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2009.02.11

なるほど石田衣良

 別に石田衣良の本を読んだわけではなく。
 今週のNHKBS2は延々手塚治虫の特集をやってます。全四回で、初日は全作品を大雑把に俯瞰し、昨日は主に「鉄腕アトム」を、今日は「ブラックジャック」を、明日は「火の鳥」を取り上げるそうで。番組内ではゲストを交えての作品や手塚本人に関するトークをする他、手塚マンガのアニメ化作品したものを数本流してます。初日に「鉄腕アトム」の最終回をやってるのを見ましたが、よく懐かしのTVアニメの名場面でアトムが地球を救うために太陽に向かって突っ込んでいくシーンをやってるけど、あそこに至るまであんなにいろんことがあったとは知らんかった。30分弱の枠に話詰め込み過ぎです。てゆーか、手塚先生、サービスのし過ぎや。
 しかし、こういう番組を見ていて、あまりに手塚せんせを持ち上げ過ぎてるというか、高く評価し過ぎてひいきの引き倒しみたいになってるように感じる私は意地が悪いのでしょうか。手塚先生だって人の子、マンガの才能は神様だったかもしれませんが、人間手塚治虫にはいろいろと欠点もあったし、作品の出来にだってムラがあるはず。それをこー、ことさらにありがたく作品を取り上げ、聖人君子のように語られてしまうと却って「なんだかなー」という気分になるのです。

 さて、この番組、メインの構成の他に、著名人に聞く私の好きな手塚作品、みたいなコーナーがあって、今日は石田衣良が「奇子」を取り上げてました。また変化球な作品を。そして、この作品を評して「松本清張のような、横溝正史のような」と言っていたのです。(ニュアンスね、正確な言い方はちと違いました)
 ぽむ。
 と膝を打つ。
 もしかしたら手塚せんせのことだから、ほんとに「最近小説でああいうのがおもしろいとされているが、俺だって、マンガにだって、ああいうのはやれるのだ」とか考えてやっちゃった話なのかもしれんと穿った見方をしてみたり。

 四月からは「週刊手塚治虫」と題して週一手塚マンガのアニメ作品などを流す枠ができるんだとか。
 思えば去年、「とことん石ノ森章太郎」をやったとき、「わー、まるまる一週間やるのか、すげーなー」と思ったけど、手塚は週刊で半年です。時間数にしてみれば13時間? と考えると、総時間数が劇的に違うわけじゃないが。30分番組だから、映画とかはやれぬという縛りはありますが、半年の番組枠をとったのがすごいなあと感じる。
 ということは、今年はあまり「とことん」企画はやらんのか>NHK。

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