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2009.07.26

天変地異な一週間

20090726sky
昼になって雨が止んだので、外を見たらえらく低いところに雲が。


 さすがに派遣の身でオフィス抜け出す勇気はなかったんで、日食を直視するのはあきらめました。どーせ曇りだしぃと自分に言い聞かせてみたり。しかし、窓のでかいオフィスなんで、一番欠ける時間帯(福岡だと九割方欠けた)には外がうっすらと暗くなり、その雰囲気が天気の悪さと微妙に違ってて、おお、自然の驚異! と思いました。後でローカルな情報番組を見たら、曇り空でも切れ間から見えたとかむしろ雲がフィルタ代わりになってよかったとか、意外と日食堪能した人が多くて凹みました。職場でもちょろっと抜け出て見に行ったって人がいたし。
 あの時間帯外見たら、みんな空見上げてて、特撮映画で怪獣でも出た時みたいでした。<その印象、何よ。
 26年後はちょっと厳しいかなあ。目も悪くなってそうだし。

 そしてこの週末。降っちゃ止み降っちゃ止み、怒濤の降雨。台風は半日我慢すればいいけど、雨は前線様のご機嫌次第なもんで。金曜から土曜の早朝は雷がびかびか光りまくり、土曜から日曜の朝は雨の音で目が覚めるくらいようけ降る降る。電車は止まる、高速や都市高止まる。町中まで冠水する。さすが雨、降り続くと被害がひどい。
 ちゅーか、空港が冠水してるの初めて見たわ。
 うちはマンションの上の階だし周囲に山もないので家に浸水や土砂崩れの心配はないものの、近くの川が氾濫したらエレベーター的にはまずいなあとかご飯とか買い出し行けないなあとかレベルの低い心配をしてました。川を挟んで向かい側の地区は土地が低くなってるので、避難勧告が出てるとこもあったようです。幸い友人知人でドえらい被害が出たとか非難したとかいう方はいなかったようですが(多少浸水したという話は聞きましたけど)、全福岡的には台風を含めてこれだけ大事になったのは久しぶりかもです。
 この梅雨は最初は空梅雨で夏の水源はどうなるのかと心配したくらいなのに、七月になってなかなか梅雨明けしない上に二日三日で例年の七月の二ヶ月分降ったりして、どーなってんだ、と。

 人間なんて、お天道様の気持ち一つでどーにでもなっちゃう存在なんだなーと改めて思いました。

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2009.07.24

不謹慎なわたくし

 家に帰ってニュースを見たら、マイ地元とは思えぬ惨状が映っててびっくり。冠水してるし! 車が水の中に沈んでるし! あれって天神? 目と鼻の先で水がじゃぼじゃぼ状態だったとは。あちこちで避難勧告出てるし、というか、そもそも乗って帰ってきた地下鉄がJR区間運休になってたしなあ。外がこんなことになってるなんて全然知らなかったよ…。
 ええ、実は今日、天神で「サマーウォーズ」の試写会があってたもんで。職場の真正面にあるバス停に走り込むのすらためらうほどの豪雨がすでに降り始めていたものの、せっかくせっかく当ったので強気で行ってきました。映画の中の世界が未曾有の危機に突入しているちょうどそのころ、まさに外は水浸しの惨事になっていた模様。席が半分くらいしか埋まってなかったのはそのせいか。交通網が止まったとか、帰れなくなりそうで諦めたって人が結構いたんだろうなあ。
 試写会にはパン屋のフランソワが協賛しており、新作のパンをお一人一つずつ試食用にお配りしますと言ってたけど、あまりの人の少なさのせいか二つずつくれました。
 しかも運がいいことに私が帰るころには雨も小降りになっており、普通に傘さして歩いてきたもんだから、よもや周囲が大雨洪水警報に見舞われていたとは欠片も思いませんでした。いやー、知らないって怖いわ。スペクタクル。

 映画はなんちゅーか。カワイイ映画でした。あまり事前に情報入れずに行くつもりが、前日に妹たちからちょこっとネタばれ入れられまして。確かにそういう話ではあったけど。
 健二くんがかわいいから全て許す。<をい。
 ある意味「時かけ」より売りにくい映画だなあ…。子どもにはちょっとおもしろさがわかりにくいし、おなごウケするかというとどうか? な感じ。かといって、スレたヲタはどうなんだ、とか。でも、私的には。
 健二くんがかわいいから全く問題ない。<二度も主張すんな。

 細田さんの映画って声優さんじゃなくて俳優さんをキャストしてるけど、ジブリの映画ほど違和感なく見られるのはなぜなんだろう。
 あと、キャラデザ同じ貞本さんでも、エヴァとは全然絵の印象が違うなー。<思えば一ヶ月のうちに二本も貞本絵のアニメを見ているわたくし。

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2009.07.22

金田さん

 最早現役とは言えない、超ド級のロートルヲタと成り果てた私ですが、気力と有り余る暴走心をヲタ的なものに全投入してた時期もあったわけで、そのころに追っかけてたアニメーターの一人が金田伊功さんでした。
 というか、同時代のヲタでそうでない人なんかいないでしょう!<断言。
 本編ヘボくてもシナリオがアレでも金田さんが作画をやると聞いたらとりあえずその作品は見たもん。
 一目見たら忘れられない、個性的過ぎる動画。光の効果。統一感を重視するなら許されない絵面に秘められたパワーと快感は麻薬的ですらありました。
 ジブリで作画なんて無理だろーと思ったもんな。てゆーか、宮崎カラーに染めるなんてもったいなすぎるとむしろ惜しんだ。

 最近は私がアニメをあまり見なくなったこともあり、すっかり仕事ぶりを目にする機会が無くなっていたのですが、今日訃報を目にして呆然。まだ57才だったとか…。
 スクエニに在籍していたことを訃報で思い出しました。半熟英雄のOPはまさに往年の金田作画が炸裂してました。
 なんていうのかなあ、その世界と距離はできちゃったけど、その気になればいつでもあのめくるめく仕事ぶりが見られると何の根拠もなく思っていた。そういう方々が本当に多くなりました。私が年を取ったということかもしれませんが。

 なんだか。本当になんだか、です…。

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2009.07.19

失われた10年

 昔々大学の頃、サークル活動の一環でマンガを描いてたことがありました。二本描いて背景とか細々したのを描き込む根気のない自分をしみじみ感じ、一ページを埋める自分の絵のへなーっぷりを思い知って、以降マンガなんてものをちゃんと描くのにザセツしたんですが。
 それはともかく。一緒に描くことになった同期の子と下宿というかアパートの部屋でネタ出しの疑似合宿みたいなことをしながら、「私らって甘酸っぱいセイシュンって思い出が少ないよねー」「あんま恋愛にキョーミなかったもんね、当時」「それでマンガのネタに詰まるとは思わんかったわ」「てゆーか、今になって思うけど、あの頃『恋愛? けっ』とか『はずかしー』とか思わず、その年頃っぽいことを一つくらいしててもよかったなあ」「まあね、今さらやれんよね。卒業のときに告白できなかったセンパイをそっと見送るとかさ」「卒業の記念にボタンくださいっなんてのはねえ」「ははははー」と乾いた笑いをかわしたもんでした。
 これが私の失われた10年? というものでしょうか。中高生らしい男女のこそばゆくも微笑ましいやりとりなんてのと縁がない十代だったなー。ま、あれはあれで私らしい味気なくもお固い過ごし方でよかったと今では思いますが。

 で、先日さるリンクから、その失われた10年を取り戻すってのをやってる方のブログを読みました。30代になって女友達に協力してもらい、大人があえて甘酸っぱい「制服デートをする」って企画をやってるんですが、本人達はたぶん当初は「こんなことやってバカみてー」と読んでる人に苦笑してもらうつもりだったと思うんです。でも、読んでるとなんとなくあんまり苦笑って感じじゃなくなる。
 これってアリなんじゃね? と思えてくる。不思議と。
 なんでですかねえ。
 この年になってまだ「時をかける少女」でしみじみできるのと同じなのかしら。<それは違うと思われ。

 でも私は未だに、土日の混雑の中とか激込みの通勤電車の中で流れに逆らって手を繋ぎ続けるカップルに軽い殺意を憶えます。私は失われた10年を克服し切っていないのでしょうか。

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2009.07.18

ステテコ人気

 しばらく前に女性用ふんどしが話題になりましたが、今度はステテコが人気だとか。
 ステテコというとデイリーポータルでステテコ姿のライターの皆さんがステテコ工場を見学する記事を読み、やはり、なんというか、こー。「かっこいい」とは対極と言わざるを得ない姿に、女性としてはやや引かざるを得ず。
 だもんで、女性にも人気! と書いてあるのにかなり眉唾だったのですが、「ここのが人気」と紹介されていたステテコ研究所のサイトに行ってみて「なるほど」。ステテコ履くとなんとも哀愁の漂う頼りない姿になってしまうのは、薄くて快適な生地が白地であるが故のぺらぺら感増強がいかんかったのかと。それなりにプリントが施してあれぱ多少は雰囲気が変わるなあと。少なくとも「家に帰ってスーツを脱いだらステテコ1枚でリラックス」を実践されるのであれば、プリントものを着用していただきたいです、同居人としては。
 しかし、着てる方が裸や短パンでいるより涼しいと聞かされると、すでに200%夏バテ状態の私にはたまらなく魅力的に思えてくるのであった。<まだ買う気にはなっていません。

 ステテコ研究所の商品は福岡の岩田屋でも扱っている模様。来年父の日に贈るものに悩んだら、行ってみようっと。

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「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」、読了

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)

 ブックオフの100円棚シリーズ、第一期完結。勝手に。
 正直、人の不幸をワイドショーみたいに覗き見していく雰囲気の書き口が「ちょっとなー」で、私の価値観には合わない本だったんだけど、でも、ここに出てくる被告の人も被害者の人もなんというか…。「どうしてこんな人生に!?」みたいな人が続出してて、にも関わらずどれもそれほど注目されてもいない事件だったりで、いったい人間社会ってどーなってんだと。日本中でこのくらいの事件はあちこち頻出してるのかしらと思わず微苦笑、だといいんだけど、頭を抱えてしまうような人々も多々。
 ちょっとしたきっかけからどんどん人生転落していってしまう人。離婚調停から見える夫婦像。だめんずから逃れられない女の人。そういう「ああ、ありそう…」って事件から、なんだってこんな事件が成立してしまうのか? と不可解でならん加害者と協力者と被害者の関係とか、裁判所には謎が渦巻いていました。
 中でも痴漢とか買売春とかその手の事件の犯人にはウンザリ。それも二犯三犯と罪を重ねて改心しそうもない連中には、本当に読んでて腹が立つというかイライラさせられまくり。著者は男性だから性犯罪事件はわりと他人事というか、好奇心先立てて接することができるようだけど、老いても女性の身としてはとても距離を置いては読めません。
 性犯罪者で三犯越えるやつはみんな去勢してしまえっ。
 法律でそう決めろ、こいつらはまたやらかすに決まってるんだからよっ。
 と、まぢで思います。
 私が性犯罪事件で裁判員になったら、常に一番重い刑を要求すること間違いなしです。そんな人を選んでよいものでしょうか。

 裁判員制度が急激に注目されたせいでめちゃくちゃ売れた本らしく、おかげでけっこう100円棚に出ています。確かに裁判所の雰囲気を覗き見するにはいい感じです。大きくない事件の裁判をさくっと大雑把に知りたい方はどうぞ。でも、女性で無駄に腹を立てたくない人にはお勧めしづらく。

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2009.07.17

一日一ガンダム

 バンダイがブログパーツとして一日一話ガンダムを流すサービスをやるそうで。(ガンダム以外にもいくつかあるけど)
 ブログパーツ、すごいな。アニメ一本流し切る馬力があるのか。でも、おおよそ30分のアニメをあの小さい画面で見るかっちゅーと、ちょっとなあ…。ちらっと見て「あら、あのシーン」とかって気分盛り上がってTwitterとかでさらっと一言書き残していく、みたいなのがなじむ感じ。だから、ブログパーツに使うのは、個人的には今イチノれない。
 そもそもわたくし、古い人なので、動画はなるべくでかい画面で見たいのよ。特にそれなりにストーリーがあって長いものは。だもんで、やむを得ないもの以外はネットの動画サービスを積極的に使いたいと思わない。TVにネット繋いだらまた違うかもだけど、家の回線スピードで30分越えのブロードバンドコンテンツを快適に見られるとは思えんし。

 でも、学生時代はちっちゃいTVを見てたのよねえ。いつからこんな贅沢者になったんだか。

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一人でアニメ

 というとどうしても「ほしのこえ」を思い出してしまうわけですが。(そして、実際のとこ一人だったかには異論があるようですが)
 ハイスペックなパソコンがお安く手に入り、様々な高機能ソフトが流通するようになって、たいへんさは残るものの「一人で音楽」とか「一人でアニメ」のハードルがずいぶん下がった感じです。ネットという発表したり告知したりという場があるのも、広告費なんか払ってられないアマチュアとかにはありがたいだろうし。

 というわけで、アニメ系の情報サイトで知ったのが「センコロール」という一人制作アニメ。作者の方がマンガ家もやっておられるようで、知る人は知る企画だったみたいだけど私は初めて知りました。
 公式でトレーラー見たけど、なんかすごい動いてますよ! プロフィールを調べてみたらもともと動画系にも強い人のようだけど、動画はやっぱセンスだし画面作りもセンスだからなあ…。やはりご本人にそういうセンスが備わってるからこういう画面が作れるんだよなあ。大成建設のCMアニメが新海誠と一緒に仕事してたアニメーターたちが作ったらしいけど、新海テイストはあるけどやっぱり絵作りのキレが違うもの。
 なにしろ事情が事情だからちょー単館上映になるのは当然で、九州なんかじゃやってくれそうもないのが難。上映終わってDVDだかなんだかになってくれないと、地方で現物は見られそうもない。残念。

 センコ、ほんとにかわいくないなあ(^^;)。
 あと、音楽がsupercellの人担当というのもネット時代な感じ。
 「となりの801ちゃん」の主題歌を「バ行の腐女子」の人がやるとか、ヲな分野はネットから輩出された人材がメジャーに出てくる流れが確立しつつあるような。

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2009.07.10

をいをいバンダイ

 我が家ではすっかりTV中継のない日のホークス戦鑑賞用に成り下がりつつガチャピンです。いや、休日にベッドでだらだらするときとか使ってますけど。延々未読の「デイリーポータルZ」を読んでしまっていかんいかん。ちょい小振りなので膝に乗せるまさにラップトップ使用にたいへん向いていますが、ノートの宿命でめちゃくちゃ熱くなるのが難。冬ならありがたいかもしれんが。あと、やっぱちょっとバッテリの持ちがヨワいかなあ。私はほとんど家の中で使ってるんで、ガチャピンが腹減ったと言えばACアダプタ繋ぐだけだけど、持ち歩き使用メインと考えると心もとない感じ。
 そして、もうロートルの域に達しつつあるデスクトップのWinマシン(サブ機・pentium4搭載)よりもガチャの方が動作が機敏な気がする…。

 ところでこのガチャピンPC、キャラクタを使ったガジェットなる専用ソフトがインストールされてるんですが(正確には添付されてきたフラッシュメモリのを自力インストール)、サイトで紹介されてたより圧倒的に数が少ないんですよ。開発が遅れたのか、ララビットマーケットには「鋭意作成中で随時配布いたします」とあるんだけど、その告知が出たのが四月一日。そして、その後全く音沙汰ないんですが、まさか売っちゃったから後のことは知らんって話じゃないですよね? 週一くらいチェックしにいってるんですけど、さすがに三ヶ月も進展がないのはどうしたことかと。あれはエイプリルフールのネタですよ、てへ。とか言ったらまぢ切れです。

 というような不完全燃焼を抱えている客がいるというのに、ララビットはまたまたキャラ仕様のネットブックを販売だ。今度のキャラはリラックマ。皮の中身は工人舎のガチャと同型機のもよん。(後継機かも。仕様までよく見てない)キャラがガチャならそれなりにまにーな購買層も含まれてそうだけど、リラックマとなると一般女子がターゲットですよね。それって結構あこぎな商売のような…。本体の本来価格+三万近くがキャラ代と割り切って買った私はスペックにもそれなりに納得だけど、今時八万出したらもっと真っ当なマシンが買えますもんね。この不況のただ中、三万はもっと別のことに使うべきかもです。ファストファッション系だったら何着買えるんだ。いや、ちょっといい靴を買って毎日快適に通勤とかもいいよな。靴は大事だよ、服よりも。<とか何とか言いながら、ガチャピンを買った女。

 今度のリラックマは出荷時にちゃんとガジェット全部詰めて出すのだろうか。一般女子の皆さんは私のように執念深く週一サイトチェックなどしないような気もするし、後から配布ってなんだかなーと思います。
 そういうわけなので、バンダイは早くガチャピンPCの追加ガジェットを作って出すように。

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2009.07.07

四万人の邸宅

 さて、ガチャピンをお迎えすると決めたために我が家ではあえなく購入が見送られたフェリシモの「500色の色鉛筆」。よくよく考えてみるまでもなく、色見本同然の鉛筆は実用というより観賞用で、ということは永遠に場所を塞ぎ続けること確実。となると、狭い我が家では早晩行き場に困ることになるわけで、購入を見送って正しかったと自分に言い聞かせる日々。ありがとう、ガチャピン! 私から経済力を奪ってくれて!!<大きな欺瞞を感じます。

 しかし、世の中には広いお家にお住まいの方がたくさんいらっしゃるようで、500色の色鉛筆ってなんと四万セット? 四万個? も売れてるらしいですよ。すごいなあ。24色一箱で見積もっても500色分となると全部で20箱強。壁に飾ることができる言うてもそれなりに広さのある家でないとね…。(サイトでは壁に飾るためのラックも売ってました。オーソドックスに百色並べて飾るやつで一つ3,900円です)
 あと、それぞれの色にこー。おとめちっくな名前がつけられてるのがなんともお尻の据わりが悪いでございます。ヲトメというか、女子のみなさんはあのようなネーミングを「かわいいわー」と思うものなのでしょうか。

 500本は多いなという方には、鉛筆のユニの誕生50周年記念で240色の色鉛筆というのがありますよ。色の名前も人前で口にしやすい感じ。こちらは5,000セット限定だとか。半分の量ならなんとか…なるかも…。<へんな野望を抱いてませんか? オレ。

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2009.07.02

地デジ婚?

 婚活という言葉が、現実にそんなことしてる人がどんだけいるんだかわかりませんが、浸透してまいりました。職場でも未婚で一定年齢を超えた方々がそれなりに気にしています。しかし、そんな彼女たちとの会話で出てくるのが浮気で別れたの離婚したのという近隣の方々の話題です。以前にも書きましたが、わたくし、世間にこれほど浮気が蔓延しているとは知りませんでした。みんな、気力があるな。ともかく、こんなにも周囲に浮気の話が散らばっていたら、ケッコンとかレンアイとかしようって気になりにくかーないですかね? そんなややこしいことになるくらいなら、一人で友だちたくさん作って楽しく生きていく方がいいな、とか思ったりしないでしょうか? それはそれ、これはこれ、なんでしょうか。
 ふつー女子の心境は一生私にはわからんのかもしれません。

 福岡はフリーペーパー天国と言われてるんですが、職場にばかすか届くその中の一冊の表紙に「結婚ブーム到来?!」とあって吹いた。それってブームで来るものなのか? 不況で一人扶持より二人扶持って流れもあるかもしらんが、それはブームじゃなくて止むに止まれず、ってやつで。
 そのフリペのコラムに「地デジ婚」という言葉がありまして、地デジ化する2011年の7月までに結婚したいと。なぜならば、どうせTVを買い直さねばならないなら、一人暮らし用の小振りなやつじゃなく二人暮らしくらいの部屋に置ける大きめのTVを買いたいと。そういう大きめのTVが買えるように、地デジ移行までに結婚するのを目標にするのが地デジ婚だそうです。
 …最早何のために結婚するんだか、よくわからんよ。
 もっとも、ただいま一人暮らしの同僚は「その気持ちはわかります」とのこと。家電品が壊れかかったとき、「でもここで一人暮らし用の新品買って結婚決まったら、『だったらもっと大きくて性能がいいのを買っとけばよかった』って思うかも」という懸念がちらっと頭をよぎるんだそうです。そのとき、つき合ってる人がいたら、地デジ対応TVを買うのを言い訳というか動機にして結婚に踏み切るのもありかもだそう。
 でも、あくまで「そのとき結婚してもいいかな? と思う人がいること」が先で、TVが先じゃないよなー。

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2009.07.01

舌の根が乾かぬうちに

 「エヴァ」の破を見て来てしまいました。だって、ネットが地雷だらけになってきたんだもん!
 ちなみに「序」は一度劇場で見ています>某Gさん。しかし、エヴァのこととて、おさらいしてから見た方がいいかなーと思ったんですよね。

 いや、評判に違わずおもしろかった。庵野さん、えらいなー。ちゃんとエヴァでちゃんとエンタメで、あの独特のいやーな感じを残してた。
 ちゅーか、ロボ好きは見れ!<正確には、エヴァはロボなんだか。
 久々に血湧き肉踊るロボ戦を見たよ。やっぱロボアクションは専用のセンスが必要なのかなあ。最近の数少ないロボものアニメやらメカものアニメやら、ちらっと見た限りではなんだかビミョーに食い足りないんだよなあ。

 まぢめに言いたいこともなくはないんだが、何言っても空振る感じがある。
 ただ、なんちゅーか、シンちゃんと綾波とアスカの関係を思春期の恋愛という括りだけで納得しちゃだめだと思う。受け手として。作ってる方はきっと、それ以外の含みをたくさんたくさん詰めてるはずだから。

 また「Q」の公開を楽しみに生きていけます。ロートルは気が長い。
 その前に、7/3の「序」のTV放送を見ないとね!

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