2009.07.01

舌の根が乾かぬうちに

 「エヴァ」の破を見て来てしまいました。だって、ネットが地雷だらけになってきたんだもん!
 ちなみに「序」は一度劇場で見ています>某Gさん。しかし、エヴァのこととて、おさらいしてから見た方がいいかなーと思ったんですよね。

 いや、評判に違わずおもしろかった。庵野さん、えらいなー。ちゃんとエヴァでちゃんとエンタメで、あの独特のいやーな感じを残してた。
 ちゅーか、ロボ好きは見れ!<正確には、エヴァはロボなんだか。
 久々に血湧き肉踊るロボ戦を見たよ。やっぱロボアクションは専用のセンスが必要なのかなあ。最近の数少ないロボものアニメやらメカものアニメやら、ちらっと見た限りではなんだかビミョーに食い足りないんだよなあ。

 まぢめに言いたいこともなくはないんだが、何言っても空振る感じがある。
 ただ、なんちゅーか、シンちゃんと綾波とアスカの関係を思春期の恋愛という括りだけで納得しちゃだめだと思う。受け手として。作ってる方はきっと、それ以外の含みをたくさんたくさん詰めてるはずだから。

 また「Q」の公開を楽しみに生きていけます。ロートルは気が長い。
 その前に、7/3の「序」のTV放送を見ないとね!

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2009.03.08

やるんだ。

 今川マジンガーはテレビ東京系に決定したそうなので、福岡でも無事視聴できるとわかりました。しかも、意外と早い時間。(最早アニメは夜中の一時頃やるものだという頭)ヒーローロボアニメなのに夜中にやるのかって気もしますが。今年も春からアニメを真っ当に見ることになるのね>わたくし。しかし、去年真っ当に見た唯一のアニメが「マクロスF」であったりと、相変わらずロボ吸引力が強い自分に(笑)。
 今川さんの作品は、ご自分がその方面凝り性なせいか声優陣が異様に渋いキャストになってて、その分声の演技に関しては安心して見られる仕上がりになってる印象がある。ただし、今回は熱血! 永井系主人公が中心に立つこともあって主役界隈は若手起用になるようだけど(ちゅーても、私は最近の声優さんをよく知らなかったり)その辺も今川作品にはあんまり不安がない。なんでか。少なくとも、娘が大量に出てきてハーレム! な作品みたいな演技する人はいないであろうと。そして、実際に出演する方々のインタビューなるものを読んで、たぶん大丈夫だろうの意を強くしたり。子どものころはまるきり考えもしなかったけど、あしゅら男爵ってたいへんなんだなあ>撮り。
 しかし、昔のマンガだけにメインキャラが異様に女率低いのだがこの辺どうなるんだろう。キャスト表には原作では見なかった女性名があるんだけど、これもツンデレとか眼鏡っ子とかって今時記号なキャラではなさげな感じだし。まあ、今川アニメに娘よりどりみどり系の期待をする人はいないだろうから、それでいいんだろう。ってーか、最近はすっかり娘がたくさん出てきゃぴきゃぴそうなアニメを端から避けるようになってしまいました。女の目から見ると違和感ばりばりの子が多いからですが。女子なのに男アニメを好き好んで見ていた子どものころは不自然なくらいに登場人物の女率が低いのが不満だったけど(女だってロボ乗りたいし活躍もしたいのにっ)、今や男マンガや男アニメが不自然なくらいに女率高くなってしまったので、いっそこの少なさが清々しいよ。

 全然話は違うが、こっちでやるのかしらんこれも春アニメ「シャングリ・ラ」の主題歌がMay'nらしく、密かに応援してみたり。彼女にはアニメ専科の歌手にはなってほしくない気もするんだが、なかなか難しいんだろうなあ。

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2009.02.25

今川さんがマジンガーZ

 ゲッターもやったし、あり得る話と思ってましたが本格始動の模様。しかし、不安も満載。
 最大の不安は「福岡ではやんねーだろ?」。レンタルに出てくれるのを待つことになる可能性大。
 そして、DVDが出ても、行きつけの店には入荷しない可能性もあり。今川鉄人とか、置いてるレンタル屋さんがどれだけあるのか? と思う。<ヲタなら買えよ、と言われるかもしれんけど、財政的な問題はどうにもならんですよ…。
 さらに、監督・脚本今川さんで新設定とか多くの伏線と謎とかって言われると、またもや「あんたがさっさと話しておけば、ことはここまでこじれなかっただろうがっ(^^;)」という展開になるのでは…と思ってしまうわけですね(笑)。兜十蔵博士と弓博士の間でかつて交わした約束がどうのとか。実は事件の最大の黒幕が兜十蔵博士だったとか。
 ドクター・ヘルと兜十蔵博士の因縁は桜田吾作版でもあるからアリだと思う。(貧しく虐げられて育ったヘルの大学時代の同窓に十蔵博士がいて、仲良くしていたものの好きだった子が十蔵博士になびいて、以降友情が憎悪に変わったとかって話だった気が…<調べれ。コミックが手元にあるんだし)
 もっとも、永井豪本人もマッドで乱調な作風だから、暗めとか残忍系の設定強化はむしろ「らしい」と感じるかもだけど。
 いろいろ言いましたが楽しみです。あの、今となってはちょーシンプルな永井ロボがどう動かされるかにも興味あり。

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2008.10.28

amazonの回し者

 ああそうさ、どう考えても回し者。しかし、DVDアニメフェア2008の旧作お買い得品のラインナップを見て、「うわあぁあ、本気でお買い得!」と思ったけど己のサイフを顧みて買えない事実の嵐に打ちのめされているので(思いがけない東京行きでずたずたなサイフがさらに流血中)、せめてここに書影というかDVDのパッケージ写真を置くことで満足してみようという所存。

 それがこれ。「エースをねらえ!2」DVD-BOX。

エースをねらえ!2 DVD-BOX

 宗方コーチ亡き後、どん底から立ち上がる岡ひろみ。そして、ひろみと宗方を巡る人々それぞれの葛藤。初めて見たときは、しみじみと人の弱さと強さを思いましたですよ。よさを語ると限りなく陳腐になり、今時流行りの「泣ける!」みたいなキャッチになってしまうのが自分でもいや。でもいい話です。なかなかレンタルとかに置いてないので、ひさしぶりにちょっと見たいな、というのができないのが難。CSとかではやってたりするのかしら。

 初代ガンダムのDVD-BOXが初回特典のフィギュアつきで山ほど在庫があるのがなんだかなー(笑)。流通量がめっちゃ多かったと思われ。もしくはコアファンはブルーレイ待ちなのか。

機動戦士ガンダムDVD-BOX 1 特典フィギュア付(完全初回限定生産)

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2008.10.27

「タイタニア」を見てみたが

 せっかくBS2が入るのだからと、この秋始まった「タイタニア」のアニメを見てみました。田中さんが三巻書いたまま中断している、たぶんもう、小説では完結しないだろうなと思われるアレのアニメ化です。正直、完結のあてのない原作をアニメ化してどーすんじゃい? と思いましたが、作者急逝により完結を見なかったマンガ、「いたずらなKISS」の結末をアニメでやる、という試みもあったことだし、終わらんならこっちはこっちで好きにやるもんね、というスタンスもあるでしょう。ただ、あちらはほぼ話の道筋がついてたみたいですが、「タイタニア」はこれからだぜえっという感じだったと思うので(もう何年も読んでないから詳細な記憶はあいまい)、アニメのスタッフは相当量の話を作り出さないとだめだけど。
 なんでキャラデザ原案が美樹本晴彦なんだろう…。<苦手。
 いろんな謎がありつつ一回めを視聴しまして。
 すいません、これはつまんないわー。アニメとして。大型の艦隊戦って動きなくて地味すぎる。こないだまで小回りの効く戦闘機がぶんぶん動き回るアニメを見ていたので、しずしずしずーっと進んでくる大型艦の大群という絵はあんまりわくわくできません。その上、艦隊戦ってなんか。のろーっ回頭してたら被爆とか味方艦同士で接触とか。やっぱり地味です。あれをアニメとしておもしろく見せるには、ブリッジの宙域図みたいなのを工夫するとかしないとだめかなあと僭越ながら思いました。
 あと、話がいきなりタイタニアとファン・ヒューリック率いるエウリア軍の戦闘から始まって、ヴァルダナ帝国でのタイタニアの権勢のふるいぶりと二軸で進行してましたが、いきさつがわからないまま戦ってるのを見せられてもファンがああいう態度で指揮しているわけがわかんないよなあと思ったり。一話ってやることが多いからどこを取ってどこを捨てるかは悩みどころでしょうが。物語背景の説明ばっかされてもつまんなくなるでしょうが。掴みとしてはちょっと不親切な気もしたり。
 まさか、視聴者はだいたい原作読んでる前提なのかなあ。そうなのかもしれんけど。
 正直、あんまり続けてみたいなあという気になれませんでした。今後劇的におもしろくなったりするかもしれんから、一話で判断するのは早いかもしれんが。手堅くて地味ーって雰囲気はさすがNHK、なのかもしれず。<最近のNHKはそうでもないのでは。

 ファン役の小西さんがオズマの人でびっくりした! 全然傾向も声域も違うじゃん。
 ほんと、最近のアニメ事情には疎い過去の人だな>自分。

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2008.09.12

武道館に行くわよ!

 ↑まだそんなことを言ってますか…。
 先週抽選予約に破れ、昨日はリダイヤルしまくりの末に「本日の販売分は全て完売しました」という予想通りのアナウンスを食らって完敗しましたわたくし。ええ、菅野よう子プロデュースの「マクロスF ギャラクシーツアー」のチケット争奪戦に、でございます。
 だいたい先行予約の特電、PHSを受け付けないってんだから失礼な! 相方に頼んでケータイ借りたわよ!<そこまでしますか。それで負けてるんだから世話なし。この分だとたぶん、きっと、絶対的に、9月20日の一般販売も玉砕だわ、確実だわ、夢は夢のまま終わるのね…(涙)。社会人に電話でチケット取れってのがそもそも無茶な話なのよ。<八つ当たり。

 と意気消沈していた私は突然復活の呪文を聞きました。
 なななな、なんと、突然急遽にマクロスのコンサート、追加公演が決まったんですって! しししし、しかも小屋はなんと武道館。おい? アニメですよ? アニメのコンサートで武道館ですか?(最近の傾向を見ると、そんなに敷居は高くないっぽいが>武道館)
 予定外に場所取りに行ったので期日は11月5日と平日になってますが…。
 ででで、でも、武道館の器のでかさなら、私でもチケット取れるかもだわ!<あの。週中の水曜日に東京に行きますか、自分。休み二日も取りますか。
 社会人として何か、大きなものを捨てるような気がしますが、ダメ元でチケット取りにいきますよ!>「マクロスF ギャラクシーツアーFINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」。武道館の椅子の堅さを堪能したい。

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2008.08.29

バカ、炸裂

 「マクロスF」の楽曲で構成されたライブが十月に開催! つきましては、本日よりチケットの抽選販売を行います。
 はいはいはい! 抽選、チャレンジしますからっ。
 というわけで、WEB上で応募可能なチケット抽選に早速申し込んできました。えっ、ライブですか? 東京と大阪でやるんですよ。当たったら東京か大阪まで行くんですよ。
 バカじゃないのか、いい大人が。行くためには飛行機代もかかるし有給も使わないとむりっぽいのに。当然相方は興味ナシなので、一人でライブですよ?
 と自分でもわかっちゃいますが、前回のミニライブで菅野よう子自らがピアノを弾き坂本真綾が歌うというサプライズがあったと聞いて、これはぜひとも行かなければー! と意気込んでしまったのでした。どっちにしろ、地方に住んでて地元で公式に行われるヲタなイベントに参加できる可能性はゼロ。音楽系ではゲームの演奏会くらいが限度かもしれず。菅野よう子のプロデュースで音楽聞けるなら、大人げなくてもいいやーなんて。抽選に外れたら、一般売りでもがんばってみますよ。…かなり競争率激しいと思われますが。

 ってなわけで、しばらく前からはまって見ている「マクロスF」の感想は専用ブログ「アルトのくせに生意気よっ」に隔離して書いてます。興味のある方は、サイドバーにリンク常設してますのでどうぞです。

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2008.08.02

なぜそっとしておけないのかっ

 えええー? 今さら「宇宙戦艦ヤマト」が復活うぅ?
 今となっては何をそんなに権利争い?(それほどの利益がまだ見込めるコンテンツとは思えないゆえの謎)と西崎.vs松本の戦いを遠くで生暖かく見守っていた「ヤマト」ですが、真偽のほどはさておき、権利問題を全面的にクリアしたとのことで、正式に新作を作ることになったそうで。
 …誰が見に行くのだろう。かつてのロートルファンのうち、完結編までおつき合いした奇特な方々だろうか。<ヤマトは第一シリーズのみという心の狭いわたくし。
 ああ、もう新作作ってもそんなに稼げそうもないしぃと見切りをつけた方々が西崎さんにどうぞとお渡ししたとか?
 人類の危機に主人公が自らの身を賭して戦うという物語の構造は、21世紀でもアリなんでしょうか。守りたい、助けたいと思う対象がもっとミニマムでないと、若い世代はリアルな思い入れ対象と認識できなくなってるような気がするんだが。でも、ハルキさんの大和映画が意外と当たったりするしなー。ほんとは何かに入れ込んで無条件に必死になって生きていきたいの、という願望が潜んでいたりするからでしょうか。
 私個人は昔ながらのヒーローものが好きですから(藤田和日郎なんかが大好物な人だし!)、建前のために命を張る話には全然抵抗はないです。が。それは張る人物に血の温みを感じればこそであって(熱さがあればロボでも可)、能面のように血の通わぬ言葉で正義だの愛だのと叫ばれても今ひとつ気持ち引っ張られないというか。第二シリーズ以降のヤマトに全然興味を持てないのはそこんとこなのだし。
 しかし製作のために集まった綿々のあまりの高齢ぶりに思わず苦笑い。60代の宮崎さんなんか全然若いよ。この方々はいったいどの辺のマーケットに向けて作品を作るんだろうなあ。年寄りの冷や水とか言われなきゃいいんだが。
 で、38才の古代進の声は誰がやるのかしら。無難なところで山寺さん? 銀英流れで郷田さん? いっそイメージ刷新かな。でも、雪を麻上さんがやるとしたら、半端に過去を引きずることになるが。二人の子どもの小雪とやらがツンデレだったりしたらちょっと笑う。
 ちゅーか、島くんはもうささきいさおで決め打ちですか。なんかあれですっかりキャラが変わった気がするんだが…。

 いろいろ言ったわりに、全然見る気はないんですけど。いや、まぢで。

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2008.07.10

大丈夫かよ? この企画

 無茶だ無茶だと思っていたが、案の定無茶だった「魍魎の匣」の映画化。そうよねー、そもそもあんな分厚い本を二時間にまとめるってのが端から無理無理だってわかりきってたのに、その上あんなに明るい画面できっぱりかっきり角ある作りにしちゃってるから元の雰囲気とはまるで別物って仕上がりに。別媒体でやると決まったときからある程度の別物感は覚悟しておりますが、あまりにかけ離れてしまうと「別にこの原作でなくてもいいのでは?」と思ってしまいます。
 ドラマとか映画とか、京極作品ってそこそこ別媒体展開しておりますが。これはっ! という出来のはあるのかしら? と。
 なんて思う私なのですが、世間の方々はとてもチャレンジャブル。なんと懲りずに「魍魎の匣」アニメ化ですって。キャラデザ原案はCLAMPですって。アニメ界、CLAMP好きだな。
 映画よりは時間は長めになるものの、脚本家はあの原作をどう「絵」に落とし込むのだか。あれは読んでるときはやたらビジュアル感じるけど、いざ実際に「絵」にしたとたんに幻惑の味がはがれ落ちちゃうタイプの作品だと思うんだけど。
 個人的には関くんが耽美げなデザインになったらイヤ。

 てゆーか、この絵柄じゃあ、敗戦間もないころの雑多でうろんな世界観とは全く別の世界になりそうですなー。むーん。

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2008.06.29

何度見たら気が済むねん

王立宇宙軍 オネアミスの翼(Blu-ray Disc)
 NHKにはあきらかに「ヲ」因子を含む社員がいる模様なんですが、おかげさまでBShiでまたもや「王立宇宙軍」が見られました。やはりデジタルハイビジョンで見ると違います。<家にメディアがあるのに、TVであると毎回見る。こういう画面情報量の多い作品こそ、ハイビジョンで見る価値あり。
 てゆーか、相方なんか何度リピートしてるかわかりません…。どんだけ「王立」好きなんだ、こいつ。
 かつて「王立」を初めて見たとき、「この感覚ってワカモノ共通だよな」と思ったものでした。なりたいものはぼんやりある。でも、なれない自分の実力という現実がある。今の自分にてきとーな落としどころは見つけてる。食べていける安定した職には就けてる。でも、なんとなく不完全燃焼な自分…。そんな感覚。
 でも、今見直すと、これは一億総中流と言われてた時代のセイシュンの話だよなと思ったり。今は彼らですら恵まれてると感じる人たちがいるのかも。青春の感覚は普遍かと思ったけどそうでもないか。時代に引きずられるものなんだなと改めて確認。
 あと、最初は女の子の気を引こうとして宇宙飛行士に志願したシロツグが、だんだん本気で宇宙にのめり込んでいって、たぶん最終的には宇宙と女の子のことは完全に別物になってるあたりも「男ってそーよねー」みたいな微苦笑を覚えます。リイクニがああいう子だから、ってのもあるでしょうが、宇宙を目指すプロジェクトにだんだん前のめりになっていくシロツグが男前度をあげていくのが、女性から見るとなんとも皮肉。こういう男子像も今は古めかしくなってるのかな。だとしたら、おばさん的にはちょっと残念。
 ロケット打ち上げの馬鹿みたいに細かい画面をしみじみと堪能しました。宇宙と聞けば、男子は無条件にあこがれを抱くもの。私のそんな感覚もとっくの昔にズレたものになってるんでしょう。悲しいなーと思うけど、今ドキ男子と恋愛しなきゃいけないわけじゃないから、まっいーか。<そんなんでいいのかっ。宇宙に興味ない若者ばっかになったら、恋愛以前にいろいろマズいことがあるんじゃないのかっ。

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2008.06.08

この夏は「ルパン三世」

 去年のNHKの夏は押井守特集でしたが、今年はルパンのTVシリーズをとことんやるそうです。期間は7/28(月)〜7/31(金)の四日間でやや控えめ。
 押井監督、今年は新作あったのに。今年やった方が盛り上がったやもしれんかったが、それはともかく。
 ルパンは今も単発スペシャルが作られているくらいなのでカバー年代が広く、いままでやったヲタな「とことん」シリーズの中では一番まんべんなく視聴率稼げそうな企画かもしれません。まあ、若い人はNHK見ないそうですが。(でもヲタのNHK視聴率は高いような気がする)
 そんなわけで、人様とルパンの話をするときはジャケットが何色だったかを確認するところから始めなければなりません。ピンクという世代とはもはやなかなか話が合いそうもないと思う私は、やはり緑ジャケットがメインだったりします。企画者もそう思ったのか、単にシリーズとして23話とコンパクトだからか、他の世代のは人気投票でセレクト放映なのに第一シリーズは無条件で全話放送決定となっております。緑が全話押さえたいなあとかねがね言っておきながらなかなかチャンスがなかった相方が小躍りしていますよ。
 人気投票でセレクトされる別シリーズのベストエピソードのうち、二本は宮崎駿が監督した赤ジャケットの話になるという予想に千円くらい賭けてもいい。<誰が胴元なの。
 あと、前回の「とことん!石ノ森章太郎」で斎藤アナが司会者として華麗にデビューしましたが、今回は「アニメ夜話」領域になるのでやはり定番の里アナが司会に返り咲くのでしょうか。NHKのヲタ番組視聴歴が長くなってきたわたくしとしては気になるところ。

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2008.06.07

webは罠だらけ

 ニュースサイトは定期的にチェックするようにしている情報ヲタクの私ですが、新しい職場に移ってはや一年半、以前に比べるとゆるゆると忙しく昔ほどだらだらネットをさまよう時間がなくなりました。(たぶんそれが普通レベル)その分、週末などにまとめてチェックしていて見てはならぬ記事に連打されることも。
 で、今回見つけたのが虫プロの白黒アニメのDVDBoxがめっちゃ安く再発売されるという記事。もともとのこのシリーズがかなりお買い得な値段だったと言うのに、中のリーフレットなどを省いてさらに廉価版に。アニメ26話分のセットが一万円以下なんて、白黒だということを考慮してもかなりお安いのでは。個人的には「どろろ」が魅力的ー。(もちろん妻夫木くん主演の実写なんかじゃなく)ケーブルなんかではやってるのかもしれないけど、今や普通電波では主人公がああだけにお目にかかることはまず不可能だし。やってもきっと「ぴー」の嵐だろうし。
 いつ見たのかしらん、私はアニメ版の「どろろ」を先に知ったので、手塚のマンガ読んで百鬼丸のデザインが全然違うのにびっくりした記憶があります。手塚のが子どもっぽい。
 手塚百鬼丸 ↓
どろろ (第2巻) (Sunday comics)
 アニメ版百鬼丸 ↓
どろろ Complete BOX
 …わかりにくいか。

 今より全然アニメの再放送が多かった時代に幼少時を過ごした者には、昔アニメの刷り込みは大きいのです。ううむ、これも本格blue-Ray時代が到来する前のあだ花であろうか。数年経たぬうちに「DVDはもうなあ…」と涙にくれることになるのかも。
 いや、ヘタれで半引退状態とはいえゲーマーのはしくれ、PS3という神の機械があるじゃないか!<blue-RayとDVDが両方再生できたはず。そのうち買う予定だから、これで再生機は当分確保できる。<必死で物欲言い訳中。

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2008.06.03

「娘フロ。」、買っちゃいました

マクロスフロンティアO.S.T.「娘フロ。」
 アニメのサントラなんか買うの、どのくらいぶりだろう… orz。
 そもそもここんとこ、ろくにアニメ見てなかったしな。でも、「マクロスF」のボーカル曲ってほぼ全曲が好きだったし、だったらシングルたらたら買うよりはアルバム買った方が早いしさ、と思いまして。いや、もー、よいですわ。ヘビロテ決定です。
 このところべたべたに聞いていた菅野曲は「Wolf's Rain」や「攻殻機動隊」あたりだったんだけど(カウビはデフォルトなので言うまでもない)、「マクロスF」はアイドルポップというか、洋楽シフトの渋め曲が多い前二作とは全然傾向が違っててそれがいい。ボーカルだけでプレイリスト作って無限ループしそうです。特にTVで聞いたときはそんなでもなかった「What 'bout my star? @Formo」がアルバムではアレンジのせいか印象ががらっと変わって、もしかすると一番のお気に入りかも。原曲よりちょっとスローなアレンジにランカとシェリルのツインボーカルが気持ちいい。
 ライナーノートでは今後のネタバレもちょいやってるのがなー。予想の範囲内とはいえ、知らぬままで見たかった気も。(アイモをフルコーラスで聞くのもすでにネタばれちっくだけど)
 てーか、早くもOP変更ですか! 最近のアニメじゃ1クール単位でOP差し替えは定番ではありますが、「トライアングラー」もいい曲なんでもったいない。まあ、ヒロインが二人とも歌手という設定で主題歌が別の人というのもカッコがつかないのでしょうけど。次も菅野さんでしょうから、楽しみでなくもないし。<なんだ、それ。
 「ダイアモンド クレバス」を聞いていると、なんかこー、フラれるのはシェリルの方かしら、なんて思えてきてちょっと悲しくなります。あの子ってば気が強いから「私はあんた一人のものになるような女じゃないんだからね」とか意気がってランカにアルトを譲って、一人になったら泣いてそうなんだもんよ。全然なんにも話の先行きは決まってないんでしょうけどね。ランカもいい子なんだけどね。いや、このアニメの恐ろしいところはおそらくは恋のライバルになるであろうヒロインが二人とも魅力的ないい子だってことで。どっちがどうでもかわいそうじゃねぇか。
 とか、いろいろ安易な妄想しながら聞いてます。あああ、カラオケ行きてー<歌えないって。

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2008.05.31

「RD 潜脳調査室」を見てみる

 当地では先週から新番組だったんで、なんとなく。
 うわーっ、主役の声優が森功至さんだっ! びっくり。肉体年齢80才の主人公だから落ち着いた声のベテランがキャストされたんでしょうね。しかし、よもや再び森さんの声をアニメで聞けようとはって感じ。
 で。問題の内容の方だけど。
 地味。地味だ、地味すぎる。少なくとも一話で引き込まれちゃって思わず二話までいきましたって作りじゃない。プロダクションI.Gの新作だしー、原案協力士郎正宗系だしー、という引きがなかったら、たぶん二話めは見てません。<ひど。せいぜい、肉体年齢80才がこれからどんな活躍を? というおおざっぱな興味くらいしか引っ張りどころがないような。
 女性キャラのデザインもなんか変じゃないですか。腰から太ももがいくらなんでも太すぎです。自分を振り返ってみるにあまりスレンダーなキャラだらけなのはつらいけど、だからといって太ももフェチにピンポイントにアピールしすぎみたいなキャラデザインもどうかと。健康優良女学生のはち切れんばかりの魅力をお届けしたいのでしょうか。それにしたって、あざとすぎるくらいぱんちらが多いです。あれでは、心はまだ20代のはずの波留さんが困るんじゃないでしょうか。
 世界観の説明も足りない感じ。謎を小出しにするためだとしても、波留が事故に巻き込まれてからの時間の経過とその間の世界の変容をもう少しなんらかの形で見せてくれないと(もしくは時間だけはものすごく経ったということくらいは時計の表示以外で示してくれないと)、ちょっと目を離して時計見そびれたら何が起きたのか、突然出てきたこのおじいさんは何者なのか、久島さんの姿が若いままなだけにさっぱりわかりません。波留が長い時間を眠り続ける原因になった海が燃える現象も、本筋との絡め方がよくないのか、「見たい」気持ちを牽引する一因になりきれてません。(私の場合)
 なんか、全体に見る人に不親切じゃないかなあ。電脳ダイブを潜水のイメージで描くのもものすごい斬新ってわけじゃないし。
 この辺はずっとプロダクションI.Gの電脳ものを見てきた人と、私みたいに攻殻の映画を見た程度の人にはなじみ方に差があるのかもしれない。見慣れてる人は、あまり細かく描写するとくどく感じるのかもしれん。でもそういう作りにしたら、一見さんお断りになってしまうじゃんと思ったり。
 とりあえず公式サイトで製作済みの話数のあらすじをチェックしたところ、そこそこ興味を持ったので忘れなければ見ていく所存で。

 OPとEDがあまりにも投げやりです…。本編とのつながりがあんまり感じられないしなあ。1クールで入れ替えとかされるんでしょうか。てゆーか、この番組全何話?

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2008.05.27

なるほど

 あまりに曲の刷り込みがきつくて、ここ数日仕事しながら「トライアングラー」とか「ダイヤモンドクレバス」を口の中でもごもごつぶやいてたりするんですが(声出してません、そんなことをしたら職場でキモがられる<今の時点で十分キモいとおも)、それになぜかしら突然「鋼の錬金術師」の「メリッサ」が混じり始めて、三曲もごもご状態になってました。
 なんで突然「メリッサ」。てーか、私、「鋼の錬金術師」はアニメ全然見てないんですが。(ポルノのアルバムで単独に曲として聞いていた)
 それが、ちょっとネットをふらついていた先のブログで「トライアングラー」と「メリッサ」が似てるような気がすると書いてあったんですよ。…あっ、言われてみれば私もそんな気がしてきました。そこで。

 はみ出るんでかっこ悪くなりますが、YouTube貼りますと。
 ↓が「マクロスF」のOP、「トライアングラー」。

 ↓が「鋼の錬金術師」の第一OP、「メリッサ」

 どうでしょう? 冒頭がいきなりサビで、ちょっと落ち着いたメロディアスなパートに移る構成が似てるんでしょうか。
 似てても別にいいんですけど。どっちも好きだし。

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2008.05.20

「マクロスF」を見る理由

 なんと! このわたくしが!(<ナニモノ)
 今期めずらしく帯アニメを見ていますよ。それも、鉄板に安定していそうな地上波「精霊の守人」ではなく。(何回か録画を失敗して挫折しそうです(涙)
 それは何かというと、もったいぶってもしょうがなく、タイトル通り「マクロスF」です。ななな、なんでやー>自分。この番組ってばそのキャッチが、「恋と友情と惑星の運命が交差する超銀河ラブストーリー!!」ですよ。らぶすとーりー。私の趣味嗜好とは一万光年くらい離れてますよ。
 一番の理由は、たぶん元々の「マクロス」を見てたからってことでしょうなあ…。ぶっちゃけを言うと、私は「マクロス」のいい視聴者ではなく、というのも見ていた最大の理由は「バルキリーがかっこいいから!」というものであったからで。だって、あのフォルムの戦闘機がきれいに変形してロボになるんです。おもちゃだって、ちゃんと見事に変形するんです。おそるべし、バルキリー。タカトクトイス、神。だからバルキリーが大量にかっこ良く活躍してくれればそれでよく、話の方は、まー、どーでもいーというか。むしろキャラはあんまり好きじゃなかったというか。もっと言えば、ヒロインの頭の悪さが許せんかったというか。…美樹本さんの絵がひじょーに苦手だったというか(爆)。
 でも、メカ偏重で「マクロス」見ても正しいと思います。「松田聖子の『青い珊瑚礁』をバックにメカ戦闘やったらかっこいいだろうなと思った」というのが、そもそもの制作の発端だったとかって聞いたおぼえがあるんで。<自己弁護です。
 F関係でちょこちょこ情報を拾ってみると、「マクロス」というと恋愛ものとか三角関係とかってことになってるようですが、当時見ていた感覚からするとあんまり恋愛描写はうまくなかった気がするんですよね。三角関係ってのも途中から唐突に出てきたなあって思ったし。むしろその後の「マクロス7」で確立した要素なんでしょうか。<見たことないからわからない。
 そんなわけで、偏ってはいるものの元祖「マクロス」の基礎知識を持ってる身で「マクロスF」を見ると、ああ、ここが本歌取りしてるのか、とつい気になってしまい、そのうち元祖ネタをどう転がしていくのかな、という興味で引っ張られていき、結局だらだらと続きを視聴していくという流れに。だって、「私の彼はパイロット」とか「小白竜」とか歌えちゃうんですよ、わたしゃー。<ミンメイ、きらいじゃなかったのかよ!<だって、音楽担当はハネケンさんだったから、サントラ持ってたんだよ!
 菅野さんの音楽も大きな要素ですけど。サントラ、買いそうな勢いですから。

 しかし、アニメもラブコメやるのがうまくなったもんです。一応「ラブストーリー」が売りな「マクロスF」ですが、今のところ見ててちゃんと思春期の淡ーい恋愛が進行してるなーと納得できる展開になってます。この辺は元祖より全然うまい。ちゅーか、ダブルヒロインの性格づけは元祖より遥かに私の好みです。女王様キャラだけどそれに見合う努力をし実力も持ってるシェリルと、ちょっと気弱な純情少女、生い立ちにヒミツありのランカと、ポジションをきちんと分けてる。男主役のアルトも、見た目は女と見まがう線の細い美少年だけど(絵的にはそこまででもないが)中身はまだまだ発展途上の熱血野郎と、訳ありヒロインたちが初手から興味ひかれそうなキャラ作りをされているんで、見てて「なんでこいつがモテモテなのよ?」と納得いかない感じにならない。
 作画がちょっと惜しいのが難だなあ…。戦闘シーンはCGなんで作画と言うのとは違うかもしれないけど、モデルをきれいに作ったら後は自由自在に動かせるせいか、CGロボってタメの演出が今イチというか。動きすぎて何がなんだかわからなくなりがち。メカ、かっけー!!と印象づけるタメとかトメとかがもっとほしいなあ。あとは、ラブストーリーを名乗るなら、大事なシーンの作画は細かい演技がつけられるアニメーターさんに頼まないと。情感が出なくてもったいないシーンになっちゃいますがな。
 物語としてもバジュラって何よ? とか、ランカが幼い頃に肉親を失うことになった事件の真相は? とか、七話に出てきた敵方とおぼしき謎の少年はいったい? と謎振りまきまくりで引っ張ってるので、ちゃんとおもしろく見られてます。
 結局なんだ、私はロボ出てる話の方が見やすいのだな…。

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2008.05.14

そう言えば、ネオデビルマンってやつも。

 商業雑誌でやったトリビュートの先駆と言えば、「ネオデビルマン」かもしれないと思い出したり。
ネオデビルマン (上) (講談社漫画文庫)

ネオデビルマン (下) (講談社漫画文庫)
 これは何作か読みましたけども、なにしろ参加したマンガ家が濃いところばかりだからかパロディにしてもまじめにテーマを掘り下げたものにしても読み応えがあるものがけっこうありました。ラインナップは上巻が(萩原玲二/江川達也/寺田克也/石川賢/永井豪/ヒロモト森一/永野のりこ/安彦良和/三山のぼる/とり・みき)、下巻が(岩明均/田島昭宇/高寺彰彦/夢野一子/神崎将臣/黒田硫黄/風忍/永井豪)。どっちにも永井豪本人が描いてるのはどうなのよ?(笑)って思いますが。
 そもそも「デビルマン」そのものが私にとって絶対忘れられない読書体験で(小学生であんな話を読んだらそりゃー記憶に刻みつけられちゃう)、だから同じようにこれを忘れられない作品と感じてる作者のみなさんの感覚に少しばかりは共感してしまうのかも。個人的には永野のり子の描いたものが、手元に本がないにも関わらず思い出せちゃいます。永野ダークサイド系の話でした。
 もちろん、「これはナー」ってのもありましたけど。もしかしたら永井先生ご本人の作が一番「をいをい」だったやもしれず(爆)。
 こういう形で原作をいじるっちゅーのもありかもしれんなーと思わされた企画物でした。プロがまじめに別のプロが描いた作品と取り組むのって、異種格闘技を見るみたいなとこがあります。

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2008.05.13

ブラック・ジャックのトリビュート

 マガジンで「サイボーグ009」のリメイクをやるという話を聞いて、真っ先に思い出したのが数年前チャンピオンだったかでやった「ブラック・ジャック」のトリビュートのことでした。

ブラック・ジャックALIVE 1 (1)

ブラック・ジャックALIVE 2 (2)
 雑誌の表紙に載っていた青池靖子のBJが「ありえねぇえー」観たっぷりでした。それだけでお腹いっぱいになって現物は一作たりとも読まなかったんですが、実際のところどんな出来だったんでしょうか。
 一巻に参加したマンガ家さん(田口雅之/葉月京/村生ミオ/近藤佳文/高倉あつこ/井荻寿一/芹沢直樹/手塚眞/きくち正太/佐藤マコト/北見けんいち)は、ほとんどが私の読書テリトリー外だしなあ。北見けんいちって「釣りバカ日誌」の人ですよね? いったいどういうブラックジャック…。
 二巻は青池保子/立原あゆみ/柴田昌弘/手塚眞+岡崎能士/吉富昭仁/高口里純/たがみよしひさ/やまだないと/乾良彦/八神健/永井豪というラインナップなので、多少絵柄もわかるんだけど、わかるだけに読む前からびみょーな違和感を感じて却って手が出ません。立原あゆみの乙女いヤンキー絵でいったいどんな話が展開されたんだろう。amazonのレビューは、そんなに悪い点は出てないけども。
 なぜこの面々に作品を依頼したのか、参加した皆さんがどのような心持ちで作品を描いたのか、さっぱりわかんないので怖いものが怖いもののままです。BookOffで見かけたら、今度立ち読みしてみようかしら…。<買わないの?

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2008.05.11

「愛と誠」と言えば

 マンガ好きです、という同僚がいるのだが、いかんせん世代が違いすぎるせいか、「愛と誠」の話をしたら全く知りませんでした…。
 古いマンガだしねえ…。しかし、彼女と話をしていると「好き」と「ヲタ気質がある」は全然違うものなんだな、というのがよくわかります。派遣の乏しいこづかいを毎月ある程度マンガ代につぎ込んでるくらいよく読んでるんだけど、ルーツ探ろうとか作家掘るとか技法が気になるとか、そういうのが一切ない。いや、こんなのはいわゆるヲタ第一世代とかかろうじて第二世代の気質であって、今時のヲタはあっさり過去なんか振り向かないのかもしれないけど。
 でも、24年組、というか、萩尾望都をきれいさっぱり知らないのには正直驚いたのでした。昔のヲタは入れ込んでるジャンルの過去の代表作は、完読はしなくてもサワリは押さえとくとかしてしまいがちだったものなんだが。あの辺ももはや巨匠で過去の人かもしんないけど。

 「愛と誠」は当時からしてついていけないわー感があり、私もナナメにしか読んだことがないので、たいしたことは言えないのでした。だって、なんかへんなんだよな、恋愛ものとして読もうとすると。少女マンガという「恋愛なら任せといて」的フィールドに慣れた立場から読むと、「愛と誠」はどうしたらいいの感がわくのを止められないマンガなのでありました。
 そして、おいていかれ感の強い、少年マンガのヘンな恋愛ものというと、どうしても忘れられないのが「青春動物園ズウ」。「男組」とかが連載してたころの少年サンデーに載ってたと思います。あれ、たぶん「愛と誠」があたったから出てきた作品だったんだろうなあ。「愛と誠」はそれでも一世を風靡した作品としてちゃんと取り上げられる場面もなくはないけど、「青春動物園ズウ」はそのインパクトが忘れられない人がときどき話題に出すくらいでwikiにもまとめがありません。話はほとんど覚えてないんだけど(調べてみたが、めっちゃ破綻してたらしいのでまとめようがなかったのかも)、訳ありのケンカ強い主人公と妙にキラキラした(当時としては)少女マンガちっくな絵柄のヒロインが、様々な苦難を乗り越えて純愛をつらぬく、みたいな内容だったんじゃなかったかと。もっとも、当時の少年マンガだから、純愛を貫くゆうても主人公がやってるのはもっぱらケンカだったような気がするけど。(なんとか調べてみたところ、不良の集められた絶海の孤島にある学園に体操の才能あふれる主人公が親の仇の学園長? を求めて転校するんだけど、その娘がなんと幼なじみで、二人は許されぬ恋に落ちるのだが、みたいな展開がありつつ、不良どもと対決という構図だった模様。そして後半はヒロインが不治の病にかかり、二人で全国を旅するという前半なんだったの? 的な流れに)毎回「ヨッコおォオーッ」「ししにいちゃーんッッッ」と主人公二人が叫び合っていたのが忘れられません。(なぜししにいちゃんかというと、主人公の名前が立髪正義だったからだ)小池一夫のセリフはものすごく癖があって、そんなに気合い入れて読んでなくてもやたらと記憶に残って困ります。どうしてあんなに小さな「ッ」とか「!!!!!」が連打されるんだろう…。
 恋愛ものというと、なぜかしらケンカして戦い抜いてばかりで何かというと命がかかっていた少年マンガも、今やもじもじどきどきしたりハーレムだったり、等身大の青春の悩み背負ったりするようになりました。真っ当になったと言えばまったくもって真っ当なんだけど、後年なんとなく思い出されるのは半端にまとまりのいい作品よりも破綻して不可解だった作品だったりするから、記憶というのも困ったもんである。

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2008.05.10

このリメイクに愛はあるのか

 先日からちらちらネットでうわさを聞いてはいたのだが、そのはっきりした正体を某Kさんから教えてもらった。
 来週の週刊少年マガジンに、「サイボーグ009」のリメイク作が掲載されるそうな。(今週・次回分は公式サイトでカットくらいは見られる)
 へー。
 ものすごく低体温に「へー」。
 マガジンと言えば10年ぶりくらいに「MMR〜『人類最後の日』の真実を暴け!!」が載ったことの方が注目だと思ってた。ネットでも局所的に話題になってて、カフェオレ・ライターでも取り上げていたし。…私は断片的に眺めるように読んだことしかないけど。<をい。
 「MMR」の話はさておいて。しかしまた、なんで突然009のリメイクなんだ。…これも「MMR」と同じ50周年企画なのか。マガジンのかつての二大看板作の「巨人の星」はすでに「新約『巨人の星』花形」なんて謎な姿にリメイクされておるし、「あしたのジョー」をリメイクする勇気はおそらく現役のマンガ家では誰にもないだろうし(いるとしたら「あしたのジョー」を読んだことも作品的評価も知らない人だろう)、かつての連載作でリメイクするのに無難なセレクトではあるとは思うけど。ああ、「愛と誠」という選択もあったんじゃないか?>マガジン。
 リメイクを担当する星野泰視さんってマンガ家、阿佐田哲也の原案? の「哲也」を描いていた人なのか。…じ。地味な絵柄だな。ちゅーか、今まで手がけてきた作品とはだいぶ傾向が違うみたいだけど>009。新境地開拓? でも、マガジンのマンガと聞くと、それがインドアな題材を扱ったものでも暑く泥臭くおとこくさーな世界に活劇! してしまうという勝手な印象があるから、今のマガジンワールドと石ノ森章太郎は傾向が違う感じがするんだよなあ。サンデーの方が多少はしっくりくるような。
 などとのんきに考えてしまう私は、こないだ聞いた「なかよし」での「リボンの騎士」リメイクほど「えええぇええー?」感がないのでした。虫プロのアニメ版くらいしかメディア展開作を知らず、手塚カラーから遠いものに触れた記憶がない「リボンの騎士」と違って、「009」は原作とはかなりテイストが違うアニメとかで免疫できてるからかしら。超銀の衝撃を越えたら、なんか怖いものがなくなったというか。ここまで雰囲気が違うとリメイクっちゅーより原案じゃないの? って割り切ってみられるというか。来週はひじょーに遠いココロで、出てくるモノを拝見させていただく所存で。
 でも、基本的にはリメイクをする作家には対象作に対する愛が欲しいよね。仕事で引き受けましたってんじゃなく。

 ネタの宝庫マンガ「MMR」では、ノストラダムスの大予言での規定日に変わる新しい地球の滅亡日が2012年12月22日になってます。そう言えば、009の完結編では、物語のほんとの時間は2012年とかって話が出ていたなあ。これはなにげなリンク?<そんなわきゃない。

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2008.04.08

サントラは聴いてもいいな

 特に見る予定はなかったんですが、「宇宙戦艦ヤマト」の後番組だったもので勝手に「マクロスF」が録画されてました。主題歌を視聴してみたかったからちょうどいいか、とざっくり見てみたんですが。
 いつの間にマクロスと言えば三角関係、ということになったんだろう…。本家でもかなり後半にならないとミサが絡んでくるとは考えにくい展開ではなかったっけ? いや、私がもっぱらバルキリーしか見てなかったから記憶にないのかもしれないけどさ。
 キャラデザが最近よく見る萌え絵系じゃない気がするんだけど、これでいいんでしょうか。個人的にはギャルゲ絵よりは見やすいけども。OPに大量にキャラが出て、誰がメインだか本編が始まるまで全然わからんかった…。(年寄りなもんで)「あたしの歌を聴けぇ」の人がヒロインその一なのは比較的わかりやすいんですが、よもや緑色の髪の幼げな子がもう一人とは思いませんでした。てーか、この子の声優さんは大丈夫なのか? 本家でもまあ。メインヒロインの声優さんがアレだったから、いいのかもしれません。成長を見守る感じで。今既に売れっ子の人の性格がああなのは、ツンデレが流行りだからなのかしら。
 主役の男の子が思春期っぽいスネ系なのはありにしよう。最近の男の子キャラとしてはあまり見ない性格付けのような気もするし。家業のせいで女みたいな扱い受けてヒネてますというのはカミーユみたいね。<そうやって昔の誰かに当てはめたがるのって、年寄りにありがちよね。
 歌手がメインキャラということで、本編中にめったやたらと曲がかかる。それがどうも全面菅野よう子作になりそうなんで、これは菅野作アイドルポッププロモビデオとして見るという手もあるかもしらんと思った。
 攻殻も本編一度も見てないのにサントラのボーカル曲だけは聞いてたりするしなー。

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2008.04.05

リスペクトのないリメイクなんて

 「リボンの騎士」が「なかよし」で新連載
 もちろん、手塚版を再掲載するはずもなく、いわゆるリメイクというやつです。その件で発表当時一部ネットが話題騒然!<かなり大げさ。
 というのも、このリメイクの仕方がこー。どうひっくり返しても「なんじゃこりゃ?」感が拭えないんです。
 絵柄については特に何もいわんです。最近の「りぼん」「なかよし」発のアニメの紹介記事を見た感じでは全体にああいう絵柄が多いみたいなんで、今時はああなんだろうと。しかし。話は「なんでこれが『リボンの騎士』?」 とお尋ねしたくなるような滑り出しで。話的にも今時はこうなんです、と言われるかもしれないけど、だったら別に「リボンの騎士」のリメイクじゃなくていいじゃん。オリジナルのマンガでやればいいじゃん。これじゃ元ネタは原案? もしくはそれ以下? くらいの意味しかないのでは。
 なんてこう、ざっくりのニュース読んだだけで気分がざらつくかと言うと、たぶん送り出す側に原典への愛情が感じられないからじゃないかと。こういう企画やりませんか? と言われたんで、しょーがないな、じゃあやるか的な空気を感じてしまうからじゃないかと。「PLUTO」や「仮面ライダースピリッツ」なんかもリメイクものと言えばそうなわけで、でもあれらを読んでざらついた気分になったことはありませんから。(比べる対象が間違ってますか?)
 私は「リボンの騎士」はアニメの再放送から入ったクチで、原作マンガは講談社の手塚全集でフォローしたレベルの読者に過ぎません。すごい愛情があるか? と聞かれたら、すみません、と言うしかない程度です。でも、「リボンの騎士」の名をサブタイトルにでも掲げるなら、もうちょっとこー、とは思ってしまうのです。それなりにわくわくアニメを見た思い出があるしさ。
 女の身体に男の心が入ってるサファイアならではのびみょーな感じがいいのよっ。ほのかににほふセクシャルな雰囲気というか。
 まー、イマドキの子どもに亜麻色の髪の乙女とフランツ王子のあまりに遠いツンデレな関係なんかは淡すぎてつまんないでしょうけども。<あれもツンデレ言いますか。

 うわ、「なかよし」の公式サイトを見たら冒頭数ページがお試し読みできましたよ。
 これは「リボンの騎士」じゃありませんよ…。
 うわさでは、ジュラルミン大公とナイロン卿がイケメンになってるという話ですよ。どうしたもんだか… orz。

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2008.03.12

どうやって読んだのか>自分

 たぶんネットのメイン世代は全く知らないであろうマンガ家、鈴原研一郎氏、死去
 という私も、この人の活躍時期を考えると世代的にはそんなに読んでるはずもないんだが、なぜか読んでるし知っているのだった。確かに幼稚園児の頃から「りぼん」読んでたマンガ早熟児だったけどねえ…。世代的には団塊世代がよく読んでた作家じゃないかと思われます。でないと、マンガの第一線からはとうに退いた人があっちの新聞こっちの新聞の訃報欄に取り上げられたりしないでしょう。記者の皆さんにはなじみ深い名前だったんじゃないかと。
 調べてみたらwikiにも単独の項目がないみたい。やっぱりもう過去の人だよなーと思ったら、ケータイで配信するコミックで読めるみたいです。しかも、訃報でも取り上げられていた代表作とおぼしき「レモンの年頃」(レモンのエイジと読む)がピックアップされてます。へー。誰が読むんだろう?

 今はすっかり少女マンガは女性作家が描くものになってしまったけど、昔は男性作家がけっこう多かった。松本零士も描いてたし。そして、そのころの少女マンガは夏になると反戦マンガを必ず掲載していたものだった。あの風習はいつ頃なくなったんだろう? イマドキ、「りぼん」や「ちゃお」や「なかよし」が八月号に東京大空襲だのひめゆり部隊だの広島・長崎への原爆投下だのを題材にしたマンガを載せるなんて考えられない。そんなことしたら、きっと読者の皆さんはドン引きするでしょうなあ。
 矢沢あい先生や新條まゆ先生などに、ぜひ描いていただきたい。と思ったり。
 とか言ってたら、一昨年前の「コミック・ファンタジア」(例のケータイコミックサイト)では、太平洋戦争ものが売れ筋だったそうです。その際に鈴原先生を大プッシュしている! 私には流行りを先読みする能力はまったく期待できないなあ…。
 いっそあの頃の泥臭いドラマが、若い人には新鮮なのかもしらん。

 鈴原研一郎氏がどんなマンガを描かれていたのか、こちらのサイトの半ばより下辺りに紹介されてます。主に戦争を題材にしたものを取り上げていて、今から40年くらい前? のマンガだけど、なかなかドラマチックな展開です。

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2008.03.09

おおお、やったー

 …でも、読めるのはいつのことか。
 あかめ新聞土曜版に「やって未体験」というコーナーがあり、今週のテーマが「和気あいあいと腕磨く 漫画家アシスタント」。なんと藤田和日郎先生のところにアシスタント体験にいくという垂涎の企画に、普段はけっこう読み飛ばしているわたくしも目を皿のようにして読みましたとも。<ちょっとおおげさ。
 「うしおととら」や「からくりサーカス」のおまけマンガなどでもかいま見られた先生とアシさんのアットホーム(?)な雰囲気は未だ健在らしく、体験に出かけた記者さんも仕事の首尾はナニではあったものの職場の明るさに救われて楽しく仕事ができた模様。それはともかく、この記事の読みどころは。
 藤田先生、サンデーでの次回連載を準備中!
 ちゅーか、もう書いてる(原稿は)というところではないでしょうか!!
 「からくり」以降少年マンガ誌の仕事を離れ気味な印象があったので、「もしかして、藤田先生はもう少年マンガには戻ってこないのかもしれない…」「でも、藤田先生のあの熱さは少年マンガでないとぉおぉーっ」と悶々とした気持ちを抱いていた私、新連載始動の報にはただただよろこぶばかりでございます。
 でも。わたくし、最近週刊マンガ誌の話の進行状態にじれじれしながら読む根気がすっかりなくなり、「からくり」も数年分貯めてはコミックスで追っかけるといういかがなものか? な読者でありまして。ということは、連載が始まってもコミックスがせめて五冊分くらい貯まらないことには読み始められないということでして。ううう、この春速攻連載スタートしても、手を出せるのは三年くらい先かなあ…。
 それでも新作が読めるのはすごくうれしいです。燃えて泣ける藤田節を堪能できるのを楽しみにしています。

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2008.03.08

見落としではなかった…

 広川太一郎氏死去
 なんということだ、声優からナレーションまで幅広い活躍ぶり、そして聞くなり即「ああ、広川さん」と強く印象に残る美声と言い回しのベテランが69歳の若さで亡くなられるなんて…。
 亡くなられたのが三月三日とあって、私は一週間近くも訃報を見落としていたのかと自分の鈍くささと目の節穴っぷりに愕然としていたのだけど、どうやら情報がオープンになったのが今日だったようです。
 新作「ヤッターマン」でもベテラン声優の皆さんが昔と変わらぬ名演を聞かせてくれているのだから、広川さんのお年ならまだまだたくさんいい仕事を聞かせてくださったろうにと思うと残念でなりません。というか、これから映画のDVD化の際に吹き替え再録ってことになっても広川さんにお願いすることはできないんですね。どんな声優さんでも他の誰かが変わることなんかできないけど、中でも広川さんは特別という気がします。誰も成り代わることのできない芸風の持ち主でした。
 それにしても、このところがんによる訃報を聞くことが多いような気がします。(逢坂さんもがんだった…)新しい治療法が出てきて昔ほどの死の病ではなくなったと言われていますが、それでもがんはまだまだ怖い病気なのだなと改めて思いました。
 私の世代である程度の「ヲ」なら、誰でもかなりショックを受けたことでしょう。本当に残念です。ご冥福をお祈りします…。

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2008.03.02

「時の支配者」をまともに見る

時の支配者〈デジタル・ニューマスター版〉
 先日BShiでやっていた「時の支配者」を他に見るものないしーと眺めていたら、相方が別の番組を見たいので、と途中でぶった切ってしまいました。そもそもそんなに「物語!」のある映画でもなく、メビウスのイラストを見るの主体で楽しむものらしいので、結末がわからなくてもいいかーと思ったものの。全体の3/4くらい見てしまうと「どーやって落とすんだ?」って気にはなるじゃないですか。
 とつぶやいていたら、相方が昔録画したビデオがあると言うので、発掘してもらい鑑賞。BShiのは字幕でしたが相方の録画版は吹き替えでした。人のいない惑星で一人取り残されるピエールという子どもの役が清水マリだよ! いつの吹き替えなんだ。普通の映画の吹き替えは役者本人の声を知ってることもあって善し悪しが出てしまうけど、アニメやしー。元がフランス語やしー。情報量も吹き替えの方が多いから、時としてこっちの方がわかりやすい。
 実際字幕版を見ていたときにはさっぱりわからなかったマトン王子とベルの関係が解明されたし。この二人、兄妹だったのか。性格、似てないな…。というか、この二人がジャファールの船に乗っている理由がやっぱり今イチ不明。故郷の星にいられなくなって、資産の一部を抱えて逃走中と言うところなのかしら。
 そんなわけでもともと説明が足りないのか、翻訳シナリオから割愛されているのかわかりませんが、話の事情が不明な部分がちょこちょこありつつ進んでいくのは吹き替え版もあまりかわりません。本当にイメージを楽しむ映画なんだな…。白くてのっぺらぼうのマッチョな天使もどきがジャファールとマトンを拉致するいきさつもようわからんし…。(星に来た生き物は即座に拉致、洗脳していたんだろうけど)
 一番不明なのは、話のキモらしいピエール少年のいるペルティドという星が、なんだかわからん突然出現した時の支配者によって過去の時間に送られてしまい、その時間系で救出はされたものの…という結末の下り。じゃあ、さっきまでジャファールとの間に確立していた通信はどこから来ていたの? 途切れてから過去に行っちゃったの? タイムパラドックス的にはありなのか? とか、疑問符がくるくる頭を乱舞し始めてしまいます。そもそも事前に聞いてはいたけど、時の支配者の出現が唐突すぎます。
 オチまで見たものの、釈然としない気持ちは残ったままです。メビウスのイメージを楽しむ分にはいいけど、物語を求めちゃうとつらい映画だなあ。

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2008.02.29

回し者と呼ばれてもいい!!!

 待っても待っても結局福岡では上映されなかった「鉄人28号 白昼の残月」。この五月にDVDが出るけど、いきなり見もしないで買えるほど勇気もなく…。(今はMacMiniの借金を背負ってるし(涙)でも、近所のレンタルはTVシリーズも置いてないし、一般には知名度が限りなく低っぽい鉄人の、しかも映画版のDVDなんかいきなり入ってはこないよね…。
 とあきらめきっていた私にちょー朗報が!! NHKのBShiの「アニメ映画劇場」で「白昼の残月」をやってくれるんですよ!!! やたー、やたー、やたー。
 かつては受信料を払うことにわだかまりを覚えたこともありますが、あれとかこれとかそれとか、TVでは何かにつけNHKさまにお世話になっている今日この頃、そこへきて「白昼の残月」までフォローしてくださるのであれば、わたくし、今後も文句を言わず受信料を払って参りますわー。
 来月は「まるごと石ノ森章太郎」もあるし、ケーブルとかCSとかとあえて縁を持たないようにしている私にとって、ますますNHKの特にBSとはつき合いが深くなりそうですよう。春休みには何か特番で映画とかもやるかもしんないし。

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2008.02.10

今見てもツラい話だわ

 深夜に再放送している「宇宙戦艦ヤマト」を、世代の宿命のように相方が録画して見ている。それを端からチラ見している私なのですが。
 今日見ていたのが「ビーメラ星地下牢の死刑囚」という、話の本筋から言うと脇なエピソード。だけど、これがいろんな意味で重いのよね。子どものころ見た時も子供なりにどんよりな気分になりましたが、今見ても十分重い内容。
 ビーメラ星とガミラスの植民地的な関係に、食料補充という目的でヤマトが干渉する、その辺のいきさつもなかなかしんどく、雪の「味方面しないで! あたしたちだって野菜泥棒じゃないの」というセリフでどよーん感MAXになります。(この辺のいきさつが気になる方は、タイトルでクグってようつべに頼るかあらすじ読んでください)
 が、それ以上にどよーんになるのが森雪とアナライザーのやりとり。ロボットに惚れられて迷惑120%の雪はアナライザーを邪険にしまくり、未知の惑星の原住民に捕らえられ命の危機に追い込まれたせっぱつまり感から「あなたは鉄くずに帰るだけでしょうけど、人間にとって死ぬってことは大変なことなのよ」とキレて、「神様が作ったという人間と人間から作られた僕と、命の重さに変わりがあるのですか」と逆に諭される始末。しかし、アナライザーに人格の深さを見たところでやっぱり超えられない壁はあるわけで、助けに来た古代の姿を見つけると雪は命がけ(?)でかばうアナライザーをおいて反射的に抱きついてしまう。アナライザー、ショック。
 もー、この辺の「あなたはとってもいい人、だけど…」みたいなアナライザーに対する雪の仕打ちがなんとも。「おなごは残酷やのう」と同性ながら思ってしまいますよ。セクハラマシーンなアナライザーですが、この回で示される人柄(?)はたいしたものなのです。だけど、その崇高さを認めても、例えばカレシにできるかっちゅーと、やっぱ苦しいなーと。
 問題は、じゃあ彼が見栄えよいヒューマノイドタイプのボディを持っていたらどうなのか? って点ですけど。おなごは見栄えで超えられなかったはずの壁を超えちゃうんでしょうか。…超えられたら、なんかちょっといやーんって気もします。
 たかだか30分、しかも30年以上も前のアニメですが、この中身のつまりっぷりはたいしたもの。やはり古びても名作は名作だなーと思いました。

 しかし、けなげで可憐で素直、というわけじゃない、けっこうヤな性格でもある森雪といい、一作目のヤマトのキャラっていい子ちゃんじゃないとこがいいよなー。さらば以降の、品行方正でいかにも正義の味方然としちゃったキャラたちには全然感情移入できんかったもんな。

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2008.02.02

どうするつもりで始めた連載

 「BOOKOFF」に行ったら文庫版の「変身忍者嵐」が上下巻そろっていたので、反射的にGET。石森マンガは全集出版のあおりか、単に人気がないのか、新刊書店では著しく入手しづらくなってきたので、好き嫌いとか出来不出来とは関係なく見つけたら即確保しがちになってきました。ここ数年は石森マンガの空気感をおべんきょしなくちゃ状態が続いてるもんで、特に未読ものはチェックの方針。
 しかし、多分当時何話か読んでて「そういうオチになるだろうなー」というヨカンはあったんですが、これが見事な「うあああ」ENDっぷりでどうしたもんだか。ちゅーか、これって一話で主人公の仇討ちが終わってるわけだからそこで完結しておっけーな話で、二話以降ハヤテが諸国を流浪している理由がよく考えるとわかんないんです。説明皆無。雰囲気で一巻分持たせちゃってるというか。巨匠も連載途中で突然それを思い出したのか、下巻でちょっとフォローしているものの、そのくらいの構成ですから終盤三話くらいで無理矢理話を落としています。昔のマンガっておおらかでいいな。
 私のうろ覚えな記憶によれば、当時は石森原案の等身大特撮ヒーローものが連打されていて、嵐もその中の一本だったわけですが、アクマイザー3とかキョーダインとか(ライダーや戦隊ものはあえて外してます)に比べると嵐っていまいち知名度低い気が。私個人の印象では、着ぐるみの頭がでかくてかっこ悪かったんですよね。で、一話くらい見てやめちゃいました。男の子たち的には、あのデザインはどうだったんでしょう。ナシだったから人気が今イチで、その結果記憶に薄いとか?<まったくの推測。そういえば、「大鉄人17」もショタ的にはたいへんおいしい話だったけど、あれも知名度は低め設定だなあ。
 絵的にはちょっとアダルトな頭身で悪くない時期なんですけど、TVの企画にあわせて滑り出しの設定だけは作りましたけど後は成り行きで、な話はさすがになんだかなー。でも、このなんだかなーな着地っぷりがある意味石森クオリティで味わい深いかもしれません。<をい。

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2008.01.14

ものごっつユルい

 見る気などまるっきりなかったリメイク「ヤッターマン」を、休みだったもんでウッカリ見てしまう。キャラデザはブロスで知っていて「こんなもんかー」と覚悟完了だったんだけど、なんのプロテクトもなく新OPの直撃を受けてへにゃる。
 ななな、なんなんだ、このゆるゆるっぷりは。テンポがぬるくてボーカルもゆるい。リメイクでこうしたということは、時代のニーズがユルということなのでしょうか。時代の趨勢がそうだとしても、タイムボカンシリーズに関わらず山本節を刷り込まれた世代としてはもっとパンチが欲しいと思ってしまうのですが。
 本編に関しては、いろいろ言うのもなんだなあ、な身の上のわたくし。過去の「ヤッターマン」にもそんなに思い入れないし、すんごくおもしろかったという記憶もないもんで。ただ、悪役三人組の健在っぷりには驚いた。声優のみなさんはもう70代だと聞いたんですが、それで収録の時にあのテンションを維持しているというのだから恐れ入ります。この先リメイク版がどういう評価をされるかわかりませんが(とゆーか、一回目の出来を見るかぎり、あまり命は長くないと見たが、年寄りの感覚で言ってるだけで、若年層や現役ヲタのみなさんがどう判断するかはわからない)、ベテランのお仕事を拝聴できるという価値だけは間違いなくあるかと。
 「ヤッターマン」は全体にお約束でできている作品なので、お約束が身につかなかったりなじまなかったりするとびみょーな寒さを感じざるを得ません。まさにその、多少ウケポイントがずれている身としては、昔やってたギャグやお約束をそのまま今に持ってきてウケるんだかどうだか…、と疑問も感じてみたり。びっくりどっきりメカとか今でもアリなんでしょうか。おもちゃ展開するにはおいしい仕掛けだとは思いますが。
 しかし。ガンちゃんってあんなヘタレでしたっけ? 昔はも少しくらいは凛々しかったような。イマドキ男子のリアリティはしっかり者の女子に引っぱられるダメ男なんでしょうか。仮に磨けば光る玉だとしても、アイちゃん、心が広すぎる気がしますよ。しかも、なぜかそのしっかり者で美人の女子の方が男子にベタボレだ。(ぎゃるげじゃないんだからさ…)

 時代においていかれたロートルヲタおばさんには謎が深まるばかりのリメイク版でしたが、EDがJ-POPのタイアップ曲だというのにトドメを刺されました。ここは三悪の歌なのでは…。
 元々なぜ今「ヤッターマン」なのかよくわからなかったんですが、ますますわからなくなりました。
 こうなったらアンジェリーナ・ジョリーにもオファーしたと言ううわさのドロンジョ役を深キョンが演じるという実写版に期待するしかありませんね。<半ば本気です。

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2007.10.28

想像する画力は草なぎ画伯か浜田画伯並み

 いやー、なつかしいわ! 「アルスラーン戦記」のアニメ二作をBShiで放送中。最後に読んだのがずいぶん昔&ここ数年で出ている二部続きを読んでない不勉強読者なんで、かなり細部を忘れていて「あー、そう言えばこういう話だったわー」「こういうキャラ、いたわねー」と縁側の年寄りのような感想を漏らしつつ視聴。ヒルメスの声が池田秀一なのに改めて失笑。仮面といえば池田秀一というキャスティングはこのころすでに定着しつつあったのか。
 それにしても、一部の種明かしを知ってから見るとヒルメスっちゅーのはほんとにあはれなやつよのーと思う。私怨の向け先・はらし方が大きく間違っていると、外側から見たらただこっけいな人にしかなりません。そういう点でも、私怨というのはむなしいもんです。
 で、そう言えばの一つに、確かナルサス(今は亡き塩沢兼人さんの声がすでに懐かしい領域に入っていて切ない)の仕官動機ってアルスラーンが王位に就いた暁には宮廷画家として召し抱えるから、だったなあ、と。しかし、ダリューンによると、ナルサスってひじょーに絵が下手らしく、そんな無茶な約束は反故になさい、と助言されていたなあと。
 わたくし感覚で絵の才能がナニと言えば、真っ先に思い浮かぶのがタイトルのお二方。TVのバラエティ番組で見た二人の絵を思い浮かべると、そんな絵が飾られた王宮どうなの? って気になりますなー、やっぱり。

 私の刷り込みでは、山口勝平の声はやはしお育ちのいいぼっちゃまにはならないんです。ましてアニメのやや華麗な衣装を着たデザインだとなおさら、「山口声のくせに何をきどっておる!」と突っ込みたくなって仕方がありません。すんません。

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2007.09.30

「銀色の髪のアギト」、見ました

銀色の髪のアギト 通常版

 ここ一年くらいで劇場でやったアニメのはずだが、早くもBShiに登場。タダなので、見てみました。が。
 これはあたんねーだろう。作画とかは悪くないんだが、とにかくお話に隙がありすぎ。ちゅーか、ちゃんと世界設定をしたのかしら。「地球の長い午後」っぽい、天変地異の後植物が支配する世界となった未来の地球らしき。に、細々と、しかしたくましく生きる人類。主人公のアギトはある日過去の遺物である建築物の中でカプセルに閉じこめられた少女を見つける。
 という導入はまあ悪くないんだけど。物語上の「現在の」地球における、森の位置付けがさっぱりわかんない。森の中に住んでる人とか、ご信託出してるっぽいヘンな双子みたいな子どもとか、あれ何? あと、森が人を特異体にする理由とかも説明なしだし。
 なぜこういう世界になってて、生き残った人たちはどういう社会を営んでいて、がしっかりしてないと、主人公の活躍にどういう意味があるのか全然わかんないですよ…。
 この感覚はしばらく前に見たおフランスのCGアニメ「ケイナ」に似てる…。宮崎ちっくなガジェット(コナンとかナウシカとかラピュタとか)を持ち込んで、取りあえずこの雰囲気で世界を納得してください、みたいな。納得いかねーよ!
 森に対する最終兵器とかいう動く山もなんだかなあ…。あれで焼き払うって言うんでしょうか。そのくらいの武器だったら当時動かしてみててもよかったと思うよ。ためらうほどの効果がある気がしません。しかも、動いてるのにどこからかマグマが供給されてるみたいだし。リアルを追求すればいいとは思いませんが、うそはもう少し丁寧につこう。
 テーマ的にも自然を大事にし共存していこう、と解釈しようにも、この世界の植物は人間が遺伝子いじった後の天然自然のものではないらしいし、どう読もうにもすっきり感がないです。いっそ、昔何があったにせよ、今の人は今の人なりにがんばって生きていく道を見つけてるんだから、過去の人が勝手な良心の呵責であれこれ手を出すんじゃねー! という現実肯定な話という落とし方はどうだったでしょう?<誰に提案。
 最後に森の人が赤ん坊二人抱っこして、泉みたいなのの側に立ってましたが、あのシーンの意味がさっぱりわからない私はおばかさんなのでしょうか。
 製作入る前に誰か脚本にリテイク出そうって人はいなかったのかと、ちょっと不思議な気が。コンテ切ってる人だって、「なんでこういう話なんだろう?」って思わなかったのかしら。
 最近よく話題になる、声優じゃないキャストに関しては、それほど演技がつらいとは感じませんでした。むしろこんな感情移入のしどころがなさげなお話で演技せいっちゅーのが酷。俳優の皆さん、お疲れさまでした。

 雰囲気似てる気がするという「ケイナ」はこれ↓。
ケイナ デラックス版

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2007.09.05

ちくしょう、おもしろかったよ

 相方は先日の映画の日にすでに観賞済みのアレを、一日は体調不良で脱落したためにネタバレを恐れまして、レディスデーの本日脱兎のごとく観賞してまいりました。
 …「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を。
 私にとっては暗い過去というか、1990年代の亡霊のような位置付けになっていたエヴァなので、このまま封印というのも手だなと思っていたし、製作発表されたときもそんなにそそるものは感じなかったんですが。やっぱりなんちゅーか。見に行ってしまういかん大人。
 そして、おもしろかったんだ、これが。「序」はかなり原版ダイジェスト的色合いが強かったにも関わらず。話はぶっちり途中で終ってるってーのに。この十年以上も、なんとなく正視できずにいたあの話を久しぶりに見て、この十二年私はろくな成長もなくだらだらと過ごしてきたんだなあと思った。
 つーか、私はどうにもこうにもロボアニメが好きだよ!
 取りあえず、苦悩しながらも腹を据えて指揮官やってるミサっちゃんに拍手。そして、ただ綾波を心配するだけでもなくただ逃げ回るだけでもなく何がふっ切れたわけでもなく、それでもポジトロンライフル(という名前では、劇場版はないけど)ににじり寄りトリガーを引こうとするシンちゃんの今後に期待しよう。
 いろいろと深読み可な作りになってるけど、素直に視聴者として次を楽しみに待ちます。

 世間の流れを全然知らずに劇場に行きましたら、平日の夕方シネコンのたぶん一番でかいスクリーンの半分くらいが埋まっててびっくり。エヴァなんてもう半分忘れられた存在だと思ってたんだけど。あと、観客に若くてふつーっぽい世代が多いのも最近のヲタ事情を知らない身には不思議でした。
 …なんか、ちゃんとヒットしてるんですね。<今ごろ映画情報見てる。

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2007.07.29

なるほどねえ

APPLESEED

 CG技術にとって三年はものすごい時間経過なんあと思わされる、BShiでの「APPLE SEED」放送。当時は「日本でも映画用にこのレベルのCGが作れるようになったんだなあ」なんてちょっと感動したものでしたが、今見るとてらてらつやつやした質感だし動きがなんとなくぎこちなく感じるしで、私のようなナナメ映画見ですらすっかりCG舌が肥えてしまっているのを実感します。「ジュラシックパーク」一作目の感動は、もう二度と味わえまい。しかし、あの年はやたらとマンガの実写映画が作られてましたが、あれが今に至るマンガ原作多作化の始まりだったんだろうか。
 私は士郎正宗にそれほど思い入れがないので「APPLE SEED」は原作とぶっちり切り離し、さておきCG使えば日本でもハリウッド映画みたいなモノが作れるんだなー、ふーんという無国籍テイストぶりを楽しんでました。ので、その辺を確認してもらおうと相方にも「ちょっと見てみて」と頼んだのですが。
 しばらくすると「つらくて見てられない」と言い出す始末。何がつらいんだ? と聞くと、「これってたぶんキャラの芝居はモーションキャプチャなんだろうけど、そのキャプチャの芝居が高校演劇みたいで痛々しくて見てられない」と言う。普通に走る、振り返る、人の話をただ聞くといったときの、手足の動きのしまりのなさというか、だらんとした動きに芝居に神経がいってないのがもろわかりなんだそう。(相方は高校時代に演劇部の大道具をやっていたので、自分たちの痛々しい過去を見るようで堪え難いという)
 それに引き換え戦闘シーンは異様に生き生きと細かなところまで芝居がつけられているので、日常の芝居の低レベルがますます際立ってしまうんだとか。フォーメーションの動きや合図送り、蹴りなどの格闘系の動きはすごいレベル高い気がする、そうな。
 めげずに「でも、話はハリウッドのアクション映画っぽくねー?」と聞いてみると、「ハリウッドだったらこんな理屈っぽい話は作らないよ。延々説明シーンが必要な設定なんて速攻切り捨てるんじゃないかな」と言い捨てられてしまいましたとさ。私の目は節穴ってことか…。
 ちゅーと、この映画、何が取り柄なんですかね(汗)。特に後押しするほどの義理も何も感じていない作品ですけども。
 同じ監督? プロデューサー? でこの夏新作が作られてるはずだけど、今度はちゃんと芝居のできる人のモーションキャプチャを採用してるんでしょうか。<よけいなお世話。

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2007.07.12

盛り上がらないなあ

 福岡でもアニメ版「のだめカンタービレ」が最終回を迎えました。
 ぶっちゃけ、盛り上がらなかったなあ…。
 ドラマが終盤に向かってぐいぐいおもしろく感じられるようになって行ったのに対し、アニメは常に低体温な雰囲気で。ドラマは初っぱなの期待がゼロどころかマイナスから始まったせいかしら。
 何より残念だったのは、「音楽やるって、無条件にとにかく楽しい!」という躍動感が伝わってこなかったこと。こぎれいな引き絵にCG起こしの異様に動きのいい指の演奏が乗る画面作りがさみしさを強調して見えました。
 ものすごくダメな出来でもないけど、アニメ「ならでは」の見ごたえもなく。私の個人的な感覚によるものかもしれず、世間的にはそれなりの評価なのかもしれませんが。
 大川のシーンがどうしても九州に見えない。雰囲気がなんか東京。というか、関東。地元民の細かすぎる指摘でしょうが。

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2007.06.28

行き当たりばったりなのか!

 今週はずっと「BSアニメ夜話」で、前節までアシスタントをやっていたしょこたんがその後適度に売れてしまってギャラが上がってしまったのか、今期からは新たに加藤夏希さんがアシに来てました。この人も見た目ふつーにかわいーんですが、ほんとにある程度アニメが好きみたいです。(ただし、ヲタっぽい好きさではないっぽい)
 世の中変わった。女のアニメマンガ好きは、外見モロそれ系とは限らぬようになった。まあ、ライトアニメマンガ好きであれば、男性もヲタオーラの出ない普通の人が増えましたけど。
 今回は「母をたずねて三千里」という、もんのすごくいい作品とわかってはいるけど、もんのすごく見るのに気力のいる作品が取り上げられていて、私的にはそこチェックだったりしたんですが、精神年齢が慢性少年の相方は、当然「装甲騎兵ボトムズ」がメインです。メカ好きには安定して人気ありますよね、ボトムズ。
 わたくし、本放送時にボトムズ見てはいたんですが、イマイチ乗れなかったんです。相方が全話ビデオ持ってて時々おさらいしてるのをわき目で見たこともあるんだけど、どうも気持ちが引かれない。
 そのわけが今回の「アニメ夜話」見てなんとなくわかりました。
 あれってちゃんとしたシリーズ構成がいなかったんですって!
 脚本家がベテランぞろいで、それなりの打ち合せでそれなりのつながりを持った話を仕上げてきてくれてたんで、それでいいかー的な作りになってたらしいです。
 なんですとー?
 あの当時の大半のアニメなんてそんなもんだったような気もしますし、ベテランの脚本家の方は確かにお上手でそこそこに破綻のない範囲で物語を作れたりするもんですが、しかし。
 すでにトミノの語り口にどっぷり浸かっていた当時の私は、絵柄の醸し出すちょっと大人めの雰囲気になじまない行き当たりばったり感のある話の進行にへなへな来てたんでしょう。いくらメカがそれっぽくてもその場その場の絵作りがらしくっても、話にダイナミズムがないとなんとなく食い足りない。そういう好みができ上がってて、ボトムズにノれなかったんだなーと納得。
 あの「ウドのコーヒーは苦い」なんていう、雰囲気のある予告のモノローグは高橋監督が書いてらしたそうで、だったらもう少し全体も監督がまとめてくれてたら、こう。もちょっと話にまとまり感が出たのではないかと思うんだが。(そう言えば、「ガラサキ」も結局シナリオの人のカラーの方が強く出てああなっちゃったというような話を聞いたような。高橋さんの物作りが、そもそもそういう形式なのか?)
 今、新しい話をOVAで作ってるようなんだけど、また行き当たりばったりでやるんだろうか。うーむ。

 岡田さんが痩せすぎてて、一瞬誰かわからなかった。どのくらいの期間かけて痩せたのか知らんけど、あれだけ痩せたらリバウンドしないように気をつけないと体に良くなさそうな気もする。

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2007.05.20

「邪眼は月輪に飛ぶ」、読了

邪眼は月輪に飛ぶ

 藤田和日郎は、たぶん一つの物語しか書けない。
 何を書いてもそこから離れることができない。
 新作を読んでもうっすらと感じるそれは、「なあんだ、また同じ話?」という印象を読者に与えるかもしれない。
 でも、それでいいと思う。藤田和日郎が書くたった一つの物語は、たぶん最強の「少年マンガ」だから。愚直なまでに光を信じ、それを貫き通す、前向きの意志に満ちた物語だから。
 今回の話は成年マンガ誌の連載じゃないかと言われるだろう。確かに少年は出てこない。出てくるのはちょっと偏屈なじいさん、年頃の娘さん、米軍の軍人に情報局のインテリ。だけど、彼らの織りなす雰囲気は、やっぱり少年マンガのもの。じいさんと軍人さんが次第に信頼関係を築いていく様はいつもの藤田節で、読んでて「これこれ!」って気持ちになる。
 大いなるマンネリズム。
 それでいいじゃない。私はいつでも藤田和日郎のマンガを待っている。熱く突き進む男たちと強い意志を失わない女たちの物語を。

 でも、ミネルヴァちゃんのケータイクリーナーってのはどーかと思うの。

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2007.05.15

ちりまつりPart.3

009-1 ゼロゼロナインワン vol.4

 だいぶ間が空きましたが、ちびちびと「009-1」を五巻まで消化しました。
 特に「おもしろいっ」てわけでも、「クオリティが高いっ」てわけでもないモノをなぜか見続けている私。これも一種の業というものでしょうか。
 深夜アニメで女スパイが主人公。これだけ聞いて一番最初に思い浮かぶのは、「それってエロいやろ?」という想像ではないでしょうか。そう思う私がケガれているのでしょうか。
 だって、人間の三大欲ですもの。原作だってアダルト向きマンガの黎明期ということで、そっち方面に力いれてみたりしたわけだし。(今の水準からすれば全然おとなしいけど)
 しかし。実際に見る「009-1」は全然えろくない。全然は言い過ぎか。そこそこのシーンはなくもない。だけど、あんまりえろをウリにしてる感じがない。主役の声に釈由美子をキャストした以上、あからさまに刺激的なえろはやれぬということになったのか。もったいない。(<何が)
 ともかく、「009-1」は予想外にえろくない。となると、アニメで深夜でこの題材をやる意味はどこにあるのだ? って、これも言い過ぎか。
 となると、スパイという存在の悲哀、みたいな話にならざるを得ないのか。と三巻以降を見て思う私。四巻の「港」とか「昨日の暦」みたいな話は明らかにそういう傾向の話。「港」の後味の悪さというか、子どもに指摘される大人のご都合はキツいものがあるけど、それをやってるオトナにはオトナの事情があったりするのよ。と、子どもに主張するのもなんだしなー。
 引っ掛かりのある話を出せるというのは、一つの物語としてなかなかかな? とも思うけど、せっかく「スパイ」なので、もう少し爽快感のあるアクション物の側面も持たせてほしかったなあ。「黄金の女」なんかは他の00ナンバーも出てるから、その方面を強調した作りにできそうなのに、淡々とし過ぎてて惜しい。全体に女性ライター多めの起用だから、情緒的な印象強めの仕上がりになってるのかなあ。
 ラスト一巻は三部作で、一応物語としてまとまった終り方をしてるというので、どう着地したか、ちと楽しみに確認する予定。
 しかし、客観的に見ると、このシリーズ、どの客層に向かって商売してるのかよくわからん。今さらコアな石森ファンだけを対象にするなんてマーケット狭すぎだし、えろ面が薄いからそういう引きは期待できないし、萌え系のキャラはいないし、活劇ですかっと爽快というニーズに訴えてもいないし。ものすごく今どきの流れから外れきってる気が。

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2007.04.30

さみしい連休

 去年は放送後一ヶ月くらい経って知ったNHKFMの「今日は一日! アニソン三昧」を、今年は事前放送予定をキャッチして、午前中のうちにさくさくと用事を済ませて放送に臨む。<臨むほどのことか?
 だって、午後1時から翌夜中の1時まで続く半日放送です。(途中ニュースなどでの中断はあるけど)全プログラムを聞くとなると、ほとんど何にもできません。いや、ラジオ聞くだけやん、と言われそうですが、聞くことに気を取られると意外と手ってお留守になるんです。ながらでやっても問題なさ気なことしかできません。そこつ者やし。
 しかし、いきなり冒頭が去年のリクエスト数ナンバーワンだかって、AIR? の鳥の詩? だって。えろげの主題歌ですよ!(笑)この曲はヲタな人(えろげプレイヤー以外からも)から「いい」「いい」と評判だったので一度聞いてみたいとは思ってたんだけど。…事前にいいいい言われすぎていたせいか、イマイチよさがわかりませんでした。耳が悪くてスマン…。
 なにしろロートルヲなので、近年のアニメになると全然わかりません。TV東京の深夜枠ものなんかは壊滅状態です。それなりの知名度があるJ-POP系歌手の人が歌ってるものなんか、アニメの歌としてじゃなくて聞いてるし。中によさげな曲があったら、アニメそのものは見なくても曲だけつまみ聞きしようかと思ったんですが(iPodの燃料注入用)、そっちの目的もあんまり達成されず。
 でも、途中でやってた女性シンガーによる今どきアニメライブを聞いてて、ヘタなJ-POP歌手よりうまいよなと思いました。コンビニの有線で聞いて「いいな」と思った曲が、音楽番組で生歌聞くと脱力ってケースがあるからなあ。
 生番組だけにいろいろと行き違いもありましたが、緒方恵美さんのナイスフォローの嵐でずいぶん救われてたと思います。アニメ得意なアナがそんなに局内に転がってるわけもないし、多少のポカはしかたないす。塚原アナには「名作平積み」でなじみができてて、なんとなく責められないす。

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2007.04.29

「おおきく振りかぶって」を読む

おおきく振りかぶって (1)
 この春に始まったアニメをちらと見て興味を持った相方が、知り合いから「おおきく振りかぶって」の原作を借りてきた。ので、読む。
 ふつーに野球マンガとしておもしろい。私は水島野球マンガで育ったので、試合がきちんと組み立てられていくところに引きずられやすい。なぜこのとき、こういう展開になるのか、こういう判断をするのか、ざっくりしたところが水島マンガには盛り込まれていて、ライバルの心情対決的だったり魔球勝負だったりしたそれまでの野球マンガにはあんまり興味がなかった私に、現実にプレイする野球の醍醐味を教えてくれた。(そのおかげでプロ野球も楽しめるようになり、ホークスの応援もできるのである)
 「おおきく振りかぶって」は、その辺がさらに掘り下げられていて、チームの構成や練習の効果、試合での駆け引きが細かく描写されている。(どのくらい「あり得る」ものなのかは、運動無知の私にはわかんないけど)その上に、一つのチームが「チーム」になっていく過程のドラマが乗っている。そりゃ、おもしろいわな。
 この野球マンガが新鮮なのは、ピッチャー三橋くんのキャラ造形にもあると思う。気の弱いピッチャーという役回りは今までもなかったわけじゃないけど、三橋くんは気の弱さというか、一種の卑屈さが今まで見たことないくらいきつい。でも、野球がほんとに好きで実はすごい素直、という野球物主人公のポイントも備えている。キャラの性格が細かく書き分けられているのは、やっぱり作者が女性だからかもしれん。田島くんみたいな、単純運動バカ(でもいいやつ)がちゃんと入ってるのもいい感じ。

 単純に野球マンガとしておもしろくできているがゆえに、801因子のない私はなぜここに801的解釈が持ち込まれるのがよくわかんない。ふつーの友情、チームメイトのつながりじゃなんでだめなの?(ぶっちゃけ、「おお振り」人気のうわさは最初801系から流れてきたため、「おお振り」にはなんとなく疎遠な気分でいたところがある)
 男同士の友情というか、同志感覚というものを、そのまま受け取って「いいなー」と思うシンプルさが、女ヲ的にはマイナーな楽しみ方になってるようで、なんとなく肩身が狭い。

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2007.04.28

あれって2007年

 2001年になったとき、「21世紀なのに車が空飛んでないよ!」と言ったSF者は多いと思いますが(それは家の話)、ふと思い出した古いリリカルSFマンガの舞台が2007年だと知ってかなりびっくり。
 …「たんぽぽクレーター」(by 筒井百々子)って知ってますか?
 復刊ドットコムの対象になってるそうなんで、今は古本でないと読めないようで。
 確か水樹和佳の「樹魔」なんかが出てきたのと同時期の作品で、「あー、少女マンガでもハードに力こぶ入れなくてもSFやれるようになってきたんだなあ」と感慨深く思ったものでした。
 あらすじを書いちゃうとやすっぽいお涙ちょうだい話みたいになってしまうので、パス。いや、でも、いい意味で泣けるマンガなんだが。絵柄はかなり・ちょっと・なんなんだけど。
 2000年代になって月に医療都市が作られている、という設定の話。都市は次第に発展し、物語の舞台となるのは2007年。
 2007年には月に人類の住める都市ができてる!
 と、あのころはわずかであっても、その可能性を信じられたのだなあ。
 その点では、いい時代だった。

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2007.03.31

まるごと「あしたのジョー」につき合う

 NHKはどこに行くんだろう…。と思わせられるここ数年のBSのラインナップですが(ヲタシフトが強まる一方で、私にはありがたい傾向なんだが)、今年度の最終週には「あしたのジョー」の虫プロ版アニメから1/3ばかしを集中放送という無謀を。団塊狙い?
 私は「あしたのジョー」には出碕演出流れで「2」から入ったクチなので、マンガ連載当時の盛り上がりについては伝説的に知るだけです。たぶんあの時代、すでにあしたのジョー的生き方は同世代の共感を得にくくなりつつあったんじゃないかって気がするのですが(バブルはそれほど遠くなかったし)、私の頭がアナクロだったのか、結構入れ込んで見てました>「あしたのジョー2」。カーロス・リベラがなんとなく好きで、パンチドランカーになったあと変わり果てた姿で現れたときには涙出ました。
 あの当時の少年マンガは概ねそうでしたが、「あしたのジョー」も作中女性度数が低くて、魅力的な人間関係はやっぱ男と男の友情というか同志意識というか、同じゴールを見ている者の共感みたいなものに尽きてて、それより他に人の心を打つ関わり合いがあろうか! って感じ。そしてさらに大事なのは、己一人が見つめる何かしら精神的な「高きもの」。「あしたのジョー」で言うなら「真っ白に燃え尽きて、燃えかすなんか残りゃしない」完全燃焼なファイト。それを聞いた紀ちゃんが「私、ついていけそうもない…」とジョーへの思いを断ち切って西の元へと嫁いでいったのは、私にとって強烈な刷り込みの一つです。いい男は女との日常じゃないものを見ているもんなんです。私が男女の恋愛の価値を二の次に考えてしまうのは、この時代の少年マンガの洗礼のせいに違いなく。
 それでも「2」は原作よりも時代が下った影響もあってか、ジョーは心持ち白木葉子にやさしいですが。
 女子的興味でものを言うと、仮にあのホセ・メンドーサ戦の後ジョーが生きていたとして、奇跡的にパンチドランカーで廃人化してなかったとして、それで白木葉子と、例えばボクシングジムを開いて後進の育成をしちゃうような後日談が思い浮かぶかというともそんなもんは欠片も想像できないし、そんなもんは「あしたのジョー」じゃねーだろー? って気がします。やっぱりあの物語にはあの結末しかなく、その後のことを考えるなんて無粋というものでしょう。

 「名作平積み大作戦」で夢枕漠さんが「妖星伝」のプレゼンをしたとき、物語は永遠に終らない方がいい、コンパクトに結末がつくよりも人の心に残り続ける、みたいなことを言っていたけど、「あしたのジョー」に関しては、あの結末にたどり着いたからこそ今でも語られる作品足りえたと思います。これ以外の結末はあり得ない。
 それゆえ、後世の共感は得にくくなるかもしれないけど、長く読み継がれることだけが作品の価値じゃないなんて思ってしまう私です。

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2007.02.25

「ケイナ」をチラ見する

 特に見るTVのない日曜の夜。BShiで「ケイナ」なる番組を見つけてチャンネルを合わせてみる。
 あ、あれか。何年か前に公開されたフランス製のフルCGアニメ。
 洋物にありがちな濃いめのキャラクターと少々暗めの画面にそれほどそそられなかったので、夕飯作りながらチラ見してみました。これってファンタジー? SFでよくある一度文明が失われた後、残された人類(かヒューマノイドタイプの生物)が世界の謎を解くタイプの話? <後者でした。
 昔だったら失われた世界の謎に挑んで、生まれ育った集落を追われるように出ていくのは未知の土地を恐れない少年だったものですが、おフランスでもその役割を担うのは少女になってきたらしい。少年、影が薄れるばかりだなあ。いろいろあって、この世界がこうなった理由をケイナは知り、元凶というか原因に関与して世界は次のステップを迎える、という話の構成も、なんだか既視感があってあんまり見てて高揚もしない。
 「これって『ナウシカ』なんじゃないの? この人たちが生活するのに飼ってるの、虫だったし」と相方。あっそうか、日本のアニメ大好きなフランスだもんね。影響下にあっても驚くことはないが。
 これって公開当時の日本での反響はどうだったんだろう? 絵柄は明らかに日本人の好みじゃなさげだし、話もそんなこんなで特に「おおっ」と言わせるとこはないし、フルCGならではの映像的な斬新さも特に見受けられないし、きっとさして見る人もなく、ひっそりと上映終了していったんだろうなあ。(<すげい失礼ですか)
 ラストカットあたりで、舞台となった惑星からその衛星か何かまで植物っぽいものが伸びてるのを見て「あー、『地球の長い午後』」と唱和してしまったのは、同じ屋根の下にSF者が二人いる宿命のようなものでしょうか。
 台所にいて見損ねた途中の経緯を確認しようとネットを検索したら、そちらでも「地球の長い午後」に言及してました。あの植物、疑似軌道エレベーターだったのか。

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2007.02.18

こんなに無料で見られるのか!

 ↓「秒速五センチメートル」を見たこともあり、ついでにYahoo!動画のアニメのラインナップを調べてみたら。
 すごいー。けっこう無料で見られる作品があるのね。「ムーミン」のパペットアニメがある。「ウラシマン」と「ジリオン」なんか全話無料よ!(ただし、Macは門前払い、WinでもFireFoxとかだとケられる) …家の低速な環境+MadiaPlayerの小さめ画面で26話とか52話とか見たいかどうかは問題だが。
 でも、こないだなっとさん家ででかい液晶TVを見せてもらったとき、録画していた「バイファム」を目にして「な。なつかしー…」と思ったんだよなあ。「バイファム」無料で見られたら30話ちょっとにも耐えるかも。
 って、そんなことをしていたら、新職場になってなかなか確保できないぼんやり時間を全部アニメ見るのに費やしてしまうことになるがな!
 ああ、一日が36時間くらいほしいよ。

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2007.02.17

中学生というのは確かに無力だった。

 新海誠監督の「秒速5センチメートル」第一話がYahoo!動画で無料配信されているのを見てきました。
 以下、ネタバレます。

Continue reading "中学生というのは確かに無力だった。"

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2007.02.12

ちりまつりII

 近所のレンタルビデオ屋がセールを連発するのでなかなか棚に戻ってこなかった「009-1」の二巻をようやく借りてきました。ちー、セールで借りられたらよかったのに。新作価格を正直に払いましたよ。
 ちりまつり、なんて書きましたが、二巻はあまりちり出ませんでした。着衣量多めです。で、アクション多め。
 「ハードボイルド・エッグ」は原作のネタを筋立て的にはほぼそのまま採用しつつ、9-1とエッグの対決物の部分を拡張した作り。原作では人気のない、殺しをやりやすそうな雑木林だった対決の場を、なんと離島のリゾートホテルに!(笑) オフシーズンのリゾートホテルで、夜は顔を合わせ共にディナーをとったりしつつも、昼間は互いに命を狙い合う二人。昔のジェームス・ボンドものとかノワールな話みたい。いや、「キーハンター」の歌みたい。<なんですか、それ。最後の夜に情を交わすけど、翌日は決着つけますよ、という展開があの時代のアクション物というかサスペンス物というか、その辺のテイストに似てるような気がします。
 あ、そもそも「009-1」の原作が同時代なのか?
 だとすれば、この雰囲気は正当に原作返りと言えるのかも。
 「殺し」に美学なんかいらないの、とためらいなく相手をたばかり正面からエッグを撃つ9-1は、エッグよりもプロだったということ。ただ、こういうプロぶりを強調しちゃうと個の情感と遊離してしまうことがあるから、キャラとしてのバランスがむずかしいよなあ。
 「古城よりの招待状」も話の骨子は原作とほぼ同じだけど、スパイ同士のプライド合戦をドクター・サトナカの復讐譚とうまくリンクさせたのはいいアレンジだったなあと。声高にテーマを叫ぶような作品じゃないとは思ってるけど、中に一本くらいこういう質感の話があるとシリーズがいい感じに締まる。
 まあもう120%助からない状況じゃああったけど、マルスとオーディンの救出をあっさりあきらめてるミューズとロキもさばさばしたもんです。これがプロというもの? このロキさんが曰くあり気な人らしいので、次回の登場を楽しみに。
 二巻はシナリオが小林&今春さんと、平成ゼロでも安心してみられるお二人だったので、なかなか楽しめました。次はどうなってることやら。

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2007.01.20

「鉄人奪還作戦」、読みました。

鉄人奪還作戦

 相方が「これ読む?」と正体明かさず渡してきたマンガ本。
 カバー開けてみるとこれでしたよ、さとうふみや版鉄人28号。おおっ、やっとコミックスにまとまったのね。雑誌で一回目を読んだときは、未完だわ不定期連載っぽいわで「えー、だったら一話分まとまってから読むわ」と思ったんですが。一年経たずに第一話だけでも終ったのか、えらい。「PLUTO」とは大違い。<比較する対象を間違っています。
 ちゅーか、どーして私にこれを>相方。<わかりきってるでしょ。
 話としてはまあまあおもしろいです。あえてオーソドックスな「少年マンガ」なお約束をやってるのも好感が持てるし、今川ちっくな横山オールスターキャスト的遊びも悪くないです。さすが「金田一少年の事件簿」の人だけあって、正太郎くんが有能な少年探偵になってるのもぐー。<この辺は好みの問題でしょうか(笑)。あ、博士はちょっと影薄めで、今川アニメの方が苦悩深くて好む筋が多そう。<誰に向かって言ってますか。
 ただね…。この弱々しい単調なペンタッチでロボの格闘はいまいち迫力出ねー。手に汗握れねー。今どきの線の多いデザインのロボだったら、それでもごまかしが効くとこだけど、レトロなロボットたちはまるっと描線が少ないんで、Gペンなんかで強弱つけまくったぶっとい線でないと存在感がひ弱になっちゃう感じ。
 この作品が人間サイドの応酬をメインに書かれていくならこのままでもいいけど、ロボ戦も重視していくなら描線にもっと迫力が欲しいなあ。てゆーか、やっぱロボですよ、ロボ! この手の話でロボ見応えないのはさみしいです。

 いまさらですが、というような感想でございましたよ>Sくん。今後もシリーズ続くようでしたら読むつもりです。やっぱりちゃんと役に立つ少年探偵はいいものです。

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2007.01.17

「パプリカ」、見ました

 「こまねこ」と同じシネ・リーブル博多駅で…。あと一週間早く封切ってくれてたら、一緒に見たのに…。<博多駅にはあまり行く用事がないので、まとめて見られるとなおよしであったが。<映画三時間、続けて見られるますか?
 おもしろうございました>「パプリカ」。あっさりさっぱりエンタメとして、聞けばわかる平沢節な劇伴に乗って絢爛の夢のパレードが調子っぱずれに日常に進入してくる、その居心地の悪さと夢探偵パプリカの軽快な活躍ぶりを楽しめればそれだけで映画としては十分満足。あー、楽しかったー(いわゆる「楽しい」とは多少ニュアンス違うけど)と劇場を出てこれる気軽さが、今敏監督作のよさだなあと思ったりします。
 最近の、高名なアニメ監督の作品って。こー…。見ながら「ここから私は何かを読み取らねばっ」という気持ちに誘導されてるような気がしてなりません。出てくるときは、「この作品における監督の意図はなんだったのであろうか?」と考え、今一つしっくりこない出来のときは「どの辺をどうしようとしていたのだろうか? 何が不発だったのだろうか?」と思索にふけらなくちゃいかんような気分になります。でも今作品は、あまりそういう気にならない。別に中身がないとかつまんないとか、そういうのではなく、画面が考えることを強要してこないというか…。まあまあ、今は楽しく見てやっておくんなさい、と先にそう言われているような感覚があります。
 私がぬるくてヘンなんでしょうか。
 もちろん、後で考えればいろいろと深読みできそうなとことか仕掛けは隠してあるのですが、気がつかない人はそれで全然おっけーですよ、という懐の深さを感じます。
 …私は何かに疲れているかでしょうか。
 そんなわけでゆるゆる楽しく映画を見て帰る私なのです。…夢の世界を彩る青いチョウチョの群と壁にみっしり標本は勘弁でしたが。<チョウチョだめ(大泣)。

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2007.01.12

ちりまつり

 一部では胸と尻がやたらと印象に残ると評判(笑)の「009-1」のDVD一巻目を借りてみました。福岡では地上波でやらなかったもので。やはりああいうサイトをやってるからには押さえておかねばなるまいと思うものじゃないですか(笑)。
 しかし、なぜ今になって「009-1」。深夜アニメの題材としても、ちと中途半端な気も…。ターゲットが読めないよ。
 作画に関しては、平成版サイボーグ009で石森絵アニメーターとして名を上げた紺野さんが監督しているのでTVシリーズにしてはまあ安心。ただ、009のころより絵が大ざっぱになった気もする。尻は、確かに異様に目に入りますが、あと胸も単独で動きつけてあるカットがあるのは笑えますが、家には尻の目立つ犬がいるので多少の大きさはどんとこいです。<そういう問題でしょうか。
 ストーリーに関しては。そもそもが整合性を要求しない短編集だし、30分を軽快に楽しめればそれでいいという感じ。重すぎるテーマやシリーズを通しての一本の物語があるってわけじゃないし、多少説明足りないんじゃない? とか、それでミッション成功しちゃうの? とか思っても、耐えられないってほどじゃない。ないすばでぃのおねーちゃんの、健康なお色気アクションとしてはまあまあいいんじゃないでしょうか。釈由美子の声もそんなに気になりません。でも、思ったよりえろ度は低かった。ニーズ的にはこれでおっけーなの?
 活劇スキーとしては、やっぱりナインナンバー四人でミッションをこなす一話の方が好み。9-7、キャラ立ちのいい子だわ。
 ただ。OP、なんであんな曲にしたんだろう? 20年前のアクションアニメの主題歌のようだ。あれを見る&聞くしてると、「ああ、近未来女ルパンがやりたかったのね…」という気分になります。
 取りあえず、レンタルで継続観賞予定。

 しかし、「009-1」を借りたレンタル屋、009のDVDは新ゼロと昭和の白黒映画と超銀しか置いてなかったな(爆)。平成版はなかったことですか。

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2006.12.19

交じってねえ

幻魔大戦
 昨日に引き続き、「ガンオケ」やるつもりでTVつけたら衛星第二で「幻魔大戦」を放送中。でぇえー? イマドキ「幻魔大戦」? NHKはパチンコ業界かパチスロ業界かとタイアップですか?(TVで大友デザインのベガが出るCMを見たときはびっくりしました)
 当時は「おおっ、ほんとに大友さんの絵が動いてるぅうっ」というただそれだけで感動したものですが、その後「AKIRA」が作られ、「スチームボーイ」を見、TVCMで「FREEDAM」が見られる現在、むしろカットによっては露骨に東映アニメ絵になるのがわかるのが苦しい。大友さんの描くキャラって、背景の圧倒的な情報量や微妙な色使いの上に乗っているから映えるのであって、ふつーのアニメ背景の上にあると地味さばかりが際立つのもつらい。四畳半の押し入れの湿度さえ伝わってきそうな地味な画面です。
 その上、話がなあ…。当時ですら原形となった石森×平井のコミックが発表されてから15年近くが経過していて、すでに物語としては斬新とは言い難くなっていたくらいだから、今見るにはつらすぎる点が多々。「幻魔大戦」という作品の成り立ちを知らない若い世代がいきなり見たら、こ○ふ○の科学あたりの布教アニメと混同しそう。それとも、スピリチュアルやら細木なにがしやらがもてはやされる時代だから、むしろすらっと受け入れられるんだろうか。
 後は、二時間もののアニメとして完結させるために幻魔に勝っちゃう結末がどうよ? という感じ。(これは同時も思ったんだけど)全宇宙の破滅を意図する超意志体のもたらす終末にしては地球のおかれた状況は小粒だし、それに対抗する地球のサイオニクス戦士(このネーミングもなあ…)の強力さがよくわかんないので、これで勝てちゃったら今まで滅んできた多くの文明と生命体にすまないという気持ちです。
 いっそ、少年マガジン版と同じように「たぶん負けちゃうけど、みんなで打ち揃ってがんばる所存です」という絵で終ったほうが納得が行った気がする。幻魔って「ガラスの仮面」の紅天女みたいなものだから(みたいなものですか?)、むしろ話には出てこないほうがいいよーな。
 といった「んー」観は、なにしろ20年以上前の作品だから仕方がないと割りきれる部分ですが、一つだけ、これだけはなんとかならんかったのか…と思うのは音楽です。この作品、メインの音楽をキース・エマーソンが手がけたというのがウリだったんですが(ちゅーか、私は未だにキース・エマーソンの価値がわからない音楽音痴です)、さすがに全編の作曲を依頼するのは無理だったようで、補作を青木望が担当しています。この青木望さんというのが、私の中では代表作「銀河鉄道999」の人で、つまりは日本情緒的な作風と刷り込まれているのですね。繊細でウエットな雰囲気。この作風とシンセサイザーばりばりのキース・エマーソンの曲がなじむわけもなく、シーンを音楽でつながれると違和感が何ともしがたい。全然別の作品みたい。なぜ似た作風の人を連れてこなかったんだろう? 青木望には青木望のよさがあるのに、メイン:キース・エマーソンを打ち出したところに連れてこられると「違うよなー」感だけが強まってしまいます。

 「光の天使」はなんとなく好きでしたよ。サントラ買ったもん。だからパチンコのCMに過剰反応してしまいました。

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2006.12.18

ごわぁ、はじゅかちいいーっ

劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード
 ほんとは「ガンオケ」やるつもりでTVつけたら、衛星第二で「カードキャプターさくら 封印されたカード」を放送中。わたくし、TVシリーズのさくらはまったく見たことがないんですが、「アニメ夜話」でざっくりの作品内容を知った後、この前に作られた劇場版第一作を見たもんで、なんとなく気になりそのまま視聴。
 これってTVシリーズ終了後の話なんですね。で、話の主軸はさくらちゃんがひさしぶりに日本を訪れた小狼くんに自分の気持ちを伝えられるかどうかという、その一点というかなんちゅーか。主役たちの年代があれだから当然と言えばそうなんでしょうが、おばさん見ててまだるっこしいというかじれったいというか、「がっと言ってしまわんか、こらっ」という局面がめじろ押し。「小狼くん、あの…。私…、私…」で邪魔が入り、「……、私、小狼くんのことが…」で事件発生。の繰り返し。あーたー、もう、いったいどこまでこれで行くのか、見届けちゃろうじゃないか、この。という気分でオチまで行きましたとも!<なんか自虐。
 年代的に小狼くんは私のターゲットではあるんですけどね。声もくまいもとこで好みじゃあるんですけどね。<邪念。ああ、もっとがっつり小狼くんが活躍してくれたらなあ。どうしてもおまけ的な扱いなのがフラストレーション。
 てゆーか、「好きという記憶をなくした」彼に「それでも好き」と言えるなら、好きでいてくれることが200%わかってる状態なら告白し放題じゃないの? 違うの?<おばさん、情緒ってもんが欠落してますよ…。
 元来少年マンガ育ちの私だからかもしれませんが、少女ものの活劇というのもなんとなくまだるっこしい。もっと事件を盛り上げんかい! というか、もっとどきどき手に汗握る展開にできるんじゃないかとか思ってしまいます。危機的アクションに次ぐアクションとか! 少女はそんなもの期待してませんか、そうですか…。
 最後に封印されたカードの娘をさくらが説得しちゃうのもなあ…。もっとカードの娘と事前になんらかの接触があって、お互いの立場や感覚の差を互いに認識してて、それでもさくらが手を伸ばすのでないとあっさり説得され過ぎじゃないの? って気がしてしまうんですが…。あのミラーハウスでカードの娘と関わるあたりででも「お友だち観」の差異を出しててくれたらなあ。あの時点ではまだ、娘の正体を謎のままにしときたかったんだろうけど。
 エンディングで「PSY'S」でないCHAKAのボーカルが聞けたのでまあ満足。びみょーに鷺巣詩郎なのがわかる私の耳もそんなに腐ってないのかしらと。

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2006.12.05

うああ、ほんとに出るのか

 しばらく前から出たり引っ込んだりしていたwebKADOKAWAの「サイボーグ009完結編」の小説第一巻、書影も出たしこれはほんとに出版されるかしら? と眺めていたら、12月19日発売決定らしいです。
 うわー、苦節何年?
 私は長らく神々編の存在を知らなかったので、天使編から待つこと30年近く来たなあ。
 ぶっちゃけ、私は後期の石森マンガがそんなにおもしろいとは思えないクチなんで(暴言すんません)、巨匠の残した膨大なアイディアメモから息子さん(小説家と言うわけでもない)が書き起こしたという作品にさほどの期待は抱いてません。ただもう、何十年も中ぶらりんだったものになんとかオチがついてほしい、気持ちの整理をつけたいなーという欲求が「完結編、どーなるのかなー?」と気にかけてきた唯一の理由です。
 ちゃんと作者の脳から出た、オリジナルのオチの片鱗だけでも見届けたいという気分。やっぱり物語はどういう形であれ、出来がどうであれ、作者の意図に則した結末がついてないとお尻の座りが悪いんです。子どものころに楽しんで読んだものであればなおのこと。
 死に水を取る気持ちで読ませていただきます。<なんですか、それ?
 …続刊がまた何年、何十年後になる可能性も多いにあるんですけども。

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2006.11.30

巡り合わせか…

鉄子の旅 (1)
 昨日四巻までGETした「鉄子の旅」。このところすっかりアニメに疎くなってて知らなかったんですが。
 …来年アニメ化、ですってね!
 何の巡り合わせかよ?
 てゆーか、どの辺の視聴者層を想定したアニメ化なんだろう。やっぱテツ?
 このマンガはマニアックなテーマを持った鉄道旅そのものよりも、周囲がまったく目に入らない盲愛のテツの横見さんとテツ分がないマンガ家の菊池さんの不協和音ぶり、それを取りなすテツ分ありなしの編集さんたち、不平たらたらに参加した旅の合間にちょこっと(あくまでちょこっと)感じ取る旅の醍醐味、というテツ分の低いところが見どころかなあと思う。(だから菊池さんと同様、テツ分の低い私でもおもしろく読んだし、テツな彼とかダンナ持ちの女性の支持も得た)でも、そういう部分をイヤミでなく「おもしろい読み物」として読ませるのは、実は結構むずかしいんじゃないかと思う。毒っけが全然ないんじゃおもしろさ半減だし、そのさじ加減というか。
 あと、テーマ曲が「SUPER BELL"Z」ってのがなんともはや(笑)。
 いろんな意味でどうなることか。…まあ、福岡じゃやんないだろうけど。<スネ気味。

 四冊揃ったところで相方が読みたいというので貸したところ、「これって読んでてイタくならなかった?」と聞かれる。「いやー、別に。楽しく読んだよ」と答えると、「そうか…。この横見さんって方向がテツなだけで、行動とか視野とか似たのが周囲にいると思わない? そういうとこがイタくてイタくて、読んでてつらかったよ…」とのこと。言われてみれば、ヲというものは大なり小なり横見さん的なところがあると思うが、私はそんなに自分に引き寄せては感じなかったんだよなあ。同性は感じ方が違うのかしら。

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2006.11.05

なぜ突然

孤独のグルメ
 新聞の書評欄下の広告で「孤独のグルメ」を発見。けっこう前の作品なのに、今さらのように大きく載せてあるのはなぜなんだ?
 …あ、漫画文庫で再販されるから?
 このマンガ、原作が久住 昌之なだけに題材は「かっこいいスキヤキ」や「夜行」とおんなじなのに、谷口ジローのリアル系の絵柄で描かれているから雰囲気がちがう。なんとなくまじめに読めてしまう不思議。
 「夜行」は、夜行列車で駅弁を食べようとしているトレンチコートの男が、ご飯とおかずをバランスよくバラエティに富んだ順序で食べようと細かく細かく考えている様が書かれているだけのマンガです。最後はなんだっけ? おかずの食べ進め方を失敗してご飯が半端に残ってがっくりするとかいうオチです。すんごいくだらないけど、「あー、私も無意識に考えてる、考えてる」と共感してしまう罠。
 「孤独のグルメ」は個人経営の輸入業者の男だっけかが営業の途中で食べる食事のあれこれが書かれているだけのマンガ。「グルメ」とあるけど町の定食屋さんでの昼ご飯とかふつーの食事の風景が描かれてて、そこにドラマチックな出来事は何もないんだけど、男の脳内では食事に対するこだわりが鳴門並の渦を巻いている。こういうの、谷口さんだけだったら絶対描かない話だよなあ。

かっこいいスキヤキ
 原点とも言える「かっこいいスキヤキ」。このマンガ、思いっきりばかばかしいけど、こういうことを生涯一度も考えることなく生きてる人はいないんじゃないかと。

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2006.11.04

きっつぅ…

 相方は律義なやつで、一度見始めた番組はよほど「だめだ…」と思わないかぎり、ほぼ最後まで見通します。「ウルトラマンマックス」も「響鬼」も最後まで見たしな。深夜帯にやっていた「ロケットボーイズ」(映画じゃなく、「2005年のロケットボーイズ」のドラマ化)もちゃんとオチまでたどり着いていた。主役の名前がカジシンで親近感があったからなのか?<まさか。
 そんなわけで、おもしろいからなのかつき合い始めた義理からなのか、毎週見続けていた地上波の「SAMURAI7」もいよいよ来週で最終回。例によって通りすがりに眺めていた私ですが、30分も後半の活劇シーンで。
 うわわわ、カツシロウってば。
 キュウゾウ、撃っちゃったよ…。
 彼としてはカンベエを救おうとして慣れない銃を敵に向かって乱射したら、その向こうにたまたまキュウゾウがいちゃったというだけのことなんだけど。
 窮地を救おうと怪我を押して乱入してきたすご腕の味方を、不本意な事故とは言え自らの手で殺してしまったカツシロウの抱える心の傷は半端ではあるまい。
 カツシロウって、実戦なしの理想高い若者という設定だけに、他の仲間たちとの間の経験不足によるギャップが大きくなる一方で、話が進むに連れて見てて痛々しさが増すばかりだったのよね。てゆーか、「いくらなんでもお子さまが過ぎますよ?」という言動が多々ありまして。そういう役回りだからしかたないんだけど。
 それじゃあ、キララの心も動くまい、というか。
 青春の痛々しさを体現してるような子だなあと思ってはいましたが、しかし、ここまで重い荷を終盤になって背負わせるか。スタッフ、鬼よのう。

 私はとびとびでしか見てないからどうしてこうなったのかわからないんだけど、えらく戦いが派手に大規模になってるなあ。原作みたいに野伏せりの一団体とやりあってるのじゃない感じ。一本の映画を30分26本のTVシリーズにして、いろんなアレンジを入れたせいなんだろうけど。

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2006.10.26

古代の力!?

 今川案却下と聞いてにわかに興味が低下した来年度の新アニメ「ジャイアント・ロボ」ですが、本日また気持ちが萎え~になる話を聞きました。
 なんと新ジャイアント・ロボは草間博士が開発したのではなく、超古代文明が作りだしたミステリアス・ロボらしいですよ! …なんですか、それ。ライディーンですか? 原作のよすがはいったいどこに? そんなん、別にジャイアント・ロボじゃなくていいやん! と思う私は過去にとらわれすぎていますか?
 はあ…。
 その上、草間大作が1・8・才!
 無意味だ、ジャイアント・ロボをやる意味がまるでナッシング!!!<そこまで断言しますか。
 もー、ちょーがっかり。少年を主役に据えた冒険活劇じゃどうしていけないの? 私以外お客が見込めないからですか?
 いえ、18才も場合によってはターゲット内ですが。<そういう観点だけですか。

 スタッフリストを見て「あー、なるほど」感。シリーズ構成に小中千昭さんが…。いえ、小中さんきらいじゃないけどさ、別にジャイアント・ロボにまでクトゥルー持ちださなくてもー(涙)<クトゥルーネタになるとは決まってません。
 ミラーマンをああアレンジしたのは、まあ許容範囲内だったけど(あくまで私的には、だけど)、ジャイアント・ロボは違うだろ? って思うんですが。
 来年はライディーンも再アニメ化だそうで(以前やった「超者ライディーン」の扱いはどうなるのか。忘れたい過去なのか)、これはミステリアス・ロボ流行りの兆しなんでしょうか。こっちはなんとProduction I.G製作で(ライディーンはサンライズが版権持ってるんだと思ってたよ)監督が本郷みつるだというから、若干興味はあるのですけども。
 …結局私はロボアニメが好きなのだな。

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2006.10.20

しばわんこって

 受信料払ってるから意地になってるわけじゃありませんが、我が家のNHK視聴時間はかなり長いと思います。相方は民放も結構見てるけど。
 見るものが特にない九時台は「今日の料理」から「おしゃれ工房」という熟年女性並のラインナップでお届けしています。実用本位。
 その流れでつけっぱなしにしていたら、「しばわんこの和のこころ」のアニメが始まりました。というか、これ、アニメにしてたのか! (切り紙っぽい動きでアニメアニメーした作りじゃないけど)いわゆるアニメの情報載せてるとこではなかなか出てこないタイトルだからなあ。
 みけにゃんこ、自分で皿洗ってて茶わん割ったんだから駄々こねるなよ…。そして、妙に落ち着き払っていて面倒見がいいしばわんこ。てゆーか、しばわんこってメスだったのか!<絵本、読んではいないので。柴犬ってなんとなく「男の子!」というイメージがあったんで意外な感じ。
 あんなに駄々こねて泣いたのに、結局新しいお茶わんを買うみけにゃんこ。自分の食器が決まってるのは日本以外ではめずらしいんだそうです。言われてみたら、よその国ではあまり聞かない習慣っぽい。茶わんと箸と湯飲みは(家では冷烏龍茶入れるグラスもだ)だいたい自分のが決まってるもんですよね。
 みけにゃんこのことを散々言ったけど、私も今使ってる茶わんが気に入っているので、割れたらかなり動揺しそう。

しばわんこの和のこころ
 原作絵本はこれ。この表紙の雰囲気でしばわんこはオスと決め込んでいたわたくし。
 そして、カテゴリ「アニメ・コミック」にしてみたけど、なんとなくしっくりきません(笑)。

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2006.10.13

…がっかり。

 ジャイアント・ロボの再アニメ化のうわさは聞いておりましたが、私が「見たい!」アレかどうかはわからないんで静観の構えでおりました。
 それがチャンピオンのマンガ連載で「もしや、もしゃ?」と期待が高まっていたのですが。
 えー、「地球の燃え尽きる日」はコミックだけの展開なのーーー? ガクリ、とうなだれてしまう記事を読みました…。まあ、今川版はちょっと客層を選ぶとこはありますけども。せっかく物語の立ち上がりからやれるのにっ、と思うとファンとしては残念で残念で。かつての「ゲッター・ロボ」で製作遅延問題とかやらかしてから敬遠されやすいのか、今川さん。(いきさつがわからんので勝手な想像)
 あのぶっとんだキャラ配置の活劇を派手ーな今川演出で見たかったなあ。

 とは言ったものの、大作くんさえちゃんと書いてくれるなら、今川以外のジャイアント・ロボでも受け入れおっけーです。<現金。
 てゆーか、ないがしろでステロタイプな書き方したら許すまじ。

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2006.10.07

やる気あるのかしら…

 「ゴーストハント」がアニメ化されるというので、深夜帯にやっていたのを録画して今日視聴。
 …えっと。すいません、製作そんなにきっついスケジュールでやってるのですか?
 OPとEDがすごいひねりのない「CG?」なのは、もしかしたら歌なしも雰囲気あるよね的判断でやっているのかもしれませんが、いきなりちょっと見る気が低下。歌なくていいけど、映像でやる!意気込みというか、この番組見たいな、と思わせる引き込みがほしいとこです。来週以降テーマ曲がついたら笑ってしまいますがな。
 本編は、ちゃんと動いてはいるけど。その。全体にべたべたな演出が多いのがおばさん見ててきつい。もう年だから、三頭身でしゃべりがハイテンションになる場面を多用されるとなじみにくいです。それと非常に登場キャラの多い話なんで、うまくさばいてくれないと「なんでこんなに初手から霊払いがいっぱい…」という雰囲気になってしまいます。原作がそうだから、と言われたらそうだけど、動く絵で見ると「いっぱい」感が強調されてしまうのです。
 いなだ版のマンガを読んでたら、特に見なくてもいいような…。アニメ「ならでは」感をあまり感じません。マンガ版のファンに遠慮してるのか「そのままやればいいやー」と思ってるのか。
 なんちゅーか、年取ると文句が多くなっていかんです。こうやって見るものの幅を自分から狭くしてるのでしょうね。来週以降見るかどうか、びみょー。

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2006.09.26

うわぁ、やっぱり読まねばかよ?

 相方がにやにやしながらやってきて、「チャンピオンRED、読まんの?」と聞く。チャンピオンRED? 今となってはすっかり少年マンガ誌に弱いわたくし、ただいま各誌で連載中のマンガも何があるのかわかりません。まして前からちょっと影薄めのチャンピオン系(失礼)となるとさっぱり。
 私の反応が鈍いのは予想の範疇だったらしく、相方は素直に種明かしをしてくれました。
 なにー?「ジャイアント・ロボ」のマンガが連載開始? サブタイトルが「地球の燃え尽きる日」? そそそ、それって。
 あの、今川じゃーやんと・ロボのシリーズでございますか!!!
 ええ、あの今川ジャイアント・ロボの新作でございました。今川さんが脚本書いたものをマンガ化してる。しかもなんと物語の発端のエピソードをやってくれるんだそうです。げげぼ。それは読むしかないじゃーないですかっ。<草間大作くん激萌え。

 物語の冒頭ということで、「地球が静止する日」で亡くなられたあの方とかこの方とかが当然出演。国際警察機構の九大天王が勢ぞろいして一名乗り上げてますよ、いや大塚署長ってどんな能力持ってるのか今後に期待です。
 大作くんうぉちゃーとしては、まだBF側に足シフトしている大作くんが父の死を乗り越えて国際警察機構側に加わるいきさつに要注目です。「地球が静止する日」でも地味めなエピソード5で泣いたんだよ、私は! きっとBFの大人たちにも国際警察機構の大人たちにもいびられつつ(いい意味で、です)すねつつ前進する大作くんが見られると思います、うっふん、楽しみ。
 なので、今川さん、今回は誰かが大切なことを伝えそこなっていたために面倒が引き伸ばされるパターンはやめませう…。
 ところで、これ、映像化のプレ企画? どこかで来年ジャイアント・ロボのアニメが始まると聞いたんだが、あれはまた別の話?

 それにしても、「チャンピオンRED」って他に読むマンガがほとんどないですよ…。無駄に娘が多いマンガと格闘系? のマンガばっかりだ。しかも、読んだ印象が似てるものばっかのような。あと、付録でついてくる胸のでっかいねーちゃんのフィギュアをどーしたもんかと。

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2006.09.13

未完風だからこそ

 このニュース、最初は「ガセだろ?」と思った方が多かったようです。もしくはネタ? TV放送から十周年記念(?)でエヴァンゲリオンを新解釈で映画化するんだって。いやー、まー…。てゆーか、まだ集客できると判断した企画屋さん、すごい。というか、肝太い(笑)。去年の「Zガンダム」のリメイク映画が興行的に成功したからか?
 トミノは未だに大人げなくて(少しは丸くなったけど)、「Z」はその大人げない姿勢そのままで映画化してたからあれはあれでやっていいのではないかと思えましたが、エヴァの場合は。むー。
 今度は難解風を装って謎を振りまき煙に巻くことはなく、わかりやすくエンタメな結末を迎えるんですって。
 …そんなエヴァンゲリオン、おもしろいのかなあ? あれは見ながらそれぞれがない頭絞っていろいろ考えてたから、それぞれが自分の中に残る物を抱えられたのだし、それが消化不良のフラストレーションだったとしても、だからこそなーんとなく記憶に引っ掛かるものとして残り続けたんじゃないだろうか? 作り手側の迷いとか割りきれなさとか(時間のなさとか(笑)、葛藤丸ごと不格好にどーんと作品の中に入ってる無様さも含め、後1990年代半ばの空気感も含めて「エヴァンゲリオン」だったと私は思ってるんで、オトナになった製作サイドに今振り返るとあのころは大人げなかったですね、みたいな結末を差し出されてもなんだかなあ…って気がします。
 庵野さんも製作に関与するそうなので(総監督? どのくらいのポジションになるんだろう?)、実作者が自作を振り返るってどんな感じなんだろうね? という興味で見てはしまいそうなんだけど。<結局見るんじゃん!

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2006.09.07

全巻揃った!

Amazon.co.jp: からくりサーカス (43): 本: 藤田 和日郎
 「からくりサーカス」が!
 よく揃えた>自分。よくぞこの年でマンガを全43巻揃えた。終盤12冊をGETするために、苦手な夏場にBookOffに通い続けた己の無駄な根性に拍手。
 そして、平日だというのに即座に未読分の読破にかかるお子さまな自分。(夕食は作りましたよ、なんとか)
 読み終ってみれば、こんなにキャラクタがいるんだろうか?とか、なくてもいいエピソードもあるよなとか、思うことはいろいろありますが、勝が鳴海に並び立ち、フェイスレスこと白金に拮抗できる存在になるために必要な道程であったんでしょう。そして、そうは言いつつもやっぱり泣かされたしね。最古の四人が人間に感化され歩み寄り、それぞれに満足して逝くあたりとか。(コロンビーヌはいいよ!)勝を見送るリーゼの「ウソツキ!」とか。もちろん、最後の勝とフェイスレスのくだりとか。勝がこの物語の主役なのは、見られる側が襟を正したくなるような優れた観客だからだったんだなあと納得しました。
 「からくりサーカス」というか藤田マンガを読んで思うのは、少年マンガはやっぱり理想を描いていてほしいってことです。こうありたい、あらねばならぬという精神の理想。現実にそれを描く自分が弱く矮小な人間であったとしても、少年マンガを描いているときは、この世に守るべき正義があるのだと、それは貫くに値するものだと信じていてほしい。藤田マンガは「信じている作者」のパワーが紙面にみなぎっているから今どきは陳腐とさえ言えるセリフで泣けるのだと思う。
 少年マンガの理想を思い出したいとき、また読みます。

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2006.08.11

さよなら、ブライトさん

 昨日の寝坊を繰り返すまいともーっと起き上がり、ぼんやり頭で朝ご飯を食べながら新聞を読んでいて。
 訃報欄におどろいた。うそ、鈴置さんが亡くなったなんて。まだそんなお年じゃないはず。似た名前の別の人なんじゃ…。
 いつもは流し読みする最終面の短い記事に目を通すと、肺ガンで亡くなられたこと、お年はまだ56才だったことなどが書かれていた。やはりまだ逝くには早過ぎる若さだったんだ。
 井上瑶さんが亡くなられたときもそれはびっくりしたけど、アニメだけでなく洋画の吹き替えでも多く活躍された鈴置洋孝さんの声とはよりなじみが深く、よけいにショックを感じたというか。
 いや、やっぱり正直に言えば鈴置さんの声はやっぱり私にとって波嵐万丈であり、何よりもブライト・ノアだった。声優歴のごく初期の仕事がずっと代表作であり続けることをご本人がどう思われていたかはわからないけれど。吹き替えヲの相方が「メル・ギブソンやトム・クルーズなんかも結構やっていたんだがなあ…」と感慨深く言ったとしても、私が真っ先に思い浮かべる鈴置さんの声は「パイロットはスタンバっておけ」や「後方、弾幕薄いぞ。何やってんの」だったりするのだ。
 富山敬さんや山田康雄さん、そして思いがけず若くして塩沢兼人さんが亡くなられたときのうっすらとした喪失感を思い出す。古ヲは少しずつ思い入れのある人々と別れていく年齢になったということなのか…。

 うわー。wiki読んでたら、鈴置さんと塩沢さんって飲み友達だったって書いてある。あっちで二人で酒盛りしてるのかなあ…。
 そして、富山さんも56才で亡くなっていたのですね…。富山さんが逝ってもう11年になるとは。みなさん、早過ぎるよ…。

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2006.07.26

「時をかける少女」、見ました

 私の中で「二度と来ない永遠の夏の物語」というジャンルがある。アニメ版「時をかける少女」はまさにそれ。いつもと取り立ててかわり映えのないはずの17才の夏が、生涯忘れることのできない特別なものに変わる。でも、それはきっとタイムリープという特別な力のせいだけじゃない。
 なにしろ直球ど真ん中(笑)の「時かけ」世代なもんで、「時をかける少女」だけどストーリーはオリジナルなんですよと聞いたとき、「なんじゃ、そりゃ?」と思ったもんでした。それでなんで原作ものと言えるのよ?と。だから、細田監督作でなかったらたぶん見に行っていない。特集記事や公式サイトの類もチェックせず予備情報はないまま、「水曜に健康診断の再検査受けて、帰りに見に行ってみるか。レディスデーだし」というのらーっとした気分でシネコンへ。
 で、見てみたら驚くべきことに、後に残るテイストが「時かけ」だった。(「タイム・トラベラー」じゃなくて「時かけ」、ね)ストーリーもヒロインの性格づけも別物と言っていい(けど、ちゃんと原作のポイントは押さえてある)作りなのに。
 当日、北部九州は梅雨明け。映画館を出ると夕方になりかかってはいたものの、昨日までのぐずぐずした空模様なんかすっかり忘れた真っ青な空に入道雲ががんがん立ち上っている。
 あー、夏にこの映画を見てよかった。えー年こいたおばさんが、ほんのちょっとでもあのころを思い出せる季節に見てよかった。テレずにセイシュン気分にひたれる季節に見てよかった。
 これはそういう映画です。ふつーの女性に仕事の帰りにでもちょこっと立ち寄って見てほしい。なんの準備もいりませんから。笑って、はらはらして、…ちょっぴり泣いて。そして、明日はまた元気にそれぞれの場所に出かけていってください。

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2006.07.21

端からかなわないもんではあるが

 「ゲド戦記」後方支援で「ハウルの動く城」をやっている。
 そう言えば朝のNHKのニュースでも宮崎吾朗監督にインタビューという形で「ゲド」扱ってたし、露出作戦は万全。日テレとジブリのタッグは宣伝手慣れるよなあ。
 と言っている私は、たぶん見に行かないのだが。「ハウル」は一応劇場まで行ったけど、「ゲド戦記」はTVでやってたら見てみようかなという感じ。駿監督作であれば話がアレでも映像的に見どころが期待できるけど、アニメ初めて監督する人の映像に多大な期待はかけられないわけで。やはり無料でどのくらいのものを作るのかを確認してからでないと、劇場でお金は払いにくいです。
 すでに出回っている映画評では芳しいうわさは聞きませんが、そして最終的に監督を引き受けますと言ったのはご本人だから酷評も甘んじてお受けになるでしょうが、なんたって素人が作ってるのだし、その上題材は「ゲド戦記」なのだし、いきなしそれなりの出来のものが出てきたらむしろ奇跡だという気がします。父以上の天才でないと。ただ、比較対象がいきなり「世界の宮崎」なのもたいへんやなあと思うし、過酷なスタートという点ではこれ以上過酷なのはないでしょうから、ここを乗りきったら意外と業界で長持ちする人になるかも。
 当座の目標は「ゲド戦記」が赤出さないことか。赤出すと、また駿監督がカバーで長編をやらねばならなくなる。
 ジブリ的には「耳をすませば」の近藤喜文監督を予想外に早く失ってしまったのが大きかったのだろうなあ。あの方がご存命であったなら、これほどせっぱ詰まって後継者探しをせずに済んだろうに。

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2006.07.06

ある法則

 「からくりサーカス」が31巻まで揃ったはいいが、手持ち分のストーリーすらおぼろげにしか憶えてないんで、一気に一巻から読み直している。三年近く放置していたんで細部は忘れきっていてなかなか新鮮に読めてうれしい。三巻のオチで鳴海のアレをどう表現していたかまで忘れていたという自分の記憶力に不安を感じんでもなかったが。
 怒濤の勢いで読んでてふと、「からくりサーカス」と先日読んだ「テロリストのパラソル」って、なんか似てるなーと思ったり。
 そんなこと言われたって片方しか知らない人にはわけわかんない話だし、両方知ってる人も「は?」っと思うのかも。何が似てると思ったかというと、以下二つの話のネタを割るから、知りたくない方は退避するように。「からくり」では物語の発端にフランシーヌという一人の女に白金と白銀という兄弟両方ともが惚れてしまった、という過去の出来事がある。一方「テロリストのパラソル」は主人公と大学時代の親友、そして二人の間にいた園堂優子という女の関係が二十年の時を経て事件を生み、止まっていた主人公の人生を動かし始めるという物語。男二人に女が一人の恋愛感情のもつれが物語の構造を支えてるとこが似てる、とシンプルに言ってしまうと、そんなんいくらでもある構造やんになってしまうのだけど。
 この二つ、どちらも武骨で不器用な体育会系の男に女が心を寄せ、線の細い知性派が女の心を得られなかったことに長い間こだわり続ける。そのこだわりが女を死に至らしめ、もっと大きな災厄を生むという形になってるのが似てるなー、と。そこまでいっても、特に珍しくもないよくある構図と言われてしまうかもしれないけど、熱血少年マンガとハードボイルドミステリが似たものを内包してるというのがおもしろいなーと。
 やっぱり男性は言葉数の少ない不器用な男のよさに気づいて欲しいものなのでしょうか。そして、その女は聖母のごとく慈愛深かったり、どこかミステリアスだったりと魅力に尽きぬ存在なのはお約束。

 しかし、「からくり」のフランシーヌも不幸ではあるが、まだしも白銀と気持ちが通いあったという事実があるだけちと救われる。(それが故に白金に連れ去られた後がつらかったかもしれんが)「テロリスト」の優子は、結局島村というか菊池がどう思っていたか、最後まではっきり語られないままだもんなあ。それどころか、どうも優子の娘の塔子とこの先まとまりそうな雰囲気で話が終わるし。気持ち生殺しのまま桑野に翻弄される半生で、横恋慕の揚げ句殺されるのだから不憫でなりません。この三人の結びつきは好ききらいなんて言葉でひと括りに出来るものではなかったのだと作者は言いたいのかもしれんけど。

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2006.06.12

完結したらしい

 年とともに「待つ」のが苦手になって、連載物をじっくりまったり追いかけて読むのがつらくなってきてる。おかしいなあ、年を重ねると人間少しはマシになるのではなかったのか?辛抱強いとか打たれ強いとか、そういう美点が出てきてもいいのではないか?…何もせずにぼーっと過ごしてるんじゃ、成長のしようもないってことですね、とほほ。
 ともかく。そんなわけで、連載を読むのを止めて単行本フォローに変えて、それでも一冊一冊読むのがだりくなってきたんで「完結したらまとめて読もう」と思っていた藤田和日郎の「からくりサーカス」がやっとこ終わった模様。うはー、長かったなあ。
 実はうっかり職場の休憩室に置いてあったサンデーを斜め読みしたら、なんと鳴海としろがねが再会(?)するいくつかのクライマックスのうちの一つをやってて「しまった…」と思ったとこだったのだ。こういうのは流れで読まないと盛り上がらないのよねえ。惜しいことをした。(「からくり」は3巻目の鳴海のアレを先にうっかり読んだという知り合いがいて、事故として痛ましいと思ったんだが。自分が事故起こしてどーするよ…)
 まー、それで「そろそろ終わりだな」という感触は掴んでいたのだけど。
 途中サンデーマンガにしてはめずらしく天下一武闘会化して、そのあたりで物語の進捗が下がってきたもんで、「こりゃー五冊くらいたまったところで読むかのう」なんて言っていたのは何年前?たしか20巻ちょい越えたくらいだった気がするが、今は何巻まで出ているのだ?42巻?
 …20巻くらいためたのか。今からそれを買い揃えるのか。うわぁ、どーする>自分。
 インターネットカフェやレンタルマンガ屋で読もうと思えば読めるけど、できがいいとか悪いとかは関係なく藤田和日郎のマンガの熱さが好きなので、手元には置いておきたい気分。ぼちぼち揃えますかのう。

Amazon.co.jp: からくりサーカス 42 (42): 本: 藤田 和日郎
ただいまの最新刊。次巻で完結ってことは、全43巻?「うしおととら」より10巻も長いのか!ひー。

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2006.05.20

読み間違いの…

 人のことを聞き間違いの女王なんて言ってる場合ではない。
 GWに録画していて未見だった「BSアニメ夜話」の「イノセンス」の回を見る。「攻殻機動隊」じゃなくて「イノセンス」ってとこがなー(笑)。意外だったのは会場&メール&ファックスで「わかりにくかった」という意見が多かったこと。そうかなあ。もっともったいつけてわかりにくい話になってるんじゃないかと覚悟して見たせいかもしれないけど、思ったより親切な作りだったしそれなりにエンタメの要素も入れてある気がしたんだけど。少なくとも「パトレイバー2」よりはお客のことを考えて作ってあったような。
 「パトレイバー2」と言えば、これも後藤さんが南雲さんにフラれる話だったなあ。<そういう理解でいいんでしょうか?男性は、成就する恋愛よりもフラれ男の話の方がおもしろいのでしょうか。「カサブランカ」もある意味フラれ男の話と言える。と考えたら、男がフラれる話は見るに耐えるというか、独特の味わいが出ていい話に仕上がりやすい気がする。出そうと思えば渋さでもペーソスでも出せる懐の深さがあるような。それに比べると、女性がフラれる話ってどこか悲惨というか余裕がなくて、あんまり笑いにならないなあ。もちろん、ハードボイルドにも。

 今回のアニメ夜話のアシスタント女性は、新ブログの女王とか言われてるらしい中川翔子。マンガやアニメの話題が惜しげもなく出てくるブログをやってるとこを買われての起用だったみたいだけど、読み込みとかは思ったより浅めな感じでした。理屈大好き第一世代ヲから見ると、ちょっと食い足りない感じ。でも、彼女がばりばりに深い話に突っ込んでいってしまうと、普通とヲタクの掛け橋に位置する人がいなくなるから、番組的にはあのくらいがちょうどいいのかも。
 で。冒頭の読み間違いってやつですが。
 わたくし、ながいながい間、
「しょこたん ぶろぐ」を
「しょたこん ぶろぐ」
だと思い込んでいました。正味「しょたこん」だと信じきっていました。だから、「うわー、若いのになんちゅーところでカミングアウトしてんじゃ!私でもようやらんわ…」と、まぢめにご本人の今後を憂えていたのです。考えすぎだっちゅーの。

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2006.05.11

秘められた血が騒ぐ

 全然秘めてないという周囲の指摘は無視するとして。
 ゲームや特撮はまだそこそこやったり見たりするのに、アニメの方はすっかりご無沙汰ムードのわたくし。私の好みと時代にニーズがずれてるのよね、とか、ヲ歴が長くてさすがに食傷気味なのかも、などと自己分析もしてみますが、理由はよくわからず。嗜好品なだけに義務では見られないしなあ…。
 というアニメと距離を置き気味な私が製作の報を聞いて「これは見てみたいような」と思ったのは「ProjectBLUE 地球SOS」。プラモの箱絵などでアッパーな世代(笑)に知名度が高い小松原茂の絵物語を原作とするそうで、小松崎メカを3Dでがしがし登場させるのがウリだとか。残念ながらさすがに小松崎箱絵のプラモや雑誌の絵物語になじみはなく、それだけの企画だったら「うーん…」で流してたところですが。
 主役が。金と頭脳を両手に花状態の14才の天才少年で、しかもメガネ!(爆)ジョー90か?<ちと違うだろ。彼のライバルが、やはり努力型秀才の少年、犬連れ!ツボだ、ツボ過ぎる。おいしすぎる。きゃー、私どっちを選んだらいいのっ。<どういう視点ですか?
 しかも監督が岡村天斎だし。「ウルフズレイン」は今一つだったけど、「キカイダー」の情感とレトロ感は好きだったので、期待してしまいます。冒険活劇というキャッチにも心魅かれる。
 結局私はアニメというかマンガというかに「こんなんありえねーじゃん!」みたいな非日常性というか、血わき肉躍るっぽいものを求めているのかなあ。物語の大枠がフィクションばりばりだからキャラの描写にさりげないリアリティがあるとぐっとくるわけで、話も登場人物も日常寄りだったら「それは毎日体験してるから。自分で」って気分になってしまう。

 心配なのは、このところのレトロマンガやアニメを元ネタにした企画で最後まで私の気分にぴんと来続けたものがないことで。これは完全に個人の好みの問題で作品の質とは関係ないとこだから、私の好みの幅が極めて狭いってことなのかもしれず。ああ、お願いだから一巻見て「をを!」と言わせるだけじゃなく、最後まで興味引っぱる作品になってくださいましね。なむなむ。

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2006.05.10

買っても何の役にもたちません

 子どもにとって火を扱う大人グッズってなんとなく魅力的だったと思いませんか?お子さまお断り感が漂ってる、その感じが「私も持ちたい!」気持ちを煽るというか。その刷り込みがあるせいか、煙草を吸わない私には全く何の役にも立たないライターがときどき無意味にほしくなったりします。「牙狼」でコウガくんが使っていたホラー検知器みたいなライターとか、物語のガジェットとして意味を持たされてしまうとなおさら。あのいかにも雨宮慶太なデザインのライター、いいなー、なんて。
 そんな大人子ども心をくすぐるライターの基本といえばこれでしょう!ゴールドライタン!聞いたとたんに山本節炸裂の主題歌が一番分頭の中で回ってしまう私の反応は特別ではないですよね?当時も「まんま原寸で変形するおもちゃがあれば、すんごい魅力的」と思わされたゴールドライタンが、満を持して(?)大人の超合金として復活。昨今のフィギュアやプラモの技術を考えれば完全変形は問題なくクリアだろうけど、金メッキ仕上げはどうよ?(笑)
 もちろんライターとしての機能はゼロだけど、たたずまいがなんとも魅力的。ペーパーウエイトと考えれば…。いや、やっぱ6,300円は敷居が高いか。

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2006.05.04

こんなメールをもらうわたくし

 かつて濃いお友だちの間ではショタとして鳴らしていた私。<どんな鳴らし方?
 熱血で正義感でいっしょーけんめいな少年が好き好き。そして、そんな少年はもちろん年相応の娘さんとぎこちなく恋をしてほしいので、私のようなお姉さん(当時)の方など見てはいけない!好みの少年であればあるほど、年上の女などに目もくれないタイプというかなりストイックな趣味を通していました。
 そんな私の理想のスタンスは「ジャイアント・ロボ 地球が静止する日」の銀鈴でした。大作くんを暖かく見守りつつ、ちょっと憧れられたりするけど、ちゃんと村雨さんというカレがいるので怪しい雰囲気は皆無。すばらしい!私も銀鈴になりたいぃー。ごろごろごろ。<大馬鹿。
 今では声高に「ショタで!」と言うことは減りましたが(世間でのショタ定義と私自身の嗜好がどうやらズレてるということもありまして)、私の根深いところではショタ因子が深く息づいているのは事実。
 事実ではありますが。久しぶりにもらうメールがこんなんってどーよ?
 大学のときの後輩のSくんから十年ぶりくらいにメールをもらいました。今はすっかり年賀状や暑中見舞い程度のやり取りしかなくなった彼からメール?いったいなんだろう?
 そのタイトルは「マガジンスペシャルを読みましたか?」でした。
 マガジンスペシャルってなんやねん?状態です。少年マガジンかしらん?最近マンガには疎いのよねえ。(雑誌多すぎで、どこに何が載ってるんだかもう追跡しきれない)
 …少年マガジンスペシャルという雑誌にさとうふみや氏によるリメイクの「鉄人28号」が掲載されているとのこと。それが「金田正太郎くんが正統派の半ズボン少年なんですよ!きっときいろさんの好み間違いなし!ぜひ読んでください!」という。
 そういう内容のメール…。
 いや…。確かにな、わしは正太郎くんも好きだけどな…。
 十年ぶりのメールの内容がそれかよ!(爆)
 当時の私に対する周囲の印象を改めて噛みしめましたよ…。事実だからしかたないけど。

 で、マガジンスペシャルですがちゃんと探して読みますよ。人間の業は深いものですから。

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2006.05.03

もう一時間やってもいいよ

Amazon.co.jp:王立宇宙軍~オネアミスの翼~: DVD
 と↓でNHKに文句垂れてる私ですが、「『アニソン』三昧」をやっていたうちの一時間ほどはNHKBSの番組を楽しく見ていたので文句はほどほどにします。
 アニメ夜話で「オネアミスの翼 王立宇宙軍」を取り上げたもので!
 「王立宇宙軍」は、なんちゅーか、好きアニメです。理屈とか客観的評価とは別のところにあると言ってもいいです。冒頭の森本レオ演じるシロツグのモノローグ「だから、宇宙軍に入ったんだ」でうわあぁあ…という気分になり、後はもうべったりと最後まで。二十代の人たちが作ったアニメだからでしょうか、青春期の煮詰まってる自分、だけど何かやりたい自分、ささやかなことをやってる自分みたいなものを引き写される気分になりまして…。
 もちろん気の狂ったような画面密度・脳内の快感物質がダダ漏れになりそうなメカシーンを含む映像描写なども引っぱられる要因ですが。
 これを今のデジタル三昧な環境じゃなくて、ほとんど人力の時代に作ったんだよなあ。人間の脳を経由して描かれるリアルってすごいなあ。もうこんなアニメは作れないだろうなあ…。
 萌えーなヒロインが量産される昨今のアニメ界ですが、リイクニみたいに「女はわからんです、きっとすれ違いなのです、でも気になります」みたいな気持ちを正直に露出したヒロインを出す勇気のあるやつはおらんかね?
 家には最初に出たいちまんえんいじょうするビデオがあり(当時の私には目が飛び出るほどの大金)、にも関わらずLDも買いましたが、時代とともに媒体が移ってしまったんでDVDを買うべきか悩み中です。相方とともに。
 TV見ながらあーでもないこーでもないと家内アニメ夜話が始まる始末で、相方がLD回し始めなかったのがむしろ不思議なくらいでした。まあ、やつの頭の中にはこの20年くらいで何十回も見直してるのでがっつり映像も音も刷り込まれてるそうですが(爆)。

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2006.05.01

媒体違い

 熱意が低の現れと言えばそうですが、せっかくHDDつきDVDプレイヤーを買ったものの、定期録画プログラムにアニメが一本もないという。深夜帯のアニメだってちょちょっと予約入れたらいくらでも見られるのにセットしない。他にはそれなりに録画してるものがあるのに。
 そんなわけで、毎週月曜夜中の二時過ぎにやっている「ブラックラグーン」をリアルタイムで初めて見ました。<夜更かしをした。風呂から上がってきたら、なぜか相方がぼーっと見てたもんで横でお相伴。原作はコミック一巻分くらい読んでて、特別好きってわけじゃないけど、あれば読みますよくらいの熱意でして。一通り見終わってまあまあ見られる作画レベルだな、などと思っていたら、「しゃべるセリフってむずかしいよな」と相方。「きっとマンガのセリフをそのまま使ってるんだろうなとわかるシーンがあって、これがコマ割されたマンガの吹き出しの中に収まってたらクールでかっこいいシーンなんだろうとは思ったけど。…人がしゃべるとなんとも間延びしてだめだねえ」だそうだ。
 マンガって読んでて「この話はこの場面!」「この下り!」とどうしても外せないと感じるところがある。そういうシーンはアニメ化されたときもそのままの形でやってほしい思うのが見る側の気持ち。そして、もしかしたら原作に思い入れのある作る側の気持ち。
 でも、残念ながら媒体が変わると「そのまま」では効果が出ないこともあるわけで。思い切って音つきの動く絵でやるとき向きに演出を変えざるを得ない、その決断をしなきゃいけないんだけど。
 むずかしいんだろうなあ。その決断を下せる人がなかなかいないっぽい。変えるからには「変えてよかった」と見る側に思わせないといけないしなあ。結局無難に「原作通りに流しておくか」になりそう。それじゃあ、わざわざ違う媒体でやる意味が薄れると思うんだけど。

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2006.04.23

ほんとに記憶のむだ遣い

Amazon.co.jp:宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス: DVD
 「あー、ヤマト見てー」と言っていた相方が、ほんとにレンタルを借りてきたよ!ばかめ。おかげで最後にいつ見たか思い出しようもないくらい久しぶりに「宇宙戦艦ヤマト」第一TVシリーズを五話分も観賞。
 私にとって「ヤマト」は、この第一TVシリーズしかない。「さらば」以降の映画もTVシリーズもすっぽり抜けて、私のヤマト史にはない。だって、以降のシリーズって無駄にまじめすぎるんだもん。みんなあまりに「地球のため」「宇宙の平和のため」って片意地張って建前論しか言わなくなっちゃう。眉間にしわ寄せんばかりに正義を語る古代進がなんか違うーって感じで。アンドロメダのテーマ曲は好きなんだけどさ。
 いまさらこんな古いアニメ、作画も演出も前時代的で耐え難いんじゃ…と心配していたけど、何の問題もなく楽しく見られました。ノスタルジー、ばんざい!いや、心配していたよりもかなりまともな出来のアニメだったというのもあるけど。どの辺がまともだったかというと、びっくりするほど無駄な情報量が多い。誰が聞いてると思ってるんじゃー?と思うほど、子どもには意味のわからない戦況報告が背景に流れっぱなしだったり、状況説明がさりげにされていたり。今や実現不能と言われるようになったワープ航法(涙)についての説明や波動砲の原理なんて、タキオンがどーのって何の裏付けにもなってないんだけど、それでも「理屈はあるんだよ」って手間ひまかけて見せている。こういう丁寧なうその積み重ねが物語の世界観を作っていくわけで、ヤマトはそれをちゃんとやっていたのだ。
 この体験を元に、私はガンダムの世界観を堪能したのだなーと自分の中のアニメ史を振り返る思い。
 あと、ヤマトで好きだったのは適度にユルいキャラの感覚でした。島くんなんて、さりげに如才なく世渡りうまい。古代くんもけっこう小物で我が事に感情振り回されてる。大義名分はあまり吐かない。等身大ベースでの言動が多い。後一年で地球は滅びるのだ!って状況でも、人間はしぶといものなんである。この日常感覚が好きだったのに、以降のシリーズと来た日にゃー…。
 まー、ここまで感情のふり幅が大きい古代くんが戦闘班を率いているのは、ちょっと危険だよな、という気はするが。よくぞこんな男を艦長代理に立てたものだ>沖田さん。

 セリフや場面をいちいち憶えていたのも我ながら驚き。私のやわらかな脳細胞は本当に無駄なことに能力を費やしていたものだ。
 「電影クロスゲージは明度20だよね」などと言ったら、「女の子でもそういうのを憶えてるもんなんだな」と相方に呆れられた。だって、わたくし、子どものころからそっち方面が好きでしたから!

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2006.04.22

刷り込み怖し

Amazon.co.jp:交響組曲「新 宇宙戦艦ヤマト」~GREAT YAMATO: 音楽
 先日亡くなられた追悼というには軽々しすぎますが、レンタルCD屋さんに行ったら「宇宙戦艦ヤマト」のサントラが目に入り、なんとなく借りてきてしまいました。宮川泰さんの訃報を聞いたとき、相方が「…『交響組曲』が聞きたくなったなあ」とつぶやいていたのを耳にしたのをふと思い出しまして。
 実際には松本御大が新ヤマトマンガを描いたのに合わせた企画版で、宮川氏の息子さんの新曲書き下ろしを含む演奏し直し版でしたけど、冒頭からいきなり「ああ、これこれ」感が漂って我ながら困ったもんだ。映画版ヤマトをオールナイトで上映したらおじさんたちが映画館にばんばん詰めかけて大盛況、上映延長になったという記事を読んだ気がするが、詰めかけたおじさんたちをどうこう言えないノスタルジー回路が全開モードに。
 すごいなー。この宇宙で浪花節な情感盛り上げまくる音楽。ヤマトって、宮川さんの音楽なしじゃ考えられません。
 二枚組のうちのTVのサントラ版なんか、「あっ、この曲ってあのシーン」「うわ、真田さんのセリフが脳内でダダ漏れに」と自分の記憶力を逆疑いするほどの刺激力。
 「ヤマト」やってたころって、もちろんビデオなんか個人宅にあるはずもない高嶺の花の時代で、潜在ヲの子どもはTVのスピーカーにラジカセのマイクをくっつけて音声を録音してたりしたのですよね。(子どもだから、イヤフォンジャックからラインインなんて智恵はない)再放送を待つしかない受動の身の上だから、その音割れしたカセットテープを聞きながら脳に刻んだ記憶を牛のように反芻して生きていた。だから音刺激で当時刷り込んだ記憶が無限に垂れ流されるという…。
 あれから何年経ってるんだ…。最後にまともにヤマトを見たのは十年以上前だと思うんだが、この記憶の鮮明ぶりはいったいなんなんだ。

 相方に聞かせたら、「ああっ、この曲」「うわー、頭の中でコスモゼロとブラックタイガーが発進する」などと言い出す始末。どうにもなりませんな、我が家は。
 「変なアレンジすんな、ここでは○○は鳴らなかったはずだ」とぶつぶつ言う相方には、別の意味でついていけなかったけど。

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2006.02.10

ヘビーローテでGO

 NHKBSで「ラーゼフォン」の劇場版をやっていたのをチラ見したのだけど。
 …これって本当にエヴァ風味だなあ。TV版を何度か見たときもあまりに演出とかセリフ回しとか世界観の思わせぶりな書きっぷりとかがまんまそのまま過ぎて、好きでもいいけどもう少し自前で消化してこう…と眉間にしわを寄せたもんだったが。劇場版は主人公と年上のヒロインがあからさまにらぶらぶ気分を放出してて、TVよりわかりやすくなってるそうなんだけど、らぶらぶ不得意な私はこそばゆくて別の居心地の悪さを感じてしまいました。それが物語の屋台骨になってるから否定したら作品が成り立ちませんが、スレてしまった身には好きでい続けることの力が世界を救っちゃう(調律に成功するってそんなニュアンスなんでしょう?)なら、その気持ちを維持してきた登場人物の意志や困難がもっと描かれないと説得力を感じなくて。男女の好き嫌いはパーソナルなものだから、個への思いが個ではなく世界に向かうことを納得させるのはなかなか難しいと思うのです。(君のいる世界を守りたいんだ、というのは、まあ一つのリクツではありますが)
 エヴァンゲリオンって、あれはあれでよく出来ていたのだなー。影響下にできたものを見ると、逆に再発見です。

 とか思っている私の頭の中には「やわらか戦車」の歌が無限ループ中。
 「やーわらか戦車のこーころはひとつ、生きのびたい、生きのびたい」
 ある意味、歌攻撃に直撃されている私。退却する方向に調律されているのでしょうか。

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2006.01.29

「海のトリトン」、見てみました

 思い出はうつくしいまま…。そっとしておいたほうがいいかとも思いましたが、見てみたらそれほどがっくりもしませんでした。
 とゆーか、もー、「トリトン、かわえー!かわえぇえー!!」とPCの前で身もだえんばかり。ショタとして開眼しきった己の煩悩に感謝しながら視聴した25分。
 そうか、一平じっちゃんが13年前に拾った子どもってことは中学1年生くらいなのね。でも、ばーちゃんの配るお菓子は欲しいのね。(お菓子が欲しい、というより村のコミュニティに参加していたいのかもしれないけど)
 絵は荒めだし、動きは今のアニメから見たらしょぼいくらいだし、話も少々説明不足っぽいけど、あんまり気になりませんでした。むしろ、荒いタッチの止め絵にみょーな色気を感じたり。(ショタだから?)塩屋翼さんも本当に子どもだから、演技はうまくはないものの、キャラと年が近いが故の生っぽい感じがしました。むしろ。
 ばりばり変声前の子ども声で「俺」って言われると萌えるんですけどー(爆)。
 あああ、自分がこんなにダメ人間になっているとはー!!
 これからトリトンにはつらい出来事しか待ってないわけで、あんまりわくわく感のない物語なんですが、トリトン萌えだけで見続けられそうです。というか、見ます、かなり積極的に。

 主題歌もいいんですが、BGMも好きだったのですね。いろんな曲をよく覚えていました。なつかしいです。音楽ってストレートになつかしさを刺激してきます。

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「ラブロマ」五巻、読みました

Amazon.co.jp:ラブロマ (5)アフタヌーンKC: 本
 舌の根も乾かぬうちに、第二弾!
 直球勝負のラブコメ(というカテゴリでいいの?)、「ラブロマ」の最終巻読了。お前、恋愛ものは苦手とかって言ったばかりじゃないかよー。
 「ラブロマ」を読みだした理由はよく覚えてないんですが、少女マンガ方面とは違うざくざくっとした絵柄が取っつきやすく、笑いを交えながら語られるこつこつお互いの距離を詰めていく星野君と根岸さんの姿にしみじみと「ほほ笑ましいのう」と思わされたもんですから。
 告白して、悩んで、つきあおうと決めて。登下校デートをして、一緒にお昼を食べて、手を握って、キスして…。
 うわぁああぁー、はずかしー!こっ恥ずかしいよおぉーー!
 この、書き並べていくと顔が真っ赤にゆで上がっていくようなのおつき合いの過程が、「ラブロマ」だとごろんごろんのたうち回らずに読めてしまうのはなぜなんだろう。少女マンガでこれをやられたら、わたくし、五分と持たないような。
 それはきっと、この話では恋愛におけるもどかしいもやもやとした悩み事を「気づいてほしい」「わかってほしい」とお互いが胸に止めることなく、「根岸さんはどう思いますかっ」と星野君が包み隠さず問いかけてくれ、根岸さんもその問いに正面から向きあって考える、答えが出ないなりにお互いが話しあい今の気持ちを伝えあう努力をしているからだと思うのです。
「俺たちは違うから尊敬できるし、俺たちは違うから分かり合いたいと思えるし、俺たちは違うから魅かれ合えたんです」
 正面から根岸さんを見つめて、正面から根岸さんにそう言える、星野君の真摯さに乾杯。
 どんなに親しくなっても、長いつきあいになっても、二人は同じものの考え方なんかしないし、黙っていて何もかもを分かってもらえるはずもない。以心伝心・一心同体になんかならないけれど、それでいいじゃん。その距離を埋め合っていきたいと思うのが恋愛なんじゃないかなあと、ついオバサンはセイシュンな気持ちになって拳を握ってしまいました。

 「ラブロマ」の二人を照れずに見てられるのは、もう一つ、彼らが彼らだけのつき合いの中に閉じこもってしまわないからだろうと思います。星野君も根岸さんも互いの友だちと過ごす時間を別に持ち続けていて、そっちはそっちで楽しそうなのです。二人の閉じた世界だけじゃなく、ちゃんと周囲とのかかわりを持ちながらみんなの中で恋愛してるのがいいなあ。まー、ホシネギはつつくとおもしろいから、友だちもかまい甲斐があるでしょうけど。

「痛いって言ってんだろ、この野郎!!!」
こう言える根岸さんもすばらしい(笑)。
 思春期のおつき合いはこの先どうなるかわからないけど、おつき合いの毎日がときめきではなく普通になっていくことを「うれしい」と思え、だけど毎朝互いの大切さを噛みしめながら「また会えましたね」と言い合えるうちは、この二人はなんとかやっていくだろうなと思わせられる、そういうオチでした。

 星野君は無粋でデリカシーなくて人の気持ちの読めないやつだけどさ。私は好きですよ、こういうやつ(笑)。

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2006.01.24

わたくし的に重要ニュース!

 BIGLOBEでTV版「海のトリトン」が期間限定で無料配信!
 みみみ、見なくてはー。
 ああ、無理して出番少なげなWinマシンを買っておいてよかったわ。BIGLOBEってことはメディアプレーヤーでしか見られないんでしょ(怒)。
 私にとってトリトンは、子どものころのもやーっとした記憶の中にしかないのに(家のあたりでは異様に再放送してくれなかったので)忘れられない刷り込み大のアニメです。主題歌?あのちょー名曲の主題歌のせい?後年の富野スキー因子は、きっと無意識に見たトリトンによって最初の萌芽があったと確信するくらいです。
 たぶん今見たら愕然とするほどしょぼい画面、紙芝居っぷりのような予感がしますが、私のヲタルーツの一つをこの機会に見つめ直しておきます。
 子どものころはすごいお兄ちゃんだと思っていたのになあ>トリトン。中学生くらいなの?全然少年、むしろ子どもって感じです。今となってはばりばりショタの私としては、全く問題ありませんが。<それもどうよ。

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2006.01.22

理屈ちゃん

 「のだめ」の新刊を借りてきました。家には節操なく本を増やす同居人がいるので、私まで増やし始めたら収拾がつかなくなります。マンガはなるべく買わない方針で(涙)。レンタルコミック大活用です。
 それで今回「おもしろいなー」と思ったのは、千秋くんが専任指揮をすることになった楽団に、以前指揮者になった人たちが書き込みを残した楽譜があるとかって下り。とゆーか、私がのだめ読んでおもしろいなーと感じるのは、ほとんどが「私の知らないクラシック演奏者(指揮者含む)の仕事ぶり」を知るときなのです。特に指揮者は、そりゃ棒振ってるだけとは思いませんが、具体的に何してるってさっぱりわかんなかったのです。クラシック音痴なもんですから。その辺がわかる「のだめ」はすんごくおもしろい。
 他にも、その楽器ならではの苦労とかこだわりどころとか、音大生や音楽業界(?)の内情とか、そういうのがおもしろい。こういう部分をおもしろく読ませるのはとても難しいだろうから、作者の二宮さんはすごいなーと思うのです。<プロに失礼な。
 物語としても当然おもしろいのですが。

 どうも私は何かを知るのが好きなんでしょうね。
 あと、世界観に惹かれる話が好き。「響鬼」からさっさと撤退してしまったのは、私が何より前期響鬼の空気感・世界観が好きだったからで、そういうのは統括してる人やメインのシナリオが変わってしまったら全部失われてしまうもんです。私にとって見たい気持ちにさせる物、作品に対する執着心を起こさせる物が一切合切失われたとわかった時点で見る気もすっかり消えました。
 要は理屈ちゃんなのです。知識とか世界観とかって刺激を得て、うーだらかーだら妄想したり理屈こねられるのが楽しいらしい。

 のだめも、そんなわけで千秋とのだめの恋愛模様とかは三の次か四の次くらいしか興味がわかなくて。それメインの話じゃないから(ないのか?)、こういう読み方も許されよう。
 女性ってほんと、恋愛物好きですよね…。<他人事のように。
 こんなに食べたら胸焼けしそう…ってくらい読んでもまだ読めるらしい。801とかBLとかも、言ってしまえば人間関係・恋愛関係が全ての物語だしなあ。その辺に執着の薄い私は欠損でもあるのか?と思ったりしますよ…。執着ないどころか、らぶらぶ甘甘がどーっと続いたり、どろどろ情念の炎が燃え上がりっぱなしだったりすると、「助けてくださいぃー(涙)」と逃げ出してしまうヘタレですから。
 と、「名作平積み大作戦」で「ボヴァリー夫人」をネタに熱く語る青田さんを見ながら思いました。青田さんの言には一理あると感じましたが。

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2006.01.15

そう落としたのか

 ↓のドキュメンタリーを見ようとTVをつけたら放送開始より一時間も早く、「プラネテス」の最終二話をやってました。これも巡り合わせかと思い、そのまま見る。
 「プラネテス」は最初の二話くらいを見て、「タナベを普通の女の子にしちゃってどーやって話を丸めるんだ?」と不思議になり、あと企業ものになっちゃったのもなんか違うなー感があって、見るのを止めてしまったのです。途中の22話で何があったかさっぱりわからないまま見て物を言うのも失礼でしょうが、ああ、こうやって落としたのねえという感じ。
 原作は後半精神論っぽくなっちゃって、それをそのままアニメでやるのはしんどかろうとは思ってはいたが、オリジナルの展開を設けることでハチマキが吹っ切るまでの布石にしたのですね。
 ふつーの女の子っぷりが「どうよ?」だったタナベのことをテロリストになっちゃった女の子がきつく評価してたんで、あれは制作サイドが自覚的にやってたんだということがよくわかったり。普通の子が白紙の遺書を書くまでの話を見ていない22話の間にやってたんでしょうね。
 どどーん、感動!という作りではなく、淡々と解決しようのないことは無理に丸めようとせずに終わらせているのには好感が持てました。人間は良くも悪くも劇的に変化することなく日々を積み重ねていくのでしょう。
 でも、なんちゅーか、宇宙を舞台にした物語で私が見たいのはこういう方向性じゃないんだなというのもわかりました。原作は、厳密に言うと好みのピンポイントをはずしてるけど好きなんだがなあ。いい話・いい作品である、というのと、「これが見たかった!」はなかなか一致しない。難しいものです。

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2005.12.17

先生、仕事しましょう

Amazon.co.jp:妖怪ハンター (水の巻)集英社文庫―コミック版: 本
 「もやしもん」読み終わってもまだ眠気がこなかったので、これも相方が買ってきた妖怪ハンター第三巻目「水の巻」を読む。諸星大二郎はこういう絵だから諸星大二郎なんだが、女性の見分けがつきにくいのが話によっては難。この巻の収録作は割と素直に怪異談っぽい。雪の降りしきる山間部の村に出る産女とか。カッパ伝説と深く結びついた小さな集落とか。せまーい通路にどかんと突き出た女の横顔、怖いよー。こんなのが出る家に一人でいるなんて考えられません!巫女役引き受けた娘さん、えらいのう。
 前に読んだ二巻でも基本的には傍観者の立ち位置だった稗田礼二郎先生、三巻目に至っては前半数作こそフィールドワークに出かけてますが、後半はとある事件がきっかけで怪奇事件の呼び寄せ体質になっちゃった女の子とその同級生の男の子が、狭い生活圏内で次々と伝奇な事件に巻き込まれる展開になってしまって、稗田先生は二人から送られてきた手紙を読むばっかりです。(つまり事件には全く絡まない)
 それでいいんですか、妖怪ハンター!
 活躍し始めて20年も経てば、それなりにお年を召してアクティブに活躍するのはつらいのかもしれませんが。
 この巻でも半溶けででろでろの穴の開いた謎の生物は健在。焦点の合わない目の登場人物が続々登場で、話より絵で怖いです。「六福神」はオチがちょっと笑える作りなんだけど、福の神がどれも福々しさからはほど遠い容姿、宝船も半溶け過剰装飾のハニワみたいで不気味だし。

 結局「奇談」見損なったなあ。DVD化を待つか。
 ヒロインが朝の連ドラ「天花」の人なのがちと不安。

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菌には勝てない

 週末は寝て過ごしますよ。誰になんと言われても、風邪を悪化させるわけにはいきませんもん。来週いっぱいは年末進行が続くのです。
 …寝間着のままベランダで洗濯物干してちゃー、だめだろうがよ。
 その後は首まで布団につかってぬくぬく過ごしました。ああ、11月の終わりにどうした風の吹き回しだか冬布団と冬毛布を出しといてよかったよ。普段は寒さが身にしみてこないと布団の入れ替えしないのに、何かの勘が働いたのかしら。
 しかし、昨日も早寝したし、人間はそうそう寝てばかりいられないものです。こんなにも寝るのが好きな私ですら、です。

Amazon.co.jp:もやしもん 2 (2)イブニングKC: 本
 そこで、ここのところ積ん読にしていたマンガを読むことにしました。「もやしもん」の二巻です。一巻をレンタルコミック屋で借りてきたら、相方がいたく気に入ってさっさと二巻揃えて買ってきてしまいました。でも、これ意外と読むのに時間がかかるんですよ…。菌のウンチクが多いもんで。(柱も一つ一つ読んじゃう)
 のほほんとした菌とちょっとキツめのキャラの絵柄に距離があるから、菌目当てで読むと「なんか違う…」って印象になりそう。一巻目では腹に一物ありそげだった樹教授の切れ味が少しなまってきてて(本人は未だ野望継続中みたいですが)、Sの女王様状態だった長谷川さんも周囲のペースに巻き込まれてて、人間側は全体にちょっとゆるゆるな関係になりつつあります。その中で催される農大の春祭、本当にこんなイベントがあったらすごいです。この大学の生協に白石さんがいたらどうなるんだろう。(<どうもないと思います)食べ物が自給自足できるって、さすが農大。
 さて、日本酒の復権に賭ける結城蛍くんはその後どうなったのでしょうか。三巻では話に復帰するんでしょうか。てーか、結城蛍って、キャプテン・ハーロックじゃねー?

 風邪引いてるときに菌満載のこのマンガを読んでいると、この世にあまねく存在する菌さまに逆らおうなんて端から無駄な努力って気がしてきます。おとなしくやられて、治るのを寝て待つことにします。菌さまとは除菌より共存共栄ですね。

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2005.12.15

私にはこっちの方が

 ちょい前からうわさには聞いていたジブリの次回作「ゲド戦記」情報がオープンになり、ファンの多い作品だけにネットのあちこちで悲喜こもごも状態になっているのを見る。原作が文章ものであれマンガであれ、実写化が成功する確率はものすごく低いからなあ。「指輪物語」は奇跡的にかなり多くのファンに許容されたけど、全てのファンってわけじゃない。「ナルニア国」のときも悲鳴と歓声が同じくらい聞こえてきたけど、実際の仕上がりはどうなんだろう。(一応日本で封切ったら見に行く予定)
 さて世間では「ゲド」を問題視する人が圧倒的に多いようですが、わたくし個人としてはこの新作制作発表の方がよっぽど大問題です。
 ディズニーのやろうが「くまのプーさん」の新作アニメに原作にない六歳の娘っこを出すっちゅー話です(怒)。
 幼少時から原作を愛読してきた私にとって、もともとディズニーの「くまのプーさん」は見るに堪えないシロモノなんですが(あんなフヌケたオヤジ声のプーなんかいやー(泣)、そこにまたヨケイなものをくっつけるんじゃねー、コラ。という気分です。
 クリストファー・ロビンとプーは魔法の丘にでかけ、「ふたりはいまもそこにおります」。それ以外の話はいらないんだってば!(涙)
 子ども時分にプーで別媒体からの映像化の無惨を教えられたもんですから、以降小説やマンガその他の映像化には期待もしないしゼツボーもしないようにしてるんですが、それでも仙人にはなりきれませんなー。今回も(怒)とか言ってしまうし。

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2005.11.27

なーんでも実写化

 今週のTVブロスを読んでいたら、深夜枠でアニメ化されてる「蟲師」をオダギリジョー主演で映画化するとあったんだけど、ほんとかー?監督大友克洋って、あの大友さんですよね?
 …ほんとだった。しかも、結構前の記事だ。大友さんが新作をファンド募って作るって記事はこれだったのか。なんだかすっかり、ニュースに疎い今日この頃。
 「蟲師」は原作コミックを一冊しか読んでないけど、書き込まれた画面から漂う雰囲気というか緩いイメージを楽しむ作品という印象で、「動いてるものを見たい!」というタイプの作品とは違う気がしたんですが。(私の好みの問題なんだろうけど)アニメは水曜深夜なんて社会人拒否な時間帯にやってるんで、祝日前に一回だけ見てみました。ちょうど読んだことのあるエピソードだったけど、返って元ネタが薄まったような…。「蟲」のイメージを表現してみたい、のが趣旨なのかなあ…。
 一応事件の解決ものだけど「事件!」と声高に言う話でもないから(そこがテイストな気がする)、どうやって二時間ものの映画向きに起伏をつけるのか、その辺には興味があるけど。

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2005.11.19

「妖怪ハンター 地の巻」、読了

 阿部寛主演の映画「奇談」が公開されるにあたり、原作の「妖怪ハンター」by諸星大二郎が復刊しているのを相方が確保してきたので横合いから奪って読む。
 諸星大二郎って、絵柄がアレなんで長らくまともに読んだことがなくて、相方が初期の名作「暗黒神話」「孔子暗黒伝」を持ってきたからこの年にしてようやく読んだくらいなんだが、世間での知名度は今どうなんだろう?例によって、20代以下はよほどのまにーでないと知らないんだろうか。あの絵を見て特にマンガマニアでもない一般女子が読む気になるかというと「?」だし、題材がまたかなりカっ飛んだ説をぶちかます伝奇ものだから、ますます一般女子からは遠ざかる。一般女子じゃない自覚がある私ですら、まっとーに読んだことがあったのが「生物都市」だけだったというていたらく。なんで、女子への浸透度はネムキ読者以外には低そう。
 その程度の予備知識で「妖怪ハンター」を読むと。異端の考古学者が奇怪な事件に巻き込まれ、一般に知られるものとは違った角度の歴史解釈を武器に事件の真相に迫る!という話だと思ってたら違うじゃーないですか!稗田礼二郎さんってばほぼ毎回完全傍観者で事件解決には全く関与しないのねー、という驚きが。謎の事件もかなり謎のまんま放置されちゃうのねーという意外性が。
 どうも伝奇ものマンガというと、ここのところ「宗像教授伝奇考」が私の基本になっていたんで、多少トンデモ系に発展することはあっても最終的には「なるほどー、そういうふうに考えると、この解釈もありかも!」と腑に落ちる理論が展開されるはずだと思いこんでいたのでした。
 でも、その「宗像教授」も諸星大二郎&妖怪ハンターの影響下にあると星野さん自身が後書きか何かで触れておられたし、あの時代にこういう作品を書いていたという点で、先駆者的意義は大きいんだろうなあ。
 毎回のように妖怪じゃなくて、溶解しかかったどろどろぐでぐでの謎の生物のようななんなんだかなモノが現れて、正体の知れぬままに終わるのは、これが諸星テイストなのでしょうか。融合すると新しい世界が開けるのでしょうか。うーむ。

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2005.11.16

学校物二題

Amazon.co.jp:ハチミツとクローバー (1)クイーンズコミックス―ヤングユー: 本
 レンタルコミック屋、いわゆる貸本屋さんができたので「ハチミツとクローバー」を三巻と「もやしもん」の一巻を借りてきました。このセレクトはどうよ?>自分。
 レンタルコミック、いいわー。家で読む方がだらだらできるし。物増えないし。うっかりたくさん借りると、期限内に読み切るのが大変だが。
 「ハチクロ」はなんかカワイイ話って感じ。友情と恋愛が生活感情の真ん中にある時代って確かにあるし。あのころ私は若かった、って思います。メインのキャラクタがみんな訳ありなのは、小さなコミュニティにしては集中しすぎの感もありますけど。山田くらいか?平凡系のご家庭のお子さんは。
 まー、ガサツな学生時代を送った私には、雲の向こうのお花畑の話だなーって遠い世界を見る思いもあります。
 それにしても、こういう女性が書いた恋愛物に出てくる男性を見るたびに思うのですが、リアルな彼らは十代後半から二十代前半くらい時期にこうも繊細な恋心を抱いてるもんなのでしょうか。私の周囲がたまさかなのかもしらんけど、知ってる限りではもっと雑で鈍感で直裁な感覚の持ち主ばかりであった。もしくは、とにかくどうやったらデキるかに意識が傾きがちだったという打ち明け話ばかり見聞きする。男性が書いた恋愛テーマの小説もあるし、中にはドえらい甘甘なものもあるようだけど、それは多数派なのか少数派なのか。(思えば「セカチュー」も「イマアイ」も原作は男性なのだった。ある意味男の方がロマンチストなのか?)気になります。
 ビンボーですらおしゃれっぽいのがすごいな。

Amazon.co.jp:もやしもん 1 (1)イブニングKC: 本
 美大周辺に題材を取った「ハチクロ」の後に、農大を舞台にした「もやしもん」を読む。いや、この二つを大学を舞台にしているという一点だけで並べて語ってはいかんのでしょうけども。
 「かもして、ころすぞ」。あー、こののんきボケ顔で恐ろしいことを言うな>菌。
 主人公に菌を見る能力がある、という設定の時点ですでに読み手を選ぶマンガなんでしょうけど。同じ学校生活でも、ビンボ暮らしでも、一風変わった登場人物ばかりという「一言」は同じでも、全く違う世界が開けておりました。世の中菌だらけですよ、奥さん!除菌クリーナーなんて気休めですよ!
 発酵系の食べ物は苦手でしたが、ますますダメになりそうです。
 ここには切なさはありません。やっぱり男子学生ワールドはこういうもんだよな…と思いました。
 蛍くんを女だと三話くらいまで思っていた。それと、菌ごとに登場人物紹介を書かれても憶えきれません。

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2005.10.15

なんだか似たよーな

 私にしてはめずらしく、夕方ふと思い出して「BLOOD+」の二回目を見てしまいました。
 …うーん。やっぱりピンとこねー。だいたいのストーリーラインが先週見終わってざっくり想像した範囲で収まってる。序盤で「普通のしあわせ」を知った少女という情報を与えることで、以降のヒロインの修羅の道が印象深くなるという構成なんだろうけど。どこかで見たような感がぬぐえません。来週も、もしかすると引き取り先のとーちゃん、死んじゃうのかなー、それで義理のにいちゃんのような淡い恋のようなカレが「あいつがいなけりゃ親父は…。でも、悪いのはあいつじゃないんだ」とか苦悩するんだろうか、とか、つい経験則から先を予想してしまう。「えっ、で、これからどーなるの?」みたいな引きを感じないんですわ。これは私が古ヲでスレてるからなのだろうか。

 先週風呂に入ってる隙に始まって終わっちゃった「牙狼<GARO>」も見たんですが。
 「BLOOD+」と基本構造同じやないですか。闇に潜んで人間の命を脅かす存在と、彼らを狩る宿命を担った影の戦士、みたいな。伝奇ものの基本モチーフじゃあるけど、ぱっと見の印象が近すぎるような。
 個人的には雨宮チックに懲りすぎな画面とマニアック設定ダダ漏れな「牙狼」の方が次回も見ようかな感はちょっと上。深夜枠の予算のなさが香り立つ画面も、がんばってますね!な雰囲気で私としては許容範囲内。主人公の男役者はもしかしたら大根かもしれんが、あまりしゃべらないニヒルっぽい役であれば喝舌悪くても目立ちません。戦闘シーンの決めポーズさえぐらぐらしないでくれたら見栄えは何とかなる。
 キンキラキンの鎧を着る最終形態はどうかと思うが。マンガもアニメもろくに見たことはないけど、なんとなく戦闘士星矢の聖衣みたい。ゴールドクロスとか言うの?

 そういえば「ツバサ・クロニクル」の最終回なるものも見た。「えー、これってモロ話途中じゃん!」とこぶし握ったら、「第二シリーズは来年の四月から!」だそうで。そうですか…。
 小狼くんのデザインって、ショタの私的にはかなりツボなはずなんだかなー。なんかいまいちその気になれないわ。条件厳しすぎるのでしょうか。

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2005.10.08

既視感

 散歩から帰って新聞見たら、SEEDの後番組の「BLOOD+」が始まってる。のでつけてみた。
 あー…。また戦う娘さんものですか…。本人も知らない謎の過去を持つ少女、という設定だとどうしても初回はこういう話の運びになってしまうのはわかるのですが。「なんか、こういうの、げっぷが出るほど見たなあ」って気がしてきてしまうのは、番組としてすごい損じゃないかと。
 絵も安定してきれいだけど、スプラッタ・ホラーっぽい内容からするとつるっとさらっとあっさり味すぎるような気も。実は「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の方を見てて、寺田克也の濃ゅういキャラが血しぶき浴びながらがしがしアクションやってるのに「ををを」と思わされた身としては、こぎれい感が否めない。こー。時間帯が時間帯だけにファンタジーっぽい逃げの空気を感じるというか。なぜ深夜枠じゃないのにこういう話を持ってきたのかなあ。
 一年続く番組を一話で判断するのは無理があるけど。イマイチ引きを感じない…。元ネタ(?)の映画も内容はないよう系でスピード感というか画面の勢いを楽しむものだったけど、あれは一本見れば終わりだからそれでいいのよね。TVシリーズは見せ方がまた変わるものだろうし。
 というか、今の私はどういうものなら引きを感じるのだろうか?と自問してしまいます…。

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2005.10.03

翻訳なしで

 間延びしつつも「のだめカンタービレ」を読み続けてでいたら、相方も読み出していた。少女マンガというか女性向きマンガは苦手で滅多に読まないんだけど、こういうタイプは読めるらしい。もともとそこそこクラシックは好きなやつだし。ただし、どうも読むのが遅い。少女マンガは少年マンガとは微妙に文法が違うらしいので、読み慣れてないから速度が落ちる模様。もう読んだの?と早さを驚かれてます、わたくし。
 私のクラシック知識は十人並みなんで「のだめ」で扱われている演目でわかるものが限られ、それが悔しいというかまだるっこしい。客席の反応や千秋先輩の曲解釈を読んでいると、「で、どーゆー曲やねん?」と自分の無知にいらいらしてくる。なるほど、「のだめカンタービレSelection CD Book」売れるわけだなあ。聞きたくなってくるもんなあ。

 ところで、今やっとこ十巻まで来たのだけど、のだめが里帰りする九巻、福岡ゆかりの人以外はのだめ家の会話がちゃんと解読できたんだろうか?かなり正確に地元の方言を使ってますけど。しかも対訳がついてない(笑)。(我が家はまるっきり問題なく、リアルーと笑ってられました)
 ここ数年、有明海の海苔漁は不作続きと聞いているので、のだめ家の経済が心配です。

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2005.09.24

「月館の殺人」、読みました

Amazon.co.jp:本: 月館の殺人 上 (1)IKKI COMICS

 なぜ佐々木倫子が綾辻行人と組んでミステリー!?
 という意外性というか、疑問からスタートする(私の場合)「月館の殺人」(1)。わけありで18歳になるまで鉄道を利用したことがない女子高生が(沖縄に住んでるというのが象徴的です)テツばっかりの乗客とともに謎の寝台列車に乗ると、当然ですがそこで殺人事件が!
 えっ、ほんとにミステリーになるんだ!と驚いてしまった私は、いつもの佐々木マンガの思い込み強し。
 曲がりなりにも人が死ぬのだからそれなりの悲壮感とか恐怖とかあるのではないかっ!…という期待は、佐々木作品だから始めからありませんが、読んでる間も「すわ、殺人!」→「いったい誰が、どうやって?」と考えるよりも乗り合わせた方向性の違うテツな人々の言動のほうに興味が行く。(それでは被害者がかわいそうなんだけど。もしかしたら本当は死んでないのでは?とか思っちゃうんだよなあ)
 佐々木キャラだから、みんなびみょーに脱力だし。真剣さにズレがあるし。
 これはこれでおもしろいと思うんだけど、派遣の同僚で佐々木マンガ読みの人が「なんかキレが悪い気がするんですよね」と感想を漏らしてまして。そりゃあ緊張感が薄いとはいえミステリーだし殺人起きてるんだし、しょうがないのでは、と言ったんだけど、きっと純ミステリー好きは逆にページめくったら死んだ人が起き上がってきそうなほわあとした雰囲気に違和感を感じるかも。
 どっち向いて読んだらいいのかなー?という気分にはなります。
 一巻目はぜんぜん導入って感じで、先が長そう。

 ちょうど「鉄子の旅」(4)を入手しまして並行で読んでたもんだから、頭が一時的にテツ化。(いつのまにか普通から少し遠ざかったキクチさんほどではない)雑誌そのものを手にしたことがないからわからないんだけど、IKKIって鉄道マンガ雑誌、じゃないんですよね?たまたま読んだのがソレ系だっただけで。

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汚ねぇえー

 最近ちょこちょこよそ様で耳にした話の正体はこれかあ。「石ノ森章太郎さん漫画遺産500冊」だそうで。一期42冊で全十二期刊行、はいいとして。一期あたりの価格が51,450円、全期購入すると617,400円ですってよ!ろくじゅうまんのマンガ全集⋯。おいそれと買えるもんじゃないだろう。
 しかも、店頭販売なしの完全予約制で一冊ずつの分売不可。期別に作品をまとめるやり方じゃないみたいだから、一期だけ買ったら欲しいのも欲しくないのも混在してきちゃうし、絶対欲しいのを揃えるためにはやっぱり全期分買うしか⋯って話になるのか?
 汚い、汚いよう。
 昔、講談社が手塚の全集出したときもむちゃ企画だと思ったけど、欲しいのだけ店頭で買えたもんなー。最近出たDVD-ROM版もたけー!!かったとはいえ、価格は12万円でHDDつきのDVDプレーヤー買うと思えば出ないお金じゃなかった。
 それが。五倍ですよ。印刷物で一冊あたり換算1,200円だから無茶な値段設定とは言えないけど。常にまとめて買えと言われてもなあ。置く場所の問題もあるし、何より一期分五万円ですら庶民には簡単に払える金額じゃないです。
 今まではアニメやマンガファン向きの映像メディアって高いなーと納得できない気持ちでいたけど、この上に印刷物も来ちゃうのか⋯。
 やっぱり地道に古本屋巡って、落ち穂をするしかないのか。入手できるのは書籍化されてるものに限り、だけど。

 ⋯ってゆーか、これに注目してる人がもっとも気にしてるのは、予約特典の「サイボーグ009 完結編」創作ノート、だと思うのね。この特典の価格が60万、と考えるべきなのでしょうか(爆)。ひょー。

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2005.09.17

「鉄子の旅」(2)、読みました

 全然「テツ」じゃありません。だから、ただ電車に乗るだけの楽しみって今一つわかりません。なのに、読んでしまいました。「鉄子の旅」。なんで(2)なの?と聞かれそうですが、某巨大古本屋にぽつんと(2)のみあったもので。この手のマンガなら、いきなり(2)からでも大丈夫だろうと。
 イタタタです。いろんな意味でイタタタです。もちろん、マンガとしてもおもしろい。テツでなくてもおもしろい。あるものがとっても好きな人と全然好きでない人が一緒に行動するときの、対象に対する温度差や知識のギャップとそこから生じる気持ちの行き違いが適度に辛辣に適度に面白おかしく書いてあって、コメディマンガとしてちゃんと読める。
 でも、別分野でヲタと言われてしまうような人間が読むと、視点的には著者の菊池さん寄りになってる自分がいて、「ああ、私もアレヲじゃない人から見たら、モロ横見さんなのねー(涙)」というわかりきっていた事実を改めて噛みしめさせてくれる、人のふり見て我がふり直すようなマンガなのです。
 いや、まー、私も気をつけないとね。そしてたまには山あいの駅で満点の星空を見るような、「この世界はこの世界で、ま、いっかー」とよそ様に思ってもらえるような瞬間も作れないとね⋯。
 自分の興味のない分野にも、時として「ををっ」と感動することがあるかもしれないわけですよ。きっと。

 amazonの書評が、テツな夫やカレを持った女性の「菊池さん、その気持ちわかるわかる」告白になってるのか何と言いましょうか。

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2005.09.07

むかしの話

Amazon.co.jp: DVD: 勇者ライディーン DVDメモリアルBOX(1)

 昔々その昔、「勇者ライディーン」というアニメがありましてな。「超者ライディーン」ではありませんぞ。そのころはまだヲとして覚醒していなかったもののマンガ好きのお子様だった私は、毎週非常に楽しみに見ておりましたのじゃ。当時流行っていたのか、ちょっとオカルトちっくな筋立て。今思えば安彦良和氏のシャープなキャラデザ。アゴだけどなんかかっこいいロボット。子ども心になんとなく引っかかる雰囲気は、トミノさんが監督していたせいであろう、と後年ヲになりきった私は振り返る。
 が、最初に見ていた年ではそこまで気づくはずもなく、なーんかかっこいいにーちゃんが出てくる、なーんかかっこいいアニメだ、くらいの認識なわけで。
 それがある日、がらっと変わった。焼きもち焼きだけどかわいい幼なじみの女の子が突然飛行メカ乗りのプロ女になり、声もえらく低くなる。オカルティックな能力を持つクールなお姉ちゃんがいつの間にかいなくなり、かこいいーと思っていた主人公のお兄ちゃんはなんとマザコンになってしまったのだ!
 ああ、もう聞いてらんないよ。かーさんかーさん言い散らすなよ(涙)。
 子ども心に落胆した。こんなの、私が好きだったライディーンじゃない。

 それなりの年になれば事情はわからないでもない。きっとおもちゃが売れなかったのだろう。スポンサーから路線変更しろとでも迫られたのだろう。アニメや特撮の世界じゃあ、特に珍しい話でもない。打ち切りにならなかっただけ、マシな方だったのかもしれない。
 でも、この年になっても、私にとっての「勇者ライディーン」は前半部分だけ。後半にはなんの思い入れもない。

 と言う話をなぜしたかというと、毎週楽しみにしてるある番組が似たような運命をたどったらしいという噂を聞いたから。あー、がっかり。

 思えばアニメ版「ベルサイユのばら」も、前半と後半で監督変わってすっかりテイスト変わっちゃったよなあ。長浜・荒木ラインと出崎・杉野ラインじゃあ、水と油のように雰囲気違うに決まってる。どっちがいいのかは、好みの問題もあるだろうしよくわからんが。

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2005.08.20

ガンダム、おもしろい!

 見るつもりはなかったんだけど、刷り込まれた血が騒ぐので、NHKBSの「まるごと機動戦士ガンダム」にチャンネルを合わせてみた昨夜。トークとかそっちしか見ませんよ。劇場版につきあったら朝の五時になってしまう。
 とーころがー。
 トーク終わって晩ご飯を作り始めたものの、つけてるTVが気になってめしが作れん。ああ、このセリフはー!とかそうそうこういう展開だったとかっていう懐かしさとは別に、とにかくそのものがおもしろい。話の展開、モビルスーツ戦、キャラの芝居、それらしさを演出する情報量。しばらく見てなかったせいもあるだろうけど、「あー、ガンダムってこんなにおもしろかったんだー」と素直に堪能させていただきました。一本ごとにお腹いっぱい感。
 こんなにも「行間」というものを感じさせるアニメってなかなかないよなあ。
 残念ながら、週末のこととて眼精疲労がばりばりに発動し「めぐりあい宇宙」の冒頭でリタイアしましたが、心残りを感じましたよ。オチは知りすぎるくらい知っているのに。
 これは条件反射なんでしょうか。ちゃんと「作品」として評価しての反応なんでしょうか。
 日本のTVアニメに限っては、作画とか動きとかだけではないと改めて思い知りました。

 それと!ですね。長らく「スパロボ」でしか接してなかった少年アムロが、ぜんっぜん、まっとーに熱い子に感じられたのが我ながらびっくりでした。放送当時は主役にあるまじきやる気ねーモラトリアムな男の子っぽい印象だったのに、気分のぐらつきはあるものの、基本的にはほら、「僕はあの人に勝ちたい」なんて言ってしまうのが浮かないくらいに外向きのパッションが感じられるのです。あれから25年、物語の主役たる少年たちはアムロを上回るやる気ねー世代が台頭しているのですね。

 トークやインタビュー部分を担当するNHKのアナウンサーが明らかにマジでガンダム好きなのかわかって(笑)。リアクションや合いの手の入れ方が適切。こういう番組で、仕事で割り振られたのがモロわかりのアナウンサーが来るくらいシラけることないですから。
 それだけに第一部のガンダム好きによるプレゼン番組にかり出された友近がかわいそうだった。誰かが言った一言に、友近以外のみんなが黙ってうんうんうなずいている。あのスタジオの雰囲気は彼女にとって「助けてー」以外の何ものもなかったのではないかと。

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2005.07.20

ここにいた

 いまさらですが「のだめカンタービレ」をちまちま読んでます。こういうくくり方をするといやがられそうだけど、音大版「動物のお医者さん」風味?「のだめ」のテンションの高さに比べると、「動物の」は低体温だけど。あと、「動物の」は時間空間がまったり閉鎖された世界(時間、一応流れてるけど、あんまり意識しないし。最終巻読み終わって即一巻に戻っても違和感ないと思う)でのエピソード集だけど、「のだめ」には変化というかキャラの成長と状況の変化があるとこは違うか。「のだめ」には恋愛もあるし。
 って、並べたら全然違うものじゃないか?>自分。
 獣医学部とか音大とか、友達の友達あたりでも在籍してる知り合いを見つけにくい学部や専門大学の空気に似たものを感じるのかなあ。
 
 ところで、ダメ男は野放しに愛される話がけっこうあるのに、ダメ女はないよなーなどとボヤいてましたが、いたわ。ここに。のだめはまさにダメ女だもの。(掃除できない・料理の才能ない・不潔気味・ピアノ以外さしたる取り柄ないってすばらしい!)でも、なぜかいつのまにか極上のメシを食わせてもらってたり風呂入れてもらったりしてるじゃーないですか!才能あるセクハラ爺いに触られたりもしてますが。
 愛されてるって点ではどうかっちゅーと。…愛されてるのじゃないかな。少なくとも特殊な才能を持つ友人たちには。本命の先輩は、その後どうなのか。(ただいまのろのろ三巻あたりをうろつき中)

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2005.06.29

ざざっと「アニメ夜話」

 「未来少年コナン」は今後も長くヲ・非ヲ問わず見られていくと思うので、特に言うこともなく。今回は大塚さんが来られてたのが目玉と言えば目玉。というか、大塚さん中心に動画の話に軸足多めに置いて構成されてたのはよかったです。宮崎さんの邪悪さ(笑)がみんな公認であるかのようにしれっと語られてたのがおかしい。
 森やすじさんや大塚さんのような、日本の基本の基本みたいな丸く柔らかくそれでいて躍動感のあるアニメの絵作りをされてた方々が年齢と共に現場から引かれ、また鬼籍には入られたことをとても悲しく思いました。
 「劇場版エースをねらえ!」はあまりマニーな人に振り返られるチャンスがないようですが、私的には握り拳を握って「傑作!」と言いたい一本なので、今回取り上げてくれてうれしかったです。よくよく考えたらボロも漏れもある作品でしょうが、90分(正確には88分)で「エース」原作のあのボリュームを見せきり、しかも見た後の感覚はどうにもこうにも出崎節という恐ろしい映画。「エースをねらえ!」そのものには特別な思い入れのない、萌えで語れるものが何もない私ですが、見ればいつもががーーっと気持ちを引きずられていってしまいます。残念ながらレンタルビデオ店でも置いていないところが多いので、七月にNHKBSでやる夏休みアニメ劇場放送分は必見。マキが泣かせる。
 えええっと。「マクロス」は。ですねえ…。メカ萌え!バルキリーはアニメ界に残るロボでしょう。板野さんを筆頭とするメカ燃えアニメーターが描く華麗なメカアクションってすごいよ!とそこだけで十分楽しめるアニメです。と言っておこう。今回十年以上ぶりに劇場版の映像を見て、本気ですげーと思いました。こんな作画やってる人たちはばかです。<ほめてます。
 これであのカユい言動のキャラがなんとかなってたらなあ…。メカ目当てで見直すのもちょとしんどい。

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2005.06.17

「劇場版カードキャプターさくら」、見ました

 NHKBShiで。夜の十時のハイビジョンなんて、大きなお友だちくらいですよね、見るの。納得できなくもないですが、そういう人ってすでにビデオだかDVDだか持ってるんじゃないかとも思い。
 「カードキャプターさくら」に関しては、本放送・再放送ともに見たことがなく、基本設定くらいの知識しかありません。ようなものをわざわざ見たのはなぜかというと、舞台が香港だと聞いたので。長らく行ってませんが、最近はどうなってるのかなあ>香港。おいしくて安い店が生き残っててくれてるのかなあ。
 中華大好き・飲茶大好き・お菓子系も大好きな私にとって、香港は小躍りしたくなる場所です。金と時間が許すなら年一くらい行きたいもんですが、この年にもなればいろんな事情があってそうもいきません。だから、映画とか舞台に使ってるとなんとなく見たくなるのです。それがかなり前に作られたアニメだとしても。
 で。本編ですが。…未だ多くのファンがいるそうなので、特に言うことはないです<卑怯。あれ?と思うことはあったけど、シナリオCLAMPの方だから、世界観的には間違ってない作りなんだろうし。
 ただ、香港好きとして気になったことがありまして。さくらたちが香港旅行を当てたのは冬休みの宿題をするためのノートを買ったときの歳末くじ引きですよね。てーことは、行ったときの香港、冬ですよね。12~1月の香港は、さすがに半袖はムリだと思います…。薄手のウールのジャケットくらいは着たいものです。そんなかっこでスターフェリーに乗ったら風邪引きます。それから、立ち食いするのにクレープってのも悲しいなあと思いました。原宿じゃないんで<ふっるー。せっかくの香港なんだから、屋台でチープな中華菓子を買って食べて欲しかったです。おしゃれじゃないからだめですか?

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2005.06.07

うぉう、これ買い!

 初期サンライズ作品のOP・ED収録のCD、「サンライズ主題歌アーカイブス」が八月に二枚同時発売。内容を見てびっくり。富野ロボットものが拾えまくりの上、サンライズ高橋ものももちろん押さえてある充実のラインナップじゃないですか!
 詳細を知りたい方は「OngakuDB.com」にてご確認を。
 密室状態の車の中でこのCDをかけたら、車内が延々カラオケ状態になりそうですよ!声が枯れるまで歌っちゃいますよ。
 って、個人的にはバイファムガリアンがないのが難だなー。この二体ってスパロボでもカバーされないのだが、ガリアンは知名度的にしょうがないとしてバイファムはやってもいいんじゃないのー?おもちゃの権利がバンダイじゃなくてトミーかタカラなのかしら。

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2005.05.28

「ムーンロスト」、読了

 ↓のようなだめ状態でも本くらいは読める。
 ので、相方が買ってきた星野之宣のマンガ、「ムーン・ロスト」全二巻をば。ちょっと厚手の二冊組も引きこもりの一日死亡人間には余裕です。相変わらず地味い絵で昔ながらのガチガチSFマンガです。恋愛すらありません。親子の情愛や仕事に対する熱意はあります。
 てゆーか、やっぱりミッションもののSFはこうでないと!って感じですよ。ある事情で月がぶっ壊れ、環境を再度安定させるために木星の月を強奪する!なんて荒唐無稽で壮大なネタ。不慮の事故で宇宙飛行士の母をなくした女性が、母の後を継ぐように宇宙飛行士となり木星を目指す。
 ってな筋立てはちょいハリウッドのSF系大作映画みたいだけど、これはアメリカではぜってい映画化されませんな。まんまのストーリーでは(笑)。
 地球の命運を賭けて木星へ、って展開で、ちょっと「さよならジュピター」を思い出したりするのも(原作ですよ、原作!)古SFヲのお楽しみでしょう。
 主人公は女性だけど、スタリオン艦長とか、フロスト博士とか、物語のキモのセリフを吐くのは男だったりする。なんのかんの言っても科学の子世代の私は下巻でのフロスト博士のセリフに号泣ですよ。そうなの、私たち古SFヲは心のどこかで科学の輝かしい未来を信じることをやめられないんです。
 こういうちょー地味硬派マンガもしぶとく生き残っていってほしいです。

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2005.05.08

ある種劇薬

 日曜日。新聞の書評欄。最後のページの広告に吾妻ひでおの「失踪日記」が載っていました。
 長期のGW。狭間の六日、よくぞ忘れず出社したなあ>自分、と思うほどボケた。28日からぼぉおーーっと休みが続いた人は、「あー、行きたくね。会社休みて」というくらいユルくなってるかもしれません。そんなあなたに、仕事に行かない生活を選んだ(?)マンガ家あじましでお氏の衝撃の体験を!…というほど絵から受ける印象はドラマチックではないんですが、描かれていることはなんだかもー、すごすぎです。ほんとに死にかかるほどのホームレス生活に、きっついアル中での入院生活。ここから戻ってきてまたマンガ描いてるってのがすごい。昔の作品のシュールさが日常にはみ出てきたような感じ。しかも悲壮感ZERO。でも、眉間にしわは寄る。
 さらにすごいのは奥さんだ。失踪してこんな生活送ったダンナを迎え入れたんだね。私だったらマヂ切れだよ。

 確かに連休明けに読むにはいいかもしれないです。素直に会社行く方がらっくらくと思えます。私のように新たな何かにチャレンジ!する根気がない、日常に埋没してだら暮らしにに浸りきりな人は、だりくても平和・平凡の範囲内の毎日はありがたいという気になりました。
 それにしても売れてるなー。吾妻ひでおの名をこんなにでかい広告欄で再び見るとは思いませんでしたよ。

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2005.04.30

「PLUTO」二巻、読みました

 ぐぅおおおー、アトムがけなげチックで原作より好きかも!<このショタをどうにかしろ。
 いや、そういう話じゃなくて。すっかりまったく浦沢節の「PLUTO」、大手塚がもしお読みになったらどうおっしゃったんだろうなあと思ってしまいます。あのお方のことですから、「今の僕ならこれよりおもしろく書けるよ」かなあ。これはこれとして単独でおもしろいマンガになってる点はすごいじゃないですか>手塚先生!
 謎解きも進めつつ、人情(ロボット情?)も入れつつ、ベテランらしいそつのない構成に一気に一冊読み進み「ぐわー、もう終わりですか!次はいつ出ますか!」とすぐさま続きが気になります。原作つきだから出てくるロボットたちが魅力的に描かれれば描かれるほど、「この人(ロボットだけど、人だよ、もう)、死んじゃうのにーー」というのがわかってて悲しくなる。今回は「家族の肖像」の回ですね。目次見た時点で展開予想してましたが、読むと泣けて泣けて。アトムの「僕も行きます!」って気持ちが痛くも悲しいです。
 やっぱり完結してからまとめて読むべきだったんだろうか。もう遅いけど。
 ↑のような理由で、「20世紀少年」は未読です(笑)。

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2005.03.23

バンビは男の子なんです

 女の子だと思ってる方が多いようです。子ども時代はまつげつきで異様にかわいらしいせいでしょうか。でも、色指定薄めのガールフレンドがいたりするんです。子どものころ、すでに。ナマイキダー。(ムーミンの、スノークのおじょうさんみたいなものか)
 私が幼少時に好きだった長編アニメ映画で特筆すべきなのが「バンビ」と「太陽の王子ホルスの大冒険」。なぜだかわからんが、好き。でも「長靴をはいた猫」が好きな子どもはあまり違和感ないけど、「ホルス」が大好きな幼稚園児は、今考えると自分でも少し不安。ハチマキ巻いてシュプレヒコール上げるようには育ちませんでしたが。(いたってノンポリです。ってーか、ノンポリってもう死語だよね)
 バンビは幼稚園のころに叔母にお弁当箱をもらい、それはそれは大事に使っていたので母が捨てかね、先日里帰りしたらまだあった。プリントも未だきれい。私が子どものころからいかにナニでアレだったかが偲ばれて、自分でも怖い。
 バンビはその後成長して角つきの立派な雄鹿になるんですが、大人になったといっても鹿は鹿なわけで、それで「森の王者になる」ってあるのかなあ?と、まっさらな子どもでなくなった時期から疑問に感じ始めました。
 森ですから。きっと猛獣はいないんだよね。鹿より凶暴な肉食獣とかも。

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2005.03.22

も。もんでんあきこって

 「プレイボーイ」においろけマンガ(<死語な表現)なんか描いてたんだ!>「ワーキンガールH。
 この人、レディースコミック誌で女子プロレスや格闘技をテーマにしたマンガ描いててけっこう好きだったですよ。絵柄もあんまりべったり娘娘してなくて、さばさば系でかっこよかった。
 しかし、考えてみれば昼の連ドラの原作になったマンガも描いてたりしたのだな。守備範囲が広いと言うべきか。むう

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2005.03.13

ス。スネ夫ですか。

 先週は「サザエさん」のワカメちゃんも声優世代交代が発表されて、アニメ界の声優代替わりは促進される一方です。私のようなロートル・事実上引退の身には、ますます聞き慣れない声優さんばかりになってきてます。
 中でも注目度No.1だった「ドラえもん」の新たなキャストがついに発表されました。どのくらい注目だったかというと、Yahoo!のニューストピックス欄に終日出っぱなしでしたから。たぶん。土日はニュース少ないんで、そうなりがちなんですけど。きっとガセだけど泉ピン子までが売り込みに来たというドラえもん役は、私の知らない方でした。のび太くん役もわかりません。と思ったら、アニメやるのが初めての方でした。この二人は前任者の印象が特に強いんで、他の役のイメージがわかない人を選んだんでしょう。ジャイアン役は、なんと現役(笑)の14才、残念ながら音痴どころか音楽センス抜群だとか。(写真見たらでけー!これで14才か!)
 まー、この辺はいいです。ドラえもんはたまたまTVつけたときにやってたら見る程度の私ですから、「変わっちゃうなんていやーーー!」というこだわりもありません。私にとって衝撃だったのは。
 「スネ夫役--関智一」
 この一行につきます。
 せ。関さーーーんっ。なぜスネ夫。肝付兼太から関智一。富永みーなのカツオくんという前例があるから、何があっても驚いてはいけないのですが。
 ああ。iTuneに突っ込んだGガンサントラ内パーティーシャッフルが心にイタい私です。(ドモン版「勝利者達の挽歌」マイレート★四つでヘビーローテ中)

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2005.02.17

おんどりゃ

 amazonで「カウボーイ・ビバップ 5.1ch DVD-BOX」が30%offに!
 くー。二ヶ月弱前に20%offで買った身には何かしら釈然としない思いが。4,000円あったら、DVDもう一枚とかCDもう一枚買えるじゃないか。せめて半年くらいおいてやってくれ>sale。

 で、もしやと期待して「ジャイアント・ロボ」をチェックしてみたりする懲りないオレさー。やってないけどなー。「鉄人28号」のBOXなら出てたけど、四万円の負担は今の私には無理です(涙)。てーか、録画して積んでる分、早く見れ>自分。

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2005.02.11

「監督不行届」、読了

 先週末からだらだらと不調で、この三連休は基本的に寝る方針で。最近滅多にないほど天気がいいけど、その方針で(涙)。
 でも、いくら寝るのが好きな私でも眠り続けるのは無理なので、軽めの積ん読を片づけることに。(重いのは寝転がったまま読めない and 気力が尽きてきても途中でやめられない)
 で、諸般の事情により借りられた安野モヨコさんの「監督不行届」を読む。いろんな意味で脚色はなされていると思うが、あまりに周囲で「よくある話」のオンパレードに笑うと共に親近感倍増。巻末の注釈なしで何ら問題なく読めてしまう私っていったい<何を今さら。わたくし、安野モヨコさんのマンガって全然読んだことがないんだけど(きっとこの本の読者からすると珍しいだろう。どっちかっつーと「私、『エヴァンゲリオン』も『キューティー・ハニー』も見たことない」という読者の方が多そうだ)、急激に本職のマンガに興味がわいてきました。
 このマンガでロンパースちゃんは「元ヲタだった」と告白するんですが、中学生くらいで脚抜けできていたのであれば、それほど重度ではなかったと思います。でも、それなりに要素を持つ女性で高校や大学や、あるいは就職などの節目で自発的、もしくは仕事が忙しくなったなどの外因的事情でヲタ脚抜けする人はけっこういるはず。ここらでふつーになった方がよいのでは?ファッションや雑貨やこじゃれた映画などに興味を持ってもよいのでは?あっちはあっちで楽しいのでは?そう思い、実践に移る時期があったりするのです。(私も多少は意図した時期があるし、makiさんもほとんど症状が見られない時期があった)だから、苦労の末衣食住あらゆる分野でふつーの女性になっていた、それどころかあこがれさえされていたのに、うっかりダンナがアレだったために元のぬかるみにずぶずぶと脚入れしていくロンパースちゃんには、限りなく程度が低かったとはいえ脚抜け活動を行ったことがある身は、「あああああーー。もったいねー」と今時で言うとorzな気持ちになったりします。
 そうは思いながらも、反面、「庵野さん、いい結婚をしたんだなあ」と知り合いでもないのに安心というか、ほほえましい気持ちになったりもします。クリエイター同士、お互いを尊敬して尊重して、日常ではケンカしたり一緒に遊んだりして、いい関係を築いておられるのだなあと。
 で、まあ、巻末の庵野さんのコメントが、これまたカックいいもので。モヨコさんの結婚を聞いたとき、「えー、なんであんなヲタクアニメ監督なんかとーー」と思ったモヨコファンの庵野株が一気に上昇したと思われ(笑)。

 結婚だけがしあわせじゃないし、結婚だけがしあわせな男女の形でもないと思います。
 でも、しあわせな結婚はある。いつか壊れてしまうかもしれないけど、当事者にとって振り返る価値のある時間を作れる関係ってある。
 と、どこかのえろボケじいさんに言ってやりたくなるわ(笑)。

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2004.12.09

若すぎない?

 「電車男」もコミック化が決まるご時世ですから、メディアミックスで何がマンガになっても「ふーん」ではありますが。
 「亡国のイージス」がちょいと前からマンガ化・連載中。映画化タイアップ企画で「goo」がオール「イージス」プッシュページを作ってるんで、そこにて概要を確認しましたけど。
 若い。若すぎるよ、仙石さん。これじゃあ行のおにーさんっぽくないか?大学に行こうって年の娘がいる人じゃないですよねえ。でも「乗員たちからも父親のように慕われている」って書いてあるなあ。いくつだ?
 映画の導入部のストーリーを読むと、仙石さんの凹む個人的な事情については語られないみたいなんで、最初からやる気満々の先任伍長になっちゃうんだろうなあ。それで真田広之か。映画の尺を考えたら仕方ないけど、鬱屈した中年男が少しずつ復活していくのが福井節じゃないかって思うから、ちと残念。あの鬱屈があるから、行も仙石さんに心を開いていくのになあ。
 いやー、わし、行のファンのはずだが(笑)、なぜこんなにも仙石さんを気にしてしまうのか。
 これで宮津さんの息子の一件が割愛されたらなんの映画化かわからんようになってしまうが、それはさすがにやるみたい。
 映画って尺や「人がやる」からこその制限があるから、見るまでは無駄と承知でいろいろと気をもんでしまう。福井映画が連発される来年は、私よりも生粋の福井ファンはずーっと悶絶しっぱなしなんだろうなあ。

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2004.11.29

昔の方が好きだったけど

 原因不明の頭痛でへろへろしながら(季節の変わり目にはありがちな頭痛持ちの私)、11時頃のそのそと起き出して「マンガ夜話」を見る。安彦さんの「虹色のトロツキー」が題材。ええっと。正直マンガに転向してからの安彦さんの絵はあまり好きではないし、著作もろくに読んだことはないのですけど。
 でも、やっぱりうまいのはうまいんですよねえ。好みはあるだろうけど、絵のうまさは間違いない。制作に当たってはアシさんは置かずに、ご家族だけで対応されてるとか。このくらいの作業量なら人に頼むほどではないとおっしゃってるとか。すげー!まあ、画面全面に安彦テイストが横溢してるから、たとえ背景でも他の人がほいほいと代わりに書くってわけにもいかんでしょうが。
 絵描きさんのマンガだから、話題ももっぱら絵中心。ストーリーテリングは今ひとつとか言われちゃうし。考えてみればファーストガンダム以降の安彦さんはアニメーターではなくマンガ家だったわけで、もはやマンガ家歴の方が長いくらいなのに、やっぱり絵で語られてしまうのね。
 アニメーターとしての経歴で取り上げられるのが「ライディーン」と「ガンダム」になるのは仕方ないけど、「巨神ゴーグ」を入れてあげてもいいと思う。作品の出来はともかく、全編で安彦作画が堪能できるお腹いっぱいな一本なのだし。(歌が好きなのよー!OPとED)

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2004.11.22

これは事件です

 だって、そりゃ朝日ですけど、新聞の一面になってましたよ!ドラえもんの声優世代交代の記事が。
 メインキャストがみんなもう六十代以上とは。毎週の仕事としてはけして楽なものではないし、誰かお一人欠ける(不吉)よりも、みんなで入れ替わった方がむしろ見ている方もなじみにくいかもですねえ。アレだけ危ぶまれたカツオも、今となってはさして違和感を感じなくなったし。
 あとはサザエさんかー。加藤みどりが降板するときは、番組が終わるときかもー。

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2004.11.21

アニメだってお勉強

 2ちゃんサーバが吹っ飛ぶ危機の元になってるといううわさを聞きました>SEEDディスティニー。ごめんね、おばさんはSEEDがサッパリだったから、もうディスティニーは端から見てない。(SEEDは序盤は結構見てたし、後半も飛び飛びには押さえてたんだが。あまりにファーストの劣化コピーって感じがありありで。戦局もキャラの心情もつじつま合わなくて理解不能だったし)曲がりなりにも宇宙世紀世代だから、キャラ萌えーとか何か別の原動力でもないと萎え萎えにしかなれません。
 しかし、SEEDによる新ガンダム世代の流入量は相当なものらしく、ガンダムファンの世代別人口分布が大きく変化した模様です。若年層・女性層の増加っぷりが著しい。旧世代はもう劣勢かな。「昔のガンダムはこんなじゃなかった」なんて言うのは年寄りの繰言といわれてしまうんでしょうなあ。
 ダケドネ。「コロニー落しってSEEDが初めてだよねー?」とか「コロニーのデザインって斬新だよねー?」などという会話にぴりぴりしてしまうのくらい許してけろよ。モビルスーツのルーツが「宇宙の戦士」だというのも知らないし、もちろん読んでない。(かろうじて「スターシップ・トゥルーパーズ」の原作らしいと知ってる人はまだまし)
 昔はアニメファンとSFファンは近かったせいか(ちゅーか、かなりかぶっていた)、基本知識が共有しやすかったし、突っ込んだ考察も聞けておもしろかったんだけどなあ。こういう言い方をするとキラわれるでしょうが、いろんな引用元みたいなものを知らない若者が多いです(涙)。映画とか、歴史とか、昔のアニメはアニメやマンガの知識の他からお勉強した人が作ってたから、真剣に見てた人はそこまで掘ってたんですよね。(そして私は、掘ってくれた人の努力の成果だけをちゅうちゅう吸って楽しんでたずぼら者)知らなくたって感覚で楽しめればいいと言うのであれば、感想はいいけど論評はやめようよ。ツッコミどころが満載で痛々しいです。

 こないだ某さんがアニメ夜話のガンダムの回を見て「全然足りてねえ(時間が)」と言ってたけど、ファーストガンダムってほんと、朝まで生ガンダムやっても持つどころか足りないくらい語るネタがありました。放送から四半世紀も経って、みんなさんざん語り尽くしてるだろうに、まだやれる。おそらくちょっとした会場を借り切れるくらいに人も集まる。
 で。新作のアレに関しても四半世紀後それだけ人を動かせる何かがあるのでしょうか。(除くキャラ萌え)見てない人がエラそを言うな、と怒られるでしょうが、商品として消費されて、一部の人を残して数年後にはすっかり過去の作品と化してるのじゃあ寂しくないですか。
 私の知らないところで「キャプテン翼」がいまだサッカー雑誌の表紙を飾り続けていたりするから、まさに年寄りの余計なお世話かもしれないけど。

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2004.11.18

ビミョーなアニメ化

↓で「H2」のドラマ化のニュースを上げましたけど、「シティハンター」のビミョーな続編、「エンジェル・ハート」が来年アニメ化されるらしい。
 これって香の心臓移植者をヒロインにしたって点で「シティハンター」ファンから総すかんを食らったように記憶してるんだが。コミックがこんなに続いてるってことは、これはこれで支持を得たのか。
 となると、冴羽リョウ(漢字出ねえわ)は神谷=毛利小五郎=明がやるんだろうか。キャラの年齢的には今の神谷さんでもOKっぽいが。

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2004.11.13

どっちが近い

 結局「ラブロマ」の三巻も買う。最初から買っておけ。
 このマンガのテイストからして、どんどん深いお付き合いという展開は許されるはずもなく、したがって話は増えに増える脇役ーズに比重が行きがち、かに見えて、星野君と根岸さんの仲もじりじり進行している。これでも。
 二巻では風邪をひいて寝てる星野君を見て、「わたしは自分のことばっかり考えていた」と思わず涙ぐむ根岸さんにじーんときたのだが、三巻では花見をしながら「星野君を信じてるけど、もう少しみんなと子どものままでいたい」という根岸さんにじーんであった。ヨーコと一緒に泣いてしまうかも。
 星野君の「たいしたことないですね」には、笑っていいのか怒っていいのか、だが(苦笑)。
 この先、星野君はより高い目標を設定するんでしょうか。付き合って一年経っても清い仲というのは、高校生男子にとっては過酷な試練なんでしょうか。
 このマンガは、現実的にはきっと「あり得ねー」話なんだが、「人を好きになる気持ち」「相手を思う真摯さ」みたいなものを思い出させてくれるなあ。人間怠惰なもんだしラクーな方に流れがちだから。最初のころはこんな平平凡凡なワタクシタチでも奇跡のような展開だ-!と(つまり、まとまるわけねえー!と)思ってたりしたんだから。
 今となっては目新しくもない彼氏なりダンナなりであっても、初心忘るるべからず。そうすれば、マンガのようなきらきらとサワヤカな出来事は無理としても、これはこれで捨てたもんじゃないと気づけるかもしれないからなあ。

 ところで、今時のアッチ方面に特出した少女マンガと「ラブロマ」では、どっちが現代の恋愛思考回路に近いのだろうか。

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2004.11.09

ブーストかける

 このところ恋愛べったべたーは苦手でー、と身もだえしつつ告白し続けてる私ですが(とゆーか、昔からの知り合いはとうにご存知の話ですが)、それでもいろいろとそれっぽいものを書かねばならぬ局面がある趣味を持ってまして。<ヘンタイちっくなものを想像しちゃだめだ。なんとか気持ちを盛り上げねばならないので(そこまでのことでしょうか)、会社の帰りに久々にマンガを買う。「ラブロマ」の、とりあえず二巻。
 ええ、すっかりと続巻が出てるのを忘れてました。三巻が出たとどこかの記事で読んで、がーんと買いに走ったわけで。
 普通の物語なら内向きに葛藤していくネタのあれこれを、全部外部露出させていくことで強力に推進力を得ている純愛ラブコメ?内にこもるから、恋愛はややこしくなっていくのね。と思ったり。この世の全ての人が星野くんみたいになったら、それはそれで恐ろしい世界かもしれんが。星野くんは根岸さんに受け入れてもらえたからよかったけど、クラスメートわさわさの真っ只中で「付き合ってください」「いやです。きらいだもん」なんて展開になったら、周囲の人は凍り付いちゃいますもんね。
 しかし、星野くんぐらい突き抜けてくれると、一回転してばりばりにサワヤカな人に見えてしまいます。下心、がんがんです、と目前で言われても、根岸さんがいやならがまんします、とマジ顔で宣言された過去があるから、そして言ったからには絶対厳守する星野くんだから、根岸さんは「がんがんなのかよー!」と突っ込んで、それで終わり。純情爽やか一直線ではなく、年相応のでろでろも抱えつつ、でもそっち方面に突っ込んでいかないバランスのよさも心地よく。
 煩悩真っ盛りのお年頃だからって、何が何でもどんな手をつかっても欲望まっしぐら!ってな男の子もそりゃいるでしょうけど、みんながみんな、そっち方面のボルテージが同じってこともないよねえ。まず一緒に過ごして、何かがわかったりよけいにわからなくなったりする時間の積み重ねがいとおしいと感じることは、男の子にだってできるよねえ。
 基本的に笑える系で、ちょっと気恥ずかしくて、「あー、こんな学生時代、送れたらよかったねえ」みたいな話。
 くそっ、星野、いいやつじゃん!<好みらしい。

 じゃねーだろー?私の上げるべき恋愛ポテンシャルはほのぼの青春ラブコメ方面じゃなくてー!(泣)

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2004.11.05

「千年女優」、見ました。

 得意のNHKBShiでやってくれました。
 わー、音楽が平沢進!べったり平沢進!他の誰でもない曲ばっかです。なつかしい。(「ベルセルク」見てないもんで)ひさしぶりに、また聞きたくなりました。
 じゃなくて。
 これって、テーマ的には実写でも全然かまわない話だけど、アニメだから楽しく見られる作りになってる、アニメでなくてもというか、アニメだからこそというか、不思議な魅力のある映画です。ハリウッドなら実写+特撮でそれらしく撮ったかもしれないけど、日本じゃ制作費的に無理でしょう。
 話は要約するとめっちゃ陳腐。ストーリーを見る映画じゃない。ってゆーか、話陳腐でも物は見せようなんだ、映画って、という映像・演出・構成の力技を思い知る作品。だから、読み込みをしたい人にはつまんないかもと思う。勢いに乗ってばかばかしさや切なさを駆け抜けながら見るのが楽しい。90分という尺もこの内容にはちょうどいい感じ。

 「千年女優」を見ながら、私はずっと思い出していた別の映画がありました。それは「時をかける少女」by原田知世。「タイムトラベラー」でも他の人が演じた「時をかける少女」でもなく、大林宣彦監督のあの映画です。
 「千年女優」って、「時をかける少女」だよね。いや、ベタな意味じゃなく物語の構造というか、見終わって残るコアな部分が私にとって同じ手触りだったんです。
 往年の名女優、藤原千代子は、少女のときに会った画家の青年と再会することを夢見て映画の世界を駆ける。芳山和子は循環する時から開放されるための旅の途中で深町一夫に出会う。そして、記憶を失っても二度と会えなくても、彼を追うと決める。
 彼女たちの隣りには、ひっそりと彼女たちのしあわせのために手をつくす不器用な男がいる。彼女たちはその存在に気づくことはない。気づいても省みない。自分が見つめた恋だけをまっすぐに追って行く。
 わーん、ごろちゃんの心遣いに気づいてやれよ、芳山和子!彼のお醤油の匂いがするハンカチの暖かさがいかにありがたいか、わかってやれ!
 と、私は「時をかける少女」を見ながら歯軋りした。「千年女優」では立花源也が藤原千代子の影にいつもいる。「姫、ここは私に任せて殿の下へ」なんて言ってる場合ですか!千代子もまた、「私ったら命の恩人のことを忘れているなんて」と無邪気に微笑む。
 大林宣彦はロマンチストだから、最後に成長した芳山和子がそれと知らず深町一夫とすれ違う未来を用意した。今敏監督はリアリストなんだろう、死に赴く千代子はご無体にも少女の真実を口にする。
 女の子は本当に純粋なロマンチストです。自分の構築したロマンに酔い痴れながら殉じていく。

 しかし、たった一度言葉を交わしただけの鍵の君を追い続ける千代子の恋は、あの当時の少女小説なんかを見れば問題なくリアルなんだけど、↓みたいなマンガに胸をときめかせている娘さんたちにはどうなんだろうかと。信じられなーい、でしょうか?

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わけわかんねえ!

 最近多すぎですか。↑のフレーズ。これを連発するってことは、私も老いたってことなのね(涙)。
 昔はお堅く品のいいマンガ雑誌担当の印象が強かった小学館が、突き抜けた少女マンガ誌発行出版社No.1になったのはいつごろだったろう。ママ世代の集う掲示板で糾弾の的になっていた「Cheese!」。でも、いまだに堂々と発行中&作品はおとなしくなるどころか過激になってる気がする。いまどきの娘さんは肝が太い。私なんか、「Cheese!」の表紙のアオリ文句だけで十分レジに持っていくのをためらうのだが。「Cheese!」が平気だったら、もうちょっとで「二次元ドリームマガジン」だってしれっと買えそうだ。女の子の絵柄のぶりぶりっぷりはあんまり変わらない気がするし。「テックジャイアン」なら楽々だな。<ニトロプラス作品の音楽CDがおまけだと知って、ほしくなったらしい。
 ↑と腰引けてるくらいなので、これだけ言ってて「Cheese!」の本誌も連載作もちゃんと読んだことはありません。好奇心だけは溢れるほどにあるけど、レジに行く勇気がないのです。まさかこんな形で、レンタルビデオでAV借りたくて借りれない中坊の気持ちを体験できるなんて!
 妄想ばかりが膨らんではや数年、定番巡回先になってる「exciteBooks」にて「えっちな少女まんが」と言う特集を組んでくれましたよ。はあはあ。これで私も禁断の世界を垣間見ることができるのね。<いい年して少女マンガが「禁断の世界」(泣)。
 …う。…ううーん。
 どうでしょうか。これが今健在の中高生女子のスタンダードなんですか?まゆたんの世界とかが!
 昔からレイプ願望なる都合のいい幻想を信じてる(信じたい?)バカ男がいるので、妄想を強固にしないかと心配です。少女世界でそんな粗暴を許されるのは、金と美貌を備えた白馬の王子様だからこそなんですよ!ハーレクインロマンスで、婚約者のいるヒロインが、砂漠で赤銅の肌を持つ野性味溢れるシャリフに誘拐されるのと同レベルの乙女な妄想ですから誤解しないように。
 しかし、こういう恋愛像が憧れの対象になるのかー。憧れるには即物っぽいというか、含みがないというか。当方、チラリズムにえろを感じる奥手な年代ですから、風情が足りない気がしてしまいます。昔の少女マンガの「告白しておしまい」とか「キスまでいったら奇跡」なんてリミットはまだるっこしくもあったんだが、あれはあれで溜めが効いてて味わい深かったのかもしれんなー。じりじりじれる期間の長さも趣があったというべきか。
 母世代は「冬ソナ」。娘世代は「Cheese!」。同じ乙女のロマンのベクトルは、限りなくかけ離れている。

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2004.10.26

いいアニメ見なさい!

 と、相方におすぎのごとく説教してしまいました。
 「BSアニメ夜話」を見ておりまして。やつが「アルプスの少女ハイジ」を見たことねえと抜かすので。その上、「母をたずねて三千里」も見てねえと言うので。確かにやつはSF好きではあるが、アニメはヲというほど見てるわけではない。
 だけど、「ハイジ」くらい見なさい。アニメとしてほんとに名作だから。よくぞ作った、と驚くくらいの名作。泣けるし、笑えるし、ほのぼのするし、でも甘ったるいばかりでもないし。高畑勲のアニメ職人としての技能全投入。これがもう30年も前に作られてるなんてすごいですよ、ままん。それからの30年、アニメはどれほど進化したというのか。
 と主張したら、「だって、いい年した男が、幼い女の子が出てくるアニメをほいほい見られるわけないだろ?」などと言うのである。まーねー。今時のろりーとかぷにーとか言ってる世代と、君は違うからねえ。だとしても、男の子が主役の「三千里」は見られるだろう?「ハイジ」に比べると影薄いが、社会派の名作だぞ!
 ああ、もったいない。女の子が出てるくらいで優れたアニメが見られないのか。
 「ニコラス・ケイジが出てるというだけで、おもしろい映画を毛嫌いするのか」。
 ええ、そうですよ!ニコラスが出ているというだけで!

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2004.10.22

「攻殻機動隊」、見ました

 今さらって感じですが、BShiでやっていたので。公開当時から全米での評価の高さを聞いたあたりまでは、なぜか「見よう!」という気持ちが湧かなかった。その後はなんとなくでスルーし続け、「イノセンス」もレンタルに出たしそろそろ見ておくかなあと。
 さすがに十年前の近未来な設定ってちょっとつらいかも。なぜかサイバーで退廃な町並みのイメージは中華系に流れ着く。飛行機が低く飛ぶ光景は、啓徳空港が現役だった頃の香港そのもの。話はかなり形而上な感じなのに(だからこそ?)、ストーリー展開も説明もないイメージシーンがかなりあって、しかも全編が90分ないとは!草薙少佐のサイボーグ体破壊から人形使いとの融合までがクライマックスとは思いもせず、その後あっさりうわさのENDシーンになってしまったのでびっくりでした。
 肉体と精神と外界認識に関しては未だ各論乱れ飛ぶ状態だから、「攻殻機動隊」で表現される人格の未来像みたいなのに「なーるー」と思考喚起されるかというと、私はちょっとなあ。(私の固体認識感はかなり泥臭いです)ネットで接続されて他者(それがシステム上に形成された元になる個人のないゴースト?であっても)と融合するって展開で、すぐに諸星大二郎の「生物都市」を発想してしまう私の古さゆえでしょうけど。(しかもモトネタが本編ではなく「不条理日記」というのも、我ながらどうかなあ)
 断片的な情報であれこれ考察するのが好きな人向きの作品ですよね。当時は斬新だったのだろうなあ、なんて距離を感じてしまうあたり、ものは見時があるのだと思いました。

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2004.10.15

買うのか?同じマンガをっ!

 どうしようどうしようと迷いながら、結局買ってないのさ。「OZ」番外編が掲載された「メロディ」を。今月も載ってるんですよね。ああん、ムトーが私を呼んでるよう。<呼んでません。
 他に読みたいマンガがあるわけじゃない、でも一本どうしても読みたいものが載ってる雑誌って、捨てる決心がつかないまま無駄な厚さで場所ふさぎになるから、ここは単行本化されるまで我慢。ひたすら我慢と思っていたのですが。
 樹なつみさんてば、「OZ」の完全版を出すそうですよ!背景やトーンを直して、今回の番外編も収録して11月から全五巻!ぎゃぁああ、なんてことを!<今さら知るやつ。
 わたくし、「OZ」のムトーは激萌えというか激愛というか、ストライクゾーンに150kmストレートを食らったような人で。成人男子キャラで熱狂的に好きなキャラって、私の場合すごく少ない。ムトーの他は。…ドモンとか?<ドモンのどこが「成人男子」なんだよっ!
 もともとのコミックスも大判だってのに。滅多に買わない本編以外のムック本もしっかり持ってるし。この上、内容的にはおんなじものをもう一セット買ってどうするつもりなんだよ?>自分。番外編収録分だけとか、理性的な判断はできんのか?
 るるる、予感がしまーす。半月後にコミックを握ってレジに立つ私の姿が見えまーす(泣)。

 そういえば、「OZ」ってOVA化もされたんだよなあ。藤田淑子さんの19って聞いてみたかった。ネイトが山寺さんなんだよな。しかし、あの話を二巻構成ではやれんだろうと思ったし、当時レンタルで置いてないとこばかりで未見。今年はあんなのとかこんなのとか、スゴイ映像化作品が連発されたから、今なら怖いもの見たさで見れるかも。

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2004.10.02

「PLUTO」、読みました

 ↓で増やすまでもなく、家にはもう一人、口から本を吹く(うそです)同居人がいて、そいつも本を増やしてるから私が買わなくてもちょっと手を伸ばせば未読の本なんか山ほどあるのよ。そっちから読めばいいのに、なぜ学習せんのだ!>自分。
 そんなわけで今日も浦沢直樹の「PLUTO」を買ってきてくれました。うわさの「鉄腕アトム 地上最大のロボット」のリメイク作です。
 実は原作アトムの個々のエピソードはあまり記憶になく、「地上最大のロボット」もどういう話か覚えてなくて、あらすじをネットで検索しちゃいました。
 浦沢版ではアトムではなく、原作では物語途中で殺され、というか、壊されてしまう刑事ロボットが主役で、「MONSTER」っぽいサイコミステリ仕立てになってます。でも、原作で事件の経緯も犯人も明かされてるようなものだから、ミステリにはならないよねえ。どうするんだ、浦沢直樹!
 という興味も含めて楽しむマンガなんでしょうね。
 主人公のゲジヒトほか、出てくるロボットがどれもこれも深い肉付けを持ってるから、壊されちゃうと泣けるのよ。残された家族ロボットの姿が痛々しいのよ。特に警備ロボットロビーの妻。旧型ゆえの悲しさがもう。ずるすぎる!
 一巻の最後でいよいよアトムが登場し、お話はこれからって感じです。いやー、あのアトムからこんな話ができちゃうんだねえ。生涯現役にこだわった手塚先生がこのマンガ見たら、ライバル心剥き出しで何か斬新なものを!と力んでがりがり新作を描き始めたんでしょうねえ。

 ところで原作ですが、ストーリーからすれば「地上最大のロボット」じゃなくて、「地上最強のロボット」だと思うんですが。「史上最大の作戦」のもじりだって本当ですか?

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2004.10.01

「SAMURAI7」、見ました

 予定より激しく早く帰れたので、余裕でNHKBSの秋の新番組、「SAMURAI7」を見ました。大胆不敵にもクロサワの「七人の侍」をSFアニメに翻案!です。NHKだからスケジュールや予算には問題ないと思うんだけど、こういうのはスタッフの力量の方がものを言うからなあ。(「火の鳥」があんな感じだったしねえ)滝沢さん、期待しても大丈夫ですか?
 って、スカパーではもうやってるんですか。へー。<昨今のアニメ無知。
 一回目と言うことで冒頭に思わせぶりなシーンを置き、最近の流行というか、世界設定を全て語りきることなく物語スタート。不思議な浮遊するモニュメント、ノブセリさまはコメを何に使っているのでしょう。<アニメ用の設定とか全然知らずに見てる。
 あ、立てこもりが出た店の夫婦はバカボンのパパとママで、人質に取られてたのはハジメちゃんですね。<見るべきところが違う。
 モトネタのセリフなどは積極的に取り入れていくそうで、モトネタスキーの相方は当面はそのままシーンを探す楽しみがある模様。そして私は当面、朴[王路]美声のカツシロウくんの活躍を楽しみに見たいと思います!<業病。

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2004.09.06

999には一言ゆわせてもらいたい

 と「BSアニメ夜話」を見ながら思った。何をって言えばたいしたことはなく、単に「わしも語りたいことがあるぜあるぜ」みたいな気分になったというだけで。一時間じゃ全然語れてないですよ。音楽とか声優さんとかまで話が行けてない。
 劇場版の「銀河鉄道999」は、なんか奇跡みたいな作品です。作画の質にバラつきがあるし(作画に限って言えば、「さよなら」の方が絵が揃っていた気がする)、短編連作形式の原作からエピソードを強引につなげた脚本はスムーズに展開してるとは言い難い。SFというよりファンタジー。若干どころか、かなりご都合主義。松本節の人情とロマンにあふれてて、気恥ずかしかったりクサいと感じたりする人もいると思う。
 でも、そういうのはどーでもいいの。そういう少しずつの欠けみたいなのが、全部「人が作ったアニメーション」って手触りになってるの。一人一人のアニメーターの技があちこちで見せ場を作り、日本情緒溢れるBGMが盛り上げ、ベテラン声優の深みのある演技が物語にのめりこませてくれる。御大になってしまう前の適度な松本節がいい感じに泣かせてくれるし、当時タイアップ式アニメ主題歌のほとんどが失敗こいた中、ゴダイゴの歌は挿入歌の「TakingOff」までちゃんと話になじんでた。そして全体をがーっとまとめあげるのが城達也のナレーション。ええ、松本的クサさ炸裂のあのナレーションも城達也が語ると説得力倍増で、EDとともにセイシュンの切なさと甘酸っぱさに浸らせてくれます。
 一個一個を取り上げてあれこれ言い出すと、きっと傷はたくさんある。でも、全体が揃ったら、「そんなの、もういいじゃん」と思えてくる。力と勢いと、ロマンもある、一本でほどよい満腹感が味わえる作品です。

 当時は原作&TVシリーズ版から五歳年齢が上がり、見栄えもちょっとよくなった鉄郎が賛否両論呼びましたけど。
 私は好きですよ。<太ゴチックで。
 大好きですよ。<極太明朝体、デカめのポイントで。
 だって、二時間の尺の中で、鉄郎はメーテルに母も見るけどちゃんと異性も見るわけで。男としてメーテルに対していけるまでに成長するわけで。長期連載とかロングラン放送だったら見た目お子様でも読者なり視聴者なりが接してきた時間で脳内調整ができるかもしれないけど、二時間ですから。外見からそこそこの年齢でないと、説得力を持って変化が語れないでしょ。
 私が単にショタコンだから激愛という説もありますが(爆)。
 この映画ねー。私はEDもしっぽまで見ないと納得できないの。タイトルバックを走る鉄郎のアニメーションが、そこに見える彼の情感がたまらなくいいのですよ。

 オールスターものになりやすい松本作品だけど、ハーロックとエメラルダスがかっこよく見えるのは、おそらく劇場版「999」一作だけじゃないだろうか?コスチュームが全身黒の方がいいと思うな、ハーロックは。
 で、さよなら」はいらないですね。同じ構造の話を二回やった意味がよくわかんない。TVシリーズ終了にあたって、劇場でもなんかやりたいってことだったんでしょうか。私にとっては、貴重な15歳鉄郎のコレクションフィルムとして意味がありますけど。<をい。

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2004.08.26

どう考えても陰謀

 LDだってお小遣いを工面して、がんばって買ったのである。再生する機械さえ元気でいれば、全然現役で見られるんである。
 だけど、最近その再生する機械の方が不調。ソフトによっては蹴られるケースが出てきた。(「ガメラ」蹴るなよ、特典つきBOXの特典ディスクをよ!)かといって、いまやLDプレーヤーは中古でもないと買えない雰囲気。ひどい。ちゃんとソフトがあるのに見られないってどういうこと?
 ほとんどのソフトはDVD化が進んでいるから、どうしても見たければ買いなおせばいいってことになりますが。
 だったら何のために大枚はたいてLD買ったのよう?重くてかさばるLDを。邦画やアニメは当時から高かったってのに。
 なんてぶちってるのは、以前BOX売りぽっきりだった「ジャイアント・ロボ the animation」のDVDが一枚ずつ別売りで再販されるらしいと知ったから。っそー、BOXなんて、いっぺんに大金払えないよぅとあきらめたのに、一枚ずつだったらなんとかなるかもー?なんて考えてしまうじゃないか。
 「カウボーイ・ビバップ」も5.1リマスターのBOXが、内容からすればかなりお買い得に出るらしいし。(5.1は環境が無いから価値がわからんけど、アニメは全般に高いから全話収録でこの価格という点がたいへん魅力的)
 だけど。だけどねえ。また何年も経たないうちに、新しいメディアが出てくるんじゃないの?それであっという間にDVDは駆逐されちゃったりするんじゃないの?
 同じソフトを何回も何回も買い直さなきゃならないってどうよ?(涙)
 そういう不安があるから「DVD出るのね。じゃっ」と踏み切れないの。をたくにしては物欲に薄い私です。
 いっそ60歳くらいまで様子を見て、そのときの中心メディアで、その年になっても見たいソフトだけを買うというのはどうだろう<何十年越しのプロジェクトやねん。

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「スチームボーイ」、見ました

 まー、聞いてくださいよ、奥さん。夏休みももう終わりとなれば上映もそれまで。暑くて会社引けたらすぐ帰りたい症候群だったけど、夕方はそこそこ気温も下がってきたし、八月最後のレディス・デーだし、ここで行っておかなくちゃなあと重い腰を上げたんですわ。そしたら、「一番狭い劇場ですけど(それはわかってた)、前の方の席がいいですか?後ろがいいですか?」と聞かれ、後ろってどんな席ですかと尋ねたら「壁から二つ目か、一つ目か、そういう場所です」だそうです。眼精疲労頻発の私は目を守りたいので、やむを得ず後ろを選択。
 上映まで40分以上あったから、夕飯と取り急ぎの補充ものを買ってこようとまずドラッグストアに行けば、私の並んだレジだけ異様に処理が遅いし、ロッテリアでチキンセット頼んだら「五分お待ちいただけますか?」って言われるし、しょうがないから待ち時間にお手洗いでもとロッテリアの客席フロアに上がったら、これまた使用中の上に出てこないし、やっと降りて「もう五分経っただろ?」とカウンター見たらまだ出来てないし、ありがちなタイミングの悪さが積み重なる始末なんですよ。
 さらに小走りで劇場に到着して、予告編の間に食事済ませなきゃ!と焦って食べてたら、チキンのドラム部分がもんごり落下するしーーーー!
 私がいったい何をした。
 そういう様々な不幸もありましたが、劇場は前も後ろも十列もないような広さで。壁から二つ目だろうと全然問題ありませんでした。

 前振り、長いな。
 「スチームボーイ」、封切り直後から様々な映画サイトで酷評を読み続けてきたので、さして期待もせずに見に行きました。(最近、こんなんばっかや)なんで劇場に行ったかというと、画面密度が高いと聞いたので、レンタルDVD&家のTVという組み合わせでは細部がつぶれちゃうなあと思ったから。
 あのー。正直言いますが、そんなにヒドいですか?コレ。普通に少年の冒険活劇ですよね。斬新じゃないけど話に大きな破綻もないし、適度に手に汗握れるシーンもあるし、会社の帰りに見るのは適度な重さでした。鈴木杏と小西真奈美の演技もそれほどひどいとは思わなかったなあ。深夜にやってるアニメの声優に比べたら全然真っ当じゃないですか<比べるレベルが違う?皆さん、評価眼が相当厳しい。これより酷評すべき作品は、他にたくさんある気がするけど。
 つまりは「大友ブランド」ってのが大きいんだろうなあ。大友克洋presentsである以上、越さねばならぬと世間が求めてるハードルがあって、「スチームボーイ」は完全にそれを越してないと。それが酷評に繋がってるんでしょうね。散々待たせといてこれかい、みたいな。
 でも、こないだ深夜に「AKIRA」の映画版をやってるのを見たり、脚本参加した「メトロポリス」を見たりして、私の中では大友克洋に対する過大な期待というのはほとんど無くなってまして。むしろ「ストーリーを『魅せる』タイプの作家ではなかったよな、最初から。どっちかというと、画面密度の濃さ、情報量の多さで圧倒する人であって」と再認識して行ったから、「スチームボーイ」のレトロメカシーンの熱の入り方は、正しく大友作品だったような気がします。
 最新か、もはや過去か。「スチームボーイ」を語る評には「いまさら」感が書かれてることが多いんですが、大友=最先端でなくてもいいと思うし、何が何でもブレインインパクトが必要かというと、そうでないような。先入観なく、親子とかでまったり見たらいいんじゃないでしょうか。少なくとも映像には子供だましの手軽さはないですし。
 ただ、冒険活劇としてはわかりやすい完全な悪役がいないので、終盤でのカタルシスは得にくいです。(メカてんこもりの崩壊だけでご飯が食べられるって人を除き)小学校高学年くらいからかなあ、大人たちにはそれぞれ、オトナの事情や主張があるんだとわかるのは。それは製作側も承知みたいだけど。スチム一家といい、スチーブンスンサイドといい、メインのたちは概ね科学にヤラれててて、その点では同じ地平に立ってるからいいとか悪いとか言いにくいのね。
 ヒロインのスカーレットがすげー性格で、いや、大人は実はかわいいんだとわかるけど、子どもにはきっついオンナって感じでしょうな。エンドロールでさりげなく語られてる後日譚、この事件をきっかけにレイはスチームボーイとして様々な事件で活躍するってことなんでしょうか。ロケッティアみたいに?あそこに出てくるスチームガール(?)は将来のスカーレットなのかな。数年後と思しき彼女の肖像がいっかにも大友顔でおかしかった。アメリカ人なのに(笑)。

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2004.08.11

結局「劇場版パトレイバー3」、見ました

 これ、公開当時劇場まで見に行ったんだよなー。脚本がとり・みきさんだしと思って。
 始めから正編パトレイバーとして見てはいないので、これはこれでいいかって感じで。いろんな事情を承知で見れば、エンタメとしてはすんごい地味だけど、時間分は楽しめるのです。でも、万人にはお勧めできないよねえ。社会派・人情怪獣映画なんて、どういう観客層を想定すればいいのか。三作の中で、一番パトレイバーそのものから遠いし、でも全く知らないと終盤で出てくる特車二課の存在が「?」だし、お子様向きの要素がゼロだし、マーケットが全く読めない。
 前作から十年経って、今ではなかなかアニメでは聞けないオリジナルの特車二課メンバー声優が揃い踏みというあたりが売りなんでしょうか。
 ↑読み直すとぜんっ然おもしろくないような書き方になってますけど、おもしろいですよ。個人的には、ビジュアルインパクトではなく娯楽映画としてみるなら、「メトロポリス」よりおもしろく見れます。あくまで私の趣味嗜好による判断ですが。

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パトレイバー、二作目も見ました

 …おかしいな。火曜日に一時までTV見てる余裕なんかないのに。
 以前見たときよりかなりおもしろく見られました。あのころは「パトレイバー」の名を冠していながら特車二課の面々がおまけっぽい扱いなのがどうしても引っかかったんだけど。これは後藤、柘植、南雲、荒川(+松井(笑)のお話ですから。今は「押井さんはそういう作り」と割り切れたから、すっきり楽しめたのかな、と。個人的にはモトネタありはモトネタをもちょっと尊重してほしいなあという気持ちが強いので、好きなのは一作目ってのに変わりはありませんが。(いや、結局パトレイバーってのは後藤さんの話なのかもしれないけどさ)
 この話のテーマっぽいところは、十年経っても変わりなく通用する。昨今の内外事情を加えるとむしろ今のほうがタイムリーなのかも。そう思うと、いろいろとムナしい気持ちになったりもしますが。見ながら「あー、気分としては『亡国のイージス』なんかに通じるとこがあるのかな」なんて考えてました。
 劇場版パトレイバーは鳥なのね。意味もなく(?)バセットハウンド大写しなのに、初めて気づきました。(って二度目くらいなんだけどさ)
 作画レベルも一作目から比べるとかなり向上しているので、21世紀に初見でも全然問題なく見られるでしょう。

 内容と関係ない話として。一作目、1990年代後半だというのに全く登場しなかった携帯電話、2作目にようやくレギュラーとして扱われてます。だけど、2003年だってのにでかー。アメリカのケータイみたいよ。やっぱ1993年ごろに十年後の日本のケータイ天国っぷりは想像不能だったんでしょう。
 そういえば、あらゆる未来ガジェットをマンガに描いた手塚治虫が、唯一描き漏らしたのが携帯電話だと聞いたことがあります。マンガの神様も見落とすほど、ケータイはニッチな存在だったってことでしょうか?TV電話は結構いろんな作品に出てくるのに。

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2004.08.10

久々、劇場版パトレイバー第一作

 を昨夜見ました。もしかして、十年ぶりくらいかも。
 世間ではお盆weekという扱いなんでしょうなー、平日だってのに夜の11時から放送とはよ>NHKBShi。
 押井イズムにさほど思い入れのない私にとって、劇場版パトレイバー一作目が一番好きな押井作品です。話がよくできてるし、何よりバランスがいいです。マンガ版しか読んだことがない私でもだいたいの物語背景が理解できるし、特車二課がちゃんとメインで仕事してるし(笑)、かろうじての露出ながらロボットものの体裁になってるし、押井さんの哲学問答がほどよい薄さに散らばってるし、といろいろ並べましたが、簡単に言うととっつきやすいんです。元作品に準じたギャグも適当に入ってるから、眉間にしわ寄せなくていい。娯楽もののカタルシスもあるから、ふつーに映画として楽しめる。敷居が低くて万人に勧めやすいです。二作目は作風がダークになるし、ちょっと押井テツガク寄りな内容だから、万人向きってわけにはいきません。
 今回ようやく、一般の人でも事件のネタが分かる時代になったんじゃないか?と思いました。PCつないでインターネットしてれば、OSやらウィルスやらって言葉も聞いたことくらいはあるでしょうから。公開当時はWindows3.1ですらまだ出てませんでしたもんね。オフィスのパソコンはPC98がメイン。ワープロ作業は富士通OASISが引き受けてた時代。OSという概念はパソコンスキーか業界の人にしか一般的じゃなかったようで、周囲の人に劇中事件の説明をするのに苦労したのを憶えてます。それと、これほどコンピューターを使った犯罪をうまく使ってる映画は、洋の東西を問わず未だにないんじゃないでしょうか?(私の見る映画の本数が少ないだけかもしれんが)
 今見て「あれ?」と思ったのは、劇場用のわりには作画あんまりよくないのね。(TVシリーズやOVAと絵柄が違うという意味ではなく)制作費少な目だったのかな。スタッフリストを見ていると、三文字の方がたくさんいらして、「このころすでに、相当大陸のお世話になっていたんだなー」と思いました。

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2004.08.02

「メトロポリス」見ました

 夏休みに入ってNHKBSはアニメ大放出。今週は以前hiでやったアニメ映画をBS2で放送します。ラインナップは「メトロポリス」「王立宇宙軍」「サクラ大戦活動写真」「ファイナルファンタジー」。
 地味ー。そして、「サクラ大戦」が浮いてる気がするのは私だけでしょうか。選別基準が単純に5.1サラウンド対応のソフトが出てるかどうか?だからなんだろうけど。潔いな>NHK。
 そんなわけで、見てなかった「メトロポリス」をご飯作りながらちらちら視聴。
 これって意外と凄惨な話ですな。思ったよりばんばん人が死ぬんですけど。ロック、撃ちすぎ。クラシックな手塚絵にだまされて、お子様に見せた親は困ったんじゃないかと。
 映像は鬼のように手が込んでる。どこを見ても、ものすごい密度。CG技術はあっという間に進化するから、今の目で見ると質感に「?」を感じる部分もあるけど、当時としてはかなり作りこんである。あと、モブシーン。初期手塚マンガの細々と書き込んだモブシーンを再現しようと試みたのか、細部までぐっちゃり人やらロボットやらがいる。これもコンピュータさまのお力あってのことでしょうか。
 ただ、話はいろんな意味で苦しい感じ。元々初期手塚の作だから、今そのまま使うとテーマ的に手垢がついた感が出てしまうのはしょうがない。だからといって、大手塚の作品をあんまり大改造するってわけにもいかないと判断した結果なんでしょうか?>あのストーリー。原作読んでないので、判断できないんですが。
 そういえば、大友さんの作品ってよくよく考えてみると映像インパクトが一番の見所で、話はもしかして二の次なのか?と感じることがありまして。それで、「メトロポリス」もそうなのかと。(こないだ、映画版「AKIRA」見て思った。それで、「スチームボーイ」は何の懸念もなく見られるとわかった)
 キャラクタもなあ。ケンイチがティマにこだわる心情にどうにも共感しづらいんですわ。ティマはアヒルが初めて見たものを親と思う、あれと同じだと思えばなんとか納得できるけど。ロックもなぜあれほどに義理父コンなのか。説得力のあるエピソードを一つ入れてくれれば、「またこいつの暴走のせいかよ」などと思わずに済んだのに。(そう言えば、NHKアニメ版「火の鳥」未来編のロックも、勝手に出てきて事態をややこしくして即退場だったなあ)キャラクタの描写が希薄気味なのは、製作サイドの意図だって話も見ましたが、ほんとなんでしょうか。
 これは初期手塚のビジュアル的な魅力を動画として再現しようって、そういう意図の映画なのかなあ。そう思えば、狙ったなりの効果は確かに出てると思います。いわゆるレトロフューチャーな絵作りと、大人っぽいBGMは、端からお子様は対象外だと宣言してたのだなという気もします。
 ケンイチ少年役が若きジャズボーカリスト小林桂だと知ってびっくり。わー、贅沢ー。ってーか、もったいねー。本人、作中で歌ってますか?<ながら見してたんで、わからない。

 しかし、別にミッチィでもかまわない気がしたのだが>ヒロインの名前。

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