ」…。ふつー、借りないだろう? うっかり持ってきても見ないだろう?
 「あまりおもしろくなかったな…」とつぶやく父。おもしろかったら、娘も困惑するよ!
 他にも「トゥームレイダー」とか娯楽アクションものを借りてきて見ていると聞き、血は争えんなーと自覚した。
 うちの両親、世が世だったら絶対ヲタになっていたと思う。(ジャンルはアニメやマンガじゃないかもしれんが)

 両親はもちろん、「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」を楽しみにしている。

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2008.01.01

こんな母

 あけましておめでとうございます。
 今年も代わり映えなくだれっと迎えました。もう新年を新鮮な気持ちで迎えるには年を取りすぎたのでしょう…(涙)。特に今年は相方の実家に家で余っていたDVDプレーヤーを持ち込み、操作説明のために再生した「七人の侍」をみんながそのまま見続けるという事態になってしまい、いつの間にか新年を迎えていたというダレ加減。紅白なんて特に見たいとは思わないけど、せめて「いく年くる年」で年越しの節目くらいははっきりさせた方がいいのかなーという気がしました。
 ところで今年はめずらしく一日のうちに私の実家に移動しまして、初めて「相棒」なるドラマを見ました。(親が見ていたもので)ネットでちらほらといい評判を聞いていたのですが、二時間半の時間枠の中で三段入れ子くらいの事件構成を作っているところは確かにえらい。<何様。ミステリとして考えると甘いでしょうが、TVのエンタメドラマとしてはサービス行き届いてると思いました。
 しかし、ドラマが始まって30分ほど経った頃、TVを見ていた父に母がのたもうた。「そろそろお風呂に入りませんか?」。ち、ちょっとまてー。ミステリっぽい仕立てのドラマで30分経った頃といえば謎が振りまかれて、さてこれからどうやって解決するの? と身を乗り出す段階。そこで離席せいとはいかに。「今からお風呂に入れば、ちょうどいいころに間に合うでしょう?」。ちょうどいいころって、いつよ? もしかして、名探偵皆を集めてさてと言い、というタイミングを言ってるわけじゃないだろうな?
 …言ってました。ままん、相変わらずミステリは謎解き部分さえ見ればいいってタイプなのね…。
 そう、母はミステリをお尻から読む女。犯人がわかってないと落ち着いて見られないんだって。だから「刑事コロンボ」が好きだった。倒叙物だから。それだって、一番肝の謎解きの部分が始まる頃にはなぜか寝ているという不思議な体質の持ち主だった。
 あきれている私に父が訴えた。「お母さんと推理ものの映画を見ると困るんだ。自分が見たことがあるものだと、先にオチを話してしまうから」。あんた、ひどい人や。「サイテー、お母さん、それって最悪のマナー違反だよ」と私も父を擁護して母を糾弾。しかし母は「だって、誰が犯人かわかってる方が落ち着いて見られるでしょう?」と悪びれもしない。結局父はドラマが終わるまで風呂には入らないと言い、私もそれが普通やろ! と母に言い放ったのであった。
 ドラマは三段落ちだったんで、途中離席しないが吉でした。ままん、ほんとサイテー。

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