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2009年1月

歌姫にはなれないよ…<当然

 先日、妹と久々にアニメしばりのカラオケに行きまして、がしがしマクロスFの曲を突っ込んでみました。
 というか、めったやたらと大量に曲が入っててびっくりです。「フロ」や「トラ」の曲が入ってるのはわかりますが、「たま」やこないだCD化されたケータイ配信曲までおっけーだとは…。どんだけカバーしてるんだ。そして、冒頭にシェリル曲を押し込んだためにあっという間に喉つぶしてエラいことに(笑)。
 いやー、むずかしいわ>シェリル曲。なにげにさりげにむずかしい。もちろん、きっぱりもむずかしい。しばらく歌ってなかったのも手伝って、ついていけない度が限りなくアップしてしまいました。May'nさんの歌手としてのすごさを再認識<そんなずうずうしい再認識。
 ランカ曲は、それに比べると音域とかがうまくコントロールされてて多少歌いやすくなってるんですが、でも、ちゃんと華やかさとかかわいらしいさとかが出るように作られてるんですね。マクロス歌すごいな。
 で、早々に喉をやってしまったので、マクロス全曲制覇は無理でした。喉大丈夫でも、シェリルのはとても歌えなかったと思うけど…。才能的に(爆)。

 ↓みたいなつぶやきネタに反応いただけるとは思わず、長らく放置しててすみません! 今月は全体にスランプ気味なのと、別件やってたりしたもので、こちらのチェックが手薄に…。拍手くださったみなさま、本当にありがとうございます。
 もにゃもにゃ頭の中で転げてることはあるんですが、何せスランプなもんでうまくまとまりません。でも、放置気味でもここはうだうだ継続していくつもりでいます。忘れたころに記事増えてるようなとこになるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

 以下、拍手のお返事。

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さびしい子どもたち

 のろのろ暮らしているので、ようやくノヴェラの三巻を手に入れ斜め読みしています。田舎は困るわー。とっとと見切ってamazonに頼めばよかった。
 さておき、斜め読んでるとこなんで詳細にはまだ手をつけてませんが、今回最初に「ああ」と思ったのはナナセの過去についての膨らましの部分でした。
 あの設定が公式か小説の書き手のねつ造かはともかく、やっぱりTVで描かれてるだけのナナセの情報じゃ、小説という詳細が無いとつらい媒体では「松浦ナナセ」というキャラをポジショニングできなかったんだなあと思ったわけです。
 キャラもののようでいて、実はキャラの描写が結構薄い「マクロスF」ですが、中でも出番の割に薄々感が強かったのがナナセでした。まず最初のころから、なんであんなにランカが好きなんだか、さっぱりわからない。好きというか、友情というか、ナナセのランカに対する好意の示し方って崇拝に近い。対等な感じがしないんです。学校も違う、バイト先での知り合いっぽいけど、どう見たってランカよりナナセの方がバイト先での仕事ぶりも堅実そうげ、ナナセがランカの面倒をみてるっぽいのに、ナナセはランカより下に自分を位置づけてる感じがする。この関係性がまるでわかんなかったのです。
 この時点でランカが何らかのカリスマ性をナナセに限らず発揮してるシーンがあれば、あるいはまだ世間に知られぬランカの才能を強く印象づける場面があれば、ナナセが「そこ」に心酔してるのだと納得もできる。でも、実際には最初の数話に出てくるランカは天真爛漫・不器用・ちょっと引っ込み思案な普通の娘です。ナナセ「だけが」知っている何かがあると考えてもいいけど、そこまで妄想するほどのネタは振られてない。この二人の関係性がまったくもって「?」なんです。
 てゆーか、ランカはナナセが好きなのか? 友だちと思ってるのかも怪しげな気がします。ナナセがあれほど熱意を持ってランカと関わろうとしなかったら、ランカはナナセと長い時間を供にしようと思ったんだろうか? ランカ「から」ナナセに働きかけるシーンって、実はほとんどなかったりしませんか?
 二人の関係性にろくな深さも与えられないまま物語は進み、終盤になってケガして意識のないナナセの枕元に、あの宗教画のようなランカの絵が出現します。なんであんな絵にしたのか、制作側にはそれなりの理由があるんでしょうが、ぶっちゃけ私はあの絵を見てドン引きでした。だって、神様か天使かみたいな描き方してるってことは、ナナセはランカをバカやったり失敗したりくだらないことを共有しあう「友だち」だと思ってるわけじゃないってことでしょ? 生身を持った存在以外のものだと認識してるってことです。
 本人そのものではない、別の「何か」を相手に仮託してるってことなんです。それってすごく悲しくないですか。

 小説のあのナナセ設定が適切かどうかはともかく、少なくともああいう事情があればナナセが「ああいう子」であることの手っ取り早い説明にはなります。
 容姿に恵まれていながら、自分への評価が低いこと。人目を避けるようなところがあるわけ。友好関係が狭そうで、だけどアルトたち数少ない男子とは打ち解けられる理由。性的に未熟で無垢な雰囲気のある、オズマの無敵の愛情を受けて育ったランカを理想の投影先として崇拝するのもむべなるかなです。
 でも、結局ナナセが見ていたのは「ランカ・リー」ではない。望んでも得られない自分の理想を具現していると勝手に解釈している、現実には存在しない少女なんです。
 この設定を導入したところで、ナナセとランカの関係の悲しさは全然解消されない。

 こういう、人間どうしの関係性の薄さはナナセとランカに限ったものじゃないんですけども。
 ナナセが好きだというルカもまた、ナナセのどこが、どうして好きなのかが最後までさっぱりわかりませんでした。もしかしたらルカも、ナナセ自身ではない何かをナナセに投影してるだけなのかもしれないけど。ランカに理想を投影しているナナセが、ルカに理想を投影されてるとしたら、なんとも悲しいメリーゴーランドです。
 みんないったい、誰を見てるの?

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