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2009.02.15

そこには乙女の夢があるのか

 自慢じゃないけど「花より男子」を読んだことが無い。連載が始まった頃、雑誌のメインターゲットから外れてたというのもあるけど、元々少女マンガに強くもなくて。去年完結編映画が邦画の興行収益を大きく押し上げようとも、それ以前のドラマが視聴率を伸ばし学校やら職場やらで話題になりまくろうとも、あらすじ以上のことは特に知ることも無く今日に至る。(あ、一昨年の年末にTVつけたらたまたまドラマを再放送してて、「これがうわさの『花男』かー」と最終回のみ見たなあ。最終回だけじゃ、これだけ人気が出た理由はよくわからんかったけど)ので、こんだけ売れたコンテンツであるにも関わらず、何がどうウケてこんなに長い間女性の皆さんに指示されるのかさっぱりわからないままです。
 しかし、このめちゃくちゃな売れっぷり。マンガも完結して相当経つってのに未だに売れる。作者の人は、このマンガの収益だけで今後の人生は安泰なんじゃないかと思うくらい。
 しかもこれが日本の女性の琴線に触れるだけでなく、隣国韓国で別途ドラマ化されて大ヒットしてるという記事を読み、もしかしてこのマンガに描かれた世界は広くアジア女性の心をわし掴むのだろうかと思ったり。もともとドラマ化は台湾の方が早く、かの地でもヒロインを取り巻く男子たちが役柄のままのグループ名で活躍して大人気だというし。
 ビンボーな少女がお金持ちの容貌優れた男たちに反旗を翻した結果、その心根を評価されて下にも置かぬ扱いを受けるようになり、ついにはその一人と結ばれる。確かに古今東西にあるシンデレラ・ストーリーの黄金パターンではあるけど、この作品が特にここまで大人気なのがよくわからん。他にもないわけじゃないだろう、この要素が揃ったマンガって。
 「マイコミジャーナル」に連載している「少女漫画に学ぶ[ヲトメ心とレンアイ学]」で「花より男子」を取り上げた回でも「『花男』には女の子(ココロ年齢)にウケる要素が満載」と書かれていたけど、こういうのが老いも若きも女の夢なんかーと思うとなんとゆーか、びみょーな気持ちに。なるので、結局今日に至るまで読まぬまま。今時人気のマンガなら、買わなくたってネットカフェなんかでいくらでも読めるんだけど。
 まあ、見目と性格に恵まれた複数のタイプの違う異性にちやほやされたいのは、男女を問わぬ願望ですけども。(と、昨今増えに増えた男子向きハーレム系マンガを見つつ)

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